人間万事塞翁が馬(地震を考え続ける)

タイトルとはちょっと違う話になるが、
人生色々ということは当たり前なのだが、
こんなに悲惨なことはそう滅多にないことだ。
そういう言葉で済まされることではない。
そのくらいとんでもないことが今回起こってしまった。

この災害時に、協力し合ったり、
できることをできる範囲でしていくことは大切なことだ

それは「ほとんどの」人達がわかっている。
しかし、それをわかっていない一部の人間もいる。

スターウォーズ風にいうと、ダークサイドに身を寄せてしまった人がいるということだ。
それはこういった災害時には必ずある、と先輩に教わったことがある。
その先輩は海外での災害救援活動も活発に行ういわば「プロ」だ。
正確にはボランティアだから、プロという表現は間違いなのだが、
特殊鋼等技術を持ち合わせているという意味ではプロだ。

そして、その先輩曰く、
災害時には、必ずレイプと強盗はあります。これは世界共通です。
と断言していた。
え?と耳を疑ったが、それは日本でも例外ではないという。

この前の日記では、いい面を書いたが、今回は暗黒面を書く。
これは目や耳を背けてはいけないことで、
そういったダークサイドとは真剣に向き合って
戦わなければならないと思っている。

ツイッターから
宮城でレイプ、強盗等増えています。佐川急便やクロネコヤマトのふりをし、救援物資を届けに来たと言い家に入ってきたりと手口はいろいろ。女子が二〜三人でいても襲われるそうです。出歩くときは信用できる男性と一緒にいてください。宅配便は今個人への配送がとまってます。

警告!これから夜になります。阪神大震災で最後に最大に悲惨に襲った災害は、「治安悪化」による「人災」です。大切な人を守ってください。一人でいる人は、最寄りの知り合いと小さくても良いのでコミュニティを作りましょう。今夜は、大事な仲間達をお互い守る時です。

そして、こんなのを見つけました。
阪神大震災、そう日本のです。
http://www.ahni.co.jp/kitazawa/sei/kitazawaseikyouiku12.htm

被災の悲惨な状況報告、救助の模様、安否の確認、
計画停電のこと、余震、津波のこと、原発のこと・・・
沢山大切なことはあるかもしれない。
だけど、報道は、本当に必要なことをあまり流してないような気がする。
本当に救助が行き渡っているのか?(取り残されている地域があるはず)
救援は滞りなく進んでいるのか?
すさんだことばかりでは、不安や悲しみが増強されるだけで、
もっと希望のもてることも必要だと思う。
そして、先に挙げた、レイプや強盗に関しても必要な情報だと思う。
そういうことを知らない人が多すぎるために起こる、ということの一つではないだろうか。

私と同じ年のはずの大臣は
「鉄道各社の善意の協力、国民の温かい協力で需要を落とせた」
と、計画停電の全体の数字だけを見て、喜んでいる?らしいが、
実際は生活に大きな悪影響を及ぼしているという話もある。
また、本来電気がなければ復興のために大変な地域も計画停電の予定に入れられているそうだ。
(これらは本当かどうかは知らないが、大臣はそういうあたりも把握すべきだろう。)

必要とされる物を減らすより、
悪・ダークサイドを減らすようにして欲しいものだ。

そして、こんなのも。(勿論、真偽は知りません。)
菅総理もこの非常事態に粗食で頑張っています。皆さんもがんばりましょう。 11日 永田町の「北大路 赤坂茶寮」で和食 12日 有楽町の「レストラン アピシウス」でフレンチ 13日 銀座の「久兵衛 本店」で寿司 14日 ホテルニューオータニの「岡半」ですき焼き

本当なら、節電啓発もそうだけど、もう少し被災者を思いやるために、
減らすものがあるんじゃないかなあ・・・
と思ってしまうつぶやきだった。

色々な人達が頑張っていると思う。
しかし、頑張り方は方向性を間違うと
ひでぶ、とか、あべしではないのだろうか?

方向性を間違わず、少しずつでいいから、いい方向に向かいたい!
日本の凄さを更に世界に見せつけよう!