外来語と日本語の妙(みなとや)

元々外国語だったものが日本語になる場合、
その意味を解釈して日本語にあてはめるときと
その言葉をそのままカタカナにするときとある。
それを外来語というのだが、
ほんらい外来語なのにカタカナで書かれない場合もある。
有名なのは天ぷらとかいくらとかだろう。
そういう例外は別にして、原則外来語はカタカナで書くと
小学校の国語(日本語)の時間に習う。

外観
新得みなとやという有名なそば屋で修行。
新得はお蕎麦が有名なものの一つ。

メニュー
メニューには当然のように冷たいそばと温かい蕎麦が書かれている。
メニューという外来語を「目に言う」と発音で日本語を宛て字している。
面白い。
メニューは見るものだから、目に訴えるというところからなのだろう。

貼り紙メニュー
レギュラーメニューにカレーそばがなかった。
しかし、事前情報で新得地鶏を使った
カレーそばがあることをキャッチしていた。
はり紙してあった。

カレーそば1
お盆に乗って、地鶏カレーそばがやってきた。
ピーマンの緑が映える
カレーがはねてもいいように、紙ナプキンがついてきた。
また、小皿が空でついてきた。

カレーそば2
上に、鶏皮を揚げたものが乗っていた。
カラッとしている。カリカリだ!

カレーそば3
そばは温かいためか、好みのものより柔らかい。
けど、きっと冷たいそばはコシがあるんだろうな、と思った。
地鶏は骨付きで、空の小皿はその小骨を入れて、
という意味なのだとここで理解した。
仏太が猫舌なのを知って、小皿に分けて取りなさい、
という意味かと勘違いしていた。(笑)
美味しかった。
満足。

ポスター
トイレに行ったら「
最初、録音室って・・・ここはトイレだから違うでしょ・・・と思った。
ということは、はり紙の向こうが録音室?ドアがあるのかな?
よくよく見たら、おトイレ→音入れ→録音室、ということだ!
「お」がついているので完全な外来語ではないが、
普段使う言葉を上手く漢字にあてはめて面白く表現したなあ。
小気味いい感じだった。
更に、最後の一文、解説するまでもないが、
しっこ→思考、糞→空想ってことなのだろう。
脱帽・・・

I went to Minatoya in Shintoku. I ate special chicken curry soba. Shintoku jidori was used for this soba.

みなとや
新得町2条北1丁目2
0156-64-5745
11:00-15:00, 17:00-19:00
日曜定休