修行場のTOP | 五十音別のTOP | 地域別のTOP |
Ryu-goowジャンル:タイ料理
タイプ:タイカレー 辛さ:2 交通機関:地下鉄東豊線「美園」 通り:国道36号線、環状通 駐車場:あり カード:使用不可 18席(テーブル席とカウンター席) 営業時間:11:30-15:00, 18:00-23:00 (土祝11:30-23:00, 日11:30-22:00) 定休日:月曜日, 第3火曜日 Take Out:なし |
メニュー カオソーイ¥1180 エビのカレー卵とじ¥1280 他にもカレーメニューあり |
仏太の視点
仏太はアフリカで国籍を問われたときに「japanese」と答えると「Pure Japanese?」と聞かれたことがある。また、沖縄で仕事にいったときに、タクシーの運転手に地元の人(しまんちゅ)に間違われたことがある。要するに南国系らしい。生粋の道産子なのだが。 学生の卒業旅行で、中国に行った。雲南省だったのだが、その中でもタイとの国境近くには泰族(確かこんな漢字。タイ族)という、タイ人の流れを汲む少数民族がいた。その時に、美人さんが多いな、というイメージが強く残っている。 ここRyu-goowに可愛いスタッフがいる。マスターRyuさんの奥さんなのだが、この奥さんがよくタイ人と間違われる。タイ人が食しに来たときに、平気でタイ語で話しかけられるそうだ。奥さんは生粋の日本人で、タイ語は話せない。Ryuさんはロン毛で髪を縛っているから、これまたちょっと日本人離れしてるのかもしれない。きたぐにやとかgopでスタッフをしていたことがあり、その経験を生かして、好きなタイ料理を中心とした修行場を開いた。 当初、カオソーイ(チェンマイのカレー麺:イスラムとタイの文化の融合)が売りだったが、メニューがどんどん増えて、カオソーイだけではなくなっている。それぞれの料理が美味しいのだ。試食会を行ったり、御夫婦で試食したり、と新作に余念がない。Ryuさんは外に出て、新しいものを吸収して、新しいタイ料理を常に考えている。実際に現地タイでも他国料理との融合が流行っているらしく、その辺りをRyuさんがタイで吸収してきて、益々パワーアップしている。Ryuさんの言葉を引用しよう。 <引用開始> 基本的には、今やっているコース料理の前菜でお出ししているものです。 詳しい内容はHPのDinnerをクリックして頂くと書いてあるのですが、イタリアンとタイの『フュージョン料理』です。 多分、札幌では初ですし、まだまだ知られていません。 フュージョン料理と創作料理というは違って、簡単に言うとフュージョン料理は、タイなりイタリアンなりフレンチなり何処頭に軸足があります。もともと存在する料理を例えばタイのスパイスで創ったとか、パスタをクイティアオ(フォー)に置き換えた物だと思って頂くわかりやすいと思います。 代表的なものでいうと『カルボナラ・タイ』と言って、生クリーム、牛乳をココナッツミルクに置き換えて、ブラックペッパーの香りをタイハーブに変え、ベーコン(パンチェッタ)を魚介に変えたんですが、やはり卵でまろやかにして、見た目も魚介のカルボナラの様なものです。今、バンコクで大流行しています。 <引用終了> 凄いよなあ。でも、この考え方ってカレーでもできるだろうし、特にスープカレーは新しい文化なので、古き良きものを融合するっていうのはいいことなんじゃないかな、と思う。 08年5月から月曜日以外に第3火曜日も定休日となり、日曜日に営業が1時間延びた。以前は味乃帝王というラーメン屋だったが、もうそれを思い出せる人も少なくなっているであろうくらい、ここの存在感はでかくなってる。赤い壁が派手。最初の印象は、思っていたより若い夫婦だと思ったら、実際に若かった(笑)。感じのいいお兄さんって感じ。というものだった。2回目くらいに言われたのは、Ryuさんがgopにいたときに、仏太のことを見ていて知っていたそうだ。吃驚。ありがたいというか嬉しいというか。あ、どっちもだ。(笑) ガパオは混ぜて食す。これが美味い。 パッタイクンは海老卵焼きそばで、平たい麺の焼きそばを中に包んだオムレツに海老が乗っている。海鮮カレー卵とじはホタテの貝付きの小さいもの、海老、タコ、玉ねぎなどが入ってる。酢やナンプラーが卓上にあり、それらをかけて楽しむ。 これまた、美味しい。他にココナッツ、一味的辛み、砂糖などもあり、このあたりはタイの屋台と同様のようだ。 エビのカレー卵とじはエビがたくさん入っていて、ニラも合う。本来タイではカニが入るそうだが、実は仏太的にはエビの方がいいかも。ココナッツ系タイレッドカレーになるそうだ。美味い、満足。ライスはタイ米ではなく日本米。(笑)ちょっともちもちしていた。スーカにニラも結構あいそうだと思わせてくれた一品。 これはレッドカレーだが、タイによくある、レッドカレー、イエローカレー、グリーンカレー(まるで信号の色みたい)は全て揃っている。タイ料理はカレーだけではないが、カレーもあるので修行はできる。 これでもまだ一部だけ。実際に全部を制覇するのは大変だが、大人数でパーティー形式にすると結構色々な種類のものを食すことができて、有意義な修行になるだろう。勿論一人で行って、Ryuさんに話しかけるのもよし。気さくに色々と答えてくれるから、料理のこと、作り方のことなど聞いてみよう。(07年4月、9月、10月、11月、08年1月、6月食す、08年6月記す。) |
修行場のTOP | 五十音別のTOP | 地域別のTOP |