カレー修行(十勝)

スリランカの方では、普段食される食事は、さらっとしたカレーが多いそうだ。
日本で食すインドカレーと言われるものは、基本は北インド、北海道はネパール人が作るもの、が多いそうだ。
ドロッとした、ルーカレーに近いカレー。
そして、ナンなどのパンと一緒に食すのだが、ナンは日本では非常にポピュラーで人気がある。
しかし、実際はナンはタンドールで焼かないとならないし、
タンドールのある家は珍しいから、ナンもそんなに多く食べられてるわけではない。
チャパティという全粒粉で作る薄いパンが一般的だ。
北ではターリ、南ではミールスと言葉や形態は違え、カレー定食のようなスタイルはある。
仏太的にはやはりスープカレーがカレーの中で最も好きだから、
南インドやそれに近いスタイルのスリランカ風が好みだ。
で、スリランカのスープ状のカレーは、出汁を取ることもある???
ちょっとこのあたり、現地に行ったことがあるわけではないのだけど、
確か漫画「美味しんぼ」の知識だったかな?
その出汁を取るものの1つに、モルジブフィッシュがある。
名前は聞いたことがあるかもしれないが、日本のカツオ節とほとんど一緒だ。
仏太も最近、カツオ節から出汁を取ってカレーに使ったりすることもあり、
結構美味しくいただけるので、お勧めの1つだったりする。

鮟鱇の唐揚げカリー1
Shambhara天竺のマスターも研究熱心で、
今回鮟鱇を具に使うマンスリーカレー「アンコウの唐揚げカリー」は
スープがいつものオリジナルや、イカスミタイプの黒カリーとも違うのだ。
それこそ、カツオ節を使って出汁を取ってると聞いた。

鮟鱇の唐揚げカリー2
鮟鱇自体も美味しいし、シーフード系にまとめるなら、と思い、
エビをトッピングしてみた。
辛さも程々に抑えて非常に美味しくいただいた。
今後、ベースのスープをどうするかマスターはかなり迷っているようだった。
このスープは、札幌で今流行ってる旨味系のスープにあたるだろう。
今までのシャンバラ天竺のオリジナルスープはスパイスが効いている昔ながらのスープだ。
一修行者としては単純に、どちらのスープも出せばいいのに、と思ってしまうが、
諸事情で色々な種類のスープを作るのは大変なんだと思う。

さて、2月以降どうなるかな?
あ、でも、1月中にまた行きたいな。

I went to Shambhara Tenjiku to eat angler soupcurry. Angler was very good and soup was made from Katsuo-Bushi.

シャンバラ天竺
音更町木野西通12丁目1-4
0155-30-6617
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=16tenjiku
11:30-14:30LO, 17:30-21:30LO
水曜、第3木曜休み