カレー修行(十勝)

仏太は江別で暮らしていた時期がある。
中学までいて、高校からは札幌に通った。
高校に入ったときに江別というだけで相当馬鹿にされた。

当時は東京が埼玉や千葉を馬鹿にしているのをテレビでよく見ていた。
しかし、東京は人口が多くて色々なものがあり、
先進的で日本の中心だから、都会だけど、
生粋の江戸っ子は1割くらいだと聞いた。
人口の9割は外からの人間なのだ。
そういう人が周りを田舎扱いして馬鹿にするというのはいかがなものだろうと思っていた。

同様に、札幌に出たときに江別が馬鹿にされるのには憤慨した。
確かに田舎だから大きなことは言えないが、
江別にだっていいところはある。
ベッドタウンで札幌に沢山お金を落としている(笑)し、
街中に近いけど、田舎で空気がいい。
札幌市内の一部より、街中に近い。
遠い近いで言うと江別の方が「都会」なところだってある。
レンガと酪農の街・・・。
それこそ東京から見たら全然札幌は田舎だ。
しかし、札幌っ子のプライドが許さなかったのだろう。
まあ、今となってはどうでもいい話なのだが、高校生の時はかなりかちんと来た。

都会の便利さは確かに凄いと思うのだが、
人間性を失ってまでそれを追い求めるのはどうかと思う。
だから、仏太は今でもあまり都会に住むよりは田舎に住みたいと思ったりもする。
(都会の人達が全員そうとは思わないが、集団としては・・・)

東京は遊ぶにはいいかもしれないが、住むところではないと感じている。
札幌も人口が増えて、なんとなくそういう雰囲気が出てきているところがあるような気がする。
田舎とか都会っていうのはあっても、それぞれが馬鹿にしたりということは、
本来おかしな話だな
、と以前から思っていたが最近も更にそう思っている。

十勝でも似たような経験をする。
とはいえ、それは表だってそう言われているわけではないのだが。
仏太は職場も住まいも音更町
正直、十勝に来るまで知らなかった。
また、芽室町と南茅部町の区別もついてなかった。
(南茅部町は道南。笑)
大乃国が芽室町出身というのは知っていたけど、道南だと思っていたのだ。(笑)
そのくらい十勝を知らなかったが、逆にその分、住むことになったら
何もかもが新鮮で楽しく色々と吸収している。(つもり)

音更町は十勝の中心地帯広のすぐ北にある。
これは札幌では石狩にあたるのだが、
すぐ隣ということでは江別と似ていると勝手に思っている。
だから、親近感が湧いたり、何かあると自分の中では比べたりしている。

シャンバラ天竺マスターと話したときに市町境の話題になったことがある。
音更町と帯広市は河で隔てられていていくつかの橋がかかっている。
一番大きいのが十勝大橋かな。
音更の住民はそこを渡って帯広に行くのに抵抗はないけど、
帯広の人達はそこから北に行くのに抵抗を感じている人が少なからずいると。
ちょっとした都会と田舎の感覚かな、と妙に納得した。
シャンバラ天竺は以前帯広のやや南側に位置していた。
移転して音更町に移って、それでも通う常連さんもいるのだが、
十勝大橋を渡る勇気(!)がいるという方もいたそうだ。(笑)

帯広市役所の人が音更町に居を構えて、
ちょっとした話題(問題?)になったことがあるくらいだから、
住むのには非常に魅力的な町なのではないかと思う。

ある大がかりな調査では、2030年くらいの人口予想は
北海道の市町村で、現在より増えているのは、2つしかなく、
旭川の隣の東神楽町と、我らが音更町くらいなんだそうだ。
まあ、人口が増えればいいってもんじゃないかもしれないが、
人がいれば色々なことができる。

なんとなく住み始めて、なんとなく生活仕事をしているが、
ちょっと調べたりすると素敵なところがどんどんわかっていくから、
これからもできたらずっとお世話になりたいな、と思ったりしている。
音更町、素敵なところだ!

エビカレー
そんな素敵な音更町、カレー修行場もいくつかある。
インデアン音更店からテイクアウトしたものを朝食に。
エビカレー
音更の誇るカレー修行場の一つだ。
一晩おいたカレーもマイルドで味わいがある。

アイスクリーム
昼はちょっと職場を抜け出した。
最近、忙しすぎてお金をおろす暇がない。
金をおろしたい、買い物をしたい・・・
色々な理由で外に出たときに、ジャングル1ルーキー店に行った。
最初にヨーグルトアイスがサービスで出てきた。

ホタテカレー
今回はマンスリーのホタテカレーをいただいた。
ランチタイムからは少しずれていたが、結構修行者が入っていた。
夜より昼間が多いのかな、と思った。
なんだか、アイスを食前にするか食後にするか、
辛さは更に辛くできるけどどうか、など結構色々と聞いてくれた。
笑顔も素敵なお姉さんだった。

ビールとつまみ
夜はシャンバラ天竺へ。
幸い車で行かなかった。
メニューを見ていたら、今月のマンスリーの裏に
先月のマンスリーが載っている。
マスターに、あれ?まだやってるんですか?と聞いたら、
材料があるうちは出すという。
ならば、念願の唐揚げで飲む、ということを!(笑)
更にピクルスも頼んで、一人飲み。

ラムのコフタカリー
結構酔って、でもやはりカレーを食したい。(笑)
ライスをなしにしてもらい、マンスリーをいただいた。
ラムのコフタカリー
これ酔っていてもラムがわかる。美味しい。
そして、この具材の配置が珍しいと思った。
普段は芸術的に並べられていることが多い印象なのだが、
今回のは対照的な感じで、それを指摘したら、
マスターも、そうなんですよねえ、どうやるか迷ったんですけど、
そこに行き着きました、とのこと。

本日、音更の修行場で3食を占めた
これって初めてのことかもしれない。

音更いいところだ
是非、十勝観光の時は来て欲しいし、
十勝管内の人達も来て欲しい。
特に帯広の人達は、十勝大橋を渡ることをおっくうがらずに!(笑)

I went to three curry shops all in Otofuke today. For breakfast I ate shrimp curry of Indian Otofuke branch taking out yesterday. For lunch I ate scallop curry of Jungle 1 Rookie branch. For dinner I ate lamb kofta curry of Shambhara Tenjiku. All were very good. This was the first experience of mine that I ate three curries of all Otofuke’s shops.

インデアン音更店
音更町木野大通東16丁目1
0155-30-2139
http://www.fujimori-kk.co.jp/
10:00-22:00 (LO21:45)
無休
参考:乙華麗様です!第5回

ジャングル1ルーキー店
音更町木野大通東10丁目2
0155-31-6513
http://www.mytokachi.jp/blog/jungle1/
11:00-20:00
無休

シャンバラ天竺
音更町木野西通12丁目1-4
0155-30-6617
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=16tenjiku
11:30-14:30LO, 17:30-20:30LO
水曜、第3木曜定休
参考:乙華麗様です!第2回

参考サイト
音更町

カレーツアー,カレー修行(十勝),観光

北十勝ってどの範囲をいうのだろう?
手元の資料(まんぷく十勝2007ー2008)によると、
音更町、士幌町、上士幌町、足寄町、陸別町のようだ。
帯広から見て北にあり、国道241号線でつながっている。
今回は、その北十勝ツアーを企画した。
しかし、残念なことに、時間は限られているので、全てを網羅できるわけではない。
特に、陸別町で狙っていたところは日曜日が定休のため、今回は断念した。
(以前に一度行ってる正己秦食堂。08年11月1日の日記参照)

まずは、音更町からスタート。
くらしの図書館で、のださとこさんのフェルト展をやっていた。
今月いっぱいということで、興味があったのだが、中々仕事の都合があり、行けてなかった。
おそらく今日行かなければ、見逃してしまうだろう。
フェルト作品

少し北上して、士幌町
道の駅が二つあるというのは、十勝ではここ士幌町だけ。
その一つのピア21しほろに寄る。
外観
ここはいつも混んでいる。
が、レストランはあまり混んでるのを見たことがない。
でも、今回は混んでいた。
とはいえ、仏太は今回は入らなかった。
これからに備えて、売店だけですませた。

プリン
なまらdeカフェ・オ・レ プリンをゲット。
なるほどね、これが話題のプリンか。
スイーツを詳しく語ることのできない仏太の感想は、美味しい!(笑)

更に北上すると、上士幌町
士幌町の上だから、上士幌町というのはわかりやすい。
何度か行っていて、迷ってたどり着けなかったことが数回。
比較的、道を覚える方の仏太が苦戦するところ。
看板2
すると、今回はすぐに看板を見つけた。
よし、大丈夫。看板のあるところを右に曲がる。
看板1
更に看板発見。
もう、完璧。
たぶん、次回からも間違えないだろう。

外観1
それでも、木々が茂り、近くに近づいてもまだ慣れなければ半信半疑だろう。
が、建物は見えた。
間違いない。

外観1
そう、あんだらやで昼食。
この隠れ家的なカフェというか修行場というか。
自給自足な感じが、また味を出している。

山羊
山羊が人なつこく鳴いていたので、なでたり、葉っぱをあげたり。(笑)

犬
犬も人なつこい。
近づくと腹を出してそこをなでてという。

テーブル
サイケデリックな印象の絵が迎えてくれ、中に入ると雑貨が置いてる。
で、奥に入って、今まで座ったことのないテーブルに座ると、ラスタカラーだった。
おお、いい感じ。

ヨーグルトチキンカレー1
今回頼んだのは、ヨーグルトチキンカレー
ヨーグルトでつけこんだチキンを使ったカレー、ではない。
チキンカレーのスープにヨーグルトを使っているのだ。
(ここのカレーはルーカレーというより、スープカレーに近い。)

ヨーグルトチキンカレー2
酸味のあるその独特のスープは、珍しい物好きで、
酸味好きの仏太を魅了した。
なんだか説明の使用のないスープだ。
チキンは食しやすい大きさに切られていて、ごろんごろんと入っている。
パクチーを使っていると思われるソースは健在で、
イタリアンかフレンチのようにカレースープにかけられている。
美味しい。
ふーん、こういうのもありなんだな。
だけど、真似できない。
流石プロ。

チャイ
そして、最後は、チャイ
これはここの名物と言ってもいいと思う。
先に来ていた隣の関西弁の女性も頼んでいたし、
後から来た、以前この近くに住んでいて、最近このあたりの自然を見直しているという男性も
チャイだけを注文していたくらいだから、美味しいのだ。
そして、その入れ方。
みんなが頼むから、都合3回以上今回だけで見たのだが、
一部窓が開いたキッチンを見ることができ、
チャイを入れるパフォーマンスが楽しい。
チャイに空気を触れさせるということらしいが、本場でも同じことをするようだ。
仏太はインドに行ったことがないからわからないが。
落差をつけてカップからカップへという作業を何度か繰り返すのだ。
隣の女性は写真を撮っていたようだが、仏太はそのうちお願いして動画を撮らせてもらいたいと思っている。
シャイなのでまだお願いできてない。

今回の北十勝ツアーの大きな目的の一つが終わった。
そして、今回の北限(笑)は足寄町
有名人は、歌手(?政治評論家?)松山千春と政治家鈴木宗男
千春の家、というのが観光スポットになっている。
が、わかりにくい看板。(笑)
迷いながら、勇気ある撤退をしながら、やっと見つけた。

千春の家1
普通の住宅街にあり、でも、大きく威厳のあるお家だ。
よく見ると表札は「松山」。(笑)
この写真ではわからないかもしれない。
玄関の横にしっかり足寄名物のラワン蕗が立てかけられている。
また、横に敷き詰められた石は、十勝石(黒曜石の方言)だ。

千春の家2
駐車場もあり、車庫の上には
おそらくデビューした頃かその数年後の絵があり、
その横には、最近のスキンヘッドにした絵が描かれていた。
仏太は松山千春がデビューした頃を知っているが、
最近の人は髪の毛があった頃のことを知らない人もいるんだろうな。

足寄博物館1
以前も行ったのだが、結構楽しめる足寄動物化石博物館

足寄博物館2
ここは海のほ乳類を中心に展示されているのだけど、クジラとか鯱は本当にでかいよね。
化石だけなのに、骨だけなのに、生命の神秘と壮大さを感じる。

足寄博物館3
で、何故ここが海のほ乳類中心なのかというと、
世界的に有名な、デスモスチルスやアショロアの化石が発掘されて、
それらが展示されている
から。
足寄は、その方面の学会では、世界的に有名で注目されているそうだ。
なんだかスケールのでかい話だ。
ということで、時間があったら、また足を運びたいところなのだ。

そして、今回のツアーの二つめの目玉。
外観
明月で夕食。

端山亭貼り紙
隣のイタリアンの店、端山亭は潰れていた。
知らなかった。

中
明月は基本中華を中心とした修行場なんだけど、
大衆食堂の様相を呈していて、家族連れがいたりする。
ちょっとレトロなテーブル席と小上がりが中心。
中華ちらしやラーメンなどもある。

カレー中華丼
仏太は前回(08年8月23日の日記参照。)とは違うメニューをオーダー。
カレー中華丼だ。
中華丼のあんかけにカレー粉を入れて、カレー味にしたものなのだが、
十勝の中華系の修行場では結構このタイプを見る。
美味しい。
具だくさんだし、元々中華丼も好きだから。
ここは中華ちらしもあるし、カレー関係のメニューも二つあるので、
外せない修行場の一つだ。

満足して帰路についた。
まんぷくでもあり、まぶたをしばしばしながら、
眠気と戦いながらドライブして帰ったのだった。
楽しかった、また、行こう!

I went to the tour to North Tokachi. This time I went to Otofuke, Shihoro, Kamishihoro and Ashoro. Two curries I ate were both good. One was yogulet chicken curry at Andaraya, another was curry chuka-don at Meigetsu.

あんだらや
上士幌町北居辺
01564-2-4589
http://www10.plala.or.jp/andaraya/
10:30-18:00 (土日祝-19:00), 冬期11:00-18:00
火曜定休

明月
足寄町里見が丘17
0156-25-5361
10:00-20:30LO
不定休

カレー修行,カレー修行(十勝),カレー修行(麺類),観光,食(カレー以外)

今どこに住んでるか聞かれたときに、札幌の人には「十勝」ととりあえず答えてる。
細かいことを言うと音更町なのだが、札幌ではあまり知られてない。
漢字だけ出すと読み方を知らない人も多いと思う。
「おとふけ」だ。
で、どこに位置するかはもっと知らないと思う。
帯広市の北に位置する。
十勝川温泉が音更町だということを知らない人は更に多いのではないか?
音更町の中では、南東にある。

十勝スタンプラリーの完成を目指して、今回は北へ車を走らせる。
音更町を出て、士幌町、上士幌町を抜ける。
足寄町で、道の駅足寄湖に寄る。
スタンプをゲット。
もう一つのあしょろ銀河21ホールは前にもうスタンプを押し終わってるので、今回は素通り。
北へ向かう。
すると陸別町になる。
以前に一度来てる。二回目だ。

陸別で以前カレーを食した修行場がなくなっていた。
休みではないだろう。閑散とした感じ、看板の変化などから逝ってしまったことがわかる。
道の駅は、旧ふるさと銀河線の陸別駅を改造してできた。
今年の4月から鉄道の一部を使って、列車の試運転ができるようになったらしい。
鉄道ファンは要チェキ!

外観
今回の目的はうどんとそば。
讃岐うどんの店があると知って、行ってみたが、終わっていた。
昼間だけ一寸の時間営業するようだが、残念。また来よう。
そして、お腹を空かせて、今回はそばを食すことにした。
正己秦食堂というのだが、看板などに書かれてなくて迷った。
のれんからそば屋だということは推察できる。
駐車場が横にあり、止めようと思ってふと見たら、その倉庫のところに書いてあった。
狭いところだから、そういうのがなくてもみんなわかるんだろうな。
さっきのうどん屋もそういえば、店の名前が書いたものがなかったな。(終わったからか?)

中
広くて綺麗な店内。
おおおお!!!
予想外に嬉しいこと発見!!!
メニューにカレーライスがある。
その横には大カレーライス。(笑)
でも、今回はそばを食べに来たんだよなあ。

ああ!!
カレーそばお願いします!」
見つけちゃったもんね。
麺類の中では一番外れの多いカレーそばだが、それでも仏太は修行してしまう。
「辛いのと普通のがあるけど。」
まじ、当然答えは決まってる。
辛い方をお願いします。」

カレーそば1
退屈しのぎに本を見ながら待っていて、出てきたのは、
そばが見ないくらいカレールーがかかった丼だった。
ねぎがわかる。かしわが入っていそう。(当たりだった。)

カレーそば2
そばをブラインドですくってみる。
おお、切れにくそう。
見ていた本にここが紹介されていて、太い麺だという。
確かに普通のところより太い。
しかも弾力があって、仏太好みの硬さ、コシ。
だし汁はそこの方に少しあった。
カレーは普通から見たら辛く、そばと合う味だった。
カレーそばの中ではかなりレベル高い
また、そば自体が仏太好みだった。

もりそば
なので、もりそばを追加で頼んじゃった
連れがいたわけではなく、一人で行って、もういっぱい頼んじゃった。
一杯のかけそばの方、贅沢してごめんなさい。
だって美味しいんだもん。
仏太好みの田舎そば。

おばちゃんがそば湯を持ってきたときに色々と話しかけてくれた。
見知らぬ顔だから、町民じゃないのはすぐわかったのだろう。
どちらから?
音更です。」
そんな会話から始まって、そばの話などをした。

うどんは食べれなかったけど、美味しいそばを堪能できて満足だった。

そば屋を集めた本の他に、地図も眺めていた。
折角ドライブに来たのだから、普段行けそうもないところに行ってみようかな。
道道143号線というのを見つけた。
よし、そこを行ってみよう。

寂しげな風景となり、山の中へ入っていく。
くねくねと曲がった道が細くなっていく。
凸面鏡が非常に役立つ道は、次第に峠へ向かった。
途中から砂利道となり、滑る間隔が体全体に伝わる。
ここ、冬は通りたくないな。今の時期でギリギリか。
下って、舗装道路となり、大きな国道に出た。
あとは道なりだ。

阿寒湖畔へgo。
しかし、ついた頃は薄暗く観光どころではない。
というより、まともな観光をしたいと思ってきたわけではない。
この前も職場の観楓会で来たが、ホテル内で飲んでいただけだった。(笑)
今回の目的は当然カレー!

木多郎
阿寒湖にも支店ができたと聞いて捜したらすぐに見つかった。
あれ?
おーまいがっ!
臨時休業。

アイヌ部落
すぐ横のアイヌ部落をぶらぶらする。
ほとんどがお土産屋だ。
時間帯的にもう閉まってるところもある。

外観1
あ、やっぱりあった。
よかった、まだあって。
約3年ぶりの登場。

外観2
ポロンノは、仏太が初めてまともにアイヌ料理を食べたところ。
とはいっても、結構アレンジされているところもあるだろう。
雰囲気も何となく好きなところなのだ。

アマムカレー1
カレーメニューが2種類あるが、ご飯の違いだけなのだ。
アイヌ風の炊き込みご飯がアマムというらしく、
それだとこのアマムカレーになる。

アマムカレー2
鹿肉行者にんにくなどが具に入っていて、
そういうあたりがアイヌっぽいが、カレーは普通のルーカレー。
鹿肉は、今まで食べた中で一番美味しく観じた。
最初牛肉と間違えたほどだ。
前回食したときの記憶がよみがえる、そんなデジャブなカレーだった。

ポッチェイモ
アイヌ料理も食べたかったので、ポッチェイモもいただいた。
これも前回食べてる。
素朴な味わいは好みが分かれるだろうが、仏太は美味しいと思う。
発酵したジャガイモから作るお餅だそうだ。
バターがよく合う。

「ごちそうさまでした。」
お会計をする。
どちらから?
あ、また聞かれた。今日はそういう日なんだな。
十勝から外れたけど、たぶん通じるよな。
音更からです。」
なるほど、という顔の若いマスター。
やはりわかってくれたみたいだ。
前にも来たことありますよね?
え???びっくり。
「覚えてらっしゃるんですか?」
「なんとなくですけどね。なんとなく。」
言葉とは逆に、口調はしっかりしていた気がする。
確信を持って聞いてるよな、これって。
「もう4,5年前で、その時よりかなり太ってるんですけどね。」
「なんとなくですけど、わかりましたよ。」
嬉しいかった。

帰って調べた。
05年8月9日が前回訪れた日付。
約3年3ヶ月ぶりだ。
凄いなあ、そんなに仏太って目立つ?(笑)

I went to Rikubetsu Town and near Akanko in Kushiro City. In Rikubetsu I ate a very good soba, curry soba and mori-soba, at Masami Hata Shokudo. It was special for me. In Akan I ate Amamu curry at Poronno, Ainu food restaurant. It was Ainu style curry rice. Good for me, too.

正己秦食堂
陸別町陸別原野分線5-7
0156-27-2048
11:00-19:00
日曜定休

木多郎阿寒湖店
釧路市阿寒湖町阿寒湖温泉4丁目7-5
0154-67-3054
http://www.kitarou.ws/
不定休

ポロンノ
釧路市阿寒湖町阿寒湖温泉4丁目7-8
0154-67-2159
10:00-22:30 (11月〜4月12:00-21:00)
不定休