カレーツアー,カレー修行(十勝),そば,娯楽

ツアーというと、仏太が最初に思い浮かぶのは
ミュージシャンのツアー。
あれって、凄く大変だと思う。
色々な土地に触れることができるからそれは凄く素敵なことなんだけど、
でも、体力無茶苦茶必要だと思うなあ。

仏太がするツアーはそんなかっこいいものではないのだが、
人によっては興味深いみたいだ。
グルメツアー?というか、まあ、カレーツアー。(笑)

今回のターゲットは鹿追町
仏太は十勝に来るまで鹿追町のことをほとんど知らなかった。
札幌の職場で後輩が一人鹿追出身の人がいて、
可愛い女の子(職員)も鹿追出身だから、
聞いてみたら、実家が隣同士だというドラマになりそうな話もあった。
ドラマなら、その二人が最終的にはくっつくんだろうけど、
実際は全く違った。(笑)

今回はいつものカレーツアーのようにカレーばかり食し歩くツアーではない。
文化にも触れるツアーだ。
仏太も大人になったものだ。(笑)

神田日勝記念美術館
のんびりドライブしながら、最初についたのは
神田日勝記念美術館
神田日勝はかなり有名な画家であるのだが、
恥ずかしいことに仏太は鹿追町に来るまで知らなかった。
まあ、個人の作品のためだけの美術館ができるくらいだから
凄いんだろうなあ、というくらいは思っていたが、
この美術館で作品を見たり、その人生に触れたりすることで
本当に凄いんだなあ、と実感した。
有名なのは、未完の「」という作品なのだが、
それも飾られていて実際に見ることができた。
やはり写真で見るのと実物を見るのは違う。
他にもイメージと違った作品もあり、とても驚き、また更に興味深くなった。

仕事関係の知り合いが勤めるところに顔を出してみた。
そこには、神田日勝の「馬」に影響を受けたのではないかと思われる絵が飾られている。
以前に見ているが、神田日勝を見た後に見たらどう感じるか見に行った。
すると、なるほど、神田日勝の凄さを再認識すると共に、
実は思っていた作品が、画風が全然違い、比べられないということもわかった。
まあ、それぞれの作品の良さがあるから、それらを楽しめばいいな。
帰り際に、知り合いに会うことができた。
昼ご飯食べてないならお勧めがある、と鹿追特産のそばのお店を教えてくれた。
最初は風景というカフェに行ってカレーを食したいと思っていた。

外観
が、鹿追で一番美味しいと教えられたらイカタコだ。
早速、予定を変更して行ってみた。
国道沿いではなく、街中の中心の通り沿いにある。
おふくろさんというそば屋。
そばが一番美味しいと知り合いが薦めてくれた。

カレーそば
教えてもらった後にちょっと調べたら、
カレーそばがあることがわかったので、
それを目的に行き、当然のようにそれを頼んだ。
そばは、鹿追産のそば粉100%使用で田舎そば。
仏太の好みの太さと堅さ。(コシ)
長さがちょっと足りないのが残念だった。
カレールーを直接かける形だったが、
おそらくカレーに出汁が入っているのだろう。コクがあった。
そして、ご覧のように、豆腐、漬け物、まんじゅうがつく。
まんじゅうはヨモギ入りで、餡は甘すぎず食べやすかった。
漬け物、まんじゅうはスタッフの方々の手作りだ。

枕
さて、失礼なのだが、このスタッフ達は「おばちゃん」というにふさわしい人達だ。
明るくて世話好きな感じ。
地元が好きで、色々と考えてくれている人達。
そんなお母さん12人が集まってできたそば屋なのだ。
そして、手作りものが飾られていた。
そば殻で作っただ。
なんとなくお手玉の大きいものに見えてしまうが、
この手作り感がなんとなくいいものだ。

心も体も温まってまた鹿追の街へ繰り出した。
花ねこパン屋で、お土産(自分に。笑)として
チーズカレーパンを買った。
その後、車の中はパンの匂いで充満し続けることになる。

当初目的だった風景へお茶しに行こうと思った。
ん?スープカレーあったら食すんでしょって?
(笑)う〜〜ん、当たりかも。
が、開いてなかった。
臨時休業のようだ。
また、風景のスープカレーは週替わりランチで
やっているときとやっていないときがある。

福原記念館1
再び戻ってきて、今度は福原記念館
ここに併設されているカフェえんじゅではカレーを食せる。
09年9月6日の日記参照。)
しかし、今回はカレーはパス。
(なんと仏太がカレーをパスし続ける!!!笑)

福原記念館2
まさに、美術館を見ようと思ったのだ。
アートコレクション福原記念館という名前だけあり、
個人で集めた美術品の数々を見ることができる。
そして、驚きはそういう美術館という形態を取りながら、
写真を撮っても構わないということだった。
たいていは、美術館関係は、
触らない、飲食しない、ペンを使わない、携帯を使わないなどと一緒に
写真を撮らない、というマークが表示され、注意事項となっている。
が、そのマークに写真は禁止事項になってなかったので、
確認をしたら、フラッシュをたかなければ写真を撮ってもいいと。

福原記念館3
すげえ、太っ腹だ!
流石、フクハラ!
そう、この福原記念館は、
スーパーマーケットのフクハラの創設者の方が
集めたものを公開してくださっているのだ。
第5展示室まであり、結構広いし、
色々な種類の美術品があるので、圧巻だ。

福原記念館4
その中に神田日勝の作品もいくつかあった。

福原記念館5
フクハラは前身は魚屋で、福原さんが神田日勝にお願いして、
その魚を書いてもらった物らしい。

福原記念館6
福原山荘がタイトルになっているもので、
こういう景色もいいなあ、と思った。
他にも写真家?と見間違うようなものもあれば、
江戸時代のものもあった。

俗な話だが、沢山の支店のあるスーパーマーケットやホテルを経営して
美術品のコレクションも凄いということを考えると、
無茶苦茶金持ちなんだろうなあ、と羨ましく思った。(笑)

外観
心が満たされて、お腹が空いた。(笑)
以前行ったときには残念ながら、カレーが切れていたことがあった
森のキッチンかわいにやってきた。
さて、今日はカレー食せるかな。

中1
入ると目の前に

どーん

大木が迎えてくれる。

中2
床は3300枚の年輪だそうだ。
凄い数だなあ。
全部自分たちで敷き詰めたと説明があった。
マジ凄いなあ。

ハンバーグカレー1
今日はカレーがあった。
カレーメニューは結構あり、
その中でも気になったものをお願いした。
ハンバーグカレーだ。

ハンバーグカレー2
ステーキもあるしハンバーグもある。
そして、以前しかおい牛の刺身を食べたときに美味しいと思ったので、
もしかしたらハンバーグも美味しいのではないかと思ったのだ。
ハンバーグに詳しいわけではないが、自分の好みかどうかはわかる。(笑)
で、結論。美味しかった。
最初から切り分けられているのも食しやすかったし、
ハンバーグ自体も美味しく、
また、カレーと組み合わせてもいい感じだった。

ハンバーグカレー3
そして、ご飯は雑穀米
もち米、黒米、とうもろこし、小豆、大麦、そば、
はと麦、黒豆、黒ごま、玄米、もちあわ、もちきび
が、入っているそうだ。
いいなあ、こういうの。

というところで、流石に疲れも出てきたので、帰途についた。
満足して、心もお腹もいっぱい。
田舎と思えるところにも新しい発見があったり、
素敵なところもたくさんある。
まだまだツアーは必要だ。

I went to Shikaoi to do TOUR. I went to two museums and ate two curries. It was very special. Shikaoi is a good town. I want to go there again.

おふくろさん
鹿追町新町1丁目6
0156-66-1161
11:00-14:00
火曜定休

森のキッチンかわい
鹿追町瓜幕西28-27
0156-67-2327
10:00-19:30 (10月〜4月-19:00)
火曜定休

参考サイト
ピュア鹿追(鹿追町の公式サイト)
神田日勝記念美術館
アートコレクション福原記念館

カレー修行(十勝)

かつて一世を風靡した(?)漫画の一つに
ボクの地球をまもって、というのがある。
仏太も好きで単行本を持っている。
登場人物は、前世が月に派遣された宇宙人で、
それぞれの名前が、植物の名前(日本語)に発音が似ている、
という設定になっている。
基本少女漫画で恋愛も絡んでくるのだが、
少年漫画的な要素もあり、現在の日本と、前世の月と派遣前の星と
大きく分けると2つの場面が並行するような形で話が進む。
その登場人物の一人にえんじゅという名前の人がいた。
主役ではなく、脇役ではあるのだが、重要なキャラクターの一人だ。
えんじゅは漢字で書くと槐だ。

大学時代のクラブの後輩に福原という苗字の人がいた。
今は全然連絡を取ってなく、仏太のことを知らないだろうし、
このサイトを見ていないだろうが、ちょっと名前を出させてもらった。
結構(かなり?)豪快で、イメージとしては粗い人間だったのだが、
面白く、楽しく、ある意味人間的に素敵なヤツだった。
意味を悪く取らないで欲しいのだが、彼に関する逸話は多い。
その中の一つに、
残り物に福原
という言葉がある。
一般的なことわざは、残り物に福あり、だが、
残り物に福原、という言葉は、全く逆の意味で、
残っているものは最低だ、くらいの意味で使われていた。
今となってはいい思い出だ。
きっと彼もいい社会人になっているだろう。(これはマジで。)

外観1
鹿追町に行った。
出張なのだが、空いた時間は少し自由がきく。
鹿追を走る国道は274号線。
道の駅鹿追もこの国道沿いにある。
道の駅から少し北に行くと同じ側(右手)に
ここ福原記念館がある。

外観2
正門のちょっと北に通用門的なところがあり、
そこから、福原記念館に入ってるカフェえんじゅに直接入ることができる。
広い芝生の庭を通って中へ入っていく。

フクハラ
福原記念館という名前から、個人名だろうから、
結構な資産家が建てたものなのだろう、でも、何故鹿追?と思っていた。
すると、十勝では有名なチェーンのスーパーフクハラの創設者が
コレクションとしていたものを公開するために作った記念館だということがわかった。
やはり資産家だった。
すげえなあ。

外観3
そんな美術館(記念館)に併設されたカフェは、美術館に入らなくても、行ける。
もちろん、前後で美術品を鑑賞して楽しむのも一つだ。
今回は、仏太は事情があり、美術館を見ることはできなかった。
そのうち行ってみたい。

中
カフェえんじゅの中にも少し絵などが飾られている。
ゆったりとしたクラシック音楽と柔らかな陽の光
窓は大きくほとんど壁前面がガラス張りとなっている。
見える景色は芝生の緑がとても映えていた。

サラダ
カレーを頼むと最初にサラダが出てくる。
丁寧に盛りつけられていて見た目も素敵だ。

ビーフカレー1
2種類あるカレーのうちビーフカレーを選んだ。
カレーポットとライスが分かれていて、久しぶりにこのタイプを見た気がした。
ライスの皿はおしゃれな感じでなんとなく美術館っぽいなあ、と変に感心したりする。

ビーフカレー2
カレーは、なんと沢山牛すじが入っていた。
ブロックだと思っていたら、牛すじだったのだ。
こんなに豊富に入っているの初めてだ。

デザート
最後は、アイスとコーヒーがデザートでつく。
お上品な感じで、優雅な気分にさせてくれる。
うん、こういう穏やかな感じは美術館ならではだな。

えんじゅ2
修行が終わった後に、じんわりとかいた汗を乾かすために、庭をさんぽした。
すると綺麗な芝生の庭の周囲に並ぶのは、えんじゅだった。

えんじゅ1
しっかりと根を張り、緑豊かに茂っている。
そんなえんじゅを眺めながら、芝生で寝ころびたい気分にかられたが、
今の状況だと風邪をひくに決まっている。
急に現実に引き戻されて、そこを後にした。

I went to Enju in Shikaoi. It was a cafe in Fukuhara Memorial Hall. I ate beef curry. It was good.

コーヒーサロン えんじゅ
鹿追町泉町1丁目21アートコレクション福原記念館内
0156-66-1010(代)
http://art-fukuhara.jp/salon/index.html
10:00-17:00
月曜定休

参考サイト
http://www.rinku.zaq.ne.jp/chlo/tr/senryo/en.htm

カレー修行(パン),カレー修行(十勝)

仕事が終わったら、いつもへとへと。
あ、第二職業ね、それ。(笑)
そのくらい一生懸命やっているよ。(笑)
いや、笑うところじゃない。
で、修行に行けないとき、自分で作るのも嫌なときがある。
が、生きていくためには何か食さなければならない。
(そんなに大袈裟ではないのだが。笑)

フクハラ音更店にはインデアンが入っているので、そこで食してもいいのだが、
今回はなんとなくスーパーの方に足を運んだ。
パン屋にカレーパンがあるか今まで確認しようと思いつつ、
狭いスペースなので入ったら何かを買わないとならないのではないかという、
ちょっと気の弱い一面(笑)を見せたりしていて、中々入れないでいた。

勇気を出して入ってみよう・・・
あ、鎖がかかっている。
終わってるじゃん。

よし、普通に野菜とかを買ってカレー作ろう!
あ、なんか3割引って書いてる!!!
バーゲンとか安売りに群がる人達のように、「3割引」に吸い込まれていった。(笑)

結構パンが余っているんだな。
もったいないなあ。
昔だったらこれを結構沢山買って食したんだろうけどなあ。
脂っこいものとかは沢山食べれなくなっているし、
パンをたくさん食べるってことできなくなっているだろうな。
学生の時は某ハンバーガー屋で100円バーガーをやっていて、
それを8個買って食べたことがある。いっぺんに!(笑)
カレーパン1
あ、ポテトビーフカレー!!!
カレーパンあった!!!
¥115の3割引は、80円くらいか!

カレーパン2
へへへ、買っちゃった。
揚げパンでオーソドックスなタイプ。
形が葉っぱみたい?菱形?
最初の一口が楽そう。

カレーパン3
うん、美味しい。
結構カレーも入っているし、偏ってなくていい感じ。

煎餅?とカレーパン
もしかして、チャパティかも、と衝動買いしたのが、これ。
カレーパンと大きさを比べてもらえばわかるが、結構大きい。
小さい」仏太の顔が隠れてしまうかも!!!
すんません、嘘つきました!

煎餅?
チャパティではなかった。
硬くてパリパリしていた。
煎餅?
なんて言うんだ?クリスピー?
これも美味しかった。
これ辛かったら、もっと美味しかっただろうな。

I bought a curry pan at a bakery in Fukuhara Otofuke branch. It was good.