カレー修行(十勝)

十勝っ子は気を悪くしないで欲しい。
念の為に、お断りしておくが、
仏太は十勝が好きだ。

仏太は十勝っ子ではないが、十勝に住んで3年10ヶ月が過ぎた。
(この場合の十勝っ子は、十勝で生まれ育った、
もしくは長い年月を十勝で過ごしている人のことで、
正確な定義に基づいて言っているわけではない。笑)
まだ、人生の10分の一も十勝で過ごしてないのだから、
多くを語るような立場ではないことを重々承知で
あえて今回はちょっと語ってみる。
(ってことは少なくとも38才4ヶ月以上だということはバレバレだ。笑)

時々、仏太が十勝にいる年数の話題になることがあり、
その時に、その割には、色々なお店知ってるよね、と感心される。
まあ、それは食べることが好きだからだと思う。
カレーから発展して、色々なことを調べたり、
自分で実際に行ったりするからだろう。

十勝が好きなので、馴染みたいという気持ちもあるが、
楽しくて、未だ観光客気分のところもある。
逆に自分が生まれ育ったところ江別をよく知らない。
また、その後過ごした札幌は広すぎ(というか、多すぎ)で、
把握している範囲が狭い。
意外と出身地のことは、出身者よりも外の人間が知っていたりするものだ。
おそらくそれは客観的に見れるからだろう。
しかし、地元の人間じゃないとわからないことだってある。

その点、十勝はいい意味でも悪い意味でも田舎なんだと思う。
ただ、帯広はやはり都会な部分があると思う。
北海道の中の大都会札幌に住んでいたのと、
以前、田舎江別に住んでいたこと、
そして、現在田舎十勝に住んでいること、
これらを考え合わせると、
やはり改めて十勝はいい意味でも悪い意味でも田舎だと思う。

都会に対する憧れと対抗心。
仏太くらいの年齢になると、
友達の多くも似たような年齢になり、
そういう話をしないと、どちらが年上か年下かわからないこともある。
だから、ある程度は年齢に細かい意味はなくなってくるのだけど、
人生半分くらいなので、それなりの経験をしている人もいる。
(している人がほとんどだ。)
そういう人達は、都会に対して、
貪欲なまでに憧れたり対抗心を抱いたりするようには見えないし、
あまりそういう話になることは少ないように思う。

具体的には言い難い(仏太がよくわかってない。)のだが、
個人個人というわけではなく、十勝全体となった時に、
都会との違いなどが出てくることがある。
帯広より東側にある、とある市は、
札幌に対する対抗心が剥き出しのように思える時があるが、
帯広に関して言えば、そういう感情は柔らかく感じる。
十勝モンロー主義」という言葉を仏太は十勝に来て初めて知ったが、
それを十勝っ子は自覚していて、自嘲的に使うが、
その受け止め方も、ある意味田舎だったりするように感じた。

さて、都会だの、田舎だの色々と言っているが、
あくまでこれは言葉の問題であって、
バカにしているわけでもないし、批判しているわけでもない。
最初の方に触れたが、
いい意味でも悪い意味でも、十勝は田舎だと思う。
悪いところは良くなってほしいと思うのだが、
気質というものはそう簡単には変わらないので、
難しい面もあると思うし、
仏太が思っていることが全て正しいとは限らないので、
徐々に馴染んでいけたらなあ、と思っている。
(あ、朱に交われば赤、ってことじゃないよ。笑)

札幌から十勝に移り住む時、
仏太はある意味、逃げてきたところがある。
都会生活に疲れた。
札幌でそんな状態だから、
もし、東京などで生活していたら、
ヤバパインだったんじゃないかと思う。
東京は何度か遊びに行ったが、
たったそれだけで、生活できないと思ってしまった。

そう考えると、尚更、田舎での生活が自分には合っていると思う。
ただ、ど田舎はまだ勇気が出ない。(笑)
カレー修行場がないと、多分生きていけない。(笑)
まあ、中途半端に煩悩が残っているから、
修行を続けているのではあるが。

いい意味での田舎
空気や水が美味しく、景色がいい
人の温かさが素晴らしい

人それぞれなので、
嫌われているのがわかるときもあるが、
好かれているのがわかるときもある。
「もしかして、これだけ十勝にいると、もう少しで転勤?」
とか、
「仕事的には、他の土地に行っちゃうこともあるの?」
という質問を受けることもある。
言葉のニュアンスは、十勝にいて、という風に受け止められる。
非常に嬉しいことだ。

中途半端だが、いい意味で中途半端な田舎生活を楽しみたいと思っている。

景色
国道38号線は十勝を横断するようにある国道。
おそらく十勝の国道で一番大きい。
清水町で、その国道からちょっと脇に入った小高い丘から見た景色。
ね、田舎っていいでしょ、と言いたくなる景色だ。

外観
そこにあるログハウスはカントリーライフ
いい名前だ。
ログハウスも憧れる。
喧騒な国道の直ぐ近くにあるとは思いにくい閑静な雰囲気。

チキンカレー1
カレーがあるのは以前から知っていたが、
中々来る機会に恵まれず、今回やっと初登場。
いい匂いのカレーだ。
大きく2つあるうちの一つ、チキンカレーをお願いした。

チキンカレー2
湯気で熱々というよりは、
むしろ素敵な香りが強く感じられて嬉しい。
仏太は猫舌なので、熱々は苦手だ。
煮こまれて柔らかくなったチキンが美味しい。
緩めのカレーは、どうやらインド風なのだ。

チキンカレー3
最初にカレーの写真を見て、
え?チキンカレー?と思った人も多いだろう。
ハンバーグはトッピングなのだ。
このハンバーグがカレーに負けず劣らず美味しい。
ハンバーグやステーキも自慢の一品のようなのだ。
それで絶品具してみた。
カレーもハンバーグも美味しくて、
どちらもそれぞれを引き立てあっていて、ヤバパインだ。

コーヒー
素敵な景色、
ログハウス、
美味しいカレー、
ヤバパインなハンバーグ・・・

条件は揃った。(笑)
食後にコーヒーを追加注文した。
なんだかいいシチュエーションだ。

このまま長居したくなった、ゆったりと・・・・・

素晴らしい田舎を感じながら・・・・・

I went to Country Life in Shimizu, Tokachi. I felt very good with a scenary and a log house, a good situation. I ate chicken curry with topping hamburg on it. Curry was so good, and hamburg was also good. Adding I ordered a cup of coffee. I didn’t want to go back home. I was so relieved.

カントリーライフ
清水町字清水784
0156-62-2571
http://www.obnv.com/w_food/542/
11:00-14:30LO, 17:00-20:00LO
月曜定休(月曜祝日の時は営業して翌日休み)