カレー修行(十勝)

十勝に来てよかったと思うことと、よくなかったと思うことは当然ある。
4ヶ月を過ぎて、だいぶ慣れてきた気がするが、まだまだだ。
そんな話をすると、もうずいぶん長くいる人のようだ、と言われることもある。
あまりにもなじみすぎてるらしい。
こんな仏太を受け入れて下さって、アザッス!アザッス!アザッス!
勿論、万人が受け入れてるわけではないだろう。
快く思ってない人もいるはず。
八方美人にならないように気をつけながらいきたい。

よかったこと
人間関係
札幌でも素敵な仕事仲間に恵まれたと思っている。
しかし、そうじゃない人達もかなりいた。
数字を気にしてばかりの人がいたり、
上司が〜と言ってるから、と自分の意見を言わない人がいたり、
人の話を聞かないで自分勝手に物事を勧めたり、
という人達もいた。
十勝に移ってからは、それほどひどい人は見たことがない。
基本的に人が温かい
景色がいい
緑が多い。
凄く人間的で、生まれてきてよかった、と思える土地だと思う。
空気や水が美味しい
すなわちそれは食べ物が美味しい、に繋がっていく。
野菜がとても美味しい
これは地物を食べたときに本当に心の底から思った。
他にも色々あるけど、それはおいおい。

よくなかったこと
スープカレー修行場が少ない
仏太としては致命的。(笑)
でも、その分、自分で作ることにも一生懸命になった。
変に田舎なところがある
噂好きだったり、保守的だったり。
まあ、許容範囲だから、それは人間の温かさを考えると全然問題にならない。
ちょっとしたお店を探しても中々希望のところが見つからない。
これはまだ慣れてなくて探せてないというのはある。
ラムカレーを食せるところがない!
これはかなり痛い。
ジンギスカンがこれだけ発達してる土地柄なのに!!!

と思っていたら、いっぺんに二つのところがラムカレーを出した。
一つは、以前にメニューにあったが今回復活したWAMUW
11月2日のブログに書いたので、おわかりと思う。

外観
もう一つは、音更のシャンバラ天竺
今回マンスリーメニューとして登場した。
新メニュー
できたら、そのまま定番メニューにしていただきたい!
マスター、よろしく!(笑)

そう、美味しいからこそのお願いなのだ。
ラムカレー1
ただ、ぼーっと眺めてしまうと普通のシャンバラ天竺カリーに見えるかもしれないが、
肉が違う。肉が!!!シャンバララムカリーというネーミングもわかりやすい。
当然、シャンバラ黒カリーとも違う!
黒カリーはイカスミスープだからね。(そんなのわかってるって?なら、いいです・・・笑)

ラムカレー2
カレーだけにするとこんな感じ。
スープは普通に見えるでしょ。
って、辛さ12倍だから、ちょっと赤いかも。(笑)
具もだいたい同じに見えるだろうけど、注目はお肉!!!ラム!!!(笑)

ラムカレー3
ほら、これでチキンじゃないってわかるでしょ!!!(しつこい?笑)
ラムは臭みはなく、でも、ラム好きでも満足な美味しさ
スプーンだけでも切り崩せる柔らかさ
マスターは、仏太がラムを好きだということを知ってるので、
本当はもっと柔らかい部分を出してくださるつもりだったらしい。
しかし、「一番硬いところいっちゃった。」とおっしゃっていた。
でも、柔らかかったので、だったら普通に調理されたところはどんだけ柔らかいんだろう、と思ってしまった。
マスター、もっとラム好きを増やすために、みなさんに美味しいところを出してください!
そして、改めて思ったことは、野菜などの彩りも綺麗だし、それぞれが丁寧に調理されてるということ。
美味しかった。
で、この値段は安いと思った。
コストパフォーマンス悪いんじゃないかな。(修行者にとってはお得ってことだよ。)
仏太はやはりラムが好きなので、また行きたい。
最近、シャンバラ天竺は月1回くらいのペースなので、
もう少し増やしたいところだ。

他の修行場もラムカレーを出して欲しいなあ。

I ate lamb soupcurry at Shambhara Tenjiku. It was very good. I like lamb curry the best of curries. So I want Tokachi curry shops to put lamb curry on thier menu.

シャンバラ天竺
音更町木野西通12丁目1-4
0155-30-6617
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=16tenjiku
11:30-14:30LO, 17:00-21:30LO
水曜、第3木曜休み

カレー修行(十勝)

色というのは、科学的には光の波長の問題らしい。
赤外線とか紫外線は、可視範囲を超えた波長で、人間の目に見える波長は
色で言うと赤と紫がそれぞれの限界のようだ。
また、三原色というのは、色彩と、光では少々違う。
色の三原色はで、3つを混ぜるとになる。
光の三原色はで、3つを混ぜるとになる!!!
って、そんなこと知ってるよね。

色は色々な効果を、いい意味でも悪い意味でも引き出してる。
系の色は暖かみがあり興奮する方向に働くし、
系は涼しく、冷静な方向になる。

食事も色々な色があると食欲の度合いが変わってくる。
目で見て楽しい食事というのもまたいいものだ。
勿論、味がいいのに越したことはないが。

カレーも色々な色がある。
基本は、黄色。
これはターメリックの色がメインだ。
和名はうこん
辛くなってくると、チリ系の色合いが強くなり、オレンジとかになることもある。
また、タマネギを炒めたりした色で茶色になったりすることもある。
インド料理にあるサグカレーなど、ほうれん草のカレーはだ。
知り合いが青いカレーがあるとメールを写真と共に送ってくれたことがあるが、
それは流石に食したことないし、グロく見えて、食欲は湧かなかった。
タイカレーは、グリーンカレーレッドカレーイエローカレーがあり、
現地ではオレンジカレーとかパープルカレーなどもある(あった?)そうだ。
網走のホテルで最初に出したと言われる流氷カレーはホワイトカレーだ。

シャンバラ黒カリー1
そして、今回音更のシャンバラ天竺に行き、シャンバラ黒カリーというものをいただいた。
イカスミを使ったスープカレーで、真っ黒だ。
苦かったり、辛かったり味の想像しにくいかもしれない。
しかし、パスタなどでイカスミを経験したことがある方はおわかりだろう。
基本甘い感じなのだ。コクのある甘さ。
だから、実際の辛さよりは和らいだ感じになる。
このスープ結構いけるので、一度試してみてね。

シャンバラ黒カリー2
具の色とのバランスも絶妙。
服のコーディネートでも、黒とだったらどんな色もだいたい合うよね。
そんなわけで、色でカレー?となってしまうかもしれないが、
実際は食欲が湧くし、実際に食してみるといい感じでスプーンが進む。
満足した。

また、別のメニューも食してみたいな。

I went to Shambhara Tenjiku in Otofuke to eat Shambhara Black Curry. It was made from squeeze. Rather sweety than you think. You can eat it with good taste.

シャンバラ天竺
音更町木野西通12丁目1-4
0155-30-6617
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=16tenjiku
11:30-14:30LO, 17:00-21:30LO
水曜、第3木曜休み

カレー修行(十勝)

仏太が時々書く高級居酒屋は音更にある。
ママが美人である。
料理が美味しい。
変わったシステム。
お酒を持ち込み、その時ママの分も持って行き、その代金がそのまま飲み代になる。
このママかなり強いので、ちょっとやそっとでは済まない。
が、それだけの価値がある。
時々、どこにあるのか聞かれるが、それは仏太の口からは言えない。

同じ音更にあるシャンバラ天竺に行った。
中
さて、これはどこからどこを写真を撮ったかわかるかな?
ヒント:入り口じゃないよ。(笑)
この日はメニューをどうしようかあまり迷わなかった。
キーマカレーを辛くして、ピクルスマサラチャイも下さい。」
と注文。
まだ、十勝に慣れてない仏太は
「チャイくだチャイ!」
とは言えないのだ。
シャイすぎる・・・
あ、チャイくだシャイって言えばいいのか?

キーマカレー1
辛さは5倍くらいにしておきますか?」
優しいマスターが聞いてくれた。
そうだなあ、スープは10倍くらいにしてるから、5倍でいってみようか。
「それでお願いします。」
キーマカレーは基本的に辛さの設定はない。
しかし、仏太がわがまま言って辛いものを作ってもらった。
こういう臨機応変なサービスは嬉しいものだ。

キーマカレー2
勿論、スープカレーも美味しいけど、
この道産豚とひよこ豆のキーマカレーは味も量もいい感じで満足だ。
そして、今回の辛さはじんわり汗をかく仏太の辛さ3でますます満足。

お会計の時に、マスターと少し話をした。
高級居酒屋のことを気にしていた。
同じ音更ながら、そういうところを知らないと。
こんな新参者の仏太が知っているのが不思議だったみたいだ。
また、この前の連休(水、第3木)にカイエンに行ってきたと教えてくださった。
8月19日の日記を参照してもらいたいが、
カイエンのマスターとママが夏休みを取って十勝に遊びに来てくれたのだ。
そのとき、仏太がお相手をできない時間帯に、お二人はシャンバラ天竺に行かれた。
今回はそのお返しというかお礼参り(全然違う?笑)というか、そんな形で行ってきたと。
カレー修行場の人達もそれぞれ色々な人間関係があり、
こういう話を聞くと嬉しくなる。(別にその人達の親でも何でもないのだけど。笑)

舌も満足、心も満足。
気分がウキウキして帰ってきた。

I went to Shambara Tenjiku in Otofuke to eat keema curry and talked to Master. The curry was very good. We enjoyed talking about something.

シャンバラ天竺
音更町木野西通12丁目1-4
0155-30-6617
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=16tenjiku
11:30-14:30LO, 17:00-21:30LO
水曜、第3木曜休み

カイエン
札幌市豊平区月寒西1条11丁目2-28
011-855-7765
http://www.cayenne2004.com/
11:30-15:00, 17:00-24:00 (日祝-21:00)
水曜定休

カレー修行(十勝)

同僚の稼ぎ頭Gさん(仮名)はGreatな人だ。
だからGと略させてもらってる。
そのGさんから、仏太の文章面白い、とお褒めの言葉をいただく。
非常に嬉しいことだ。
シェルパ斉藤(斉藤政喜)の書く文章に似てると言われた。
恥ずかしながら、シェルパ斉藤を知らなかった仏太は調べて、
行きあたりばっ旅という単行本を購入した。
面白い本だ。
なるほど、この人は似てる匂いがする。
というと、シェルパ斉藤に失礼だが。
仏太は元々はバックパッカーだったので、嬉しく思った。
そして、その中に、まさに自分が普段から考えていた
ポリシーのようなことが書かれていて、涙が出そうになった。
シェルパ斉藤が海外で非常に親切にしてもらったときに、
お礼をしたいんだけど、そんな余裕がなく、困ってしまい、
正直にそのことを相手に伝えたときの、相手の言葉だ。

<以下、勝手に引用>
全然気にすることはない。君は若く、ぼくは君よりも地位も経済力もある。もし、君がぼくにお返しをしたいのなら、ぼくにではなく、君が余裕を持てるようになったときに、今の君のような旅人に対して愛情を注いであげなさい。それでイーブンだ。ぼくに直接返す必要はない。きっとその人もまたいつか、どこかで別の旅人に愛情を注いでいくことだろう。世界はそうして成り立っているんだよ。
<勝手な引用終了>
(著作権とか問題あるようだったら、教えてください。)

学生の時に、体育会系にいたので、後輩に奢るのは当たり前のようになっていた。
経済的に大したことないくせに、いい気になって、と言われたらそれまでなのだが、
その後輩達に何かを期待したわけではない。
仏太も下の時には、上に奢ってもらった。
後輩達は、更に後輩達に同じことをして循環してる。
シェルパ斉藤の話はなんとなくそれに似てると思ったが、スケールは全然違う。

仏太は地位はそんなんでもないが、社会的には比較的高い方にいると思う。
経済力はあると思われてる。
実際はそんなんでもないのだが、でも平均よりは上だ。
じゃないとあんなにカレーを食せないよね。(笑)

仏太と一緒にいたことがある人はわかると思うが、
結構気前がいいときがあると思う。
かなりの時もあるけど。(笑)
仏太はそれを返してもらいたいと思ったこともないし、
お礼を欲しいと思ったことはない。
ただ、楽しんでくれればいい、と思っている。
あ、だからといって、毎回奢るほどの経済力はないからね。(笑)

飲んだときの約束はかなり怪しくなるので、覚えているうちに確認した方がいい。
特に仏太は最近よく記憶をなくす。
かなり心配だ。
なくすのは記憶だけならいいが、信用もなくすようだと、人間終わってるかもしれない
気をつけないと。

今回は飲んだときの約束。
いつもニコニコのHさん(仮名)とその部署に短期出張に来てるイケメンIさん(仮名)と
男ばかり3人でカレーを食しに行く。
シャンバラ天竺が選ばれた。
Hさんは、以前別のところが好きでかなり通っていたらしいが、
営業形態と味などが変わってから、そこにはほとんど行かなくなったし、今後も行きたくないと言っていた。
今回シャンバラ天竺で食したときは、久しぶりだったそうだが、
前に食したときより、美味しくなってると思ったそうだ。
シャンバラ天竺に通おうかな、と言ってた。
Iさんは札幌出身なので、スープカレー自体は何度か食してるそうだ。
シャンバラ天竺は初めてだそうで、わくわくしているようだった。
猫舌のため、ちょっと待ってる姿が、なんとなくお預けを受けてるように見え、
もしかしたら、女性にはそそるのかもしれない。
食し始めると、「美味しい!」を連発していた。
そして、ちょっとだけ後に来た仏太の分は
シャンバラ豚角煮カリー
シャンバラ豚角煮カリー10倍
二人は、10倍!?と驚いていたが、仏太的には徐々にアップして、今このくらいだ。
今回は、前より辛さに強くなったのか、まだまだいけるような気がした。
確かに、2人が感じるように美味しい。
旨味が前よりあるような気がしたのは、2人に言われて暗示にかかってるか?(笑)
いや、そんなことはないだろう。
やはり美味しいのだ。
そして、帰り際に、だらだらと、まさに滝のように流れる汗だった。
いい感じだ。

後輩のIさんに、Hさんと仏太で奢ったのは言うまでもない。

I think it is good that I pay for others’fee of curry. Only I want is their happy souls and smilings. Today I went to Shambara Tenjiku with Mr. H and Mr.I. The soupcurries were very good, We felt very nice.

シャンバラ天竺
音更町木野西通12丁目1-4
0155-30-6617
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=16tenjiku
11:30-14:30LO, 17:00-21:30LO
水曜、第3木曜休み