カレーイベント,カレー修行,食(カレー以外)

芽室駅
JR芽室駅を降りて真っ直ぐ北へ進む。
芽室のメインストリートだ。
国道38号線にぶつかる直前に芽室神社があってその隣が芽室公園。

看板
緑生い茂る芽室公園で、新ご当地グルメグランプリが行われた。
昨日今日の2日間。
去年は別海でやったそうだ。

景色
凄い人だ。
どうやら、芽室町の人口を超える人が集まったらしい。
仏太がパーソナリティを務めさせていただいているラジオ番組で
この芽室グランプリの実行委員長にインタビューをした縁もあるのだが、
やはり食のこととなるとついつい・・・笑

お知らせボード
この待ち時間は普段の芽室町ではありえない。苦笑
いや、帯広でもめったにあるものではない。
だいたい特別枠の別海ホタテバーガー(投票の対象ではない)は
過去3年連続でグランプリだったそうで、その人気は計り知れないのだが、
両日とも会場して1時間以内に売り切れ確定だったそうだ。おいおい・・・

緑のナポリタン1
仏太は1人で行く予定だったので、無謀な計画は立てず、2日間で4つと決めてかかった。
で、どうするか迷った挙句、人気者は外そうという作戦に出た。笑
とはいえ、実際の前評判でわかっているのは、牛玉くらいだ。

緑のナポリタン2
一つ目に選んだのは、並んでいる人が少なくて、かつ候補にあげていた所。
秩父別(ちっぷべつ)という、道産子でも知らない人が多いところの
緑のナポリタンという、ブロッコリーを練りこんだ平麺。
ブロッコリーも麺の上にのっている。

緑のナポリタン4
トマトをふんだんに使ったソースに絡めて食べるのだそうだ。
この時、偶然会った友人と一緒に食べたのだが、
二人して、これ美味いね!と頷きながらいただいた。

緑のナポリタン3
で、ブロッコリーのアイス
暑いせいもあるけど、これ自体美味しい!
へえ!
正直、単なる興味本位で食べただけだったが、
いい方に意表を突かれて、この後同じように
美味しいと感じるのだろうかと心配にもなった。
そのくらい美味しかったのだ。
また、秩父別に行ってみたくなった。
これは主催者や秩父別の人達の思惑通りだと思う。笑

さんまロール寿司1
次は根室さんまロール寿司
スープがついてくる。
お気づきと思うが、おそらく実際に現地(この場合根室)で提供される形とは違うと思われる。
確認はしてないのだが、ロール寿司の器がtake outっぽい
(保健衛生上の問題でこのイベントはお持ち帰りはなかったはず)のと、
スープの器が紙コップだから。
お盆はイベントとしてのサービスのようで、各料理でお盆が用意されていた。
その食事を評価する小さな紙が渡され、その点数の累計などで順位が決まる仕組み。
おそらくどの料理もそうなのだと思う。
現地に行くと違う形態で出されるだろうし、値段に見合ったものだろう。
そのためにそこへ行くのは、現地の人達にとっては嬉しいことだと思う。
地域おこしの一貫として考えているところが多いからだ。

さんまロール寿司2
暑いさなか、しかも屋外で寿司はちょっと不利かも、と思っていたが、
いやいや、これもありだね。
前に、美人さんがお土産で、さんまんまを買ってきてくれたことがあり、
13年5月25日の日記「美味しい居酒屋で旧交を深める(魚くま)」参照。)
その時に、さんまロール寿司というのを後から知って・・・と悔やんでいた。
それをよく覚えていて、これは是非食べなければ、と思っていた。

カレーうどん2
カレーものは2つ出ていた。
こういう暑い時こそカレーだと思うのだが、
まあ、暑すぎると大変だ。
汗もかくし。笑

カレーうどん1
作っているところが見えるのだが、
並んでいる時にそれを見ているだけで汗ダラダラ。
バーナー使って炙っている
うわあ・・・

カレーうどん3
美瑛カレーうどんは今年は趣向を変えて登場。
焼きカレーうどんはグラタン風。
猫舌ってことと、チーズの伸び具合が食しにくく、
時間をかけて健康的にいただくことができた。笑
普通のカレー修行場でも見るが、チーズは好みもあるし、
どのようにのせるかで食しやすさが変わるよなあ。

コーン炒飯1
仏太の最後の4つ目は、もう一つのカレーものではなく、
黄色い観点から選んでみた。
嘘、開催地の芽室が出しているコーン炒飯にした。
細かい理由はいろいろあるが、十勝の中の新ご当地グルメの中で
仏太は一番好きだからっていうのが一番大きな理由。
すなわち自分の好み。笑

コーン炒飯2
コーンはかけ放題で、自分で盛って構わないというシステムだった。
なので、さっきの写真を見ていただければ
お分かりの通り、こぼしてしまっている。笑
器じゃなくて、トレーに一杯一杯は駄目ですか?
って聞いてみたけど、やはり駄目だった。笑
当たり前か。

さて、総合順位
①十勝清水牛玉ステーキ丼
②十勝芽室コーン炒飯
③ちっぷべつ緑のナポリタン
④オホーツク干貝柱塩ラーメン
⑤根室さんまロール寿司

おお、自分が食べたものが3つも入っている!笑

このイベントは色々な意見もあるだろうし、
たぶんいい面も悪い面もあると思う。
イベントだけでなく、新ご当地グルメというもの自体にも
同様のことが言えるのではないかと思っているのだが、
今回はそれらには触れずに終わろうと思う。
機会があったら、その話はするかもしれないが、
興味ある方は、仏太の過去の日記(ブログ)を見ていただければ
一部は書いてある。(探すの大変かも。笑)

今までと違うのは、ちょっとだけ取材という意識が働いていた。
ラジオ番組で話をさえてもらったというのは大きい。
イベントの前にはインタビューをして、イベントの紹介をさせてもらったし、
この後7月8日の番組では、報告をさせてもらった。
番組のネタとしてはありがたいものだった。笑

I went to Memuro Park to eat good foods. It was a place a big ivent was done. It was New Area Gouromet Grand Prix in Hokkaido. There were so many foods there. I choiced four of them. They were Green Napolitan of Chippubetsu, Samma Roll Sushi of Nemuro, Grilled Curry Udon of Biei, and Corn Fried Rice of Memuro. I felt all of them good.

参考サイト・ブログ
新・ご当地グルメグランプリ北海道(facebookページ)
新ご当地グルメ公式サイト
仏太とRYOの食KING食QUEEN十勝
FM WING

カレー修行(十勝)

各地方のまちおこしの一貫として
」がテーマに挙げられることは少なくない。
食は、生きていくために必要なことの一つだから、
外せないものなのだけど、
ではそれで人を呼ぶことができるか、
というと、中々難しい部分もある。

実際に、B級グルメなどごまんとあるわけで、
そこに新たなものを作って、
他より突出して目立とうと思っても
これまた難しいだろう。

あ、ここでいうB級グルメっていうのは、
一般で言われているものを指しているよ。
「B級グルメ」という言葉自体を否定する人達もいて、
その人達の言い分もわかるのだが、
一般の人達の言うB級グルメは
その言葉を否定する人達とは感覚を違えて捉えていると思う。
で、今は言葉の定義について話すつもりではないので、
あえて断っておく。
今回話題にするB級グルメは
一般で言われているものとして考えてね。

新ご当地グルメなどと銘打っているものは
賛否両論で、色々な意見があるのだろうが、
仏太としては、賛成の部分もあれば、反対の部分もある。

普通のB級グルメは、
所謂庶民の味として定着した感のあるものが多い。
どこ発祥というのがわからなかったり、
諸説色々あったり、というのも面白い。
決まったルールというのは存在せず、
あるとしたら、食べる側がそう認めるかどうか。
という風に考えている。

例えば、吉野家の豚丼は
焼味豚丼十勝仕立て」という名前で出ている。
これは、十勝っ子にとって、
「豚丼」と認められる、という意見が多い。

何故そういう意見がたくさん聞かれるかというと、
以下の様なエピソードが尾を引いていると思われる。
以前、牛肉のBSE問題で日本中が大揺れに揺れた時に、
吉野家はウリにしている牛丼を
安定供給できなくなってしまったのだ。
その時、替りの丼を提供したのだが、
その中に「豚丼」があった。
ちなみに、カレー丼もあって、仏太はよく食した。(笑)
吉野家の「豚丼」は、以前からある牛丼の
牛肉を豚肉に置き換えたようなもので、
十勝っ子の考える地元の豚丼とはぜんぜん違うものだったのだ。
その時のことを数人の十勝っ子に聞いたら、
あれは豚丼じゃない、と全員同じ答えだった。

じゃ、豚丼というものの定義があるかというと
はっきりしたものはなく、各店で色々な形で出されるし、
家庭で作られるものも様々だ。
肉も色々、タレも色々。
炭火焼もあれば、プライパン焼きもある。
上にグリーンピースが乗っているのもあれば、
ネギだったり、とろろだったり。
(ちょっと邪道という人もいるが)

自然発生的に広がっていくのも特徴だろう。
別にどの店がどの地域でやっていたって、豚丼は豚丼。
中華ちらしは中華ちらし。
スープカレーはスープカレー。

仏太が、新ご当地グルメに対して否定的なところの一つは
ルールがあるということ。
ルールが他のものとの差別化を図るというのを、
主催者?達の言い分で、そう聞いたことがあるのだが、
なんまら可笑しいと思う。
そのあたりは以前ブログに書いているので、そちらを参照。
09年3月9日の日記「十勝芽室コーン炒飯・コーラ・無念な修行」参照。)
09年7月25日の日記「つけ麺(古季庵、ルボルドー)」参照。)
10年2月6日の日記「楽しむためのルール(福家)」参照。)
10年8月18日の日記「トッピングから連想される「新・ご当地グルメ」(Easy Diner)」参照。)
10年10月5日の日記「コーン炒飯(コロポックル)」参照。)

で、ルールの多い新ご当地グルメとは違う、
独自の新しいものが最近十勝でいくつか出てきている。
これらについて、語りだすとまた更に長くなってしまうので、
困ったものなのだが(笑)、ちょっと触りだけ。(笑)

十勝アヒージョについては以前ブログでも書いたし、
12年1月25日の日記「アヒージョ(bar 51)」参照。)
12年2月17日の日記「カレージョ」参照。)
自分でも作ったことがある。
美味しいし、簡単だし、これはいい、と思っていたのだが、
問題点も実はあり、仕掛け人達はそれをどう考えているかで、
今後の展開も違うのではないかと思う。
それは、高い、ということだ。
作ろうと思ったら、菜種油もとかちマッシュも、
値段は高いのだ。
それから、元々はスペインのものであるから、
独自性があるというわけではない、ということを
認識していたほうがいいと思う。
今後の発展を期待するのであえてこのように書いておく。

それから、とかち牛じゃん麺
これが今回本当はメインテーマだったのだが、
(タイトルになっているからわかるよね。笑)
何故だか知らないけど、色々と書きだすと、
連想されてくるのは、枝葉のこと。(?笑)
まあ、連休だからいいか。(全然意味不明。笑)

とかち牛じゃん麺は単純明快な名前の通り、
十勝限定で、牛挽肉を使用した
ジャージャー麺風の新感覚ラーメン
だ。
挽肉と麺は独自のものを使っているそうで、
それ以外は自由。
食材や形などのバリエーションが色々あるということだ。

名前に「とかち」と入れたから十勝限定なのはわかるが、
まあ、別に十勝外でも提供するところがあれば広げればいいと思う。
6月3日に南富良野町である第5回麺サミットに出るそうで、
いい機会になればいいな、と思う。
ただ、それはイベントであって、
新たなお店とか、新たなメニューとして、というわけではないから、
ちょっと意味合いは違っているのだが。

まだ、できたばかりのものだから、
とかち牛じゃん麺は今後の発展に期待だ。

こんだけ話題にするんだから、
カレー味もあるんでしょ?と考えたあなた!
当たり!!!!!
パンパカパーン!

外観
数々のアイディアを、次々と具現化して、
ファンを魅了するEasy Dinerへ行く。

エプロン
とかち牛じゃん麺をオーダーすると、
はねるので使って下さい、とエプロンが一緒に用意される。
ちょっとしたこの心遣いが嬉しい。

とかち牛ジャン麺1
で、ラミネートのメニューには食べ方が載っているのだが、
勿論食べ方にルールはなく、こうしてみるのもいいのでは?
とかんがえられることを結構書いてくれている。
ライスと付けダレ(これがスープカレー!)がついてくる。

とかち牛ジャン麺2
そのまま食してもよし!

とかち牛ジャン麺3
つけ麺でもよし!

とかち牛ジャン麺4
ぶっかけてもよし!

とかち牛ジャン麺5
おじや風にしていただくもよし!

一つで7度くらい美味しい、お得感の強い一品だ。
ちなみに、今あるとかち牛じゃん麺は11店舗で提供されている。
それぞれが工夫しているので、その違いを楽しむのもよし、
好きなものを見つけて何度も食べるのもよし。
カレーのパターンがもう少し増えてくれたら、
個人的には嬉しいのだが、
まあ、そこまで贅沢は言わないでおこう。(笑)

I went to Easy Diner (EZD) to eat Tokachi Gyu-Jang Men. It was a new type ramen with beef keema. At EZD it was served with a soup typed soupcurry. I was so glad to see it. A master is very great.

Easy Diner
帯広市西2条南8丁目20番地2(広小路内)
0155-23-8875
http://www.easy-diner.jp/
http://ameblo.jp/easydiner/
11:30-14:30 (14:00LO), 17:30-22:00(LO21:00)(日-16:00)
月曜定休
参考:乙華麗様です!第3回

参考サイト
吉野家
とかち牛ジャン麺(帯広物産協会)
石焼き牛ジャン麺(Easy Dinerブログ)
勝毎取材 石焼牛ジャン麺(Easy Dinerブログ)

カレー修行(十勝),コーン炒飯

新ご当地グルメに関することを今まで色々と書いてきた。
10年8月18日の日記参照。)
10年2月6日の日記参照。)
10年1月17日の日記参照。)
09年7月25日の日記参照。)
09年3月9日の日記参照。)
一通りお読みいただければ、仏太の姿勢がおわかりかと思う。

が、何度か食した上で、批判を書いているつもりだ。
十勝にある、新ご当地グルメに関しては、
牛玉丼1回
エダマメン2回
コーン炒飯8回

食べたことがある。
コーン炒飯は仏太は美味しいと思うので、
何度か食べているし、自分でも何度か作っている。
え?と思うかもしれないが、コーン炒飯だけ、
簡単なレシピが公開されていて家庭でも作れる。
(仏太が作っているのを知りたい方は、
ブログのタイトルの下にあるブログ内検索で調べてみてね。)
ご当地グルメが発展発達するためには、
家庭で作ることができるというのは大きな要素だと思う。
牛玉丼とエダマメンは家庭では無理。
正直、作ろうとも思わない。
(もっともコーン炒飯にしても、あのスタイルを嫌う人もいるので、
実際に地元の人達に作られているかというと疑問もある。)

仏太の考える新ご当地グルメの特徴
ルールが多すぎる。くだらないルールもある。
地元のため、という大義名分のもと、
実際は特定個人や特定企業にお金が流れる仕組みになっている。
本当にご当地の人達が好きになって、食べたいと思うものにはなってない。

実際に地元の人達が、食べに行くようになっているのだろうか?
十勝の新ご当地グルメ3つは、とてもそうは思えないし、
先発の他の地域でも、そう思えるようなデータを出しているところはない。
データを出した富良野では、地元の人達が食す割合は1割程度だそうだ。
これはご当地グルメというのだろうか?
北見に行ったときに、食べて美味しいとは思ったが、
トライした4店舗のうち3店舗は提供してないような雰囲気だった。
(今日はない、という言い方だった。ちなみに週末。)
十勝の知り合いが、一生懸命新ご当地グルメを絶賛したり、
食べ歩きしているというのを聞いたことがない。
むしろ批判的な意見を聞いたり、
ブロガーもほとんど否定的な記事をあげている。

雑誌は外への宣伝は一生懸命やるだろうが、
地元での取り組みは正直全然だ。
沢山のものを急激に作っていったのだから、
フォローできないのは無理もない。
急激な変化は良くないと以前から仏太は主張している。
その一例だと思う。
地元でもっと食べられるように努力すべきだが、
地元が一番冷めているというのも否めない事実なのではないだろうか。

豚丼は、地元(十勝)出身者に聞くと、
外で食べることはほとんどない。豚丼って家で作って食べるものだ。
と言う。
タレなども自家製のもので、それぞれの家庭で美味しい豚丼があるのだ。
お店で食べるのは、観光客か、十勝外からの転入者、
また、時々地元の人達ということになるのだろう。
しかし、家庭ではやりにくい炭火焼きタイプだったり、
特製のタレを使うことで、豚丼は外食としても成り立っているのだろう。

中華ちらしは、最近メディアに出る回数が増えて脚光を浴びている。
元々は料理店のまかない料理だったというのは有名な話で、
まかないというだけあるから、
その調理場にある食材(ヘタしたら残り物?)を使って作られたものだ。
それが美味しく評判になり、徐々に、徐々に広まった。
家庭で作られるという話をあまり聞かないが、
中華料理系のお店ではロスの少ない、美味しい食べ物ということで、
人気が出るまでの長い間、少しずつ知名度を上げていったのだろう。

新ご当地グルメは、上記2つの既存グルメ(本当のB級グルメ)の
素晴らしいところは、全く兼ね備えてない。
すなわち、家庭で作られることは(ほとんど)ない。
コスト的に長く続けられるものではない。
そして、何よりも地元の理解と好意を得られてない。
あえて、そう断言する。

いかんいかん、この話題になるとどうも熱くなってしまう。
仏太はカレーを通して十勝の発展を願うし、
食つながりとしては応援したい部分もあるのだが、
その方法論的なものは賛成できないので、
このように批判的にならざるを得ない。

仏太の裏人間としての達武魯人はB級グルメ好き。
魯人のB級グルメ紀行参照。)
そんな魯人はコーン炒飯は結構好きで、食べ歩き、全店制覇した。
やたら批判する割に、コーン炒飯は先に書いたように8回食べている。
地元の人ではなかなかいないだろう。
また、全店制覇もそんなにいないのではないか。
魯人の場合は、取り扱いを止めた野乃花まで行ってるのが、
一応ちょっとした自慢だ。

外観
さて、本日、帯広街中にあかずきんがオープン。
この画像は数日前、飲んだ帰り際に、酔っぱらって見つけた。
するとその後新聞に芽室にあるあかずきんの支店がオープンするという記事があがった。
そのうち色々な意味で行ってみたいと思っているのだが、
今日のオープン日には残念ながら行けない。
行くことがあったら、そのうちレポートするかも。

コーン炒飯
ちなみに、芽室のあかずきんでいただいたコーン炒飯はこんな感じ。

リス優先
嵐山(正確には新嵐山らしい)に行ったときに見た看板。
リス優先は、他に中札内のフェーリエンドルフ内にある
カフェ・カンタベリーでも見られる。

外観1
宿舎も一緒になっているし、パークゴルフ、ゴーカート、
冬はスキーなど色々なことが楽しめる。

外観2
2階にあるレストランコロポックルへ行く。
しっかり、コーン炒飯の幟が立っている。
この幟もほぼ必ずあるみたいだ、新ご当地グルメには。

コーン炒飯
ここのコーン炒飯はこんな感じ。
ちなみに、現在コーン炒飯は芽室町内5店舗で提供されている。
以前は6店舗だった。

カレー風味唐揚げ定食1
実は、今回は魯人活動ではなく、仏太の修行なのだ。
え?この定食が?と思われるだろう。
どこにもカレーがなさそうだが、実はこれ新メニュー。
カレー風味からあげ半身定食だ。

カレー風味唐揚げ定食2
唐揚げカレー風味になっているのだ。
運ばれてきたときの匂いですぐにカレーとわかる。
しかし、唐揚げを打ち負かすほどのカレーの主張はなし。
あくまでも主役はからあげ君です、と譲っているのだ。
この謙虚さを上手く引き出したところがまたいい。
カレーメニューもいくつかあるから、今度またゆっくりしに来たいな。

ちなみに、カレー味の唐揚げは、
仏太の知る範囲で他に2つの修行場で提供されてる。
どちらも帯広の街中にあるよにきとEasy Dinerだ。

また、現在、芽室町では11月末までの限定期間で、
地産地という名前で、地元産の食材を使ったオリジナル食品を
18店舗で展開するということをしている。
ちらしにはレシピも載っていて、
地元のものを地元で美味しく消費しようという狙いがあり、いいと思う。

I went to Koropokkuru in Shin-Arashiyama Sansou to eat curry taste fried chicken plate. It was good.

コロポックル
芽室町中美生2線42国民宿舎新嵐山荘内
0155-65-2121
11:30-15:00, 17:00-21:00 (LO各30分前)
無休

カレー修行(十勝),食(カレー以外)

外観
昨日に引き続きEasy Diner

夏野菜たっぷりの仏太の冷やしカレー1
今日が最終日のコラボカレー。
夏野菜たっぷりの仏太の冷やしカレー!
あれ?と思った?(笑)

メニュー
なんとトッピングがあるのをすっかり忘れていた。
冷やしカレーのためのトッピングがあるのだ。
それで、今回コラボ最終日となって、トッピングをした。

夏野菜たっぷりの仏太の冷やしカレー2
一つは大好きな玉子。
温玉はトロリとして、またこの冷やしカレーによく合う!

夏野菜たっぷりの仏太の冷やしカレー3
そして、色々な具があるので見にくいと思うが、
もう一つ、芽室コーンをトッピング。

夏野菜たっぷりの仏太の冷やしカレー4
美味しくいただきながら、ふと思うことがあった。
芽室コーン枝豆玉子・・・・
そんな時、カウンターに聞き覚えのある声が!
冷やしカレーに夢中で、入ってきたのに気付いてなかった。
帯広グルメブロガーとして最も有名な一人である端野萬造さんがいた。
沢山の話はできなかったが、そのうちグルメ談義をしたいものだ。
今回ふと思ったことが、ちょうど萬造さんも何度か話題に上げていて、
なんとなくこれはいいタイミングなのだとも思った。

もう、おわかりの方が多いと思うが、
芽室コーンと言えば、十勝芽室コーン炒飯。
枝豆と言えば、十勝帯広枝豆サラダ麺。
玉子と言えば、十勝清水牛玉ステーキ丼。
そう、自称「新ご当地グルメ」の面々だ。

多くのブロガーが多くのことを語っている。
賛否両論ある中、その意見に賛成する部分もあるし、
まあいいんじゃないかな、というのもある。

萬造さんもご自身のブログ「端満期」で最近、御意見を述べられていた。
一週間で1332食販売に疑義あり/牛玉丼は中華チラシを超えられるか?(端萬記
(抜粋。以下、引用は全て抜粋であって、全文ではない。)
 この記事でワタシが申し述べたいのは、「数字の偽造はいくない!」なんてことではありません。取組に勢いをつけたり、アドバルーンを上げるために数字のトリックというかマジックを使うのは日常茶飯事。「本当かどうかなんて、実はそれほど意味があることじゃない」
 重要なのは実質的な効果ですからね。積極的に「食べたい」「売り込みたい」という動機をどうやって持続させるのか。

萬造さんのところにもリンクは張ってらっしゃるが、
「牛玉丼」デビューから1週間で1332食!出ました〜。(ご当地グルメ 十勝清水牛玉ステーキ丼!)
これが元ネタというか、大元の牛玉丼のブログ。
数字的にはありえなさそうな気がする。
けど、可能性があるとしたら、連休があったので、そこで数を稼いだ。
もしくは、スタッフがまかないなどで食べたのもカウントされてる。
あ、こういうのもありか?限定と言いつつ、数を結構用意している、などなど。
こじつければ理由は色々ありえそう。
実際にその数出たのかもしれないけど。
まあ、これは些細なこと。

仏太的には
新ご当地グルメなるものはいらないと考えている。
(極論なのだけど。)

ちょっと連想の仕方が違うのだけど、
最終的な思いが同じところにたどり着いたので吃驚。
CURRY’S CAFE Easy Diner@帯広/「冷やし」なのか「冷し」なのか,それが問題だ。(山茶花四十郎が行く)
ゲーム感覚のちんけな『なにやら丼』など,食べてる暇もゆとりもないのですよ(笑)

食べてなくても想像できたり、
縛られたルールで幻滅したり、色々だけど、
仏太は今回まだ牛玉丼は食べてない。
だから、牛玉丼に関しては、意見するのは控えめに。
ポリシーの一つとして、批判するなら実際食べてから、というのもあるので。(笑)
ということは既に批判すること前提?(大笑)

それから、山茶花さんはこんなことも。
惣菜やらカレーやらを持ち帰り@帯広/蒸し暑いからカレーを喰うのだ! それと某丼について吠えてみた(山茶花四十郎が行く)
ていうか,事前に町民は食べたのか?
町おこしでしょ? それとも「町の一部おこし」なの?
過疎なんです。観光客集めて,儲けたいだけなんです。
子どもの未来は後付けの理由です。

更に、以前にも同様のことをおっしゃっている。
【新・ご当地グルメ】に【ワンコインランチ】・・・(山茶花四十郎が行く)
【地域活性化のため】と言いつつ,【目先の利益に目がくらんだ】感がしてならない。
十勝全体で一つだけ【ご当地グルメ】を掘り起こして,市町村によって+αがある・・・という企画の方が,まだ期待がもてる気がするんですけどね。

山茶花さんの意見には一本スジがある。
そして、批判だけではなく、提案もしている。
仏太は、批判的になるが、提案など新しいこと、代替案などは現在思いついてない。
だから、ちょっと言いにくいというのもある。
が、今回は言ってしまってる。(笑)

提案と言えば、萬造さんはもっと具体的にしている。
「牛玉丼はご当地グルメの資格あり?」(まんへり)
それでワタシが考えたのは、「牛肉エッグホワイトドリア」みたいなもの。野菜も入れられますから、彩りも栄養も単価的にもそこそこのものが出来るな、と。「でも、所詮、素人の発想に過ぎない」
 ですから、玄人であるヒロ中田さまのご提案には多少期待もあったのですが。「ネーミングは牛とろ丼のパクリか!?」
 牛肉のサイコロステーキを載せた丼を一体いくらで提供させるおツモリなんでしょう?普通に考えると千円は超す。「おまけにサイコロ振らせて、出目×10円を値引けっていうの(涙)」

このサイコロのアイディアとかも短絡的すぎると思っていた。
結局、今年の8月31日まで限定ということで、
お会計の時にサイコロふって1が出たら100円引きとしているらしい。
これもどうなんだろうって感じ?
アホなルールの一つだと思う。
まあ、期間限定にしたのはまだなんとかなるのかもしれないが。
(実際のルールからははずされてる。)

さて、この新ご当地グルメはルールが存在する。
これがよくわからないというか納得できない。
ルールで縛ったら、その料理の発展性を妨げることになると思う。
賛否両論あるだろうが、ご当地グルメ(札幌)のスープカレーは
その自由度の高さから、色々なパターン、具、スープなどが存在する。
それぞれの修行場が工夫して、料理そのものだけでなく、
器だったり食器だったりも独特のものがある。
そういう楽しみもあるのに、ルールで縛ることで、
がちがちにして結局、それぞれの店での独自性が減り、
同じようなものしかできあがってこない。

紀山の牛玉丼にらそばはかなり価値ある980円/誰が幸せになれるのか疑問(端萬記)
調理人の自由な発想を活かすようにしないかぎり、話題性訴求性のあるものは生まれてこない。「しばりは、清水産牛肉と玉子をつかうこと」だけにすべき。

ここには沢山の考察がされているが、仏太と同じような考えも出されていた。
同じようなこと、似たようなことを考える人はいるものだ。

批判的なだけでは、よくないと思うが、
こんな風に褒めているブログも見つけた。
「ゆめあとむ」で「牛玉丼」を食してきました〜♪(Lyricure)

実際、新聞などもよい方向で書いているものもあった。
そういう意見、見方もあるのだという参考にしているが、
仏太の基本的な考え方は、賛成できない方に偏っている。

食として、町おこしとして、など色々な観点があると思うが、
実際に新ご当地グルメはどちらにおいても、今一以下だと思う。
そういったことも、既に考察している先人がいる。

地産地消グルメ(表裏)
今までその土地の人が食べていなかったものをない頭をひねって絞り出してこれがこの町この地域のご当地グルメですってなんか不自然じゃね?
今までこの地域の一部ではよく食べられてきたものでめっちゃうまいんだけど知る人ぞ知るって感じだからみんなに教えてやんべ(・∀・)
ってのがご当地グルメなんじゃないのかな?

何のための「町おこし」?(作り手と旅する人がわくわく出来る十勝にしたい)
清水町の観光については、
本物の野菜と牛を知ってもらうこと
だと思っています。
生産者と観光をつなげられる仕組みを
作ることが重要なのかなぁと。

今回は引用だらけなので、とても恥ずかしいのだが、
私と同意見のことが多く、そのまま使わせてもらっている。
もし、まずいというブロガーの方がいたら、ご一報下さい。

さて、牛玉丼で盛り上がりすぎてしまったのだが、
えだまめんにもコーン炒飯にも言いたいことはある。
この二つは食べているので、本当は牛玉丼よりも言うべきことがあるはずなのだが、
その内容的なことはほとんど一緒だ。

えだまめんはルボルドーで食べたのだが、
それは09年7月25日の日記参照。
名前を覚えられないので、勝手にえだまめんと呼んでいる。
愛称って、そうやって自然に?出てくるものだと思っているんだけどなあ。
新ご当地グルメは、愛称まで決めちゃってておかしいと思う。
しかも、名前もみんな統一してるし。

コーン炒飯は実は6店舗で食べた。
正確には、一つは人が注文したのを一口もらったんだけど。(笑)
その一つは09年3月9日の日記参照。
この野の花は今は芽室になく、西帯に移転した。
で、芽室じゃないからという理由で、提供店から外れてしまったのだ。
これもおかしいと思うんだよなあ。
折角だったら、西帯でも提供してもらい、そこで食べた人達が
美味しいから実際に芽室でも食べてみたい、と思えば、活性化に繋がるだろうし、
芽室産のコーンなどを消費拡大するためにもいいのではないかと思う。
なにやらルールとかに縛られてそういう広い考えをもてないのだろうな。

仏太は十勝にある3つのものでは、コーン炒飯が一番好き。
自分で作る方法も公開されていて実際自分で作ってみたりもした。
炒飯をカレー味にすることで更に美味しくできたと思っている。
でも、きっと「ルール」のために、そういう提供のされ方はしないのだろうな。
とても残念。

えだまめんは開発当初から、やばそう、という噂と
話から確かにやばいという感想を持っていた。
けど、実際にデビューした日に食べに行ってるんだよなあ。(笑)
さっき書いた09年7月25日の日記
しっかり批判的な文章も書いてる!(笑)
で、正直ツッコミどころ満載で、食としてよりネタとして考えることが多かった。

新パスタはお豆が先か小麦が先か/十勝おびひろ枝豆サラダ麺に疑問噴出!?(端萬記)
 帯広のご当地グルメとして、枝豆サラダ麺が開発されているというのは耳にしておりましたし、興味を持っておりました。ただその存在に疑問符?を持っておったのも確かでしてね。「なんで、帯広で枝豆? サラダ麺で冬はどうするの?」

このように、萬造さんも疑問符がいっぱいのようなのだ。
実際、冬どうするかという議論もされたらしいが、
ヒ田ロの強い意見で、冬でも冷たいままで行くことが決まってしまったそうだ。
が、その後の経過をご存知の方も多いと思うが、
実際のところ、冬場は限定でカレースープの温かいバージョンも生まれていた。
(ただし、冬の終わりかけに出てきていたが。)
また、その新バージョンも2店舗では通年で出すらしい。
それはすなわち当初の形だけでは全く話にならないことを示唆していると思う。

そして、驚きの事実を最近知った。
大盛況だった2つの会議(作り手と旅する人がわくわく出来る十勝にしたい)
驚いたのが、
「新・ご当地グルメ」に参加する飲食店は
じゃらんに対して年会費を払うということです。
つまり一度新しい物を作り、
仕組みを作れば多少のリニューアルをすることで、
企画側は何もしなくてもお金が入る仕組みです。

コンサルタント料でもバカにならないだろうに、と思っていたが、
こんなところでも金儲け!!!
呆れて口がふさがらないとはまさにこのこと!と言える。
最近、職場で呆れることが多々あるが、それに匹敵するくらいの呆れ具合だ。
(笑。ほとんどの人にはわからない自爆ギャグ。笑)

さて、批判、文句ばかりで方向性が怪しくなっているし、
長くなっているのだが、まだまだ続く。(笑)

新ご当地グルメは北海道が多いのだが、当然よく知らないのもあるし、
美味しいと思ったのもある。
イベントで数地域が一堂に会して提供されたものを食したこともある。
(カレーのイベントだったので、カレーばかりだったが。)
08年6月27日の日記参照。)
仏太が新ご当地グルメで美味しいと思ったのは、コーン炒飯と塩焼きそば。
カレーに関しては、うるさいので(笑)色々と言いたいことあり。
だけど、今回そこまで話を拡げると本当に収拾つかなくなるので、話を戻す。(笑)

こうして、以前の自分のブログも見直してみると、
やはり考えは変わってない。
一人の同じプロデューサーという危険性、
ルールという縛りでおかしくなっている、
など、主張は同じだ。

そのプロデューサーの次の狙いは新得町じゃないかと思っている。(十勝では)
なぜなら、美瑛、富良野、南富良野と続く上川3地域と、十勝3地域は
全て国道38号線が通っていて、
ゲーム感覚で作られる新ご当地グルメは、その間の新得町でできあがれば、
国道38号線沿いでつながり、新ご当地グルメ戦争勃発
などとネタになりそうな感じだからだ。
新得地鶏が地域で頑張っているし、無理に新ご当地グルメに頼る必要はないと思う。

最近はS-1パートナーズという連携を作り、
新ご当地グルメ公式サイトなるものまで開いちゃった。
そして、つい先月には、そのナンバーワンを決めるとかで大会があったようだ。
これはB-1の真似だろうなあ。
K-1は空手ナンバーワンを意味するのだろうが、そこから始まった○ー1という名称は
グルメの世界でもどんどん派生している。
B-1はB級グルメ、S-1は新ご当地グルメってことだろう。
う〜〜ん・・・。
B-1グランプリは実際にご当地グルメの集まりのようだ。
(新ご当地も含まれるようだが。)
S-1グランプリはそれを模倣した新ご当地グルメの集まり。
それぞれが上手くいっていれば、集まるのもありかもしれないが、
実際のところはそうじゃないところばかりのようだから大変だろうな。

ヒロ中田と愉快な仲間たち(とかち、かってに交通情報。)
S-1パートナーズの決起集会?に参加された方がブログ記事にしてらした。
的確な御意見が書かれていて、今回のような話題の時には引用すべき記事だと思う。

新ご当地グルメに関する話はブログでは数々記事になっている。
この手のネタには困らないくらい、いやむしろ整理できないくらい上がっている。

また、新ご当地グルメは公式サイトやブログを持っているところばかりなのだが、
正直それもお粗末なところが多い。
新・ご当地グルメをネットで味わう(帯広TVスポーツ部)に詳しく書かれている。
2010年2月時点での話題なのだが、的確なコメントだと思った。

まだまだ言いたいことも沢山あるが、
この続きがあるとしたら、
牛玉丼を食べてからになるかな。
だけど、どうやってカレーにつなげれるかな。(笑)

御意見、御批判など受け付けます。
コメント欄に書いてください。
または仏太へ直接メールしていただいても結構です。
どこかのブログのようにコメント欄を閉鎖するつもりはありません。

Easy Diner
帯広市西2条南8丁目20番地2(広小路内)
0155-23-8875
http://easydiner.web.fc2.com/
11:30-14:30 (14:00LO), 17:30-24:00(LO23:00)
日曜定休
参考:乙華麗様です!第3回

参考サイト・ブログ
端萬記
山茶花四十郎が行く
とかち、かってに交通情報。
表裏
帯広TVスポーツ部
十勝芽室コーン炒飯(公式サイト)
十勝芽室コーン炒飯(公式ブログ)
十勝おびひろ枝豆サラダ麺(公式サイト)
十勝おびひろ枝豆サラダ麺(公式ブログ)
十勝清水牛玉ステーキ丼(公式サイト)
十勝清水「新・ご当地グルメ」(公式ブログ)
オホーツク北見塩焼きそば(公式サイト)
新ご当地グルメ公式サイト
B-1グランプリ公式サイト

カレー修行(十勝),チャイ,食(カレー以外)

新ご当地グルメなるものが色々と出てきている。
美味しいものが好きな仏太(魯人)にとっては、ある意味嬉しいのだが、
実際のところはそうでもないことが多い。
富良野、美瑛、南富良野など上川に多いが、他の土地もある。
そのほとんどは一人の人物(ヒ田ロ)にプロデュースされているので、
結局傾向は似ることとなり、飽きてしまう可能性はある。
仏太は、一人の人に全てが集約されたものはよくないと思っているので、
そういう意味でも今一の感はぬぐえない。
地方にとってみれば、それが町興しに繋がることも視野に入れているので、
行政を巻き込んだり、行政が先導していたりで、大きな期待になっていることもある。

十勝では芽室コーン炒飯が第一号で、これは美味しいし、
その歴史的な流れも公式サイトで公開されていてわかりやすい。
共感できる部分が少なからずあり、むしろ積極的に応援したい。
本日09年7月25日から、帯広サラダ麺が始まった。
十勝の新ご当地グルメ第2号だ。
コーン炒飯もそうだが、ルールが多いし、訳のわからないルールもある。
本当に地元のことを考え、地産地消を視野に入れたものなのか疑問がたくさん。
何故なら、ルールが多いと、面倒だから参加店舗が減るのは目に見えている。
しかも、以前からあるメニューではなく、わざわざ新しく作るのだから、
面倒くささはさらに増すだろう。
ルールの細部も「?」というものが少なくない。

十勝は、新しいものを作らなくても、B級グルメはたくさんある。
魯人のB級グルメ紀行を見ていただければわかるが、
豚丼中華ちらし、焼きラーメン、うどん、そば、ホルジンなどがあり、
その中でも、豚丼は十勝特有で全国的にも有名、
中華ちらしは最近人気が上がり、全国で紹介されることも出てきた。(テレビ、雑誌)
ホルジンもジンギスカンの発展系だし、
そばもそれなりに広まっている。
焼きラーメン、うどんはそれほどでもないが、
この後の期待もこめて魯人は扱っている。
しかも、十勝の人達は、外食をたくさんするわけではなさそうだというのが1年間暮らした印象だ。
また、新しいもの(こと)は好きで飛びつくが飽きやすくもある。
大手でも新しく参入したところで残っているところは少ない。
カレーならココ壱、リトルスプーン、焼き肉なら牛角などは撤退してしまった。
十勝地元のインデアンや平和園があるから、十勝っ子はそちらを選ぶのだ。

ご当地グルメは既に確立していると言ってもいい。
そんな中、地元が中心になって頑張っている芽室のような例ではないと
十勝では新ご当地グルメは受け入れられないのではないかと思ってしまう。
言い過ぎだろうか?
サラダ麺の行方がどうなるか見ていけばわかるだろう。
結論を急ぐことはないが、地元にマイナスの要素が残るような結果にはなって欲しくない。
プロデューサーは、地元の人間ではないから。

外観
さて、ランチもディナーも大人気の一つ古季庵いろりへ行く。
以前ディナータイムに行ったことはあるが、今回はランチタイム。

カレーつけ麺
つけ麺のカレーミニ豚丼をセットにした。
左手前の蓋のついたのがカレースープ。
漬け物が付いているのも嬉しい。

カレースープ
開けると湯気が立ち上り温かい。
カレーはそれほど辛くないが、この旨みは比較的甘い方がいい気がする。
スープが多いため見えづらいが、肉団子と牛肉のブロックが結構入っていて美味しい。

麺
は太めストレートのラーメンをベースにした、茹でて冷ましたぬるいもの。
これは熱々だったのかもしれないが、猫舌の仏太としてはぬるい方が有り難い。
適量を箸ですくって、スープにつけて、ずずずずーーーっといただく。
う、う、美味い!!!
ある程度がばっと麺を入れた方がよくカレーと絡むのでわかりやすい味になる。
カレーにたまごがあるのは最高に嬉しい。

ゆったりして、時間の流れの違うところで楽しむ。
満足して古季庵を後にした。

つけ麺が関東を中心に流行っていると聞いたが、
別に流行を追いかけているわけではなく、たまたまそうなっただけなのだ。

外観
ルボルドーは、春駒通り沿いにあるフレンチレストラン。
7月頭に改装されて、赤を基調とした目立つ外観となった。
フランス国旗がたなびき、以前からわかりやすいところではあった。

枝豆ん1
ここでは今日から提供され始めた、十勝おびひろ枝豆サラダ麺という
新ご当地グルメをいただくことにした。
帯広市内で全部で6カ所提供している。
そういう企画ものがなければ、フレンチを一生懸命食べるわけでない仏太は
もしかしたら一生来なかったかもしれない。

枝豆ん2
麺は平打ちの麺と決まっていて、それは既に味付けされていて美味しい。
そのまま食べるもよし、つけ汁につけて食べてもよし。
つけ汁がさすがフレンチとうならせる複雑な味わいで、よくわからないスープだった。
つけなくても美味しい味付けとなっている麺を、
複雑なたれにつけてみると味わいが変わる。
ただ、3つの食べ方を提案するというのがルールになっていて、
非常に煩わしいものだと思った。
食べ方は好きにさせて、って感じ。
そのままで十分美味しいのに、つけ麺にするというのは、
あまり納得できないが、まあまだ許容範囲だ。
酷いのは、たっぷり残った枝豆につけだれをかけて食べる、というものだ。
麺を食べながら枝豆も食べるからたっぷりは残らないし、
わざわざタレをかけて食べなくてもいいのではないかな。

スプーンと箸
また、とんちんかんなルールの一つに、
箸とスプーンで食べる、というのもある。
まあ、使いやすさではそれで構わないと思うが、
道具はそれぞれ食べる人が使いやすいもので食べればいいのではないかと思う。
ルールでがちがちにされて、楽しいか?
スプーンはスープを飲むのに必要だと思うが、
そのスープもマッシュルームを使わなければならないというルール。
コーン炒飯はコーンスープとルールにしたのだから、
枝豆をサラダ麺に入れたのなら、豆スープにすればいいんじゃないのか?
突っ込み処満載のルールはネタになるから有り難い。(笑)

絵
食べているときに、そんなことばかり考えていたわけではない。
折角食べるなら楽しみたいもんね。
美味しくいただきたいもんね。
実際、麺の具になっていたチキンはカレー味となっていて
仏太としては修行となったので、非常に嬉しかった。
6つのうちでここを選んだ理由の一つだからだ。
大きな理由は、知人に勧められたからなのだが。

チャイ
そして、メニューを見たときに小躍りしたことがあった。
まさか、フレンチの店で味わえると思わなかったが、チャイがあったのだ。
う〜〜ん、ここのマスターがスタッフは結構カレー好きだな、きっと。(笑)
そういうことも考えていたりしたので、
とても楽しく食すことができたのだった。

ビート
メニューやサイトの写真ではサラダ麺の上になかったものがあった。
赤紫色の細長いサクサクしたものだ。
最初見た目はサラミを細長く切ったのか?とも思ったが、
食感は全然違うし、味も違う。
聞いたら、ビートだと教えてくれて、しかも切る前のものを持ってきてくれた。
気さくに色々と話しかけてくださり、味の感想なども聞かれた。
写真を撮りまくっていたから、どこかの取材と間違われたか?(笑)
他のお客さんもいたのに、丁寧に対応してくださり、
非常に接客が参考になるものだった。

美味しくて、気持ちよく食べれたので満足だった。
仏太が不満なのは「新ご当地グルメ」のあり方なのだ。
まあ、一個人が不平不満を言ったところで何かが変わるわけではないが、
本来のブログの姿勢として、たまには批判的になってみる。(笑)
(ブログは、欧米では、一つのことに関して極めている人が
そのことに対して、批評したり批判したりするスタイルが一般的らしい。
仏太も聞きかじった知識でしかなく確認してはいないが、
日本のような、日記的なものはそう多くないようだ。
政治的なブログになると、実際の政策とかに影響を及ぼす力があるそうだ。
そういったブログを管理している人をブロガーといい一目置かれる存在なのだそうだ。)

I ate two tsuke-mens at Kokian Irori and Le Bordeaux. At Kokian I ate curry tsukemen and at Le Bordeaux salad-men. I felt both of them good. I was very satisfied. But I have somethig to say to the rule of salad-men. Tokachi Obihiro edamame salad men is one of the new gourmet peculiar in the limited district. Some of the rules are foolish, I think.

古季庵いろり
帯広市東2条南12丁目2番地1
0155-25-3777
http://kokian.jp/
11:30-14:00, 17:00-22:00
日曜定休

フレンチカフェ ル・ボルドー
帯広市西16条南5丁目17-9
0155-38-3440
http://www.le-bordeaux.jp/
11:30-21:30LO
水曜、第3火曜定休

十勝芽室コーン炒飯
十勝おびひろ枝豆サラダ麺公式サイト
まめさら君ブログ