‘カレー修行(道北)’ カテゴリーのアーカイブ

アイヌコタンとカムイミンタラ(きち)

2020 年 9 月 27 日 日曜日

最近、ゴールデンカムイの最新巻(23巻が出た)を買って読んだ。
以前から読んでいたのではなく、ある時1巻から22巻まで大人買いした。
子供の時は漫画を買うのも、一気には買えなかったから、
やはりこういうのは大人書いというのだろうなと改めて思った。笑
一気に読んだら、ちょうど23巻がそろそろ発売という時だった。

ゴールデンカムイは昭和初期?の北海道などが舞台で、
日露戦争の帰還兵やアイヌの女の子などが
隠された金塊を求めて冒険する物語。
と、自分であらすじを書きながら思ったのは
如何に記憶が曖昧かということ。
また、説明する言葉の稚拙さ。笑
全然伝わっている気がしない。
でも、まあ、そういう面白い漫画だ。
(この言い方、なんでも「美味しい!」「美味い!」で済ませる、
テレビ番組のグルメリポートと変わりないな・・・苦笑)

さて、今回富良野で取った宿は
シャーレバーラップフラヌイというところ。
初めて聞いたが、どうやら以前別の名前だったらしい。
名前を変えて、リニューアルして数年前にオープンしたみたいだ。
北の峰というと分かる人もいるだろう。
そう、スキー場の近くだ。
かといって今回の目的はスキーではない。
どこに行くにも宿を取るのに、
確認する項目の一つが温泉(風呂)だ。
ここには珍しいトロン温泉というのがある。
旅に出ると、結構動き回る方なので、
宿は風呂と睡眠がメインとなる。
だから、風呂は大切な項目。
また、上手い具合にGO TOを使えて、結構安く泊まれた。

ホテルの名前にあるフラヌイは、アイヌ語で、
富良野の地名の元になった言葉。
においのする所、臭い所といった意味のようだ。
十勝なら、
オベリベリ→帯広
オトプケ→音更
メムオロ→芽室
など。
出身の江別も前に住んでいた札幌もアイヌ語から来ているはず。
以前はこういうことはあまり深く考えずに生きていた。
十勝に移り住んでからそういうことを結構気にするようになった。
というのも、十勝の人達は、自分達や地域の歴史を大切にしているからだろう。
それが会話の中で強く感じられる。
それで仏太も意識するようになった。

北海道にいれば、アイヌ民族、アイヌ語などとのつながりは
内地よりずっと深いし、切っても切れない間柄と言っても過言ではない。
そして、民族共生空間ウポポイがオープンしたことを考えると、
益々、良い関係性を考えていかなければならないと思う。
元々興味はあったのと、最近やっと本腰を入れて勉強し始めたので、
今後もっと理解を深めたいと考えている。

チェックアウトした後、カンパーナ六花亭に行った。
元々十勝帯広が本家本元だから、
わざわざ旅先で行かなくても、とも思うのだが、
やはりそこは商売が上手い、カンパーナ限定というのもあるのだ。笑
また、カムイミンタラという名の小美術館もあり、
昨日に引き続き、芸術に触れて、教養を高めた。笑
20年9月26日の日記「バウムクーヘンはロールキャベツか?(笑楽亭)」参照。)
お土産を買って、お腹が空いたので、そろそろランチ。
隣の白樺でジンギスカンを食べたくなったが、
その匂いの誘惑をなんとか振り切り、
当初の予定を初志貫徹することとした。

外観
きちでスープカレーを食したかったのだ。
きちは土曜定休なので、土日の旅なら日曜しか行けない。
今回もそうだった。
だから、本日の昼はここに決めたら、
他の誘惑は強い意志を持って断ち切らなければならない。笑
並んだのでどうかと思っていたが、運良く1巡目で入ることができた。
そのくらいシャッターを狙って並んでいる人がいた。

チャイ
オーダーしてゆるりと待つ。
1巡目の最後だったので、当然待ち時間は一番長い。
可能だったらということで、食前にチャイをいただいた。
飲み物は食後に飲むことが多いが、
今回は珍しく食前にお願いした。
それは、チャイを飲むなら、食後だと待っている人に
席を空けるのが遅くなってしまうからだ。
今回はなんとなくチャイを飲みたい衝動に駆られたのだ。
ああ、ほっとすると安堵の気持ちでスープカレーを待った。
好きなところが混むのは嬉しいなと思いながら。

スープカレー1
ふらのやさいポークに色々トッピングした。
ライスは普通。
ああ、いい匂い。
やはり富良野に来たらここきちは外せない。

スープカレー2
辛さは抑えて、8番の天国
仏太的にはもっと辛くても良かったのだが、
なんとメニューを見間違えていた!
11以上の辛さもあったのに、
メニュー上は10までと思い込んでしまった。笑
トッピングしたのは、オクラきくらげ玉子なのだが、
実は前にも全く同じ組み合わせのトッピングをしていた。
19年6月9日の日記「記憶の鍵 〜偶然で久しぶりの再会(きち)」参照。)
それを忘れていても、全く同じトッピングをするのが凄い。
それだけ好みが変わらないってことなんだろうな。

スープカレー3
トッピングした玉子は程よく半熟目玉焼き
玉子の向こうにオクラが見えている。
が、写真ではわかりにくい。
そのオクラもトッピング。

スープカレー4
もう一つきくらげもトッピング。
きくらげも好き。
コリコリ食感がたまらない。
きくらげの下(右)にオクラが僅かに見えている。
水菜の影に隠れるようにして。笑

ライス
ターメリックライスはふつう(盛り)で、
アチャールミニトマトはデフォルトでついてくる。
このアチャール(酢漬け)で、前に色々と思い出したのだった。
19年6月9日の日記「記憶の鍵 〜偶然で久しぶりの再会(きち)」参照。)
また、次回富良野に行くときは
きちに行って、色々と思い出すだろう。

しかし、タイトルのアイヌコタンがなぜ入っているのだろう、と疑問。
自分のメモにはなく、日記を見てもわからない。
まあ、何かアイヌ絡みのことを書こうとしたのだろうが、
全く思い出せないので、とりあえずそのままにしておく。笑
あ、なんとなく昨日と同じような理由だったような気がする。笑
20年9月26日の日記「バウムクーヘンはロールキャベツか?(笑楽亭)」参照。)

I went to Kichi, a very good curry shop in Furano, with my wife. We enjoyed soupcurries. I ate pork vegetable soupcurry and my wife vegetable one. They were so good. We were very satisfied. Thank you very much.

きち
富良野市幸町9-29
0167-56-7366
https://www.facebook.com/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%81%8D%E3%81%A1-121461318518834/
11:30-14:30, 17:00-19:30LO(月曜、金曜、日曜はランチライムのみ)
土曜、第1,3金曜定休

参考サイト
シャーレバーラップフラヌイ

バウムクーヘンはロールキャベツか?(笑楽亭)

2020 年 9 月 26 日 土曜日

出発の早朝は小雨だったが、
徐々に雨足が強くなり、
ワイパーが一段階早くなっていた。

今回は高速道路を使わずに国道38号線を北へ向かう。
新得までは裏道を使った。
のどかな農村の風景も
朝方は人気もなく、雨とエンジンの音だけが単調だ。
カーラジオのFM WINGはミュージックラインという、
音楽を集中的に流す時間帯だ。
それも徐々に聴こえが悪くなる。
十勝の中心部から離れていくのを実感する。

朝早くに出たのにはわけがある。
1日を無駄なく有意義に過ごしたいというのもあるが、
実際は朝シャッターをしたいというのが実情だった。

シャッターとは、ラヲタ発祥と言われる言葉で、
お店のシャッターが開く時間帯に行く、
ということから、開店時間と同時にお店に入る行為を指す。

ラヲタとはラーメンヲタクの略で、
違う言葉で言うならラーメンマニアとか、
ラーメン大好き人間とでもなろうか。
今は◯違いという言葉を使えないそうで、
パソコンのワープロも反応しない。
だから、ラーメン気◯いとは言えないようだ。

ラーメン狂いは言ってもいいのだろうか?
英語なら、crazy for ramenとなるだろうから、
これはれっきとした英語だ。
like very muchとかlove very muchだったりを
意味するのではないかと思う。
ただ、ネイティブではないので、よく知らない。

仏太はカレヲタなので、
カレーキチガイとか、カレー狂いと言われると
なんだかとても嬉しいと思う。

まあ、言葉は生き物だし、
その意味の取り方や解釈によって
忌み嫌われる言葉もあっても不思議ではない。
しかし、その本来の意味するところに対する気持ちが変わらなければ、
言葉が変わっただけでは、根本は何も変わらないのではないかと思う。

例えば、それは精神疾患の言葉がわかりやすいのではないだろうか。
躁鬱病という言葉から連想されるイメージが悪いから
(そういう理由で決めたのではないかもしれないが)
双極性障害という病名にしたとして、
その大本の病気については同じものを指しているのだから、
言葉が変わっても、その意味するところは変わらないってことになる。
だから、その病気や病人に対する、気持ちが変わらなければ、
単に言葉をすり替えて、「言葉遊び』の人達が
喜んでいるだけという構図になる。

それはどんな言葉にも言えることだろう。
だから、キチガイとか狂っているという言葉も同様だ。
きちがいを変換しても、すぐに気違いってならないのは
「忖度」した結果なのだろうと、大人のふりをして理解してみる。

いずれにしても、カレヲタはカレヲタ。
しかし、現代風の優しい言葉で言うなら、
カレー大好き人間とでもなるのだろう。

そうして、「決められてない」差別用語や放送禁止用語が
出来上がっていくのかもしれない。
あ、ここは想像を含めた極論が展開されているのでご用心。

さて、ヲタクとは。
オタク=相手のことを「お宅」と呼ぶような「マニアックな人」が
一時期もてはやされた(?)時に、
そういう人達のことをオタクと言うようになり、
ネット民など一部の人間が、ヲタクと表記して特別扱いをした。
と解釈している。
間違っていたらごめんなさい。
言葉は生き物。笑

シャッターというラヲタ用語はカレヲタの中でも使われている。
一部だけかもしれないが、今の世の中、言葉は
SNSなどを通じて、すぐに拡散する。

で、シャッターに成功したところは南富良野の
Fortune Baglesというベーグル屋さん。
カレーものはない。
それは下調べでもわかっていた。
が、ベーグルが絶品だと、ベーグルヲタから聞いたパンヲタに聞いた。
その前情報だけで行ってみた。
朝早く行って正解だった。
迷った。
トイレに行きたくなり、10分ほど離れた道の駅まで行って引き返した。
すなわち時間の使い方が、道楽者的だったのだ。
が、そのあたりも旅の醍醐味。
幸運なことに、いつも混んでいるという評判だったが、
雨のために、好きなものを好きなだけ買える状態だった。

そして、車の中で朝食として、買ったベーグルをいただく。
おおおおお!
ベーグルを食べた回数は、おそらくカレーの1000分の1以下と思われるが、
その浅い歴史、少ない経験の中でも、
マイベストベーグルインザワールドを引き当てたのだ。
なるほどこういうのに当たるとベーグルに取り憑かれる、
ベーグルヲタの気持ちがとても理解できる。

パンヲタの言葉を借りると、
近くにあったら、いつも美味しいベールを食べられるのに、
という感じだ。
朝早起きした甲斐もあるというもの。

かなやま湖の風が強すぎたのはご愛嬌。
初めて行ったところで、
こんな悪天候でもキャンプを
楽しむ人もいるのだなと妙に感心したり。
子供の楽しそうな声が響き渡っていて、
子供はどこでも楽しむ術を持ち合わせていると
改めて尊敬の念を抱いたりする。

この尊敬の念は本当だ。
童心、子供心を忘れなければ、
大人も尊敬に値する楽しみ方をできるだろう。

新型コロナ禍にあって、自粛自粛の時期に、
子供が遊びに行けなくて可愛そうという意見も聞かれたが、
実はそれは子供を理由(言い訳)にした、
大人の言い分ではないかと本気で思っていた。
子供にも大人にも可愛そうな部分は、
新型コロナ禍であれ、そうでなかれ、
種類は違えど、ありうることだと思う。
逆に、子供は与えられたシチュエーションの中で、
色々と考えて遊ぶことができる
のだ。
遊ぶことが仕事だから。
大人が変な心配をする必要はないと思う。

徐々に目的地に向かうが、
その富良野に着いた時は、まだ時間的に早かった。
南富良野と富良野ってこんなに近かったっけ?
目的のところがまだ開いてない。

ならば、ともう少し車を走らせる。
中富良野町へ入ったのだと思う。
ナビに任せると裏道を指示してきたのだ。
そう、行く候補に上げていて、
この時間に開いているところと言えば、
北海道風景画館なのだ。
旅の地でも芸術に触れるのは好きだ。
心の洗濯とでも言うのだろうか。
特に今回は絵もそうだが、庭なども良かった。
楽しく有意義だった。

Lafiは目の前に来て、
あ、そうか、前に来ていると理解した。
なんだかんだ忘れることもあるものだ。
ただ、販売しているところが
以前の建物の隣となっている。
それはうろ覚えではあるが、なんとなくわかった。
そして、広くなっていた。
パン屋さんなのだが、数人が出入りしていたのを考えると
地元では結構有名で人気なのだろう。

パンをゲットしたら良い時間になった。
すなわち待望のランチタイムだ。
修行だ!

外観
富良野の街中のフラノマルシェは
いつのころからか「2」も出来ていて、
なんどか訪れている。
今回は移転した笑楽亭に行った。
以前(移転前)は、昭和の洋食屋さんという感じだったが、
フラノマルシェ2に移ってからは、
令和のカフェレストランという雰囲気だ。
綺麗で広く、家族連れも多い。
一組待ちだったので当然のように並ぶ。

富良野オムカレー1
来ている人のおよそ8割5部の人が
頼んでいる(当社調べ)のではないかと思われる、
富良野オムカレーをオーダー。
ワンプレートのオムカレーと、別皿のサラダ
そして、富良野牛乳がセット。
これがルールで決まっている。
ルールが先に決まって、それを守れるところだけが
出すことを許される厳格のB級グルメ。
やはり富良野に来たらこれでしょ、
と柄にもなく観光客になってみた。

富良野オムカレー2
プレートにはベーコン、ブロッコリー、ソーセージ、人参、チーズが
オムライスとカレーソースとともに乗せられている。
昔のケチャップライスとかチキンライス、
時にはオムライスを彷彿させる、
そんなもつけなければならないルールのようだ。
童心に帰る気になる。
子供はどこでも遊べる。笑

富良野オムカレー3
比較的濃厚なルーカレーは、タンパクなオムレツや
純白のライスを一緒に食すのに程よい。
食しながら、旗はいつ倒れるか、
できるだけ倒れないように周りを徐々に崩すように、
などということをやってみればよかった、
と少しだけ後悔の念をよぎった。

富良野オムカレー4
地元の牛乳をつけることで、
地域活性化の一端を担っている。
カレーと牛乳の相性の良さもある。

さて、帰ってから調べた。
前に笑楽亭に行ったのは、なんと2008年6月!
08年6月24日の日記「ラジオ出演 in 富良野(笑楽亭、Simba Cafe)」参照。)
10年以上とは。
途中、行こうとして混みすぎていて諦めたことはある。
凄いのは、その間ずっと続いているってこと。

場所やメニューは変われども、
長く続けるというのは凄いことだ。

そういう意味では、このブログもムダに長い。
あ、今日の文章がってこともそうだし、
長年続けているってことも。笑

I went to Furano and around with my wife. We ate omelet curries for lunch at Shorakutei. It was good. And sightseeing was good, too. It was a good first day of holiday in Furano.

笑楽亭
富良野市幸町8-5フラノマルシェ2
0167-22-1978
11:00-15:00, 17:00-20:00
金曜定休

参考サイト
富良野オムカレー公式サイト
北海道風景画館