カレー修行(十勝)

仏太が小さい頃はクジラのベーコン
普通に食べることができて、結構好きだった。
その後、制限がかかってしまい、
今では見ることの方が難しくなってしまった。

子供の頃と食生活が変わったのは結構ある。
やはり好き嫌いの問題も大きいし、
周囲からの力も大きいだろう。
食習慣というものは大きい。
舌は味に関しても、言葉の発音などに関しても
14才くらいまでにだいたい決まってしまうそうだ。

ある意味食育の大切さもここにあるのかもしれないし、
味の好みというのも親の料理に左右されるのもあるだろう。
その国その地域によって色々個性があり、
それは代々受け継がれているのも頷ける。

和食と言えば、「」を外すことはできないと思う。
米も以前とずいぶん変わったと思う。
仏太が子供の頃は、内地の米が主流だった。
しかし、品種改良が進められ、北海道でも美味しい米が採れるようになり、
また、広い大地を有効に使って、沢山採れるようになったのだ。
寒さに強い品種で、なおかつ美味しい。
そして、仏太が考えるに、温暖化?が進んでいるために
本来の作物(米に限らず)の生産北限が上がっているのではないかと思う。
専門家ではないので、実際のところはわからないけど。

外観
職場の可愛いCちゃんから情報ゲット。
早速言ってみることにした。
足寄町FREAKだ。

ハンバーグスープカレー1
カフェ&バーという感じで、昼に行ったが
夜の雰囲気ムンムンのところだ。
しかし、それは怪しい夜ではない。(笑)

ハンバーグスープカレー2
メニューには沢山のスープカレーがあり、
今回はその中でもチーズハンバーグにした。
そして、きざみのりをトッピング。
トッピングもいくつか種類があった。

五穀米
また、五穀米も用意していて、かなり吃驚の連続。
正直、可愛いCちゃんから情報をもらったときには、期待してなかった。
以前に情報で、足寄の旅館の食堂がスープカレーを出していると聞いていたが、
そこはいつ行ってもやってなかった。
だからかもしれない。
が、ここは本格的だ。

チャイ
しかも、チャイまである!!!
札幌なら普通のことでも十勝ではそうそうない。
チャイは入れる前に、甘めが好きですか?と聞いてくれた。
これは今までにない対応で、好印象。
まあ、砂糖とかで調節すればいいのだろうけど、
そういうコミュニケーションが大切だな、と思った。

帰りがけにマスターに聞いたら、独学だという・・・
マジで吃驚した。
ちょっと何回か行って話をもっと聞きたいな。

十勝でスープカレーを食せる北限が上がった。(笑)
地域、範囲が拡がるのはとてもいいことだ。
なんだか嬉しくなって、その後足寄観光をした。

I went to FREAK in Ashoro. I ate lunch there. My friend, Ms C, told me about this cafe and dining bar. There was soupcurry there, she said. So I came here today. I ate cheese hamburg soupcurry and drank a cup of chai. They were good. I was very satisfied.

FREAK
足寄町南6条5丁目
0156-28-3088
11:30-14:30, 18:30-24:30 (LO30分前)
火曜定休、水曜は夜のみ営業

カレーツアー,カレー修行(十勝),観光

北十勝ってどの範囲をいうのだろう?
手元の資料(まんぷく十勝2007ー2008)によると、
音更町、士幌町、上士幌町、足寄町、陸別町のようだ。
帯広から見て北にあり、国道241号線でつながっている。
今回は、その北十勝ツアーを企画した。
しかし、残念なことに、時間は限られているので、全てを網羅できるわけではない。
特に、陸別町で狙っていたところは日曜日が定休のため、今回は断念した。
(以前に一度行ってる正己秦食堂。08年11月1日の日記参照)

まずは、音更町からスタート。
くらしの図書館で、のださとこさんのフェルト展をやっていた。
今月いっぱいということで、興味があったのだが、中々仕事の都合があり、行けてなかった。
おそらく今日行かなければ、見逃してしまうだろう。
フェルト作品

少し北上して、士幌町
道の駅が二つあるというのは、十勝ではここ士幌町だけ。
その一つのピア21しほろに寄る。
外観
ここはいつも混んでいる。
が、レストランはあまり混んでるのを見たことがない。
でも、今回は混んでいた。
とはいえ、仏太は今回は入らなかった。
これからに備えて、売店だけですませた。

プリン
なまらdeカフェ・オ・レ プリンをゲット。
なるほどね、これが話題のプリンか。
スイーツを詳しく語ることのできない仏太の感想は、美味しい!(笑)

更に北上すると、上士幌町
士幌町の上だから、上士幌町というのはわかりやすい。
何度か行っていて、迷ってたどり着けなかったことが数回。
比較的、道を覚える方の仏太が苦戦するところ。
看板2
すると、今回はすぐに看板を見つけた。
よし、大丈夫。看板のあるところを右に曲がる。
看板1
更に看板発見。
もう、完璧。
たぶん、次回からも間違えないだろう。

外観1
それでも、木々が茂り、近くに近づいてもまだ慣れなければ半信半疑だろう。
が、建物は見えた。
間違いない。

外観1
そう、あんだらやで昼食。
この隠れ家的なカフェというか修行場というか。
自給自足な感じが、また味を出している。

山羊
山羊が人なつこく鳴いていたので、なでたり、葉っぱをあげたり。(笑)

犬
犬も人なつこい。
近づくと腹を出してそこをなでてという。

テーブル
サイケデリックな印象の絵が迎えてくれ、中に入ると雑貨が置いてる。
で、奥に入って、今まで座ったことのないテーブルに座ると、ラスタカラーだった。
おお、いい感じ。

ヨーグルトチキンカレー1
今回頼んだのは、ヨーグルトチキンカレー
ヨーグルトでつけこんだチキンを使ったカレー、ではない。
チキンカレーのスープにヨーグルトを使っているのだ。
(ここのカレーはルーカレーというより、スープカレーに近い。)

ヨーグルトチキンカレー2
酸味のあるその独特のスープは、珍しい物好きで、
酸味好きの仏太を魅了した。
なんだか説明の使用のないスープだ。
チキンは食しやすい大きさに切られていて、ごろんごろんと入っている。
パクチーを使っていると思われるソースは健在で、
イタリアンかフレンチのようにカレースープにかけられている。
美味しい。
ふーん、こういうのもありなんだな。
だけど、真似できない。
流石プロ。

チャイ
そして、最後は、チャイ
これはここの名物と言ってもいいと思う。
先に来ていた隣の関西弁の女性も頼んでいたし、
後から来た、以前この近くに住んでいて、最近このあたりの自然を見直しているという男性も
チャイだけを注文していたくらいだから、美味しいのだ。
そして、その入れ方。
みんなが頼むから、都合3回以上今回だけで見たのだが、
一部窓が開いたキッチンを見ることができ、
チャイを入れるパフォーマンスが楽しい。
チャイに空気を触れさせるということらしいが、本場でも同じことをするようだ。
仏太はインドに行ったことがないからわからないが。
落差をつけてカップからカップへという作業を何度か繰り返すのだ。
隣の女性は写真を撮っていたようだが、仏太はそのうちお願いして動画を撮らせてもらいたいと思っている。
シャイなのでまだお願いできてない。

今回の北十勝ツアーの大きな目的の一つが終わった。
そして、今回の北限(笑)は足寄町
有名人は、歌手(?政治評論家?)松山千春と政治家鈴木宗男
千春の家、というのが観光スポットになっている。
が、わかりにくい看板。(笑)
迷いながら、勇気ある撤退をしながら、やっと見つけた。

千春の家1
普通の住宅街にあり、でも、大きく威厳のあるお家だ。
よく見ると表札は「松山」。(笑)
この写真ではわからないかもしれない。
玄関の横にしっかり足寄名物のラワン蕗が立てかけられている。
また、横に敷き詰められた石は、十勝石(黒曜石の方言)だ。

千春の家2
駐車場もあり、車庫の上には
おそらくデビューした頃かその数年後の絵があり、
その横には、最近のスキンヘッドにした絵が描かれていた。
仏太は松山千春がデビューした頃を知っているが、
最近の人は髪の毛があった頃のことを知らない人もいるんだろうな。

足寄博物館1
以前も行ったのだが、結構楽しめる足寄動物化石博物館

足寄博物館2
ここは海のほ乳類を中心に展示されているのだけど、クジラとか鯱は本当にでかいよね。
化石だけなのに、骨だけなのに、生命の神秘と壮大さを感じる。

足寄博物館3
で、何故ここが海のほ乳類中心なのかというと、
世界的に有名な、デスモスチルスやアショロアの化石が発掘されて、
それらが展示されている
から。
足寄は、その方面の学会では、世界的に有名で注目されているそうだ。
なんだかスケールのでかい話だ。
ということで、時間があったら、また足を運びたいところなのだ。

そして、今回のツアーの二つめの目玉。
外観
明月で夕食。

端山亭貼り紙
隣のイタリアンの店、端山亭は潰れていた。
知らなかった。

中
明月は基本中華を中心とした修行場なんだけど、
大衆食堂の様相を呈していて、家族連れがいたりする。
ちょっとレトロなテーブル席と小上がりが中心。
中華ちらしやラーメンなどもある。

カレー中華丼
仏太は前回(08年8月23日の日記参照。)とは違うメニューをオーダー。
カレー中華丼だ。
中華丼のあんかけにカレー粉を入れて、カレー味にしたものなのだが、
十勝の中華系の修行場では結構このタイプを見る。
美味しい。
具だくさんだし、元々中華丼も好きだから。
ここは中華ちらしもあるし、カレー関係のメニューも二つあるので、
外せない修行場の一つだ。

満足して帰路についた。
まんぷくでもあり、まぶたをしばしばしながら、
眠気と戦いながらドライブして帰ったのだった。
楽しかった、また、行こう!

I went to the tour to North Tokachi. This time I went to Otofuke, Shihoro, Kamishihoro and Ashoro. Two curries I ate were both good. One was yogulet chicken curry at Andaraya, another was curry chuka-don at Meigetsu.

あんだらや
上士幌町北居辺
01564-2-4589
http://www10.plala.or.jp/andaraya/
10:30-18:00 (土日祝-19:00), 冬期11:00-18:00
火曜定休

明月
足寄町里見が丘17
0156-25-5361
10:00-20:30LO
不定休

ウェブサイト

8月23日に足寄に行ったときのことをまとめました。
お時間ある方は見てください。
長いです。
武者修行 in 足寄

カレーツアー,カレー修行(十勝),カレー修行(麺類)

松山千春鈴木宗男という超有名人を排出した町はどこかと言われて、すぐに答えられる人はそんなに多くないのではないだろうか。
正直、仏太は松山千春は知っていたが、鈴木宗男は道東ということしか知らなかった。
松山千春がしきりに鈴木宗男を押していて、事件があったときも擁護する発言が目立ったのは
同郷ということもあるんだな、と今更ながらに思ったのだった。
ちなみに、松山千春は当然のように仏太のことを知ってるわけがないのだが、
仏太は直接松山千春を直に見たことがある
高校時代、バスケ部にいて、そこに松山千春のチームが試合をしに来たのだ。
仏太は補欠だったから出てないけど。
そんな松山千春は、マイケルジョーダンをリスペクトして、頭を丸めたと言われてる。

さて、今日は、久しぶりのツアー。
とはいっても、きっとそんなに予定通りにいかないだろうな、というくらい予定を詰め込んだ。
荷物は全然詰め込んでないけど。
が、ほとんど予定通りにいってしまったどころか、まだ余力を残して終わることができた。
これなら、温泉も候補に入れておけばよかった。
って、温泉を忘れていて、現地に行ってから思い出したのだけど。

今回の足寄ツアーは非常に有意義で、かなり楽しめたので、
別にその様子を報告しようと思う。
ここの日記では、簡単に。
(簡単でも長いよ。笑)

事前に調べて、狙っていたところは、
あしょろ庵、おふくろ食堂、たかはし、明月(五十音順)だった。
全部カレーだが、種類はバラバラ。それぞれ順に
チーズカレー、カレーラーメン、キーマカレーパン、カレーあんかけ焼きそばだ。
最終的には、超人気のたかはし売り切れだった。
これほどとは・・・・。
食パンは売り切れると、まんぷく十勝にもネットにも書かれていたのだが、
まさかキーマカレーパンまでとは。
また、次回挑戦しないと。(笑)

チーズカレー
あしょろ庵は、ネットで「〜のチーズカレーは不味い」という書き込みに対して、
恐らく地元の方が返事をした中に、出てきた修行場の名前。
松山千春のイラストの大きな看板で目立つ。本別側から行っても上士幌側から行っても。
チーズカレーの他にカツカレーがあったが、心がぐらつく前に注文。
最初から決めていたとおりに。
うん、普通に美味しかった。
しかし、延びるチーズの処理が下手くそだった。
もう少し上手く食さないと。

カレーあんかけ焼きそば
行った順番通り書くと、次は明月
元々明月は中華ちらしを食したいと思っていた。
最近、仏太は、十勝に来てから中華ちらしにはまってる。
あ、カレーが中心であることは間違いないんだけどね。(笑)
明月は夕食にカレーあんかけ焼きそばをいただいた。
予想通りの味で、非常に美味しかった。
しかも、情報になかった、カレー中華丼というのもある!!!
これはまた来ないと。
あんかけがカレー味になっていて、でも、あんかけを消してないし、
カレーだという、控えめな自己主張が、分かる感じだ。
麺はパリパリに焼かれていて、これがあんかけの柔らかさと対比されて、またいい感じ。

カレーラーメン
最後は、おふくろ食堂カレーラーメン
ここの開店時間が18時。
それで、その間に観光したり、他に修行したり、でかなり楽しめた。
展望台化石博物館街並みシオワッカラワン蕗などなど。
ラワン蕗はもう枯れ始めていて、時期は過ぎていた。
来年の楽しみに取っておこう。
で、時間になり行ってみた。
地元の居酒屋って感じ。
常連さんらしき人が楽しそうに談笑してた。
カレーラーメンは甘い感じで、七味を使ったら、辛さが一気に拡がって、いい感じになった。
醤油ラーメンにカレーを混ぜた感じ。
ここもカレーメニューや豚丼があるので、また更に修行を積まないと!!!

楽しい足寄ツアーだった。
また、行きたいな。

追記:武者修行 in 足寄として、まとめたので、よかったら見てください。
  長いです。
  カレー以外のことも書いてあります。

I went to Ashoro Town to go touring of curry alone. First I went to Ashoro-an to eat cheese curry. Next I went to Meigetsu to eat curry ankake yakisoba. At last I went to Ofukuro Shokudo to eat curry ramen. Between eating I went sight seeing to Museum, Shiowakka, and Rawan-buki Hoba and so on. It was a very happy day today except there was no pretty lady besides me.

あしょろ庵
足寄町西町1丁目1
0156-25-2003
http://www.ashoroan.com/
11:00-15:00
無休

明月
足寄町里見が丘17
0156-25-5361
10:00-20:30LO
不定休

おふくろ食堂
足寄町南1条2丁目3
0156-25-4680
18:00-25:00
日曜定休