住宅街にあり、比較的わかりにくい場所にあるが、それがまた周りとの違和感と混在感との狭間で面白い雰囲気を醸し出している。西5条通りを街中から南下して、ポスフールを越えて更に行くと右手に四中が出てくる。四中のグランドを越えてすぐの交差点（信号あり）を右折すると、程なく左手の電柱に案内看板が出てくる。そこを左に曲がるとすぐにナマステーはある。以前は別の場所にあり、実は2度移転している。3度目の正直というのだろうか。（ちょっと違う気がする。） 中は喫茶店のようでもあり、インテリアはインド風だったりもする。ガーナの手作りものが飾られていたりもする。（売り物のようだ。）コーヒーが美味しいという噂だが、まだ飲んだことがない。チャイやラッシーなどもあり、飲み物の種類も豊富。しかし、ここは基本カレーの修行場。もっとも看板には珈琲とカレーのと書かれているのだが。20年以上続く、帯広初のインドカレー専門店だ。その珍しさと美味しさから人気が続き、現在にまで至っている。凄いことだ。 
 カレーはインド風とスープカレーと2種類ある。元々インドカレー4種類を基本にやっていて、時々スペシャルメニューを出していた。なんとその基本の4種類は最初から変わってないという。スープカレーは現在のところに移転してきたことを機会に始めた。ちょうどスープカレーブームだったのだ。（2001年）独特のスープカレーは、マスターとママさんが数店食し歩き、オリジナルで作り上げたものだ。インドカレーは、ママさんが札幌でインドカレーを学んだものを再現している。インド人から教わったので、レシピは本場そのもの。辛さは基本5段階だが、5番very very hotは結構辛いので、自信がない人は無理は禁物。  インド料理も種類はあるが、材料などで納得がいかないと用意されてないものもあるのでその都度確認した方がいい。サモサやタンドリーチキンは有名だろうが、よく知らない名前のもの（例えば、パパダ、チキンパコラなど）もとても美味しいので、ちょっと聞いて試してみるのもいい。また、そういう冒険チックなことが苦手だけど、ちょっと試してみたいという人は、ターリを頼むといい。少量ずつ色々と入っているので楽しめる。しかも、お腹いっぱいになる。また、インドのパンといえば、日本ではナンが有名だが、実はインドではチャパティの方が一派的なんだそうだ。素朴な感じがいいと思う。それもお勧め。（ただし、お気に入りの全粒粉が入らないと作られないようだ。） 
 常連さん、マニアな人、など修行者は様々だが、人気があるから長く続く。正直、最初、無愛想な感じが気になったが、慣れてくるとそれがまたいい味となって、それも楽しめるようになる。するめではないが、何度も噛みしめているうちにいい味が出てくるのだ。そして、美味しいカレーと相まって、ナマステーワールドにみんなはまっていく。（笑） 時々、インドへ修行へ行ったりして、臨時休業があるので要注意。（笑）（09年6月、9月、10年6月、7月、10月、11月食す、10年11月記す） 10年11月6日の日記「珈琲飲めなかった」参照 10年10月31日の日記「バスマット？ドアマット？」参照 10年7月17日の日記「チャパティ」参照 10年6月17日の日記「復活」参照 09年9月23日の日記「龍のいる修行場」参照 09年6月8日の日記「カレーはやっぱり凄い！」参照 |