カレー修行(札幌)

北海道は内地に比べると「」という認識が弱いと思う。
それを実感したのは、大学に入ってから。
ちょうど受験方法が変わって、国公立大学は二つ受けれるようになった。
その影響か、仏太の入った大学は内地の人が結構多かった。
話をしていて、もっと自由に考えればいいのに、
と思っていたことの一つが、「家」だった。
何か将来を考えるときに、家柄だったり、家系だったりを気にするように見えたのだ。
逆に、向こうの人から仏太を見たときは気にしなさ過ぎだったのだろうな。
長男が家を継ぐとかそういう話は当たり前のようだった。
(もっとも、全員ではないのだが。)

また、働いてから5年くらいで、名古屋に住むことがあり、
その時も似たような気持ちになったこともある。
歴史のある家柄を大切にするということは、素晴らしいことだ。
代々受け継がれていることを子や孫に継承していくということは大切だ。

そういうしがらみの少ない北海道は、ある意味いいところもあるが
ある意味よくないところもあり、歴史に弱いという一面は否定できない。
北海道で長年の歴史を持つ家柄は、先住民族であるアイヌの人達しかあり得ないから、
そういう人達でないと、家柄ということは語れないのかもしれない。

外観
今回は一文字へ行く。
実際は咖り店と写真のような漢字を書くのだが、
仏太のコンピュータでは出てこないので、一文字とだけ書かせていただく。

中
レトロな雰囲気とお洒落で新しい雰囲気が融合した独特の空間。
歴史を感じさせる部分と、新しい修行場だよという主張。
そんな面白い空気が漂い、前評判がとてもいいので、期待も高まった。

つくねチーズカレー1
ルーカレーもあるのだが、今回はスープカレーにした。
大きな器がまたおしゃれな感じでいい。

つくねチーズカレー2
見えるだけで、キャベツ、レンコン、オクラ、ブロッコリーなど野菜が豊富。
実際はスープに隠れてまだ他にも野菜があり、満足する。
やはり色々な種類を食せるのは嬉しい。

つくねチーズカレー3
今回頼んだのは、つくねチーズ
そのつくねは一口で食すのはちょっと大きいか、というくらいの大きさで
スプーンで半分に分けてみると、中にドロッとしたチーズが入っている。

うん、美味い。
評判通りだな。
キャベツを食したときの焦げた感じが何とも言えず舌がうなった。
正直言うと、いい噂しか聞いてなくて、ムチャクチャ期待しすぎていたので、
そういう意味では、期待はずれだったのだが、しっかりMiracleと似た味に感じた。
そう、ここは元々Miracle(厚別区大谷地)で頑張っていた方が独立して開いた修行場。
で、ご存知のように、Miracleは南家(豊平区月寒)がプロデュースしてオープンしている。
美味しいカレーが脈々と、代々受け継がれて、なおかつ進化していく。
修行者にとっては嬉しいことだ。

南家→Miracle→一文字・・・
さて、この流れを継承するのは・・・?
あ、まだそういうことを考えるのは早いか。(笑)
この3つを梯子するというのもネタとしては面白い
(しかし、お腹きつそう・・・笑)

I went to Ichimonji Curry Shop in Shiroishi Ward, Sapporo to eat lunch. I selected tsukune cheese soupcurry. It was very good like Miracle in Oyachi and Minamiya in Tsukisamu.

一文字
札幌市白石区本通17丁目南2-4ストーンヒル本通り1F
011-846-3038
11:00-15:00, 17:30-21:00 (LO20:30)
不定休