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10月3日土曜日
朝早起きをして、行動に移す。朝食は摂らなかった。今回のプランは朝食なしでホテルは宿泊だけにした。おそらく、朝早いことが多く、食事は外でしたいところが多いから、それでお腹いっぱいになるだろうと判断した。早々にホテルをチェックアウトして出発。 ナビを設定して、さあ、行くぞ。 今回は高速を使って北を目指す。ありゃ?変な方向に行ってるな。あれれ?ぐるぐる回って元のところに出てきたよ。だって、方向的にはあっちでしょ、と思ったところからナビは再び国道を目指すように指定してきたのだ。おかしい。ナビの設定を確認する。ありゃ?高速で行くルートで設定したはずなのに、高速を使わない設定になっている。おかしい。(笑)設定をし直した。すると、また、ぐるぐると回って、やっと軌道に乗ったのだ。県庁周辺に異常に詳しくなるところだった。(笑) 国道330号線に出たら、北へ向かう。少し国道沿いに走る。あれ?高速に入るのは・・・?信号待ちの時に地図を確認した。おおお、西原IC(インターチェンジ)だと思っていたところは西原JCT(ジャンクション)だった!!!ということで、少し北に行って、それから高速に入ったのだった。高速に入ってからは快適なドライブ。信号がないというのはいいものだ。目的地が今回は名護、本部なので、一気に駆け上がる。 許田インター(北の終点)で下りて、あとは国道58号線を更に行く。久しぶりの名護だ。ちょっとだけ観光をする。観光と言っても、一般的に鍾乳洞を見たり、美ら海水族館に行ったりとかそういうことではないのだ。名護市役所を見る。ここは建物自体が面白い。仏太が結構美術館に行くことを知っている方は何人かいると思うが、名護市役所は建築物として、見ていて楽しい。造りが面白く、クーラーがいらない構造になっているらしい。後日、聞いたところによると、ここを設計したのは音更町の人らしい。(仏太が住んで、仕事をしているところ。)なんだか益々親近感が湧いた。 今回初めて気付いたのは、ドアの取っ手もなんだかとてもアートな感じということだ。アワビか耳か???(笑)よくわからないが、これも面白い。 9時くらいに次なる観光地(?)にたどり着いた。石庭だ。その入口のところにはカフェがあり、そこはインド風カレーを提供するせせらぎというところだ。しかし、9時という早い時間にはまだ営業は始まっていない。もし、時間が合えば、ここのカレーは美味しいので食したいのだが、今回は他の予定を考えると難しいと考えていて、もし、お腹に余裕があったら後で来ることにしていた。(結局、来れなかったのだが。)そのせせらぎの横にある石庭は、自然にできた、石、岩を見ることができて、また南国の植物が植えられて綺麗になっている。雨や風で形が面白くなっていて、いわゆる奇岩なのだが、なんとなく中国の石林(シーリン)を思い出す。この石庭も好きでよく来るのだが、散歩するのにとても素敵な場所だ。しかも、時間的に修行前のいい運動になる。 傾斜した土地に作られているので、真剣に歩いたら結構大変だ。ゆっくり見て回ると結構時間がかかる。でも、違う空間に来たような感じで、凄く穏やかな気持ちになれる。観光案内にはたぶん出てないし、雑誌類でも見たことがない。仏太がここを見つけたのは、本当に偶然だった。以前沖縄修行に来たときに、とあるカフェにカレーを食しに行った。宜野湾にあるカフェだったのだが、そこでカレーを待つ間、見つけた小冊子を読んでいた。カフェが特集されたものだった。カフェも好きだが、それ以上に、カレーを出すカフェをチェックしていたのは言うまでもない。現地の情報ってかなりでかいのだ。その小冊子は地元の雑誌を出しているところがまとめたもので、おそらく県外では売ってなかっただろう。その本を見て、おお、このカレー美味そう!!!と目が釘付けになったところがあった。それがせせらぎだった。せせらぎは予定を変更してその足ですぐに向かった。そのぐらい修行者としての直感が触発されたのだった。直感はあたりだった。せせらぎのカレーのレベルの高さに脱帽し、それと共に、そのシチュエーションの凄さにも感嘆したのだった。その時はよく知らなかった本部(もとぶ)という町の県道を通り、更に奥に入っていくのだ。県道沿いに案内の看板がなければわからなかった可能性がある。本当にあるのか不安になりながら、車を進めて探したのだ。懐かしい。今はほとんど間違わずに行ける。それでも間違う可能性があり、そのくらい秘境みたいなところにある。自然の中にあるようで、目の前の駐車場から見えた光景は、石庭に誘ってくれたのだった。食後の運動を兼ねて散歩して、それがその石庭に足を踏み入れた最初だった。それ以来、機会あるごとに寄って楽しんでいる。 たぶん、以前はなかったのではないだろうか。覚えが全然ない。このニコニコの石像は結構でかい。近づいて触りたいところだが、子供じゃないぞ、という意地が邪魔した。(笑) 子宝岩と名付けられたこの岩は、大きな岩に小さな子供が沢山ついているように見えるから、そういう名前になったのだろう。 自然のままをそのまま見せる部分もあれば、造られた庭園的な部分もあり、でもその人工な部分が嫌みに感じない、綺麗な印象だ。 昔は岩と岩の間、石を避けるようにして、本当に狭い土の部分を畑として作物を植えていたそうだ。そうしてできた少ない作物で生活を送っていたということが説明されていた。なんだかそういう話も今回初めて知った。やはり何度来ていても、来るたびに新しい発見があるものだ。 太鼓岩というものがあり、赤丸のところをハンマーで叩くと響いていい音がする。面白い。これは子供のようにはしゃいで叩きまくってしまった。(笑) せせらぎから石段を上がって登ったところに、一軒の平屋がある。そこに鑑賞料100円を入れる箱がある。多分、任意なのだろうが、仏太は毎回しっかり払っているな。(笑)そして、縁側があり、そこでぼけっと休ませてもらった。普段できないことをするのも旅の醍醐味だ。猫がじゃれているのもまたのどかな感じがして心が洗われる。 すると、中からおばちゃんが出てきて、お茶と黒糖をサービスしてくれた。今朝食事してなくて、そろそろ手が震えてきていたので、ちょうどよかった。黒糖で低血糖を防ぐ。(笑) ありがとう、おばちゃん。この後の旅も楽しむよ!また来るね! 自然石庭(せせらぎ) 本部町字伊豆味1681-1 0980-47-6163 http://sekitei.syanari.com/seseragi.htm 9:00-17:00? 月曜、火曜定休 次なる目的地まではすぐでしかも営業時間がまだだ。ただし、ムチャクチャ並ぶことで有名だし、以前仏太も実際に並んだことがあるところだ。上手く時間計算して行かないと待たなければならなくなる。(笑)今日の1食目と2食目は結構早くに売り切れゴメンになるところだ。だから、時間調整が大切なのだ。(笑)いや、普通ならどちらかにするとか、無理なら諦めるのだろう。欲張り仏太はどちらも行きたかったので、片方はシャッターを狙っていた。ただ、思っていたより早くについて、石庭もさっさと見終わってしまったので、ちょっとドライブをすることにした。 一度2食目予定のところまで行ってみた。ここは秘境的なところで道に迷う可能性があったので、試しに行ってみたのだが、やはり行ってみて良かった。ただ、距離的には、時間がぎりぎりなのもよくわかっていた。でも、交通規則は守りスピードを出しすぎず、安全運転を心がけた。途中、ファミリーマートで沖縄JOHOとカレーまんをゲット。沖縄JOHOは地元の情報誌で、グルメ情報も満載だ。そして、10月号は毎年沖縄そばの特集。なぜかというと、10月17日が沖縄そばの日だからだ。カレーまんは・・・知らないけど、あったから買っちゃった。なんとなく、カレーまんが「買って、買って!!!」って言ってるように思えたんだもん!(笑) 仏太は那覇だけでなく、北の方も好きなのだ。正確に言うと、沖縄全体が好きなんだけどね。 北の方はやんばる地方と言われることもあり、そのやんばるは山原と書く。 (狭い意味と広い意味があるようで、ちょっと範囲はよくわかってないが。笑) 名護市、本部町(もとぶちょう)などが伊豆味街道の通るところだ。 実際、伊豆味という地名は本部町なのだが。 多分、観光雑誌などにはそんなに載ってないと思われるが、 実は、このやんばるは結構面白い。 仏太はやんばるも大変好きなところなので、 今回の旅もはずすわけがない。 でも、美ら海水族館は行かないよ。(笑) あ、行ったことがあって、嫌いじゃないんだけど、 それよりも仏太にとっては重要なテーマがあるってことね。 ちなみに、天然記念物のヤンバルクイナはここやんばるに生息しているよ。 何故、そんなにこだわるのか?理由ははっきりしている!沖縄そばの美味しいところが多い!伊豆味街道と呼ばれる県道84号線沿いに点在している沖縄そば屋はレベルが高いと地元でも注目されている。(過去の沖縄JOHOから得た情報。笑)沢山そば屋が並んでいるわけではないが、その道沿いには美味しいそば屋が多い。 県道84号線で、名護から内陸を抜けて、美ら海水族館の方へ抜ける道になる。 田舎は田舎なので、実際はその街道沿いにはそんなに沢山の店があるわけではない。 ところどころ、ぽつんぽつんと出てくる店はそば屋(沖縄そば屋)があり、 それぞれ美味しくて県内でも有名になったところが多い。 また、その伊豆味街道から少し中に入ったところに、 はぐれカフェが散在していて、そういうのが好きな人達にも人気だ。 このあたりのそば屋にはカレーそばはない。 はぐれカフェにはカレーを置いていて、それがとても美味しいところもある。(せせらぎなどね。) 沖縄の中にも色々な地方、都市がある。 色々と観光をするとわかってくるが、観光バスやタクシーなどに頼るか レンタカーを借りて自分で動き回るかというのが、交通手段だろう。 仏太は普通の観光ではないので、まずもってレンタカーを借りることになる。 っていうか、普通の人から見たら、それって観光なの?と思うかもしれない。 実際に、そういう旅を楽しいと思える人は、カレー仲間くらいかも、と恐れている。 カレー仲間も食してばかりではなく、観光もしようよ、と言うかもしれない。(笑) 仏太はカレーも好きだが、その地方のB級グルメなども好きだ。 沖縄で好きなのは沖縄そば。 今回のテーマの一つに掲げた。 その一つに山原そば(やんばるそば)がある。以前、ムチャクチャ人が並んでいるのを見て、相当美味いんだろうけど、仏太はカレー修行だから、と通り過ぎたこともある。その次の機会には、あれだけ並ぶってことはやはりとても美味しいってことか、と思い直して、入るだけ入ってみた。したら、ムチャクチャ美味い!!!おお、これが沖縄そば!!!と感動したのだった。 ということで、今回はシャッター。(シャッター=シャッターが開くときに入る=開店と同時に入店)少し待った。でも、初めての一番乗り。入口のすぐ横にベンチがあり、そこに座って待つ。のどかな風景と空気がいくら待ってもいい気持ちにさせてくれる。 でっかいソーキ(あばらの肉)がごろんごろんと入っていて美味そう。そう、今回はソーキそば小にした。ここはメニューが単純。ソーキそばか三枚肉そば。そして、あとは大か小。小と言っても普通に食べる分には結構な量が入っている。 ちょっと遠目にしてみる?こんな感じだよ。麺もたくさん入っていて、とてもお腹いっぱいになる量だ。横の小皿はソーキの骨を入れるところ。そういうちょっとしたサービスも心憎い。 麺は程よく硬く、仏太の好みだ。いただきます。ずずずっ!!う、美味い!!!やっぱ、いいねえ。後半は卓上にあったコーレグースを入れてまた違った味を楽しむ。仏太は辛いのが好きだから沢山入れたくなっちゃうんだけど、限度を知らないとね。(笑) 店内を見回すと、いつの間にか満席。そして、入口のところでは待っている人達もいる。やはりちょっと時間が違うだけですぐ並ぶことになる。さい先のいいスタートだ。 辻希美が「売り切れ」と書かれたものを持った写真があった。おそらく、麺かスープがなくなってしまった場合、これをかけておくのだろうな。以前にここに来たことがあるのかな? 今日のスタートも美味しい沖縄そば。満足満足。 山原そば 本部町伊豆味70-1 0980-47-4552 11:30〜売切れまで 月曜、火曜定休 次の目的地は、さっき下見したので、場所はわかっている。問題は人気で売り切れゴメンの場合があると聞いていることだ。 道に案内板が出ているので、それさえ見つけれれば問題なくたどり着くことができる。また、ナビも同様の位置を示すので、なんとかなるかもしれない。ただ、このナビでは最後の方の道は表示されてなかった。道なき道を行く、というとかっこいいのだろうが、不安が強い。やはりナビだけに頼るのは良くないな。 たどり着くまでに対向車がなくてよかった。道は車一台がギリギリでアップダウンもある。途中でほんのちょっとだけ脇によけれるところが何カ所かあるが、もし対向車が来たときは仏太は自信がなかった。で、着いてすぐに駐車場。実は更に進んでも(ちょっと行ったところに)別の駐車場もあるのだが。これは建物の裏なんだろうな、と思うのだが、入口がわからない。左か?右か?(笑) 夢の舎(ゆめのや)という沖縄そば屋。以前は那覇かどこかもっとわかりやすいところにあったらしい。こういう田舎、秘境にあるのはなかなか集客という面ではリスクが大きいのだろうが、仏太的にはかなり気に入った。一つは自然の中で美味しいものを食べれるというのはムチャクチャ幸せだからだ。やはり空気のいいところはいいよね。二つ目は、よく訳わからない場所を探し当てて到達するって、とても達成感があって、難しいパズルを解いたときのような快感がある。更には、そういうところを選んだマスター、ママさんの人柄がなんとなく見えてくるような気がするのだ。まあ、今回はおきなわいちばという雑誌で特集されていたものを見て、ある程度予想はついていたのだけど。 北海道にはあまり見られない、歴史を感じる一軒家をそのままお店にしてしまっている。さっきここが裏かも、と思ったところは調理場だったようだ。そこが離れのようになっていて、更に別に焼き窯なんかがあるみたいだ。 凄く雰囲気のあるところ。庵と言っていいだろう。ゆったりとする。 携帯の電波が今一。久しぶりだそういうのは。店の人(恐らくママさん)に聞いたら、目の前の道路は大丈夫だけど、家に入ると少し高さが低くなるため電波が悪くなるとのこと。なるほどねえ。仏太はこの時、仕事関係の用事でたくさんメールしまくっていたので、実は携帯の電源やばくなってきていた。だから、ある意味好都合だった。ちょっと携帯には休んでもらって、この雰囲気を楽しみながら、文明と隔離された時間を過ごそう。 最初、待つ間に、お茶と一緒に、お菓子(そばを揚げたもののようだ)と豆腐が出てきた。お通しみたいなものだろう。雰囲気だけで待てるのだけど、こういうサービスも嬉しいものだ。庭で鳴いている蝉の声を聞きながら、北海道はもう秋なんだけどなあ、と趣深い気持ちになった。 ここでは、初めて頼むメニューにしてみた。色々な沖縄そばを食べたが、やはり多いのは、ソーキそばや三枚肉のそば。他にも、豆腐やカレーもあるのだが、その中でまだ未挑戦なのは、ヨモギ(フーチバー)が入ったものや、今回のアーサ(海藻の一つ)が入ったもの。仏太はアーサ三枚肉そばにした。さっきソーキをいただいたので、今度は三枚肉。でも、メインはアーサ。大きな器にこれでもかっていうくらいたくさん入っていてその味を楽しむことができた。しかも、お盆には小皿におからと小さなお猪口に豆乳が一緒に付いてきた。 そばは平たい麺でコシがある。うん、好みだ。スープはあっさりしていて透き通った見た目通りの印象。三枚肉、かまぼこ、ネギ、紅ショウガ・・・シンプルなのが最もいいですよ、っていうどこかの国の言葉みたいに思ったりもした。 ここのご主人(マスター)は焼き物をしていて、そのために此処に居を構えたそうだ。(おきなわいちばからの知識)で、その作品の一部が飾られて、売られていた。 また、ご主人は、炭も作るそうで、色々な炭があちこちに飾られていた。竹炭もあったし、なんと沖縄っぽいなと思ったのはパイナップルを炭にしているものがあった!!!これ感動。持ち帰って家に飾りたくなった。炭は空気を清浄化する働きもあるからね。でも、沖縄から北海道に持ち帰る間に、ボロボロになりそうだし、色々なところが真っ黒になりそうだったから諦めた。(笑) 夢の舎 本部町字古島兼増原794-2 0980-48-4529 11:00-17:00 月曜定休(祝日の場合は営業) 海沿いの国道から帰る。瀬底島への橋(本部大橋?)を見つけて確認。後でそこに行くからチェックしたのだ。決して道を間違ったわけではない。(笑)新しい429号線を通って中の方へ。国道なのに、ナビには写らない。(笑)やはりナビは古いみたいだ。 名護の市街地に入る前に、たまには有名処も行ってみようと決心。(笑)ブラジル食堂に行ってみた。お腹いっぱいでそばを食べれなかったら、コーヒーだけでも、と思ったのだ。お、駐車場が空いてる!!!ラッキー。超有名でいつも混んでいるという噂を聞いたが、どうやらそれは、デマだったようだ。店が売れてるよってことを言うために、わざとそういう噂を流すことがあると聞いたことがある。ま、いいけど。あ、あれ?臨時休業じゃん!!!そりゃ、駐車場に車はないな。(笑)また、適当なこと考えてしまった。まあ、これはこれでよかったかも。何故なら、次に行ったところも行きたいところだったからだ。 名護市の中心街の商店街にあるパパダムというカレー修行場。 マスターは、確か東京の出身だったと思う。 以前に来たときに聞いたので、ちょっと忘れている。(笑) 相変わらずのマスター。飄々としているようで、お元気そう。 でも、こちらのことは覚えてないだろうな。 ただ、カレーがムチャクチャ美味しくて衝撃を受けたことをよく覚えている。 マスターに時々沖縄に来るたびに寄りたいから辞めないでね、とお願いしたのも覚えている。 その時のマスターの答えは、そのうち沖縄を出るつもり、というものだった。 しかし、まだ続けていてくれている。嬉しい。 今回は南インド風ダールカレーにした。 ダールというのは、「あ〜、体だるい」って言うときのだるではない。 ファイターズのエースでもない。 豆のことだ。 一口食した瞬間に数年前の記憶がよみがえった。 それは、一度所有権を放棄したライトがデスノートを手に入れた瞬間に 以前の記憶を瞬時に思い出した、がごとくだった。 ここはカレーだけでなく、ライス、サブジ、 パパダム(名前にもなっているパリパリのおせんべいみたいなもの)もとても美味しい。 で、更に別に出てくる福神漬けとピクルスもある。 ピクルスは、青マンゴとライムの辛い漬け物と書かれた小さな入れ物に入ってくるが、 これがまたいい。凄くいい辛さなのだ。 辛いのが苦手な人は手を出さない方がいい。(笑) で、最後にチャイをいただいた。 とても、素敵な一時を反芻しながら、 また、以前のよみがえった記憶と今回を比べながら。 で、驚くべきはこれらの値段。 カレーとチャイで1000円しない! 東京ならカレーだけで1000円超えちゃいそうだよ! (マスターが東京出身なのであえて東京と比較。笑) ランチタイムが終わり際だったので、 あまり迷惑をかけたくなくてマスターと話をすることはなかった。 マスターも多分仏太のことは覚えていないだろう。 こんな平凡で印象薄い顔では。 また、あえて言っておくけど、名護に行くたびに寄りたいので、是非続けて欲しいなあ。 パパダム 名護市大中1-4-5丸元ビル1F 0980-53-3907 11:30-14:00, 19:00-23:00 日祝定休 少し観光する。(笑)このガジュマル好きだなあ。また来ちゃった。名護十字路から少し許田の方に行くとある。道の真ん中に、でで〜〜〜んとあるために、その両側に道がよけるという、名護の象徴的な大木だ。 ホテルチェックイン。喜瀬ビーチパレスホテル。ちょっと時間が早かったために、手続きだけして、ロビーで30分ほど待つ。その間にネットを少し開いた。ロビーはネット通じるけど、部屋は通じない。沖縄のリゾートホテルはインターネットが盛んになる前に立てられたところが多く、また、非常に部屋が多いために、LANがしっかりしているところは少ない。その分、ロビーに共用のコンピュータをおいていたりするところも結構ある。恐らく無線LANがあるのだろう、ロビーは通じて良かった。しかし、使ったのはほとんどなかったけど。(笑)そして、ここのエレベーターが、外が見えるガラス張りタイプでダメだ。仏太は極度の高所恐怖症。何にも怖いものはないと思われがちなのだが、いくつかダメなものはあるよ。部屋が8階でとても高い。まあ、ほとんど出かけているのだからいいのだけど、なかなかそういうあたりは慣れないな。なくなりかけていた携帯に充電する。また、少し休養を取る。居眠りした。それで鋭気を養って、本日の後半戦へ。(笑) 沖縄本島のすぐ近くにある島へは、橋が渡されているところが少なからずある。 瀬底島は本部町から本部大橋を渡るとすぐある。さっき国道429号線沿いに見たところだ。一度通った道はほとんど忘れない仏太はすぐにたどり着いた。お腹に余裕があって、携帯の充電が十分だったなら、いちいち戻らずにそのまま瀬底島に渡っていたのだろうが、あえてパパダムに行って許田を超えてホテルに行ったのは正解だった。営業時間のこと、優先順位などを考えると素晴らしい選択だったと思っている。自画自賛。(笑) 橋は結構高い位置にあり、高所恐怖症的には辛いと思っていたがそうでもなかった。今まで橋で辛い思いをしたのは室蘭の白鳥大橋だ。そこに行ったことある人はわかるだろう。ってか、やはり高所恐怖症じゃないとわからないのかな。 ちょっと迷い、結局電話で聞いた。ちょっとわかりにくいところにあるお店を探し当てて、そこに到達するというのは、非常に達成感があり、自己満足なのだが、そういうのを楽しんだりもする。だから、なるべく人に道を聞かないでその場所に行きたくなるのだ。が、最近はちょっと面倒くさくなったりして、すぐに聞いてしまう。(笑)今回は、2回ほど同じ道に出て、諦めてしまった。電話してお店の人に聞いた。すると、優しい女性の声で教えてくれた。もしかして、その声の主はあの人かもしれない! fuu cafeはやはりおきなわいちばに載っていた。で、その取材を受けた女性(たぶん、オーナーさんか奥さん、もしくは、お嫁さん)の写真が載っていたのだが、綺麗だなあ、と思っていたのだった。その人に会ってみたい、そういう不純な動機で訪れた。(笑)勿論、シチュエーションや雰囲気を考えて、凄く落ち着けるところだろうな、と予想していたんだけど。ネットでの評判もかなりいい。(あ、カレーはあるんだよ。笑) 大きな別荘のようなカフェ。中のテーブルの配置もゆとりがあり、木を中心としているので、呼吸がしやすい気がした。庭があり、そこでは子供が走り回れそうなくらいの広さはあり、その庭にある素敵な緑の中で、お茶をいただくのもとても良さそうだ。 ハンモックがあり、ここで居眠りしてしまいたくなったが、少し気温が下がってきた。やはり中でお茶をいただこう。時間的に、ランチタイムは過ぎていて、ランチに食せるカレーは残念ながら、今回はいただけなかった。次回に期待しよう。 可愛い店員さんがいた。けど、それはおきなわいちばに載っていた人ではない。残念ながら、おきなわいちばに載っていた綺麗な女性は今日はいないという。でも、むしろ今いる可愛い店員さんの方が好みかも。いやいや、そういう目的できたわけじゃないから。(笑) 海ぶどうを食べて、雑念を振り払う。(笑) 男性スタッフもいて、某カレー修行場のマスターに似ていた。今回は沖縄っぽい料理をいただく。これはジーマミー豆腐。落花生を原料に作られたもので、仏太は沖縄でしか食べたことがない。普通の豆腐よりはなんとなくお菓子っぽい。餅のようにびよ〜〜んと延びる。 飲み物はチャイがあったので、いただいた。数種類あるうちからネパールチャイを選ぶ。 うん、やっぱり落ち着くね。美味しい。 そして、吃驚したことに、ここで島ギョウザをいただくことになった。メニューにあったのだ。これは初日(10月2日)に最初の店こぺんぎん食堂で売り切れになっていたため諦めたものだった。まさか、ここで念願のものを食べれると思わなかった。石垣島とつながりが強いみたいで、石垣島の辺銀食堂で出される、この5色のギョウザがここでも手に入るのだ。また、有名で、中々手に入らない、石垣島のラー油もここで手に入った。お土産にしよう。が、数に制限があり、一つしか買えなかった。 ここfuu cafeはカレーも食してみたいので、次回はそれを狙っていこう! fuu cafe 本部町瀬底557 0980-47-4885 11:00-日の入り 国道と高速で沖縄市へ向かう。ライカムの交差点から左へ。 道に迷って、勇気ある撤退をしても、わからず、困った!夜になって、聞きたくても人がいない。明るいところに人がいるだろう・・・。おお、明るいところみっけ!うわ、夜のネオンと思ったら、ラブホ街!(笑)サンライズ通りって名前が付いている。お目当てのカフェにたどり着けるのか? 結局、またしても電話で聞いた。電話で聞くのは仏太の中では敗北を意味する。(笑)2連敗ということだ。が、勝ち負けはどうでもいいじゃん。その過程を楽しんだでしょ。他の視点で見たら、全然負けというものではないから!(どんどん言い訳がましくなる。笑)駐車場がムチャクチャわかりにくかった。でも、聞いたらなるほど、というところだった。しかし、たどり着いて、よかった!敗北感はアッサリなくなった!可愛い女性スタッフの笑顔と対応が苦労を吹き飛ばしてくれた! Roguii(ロギ)というカフェ。普通の一軒家を改造してある。手作り感いっぱいの空間だ。 入口横に立てかけてあった看板に、しっかりスパイシーカレーと書かれている。 なんだかマグロのチーズパン粉焼きも気になるなあ。 お洒落な空間は、白が基調で落ち着きがある。所々にポイントとなるようなものがあり、時々目を奪われる。ウロウロして怪しい人間と間違われたかもしれない。(笑)一軒家を改造しただけあって、入口から入って、今だっただろう大きな部屋と2つの小部屋で構成されている。色々見て回りたかったが程々にしておいた。(笑) このポットも味があるよなあ。そして、これを水差しにしてしまうのだから、贅沢この上ない。 ご想像通り、カレーを頼むこととなった。チキンカレーだ。あ、立て看板に書いてあったやつね。スパイシーチキンカレー。プレートに玄米ご飯とかサラダなどが載ってくるのはとてもカフェらしい。そして、それぞれが健康を考えた優しい味だった。なんだか幸せの一時だ。 カレーの入っている器もとても味があり、素敵だ。ローリエの葉っぱが見える。これは期待できそう。 いただきます!チキンは一口サイズで食しやすい。カレーは見た目で予想ついた人がいると思うけど、トマトがふんだんに使われていて、酸味がある甘めのカレー。スパイシーではあるが、それは辛いことを意味するわけではない。このあたりも口にも胃腸にも優しいだろう。 チャイを最後にいただいて、カレーとこの空間の余韻に浸る。本当に素敵なところだと思った。他にも修行者がいて、みんなそれぞれの楽しみ方をしているようだった。チャイのカップもそうだが、スプーンや砂糖の入れ物、ポットなど、細かいところに至るまで、本当にセンスがいいと思った。仏太にそういうセンスがかけているだけに尚更そう思えるのだった。 Roguii 沖縄市与儀1663 098-933-8583 12:00-22:00 (日12:00-17:00) 月曜、火曜定休 今回は苦労していったところが多かったが、その苦労が報われる素敵な日だった。まあ、苦労といってもたどり着くのが精一杯(?)というだけで、それ自体も楽しんでいたのだけど。(笑)帰り途中、スーパーでオリオンビールやおつまみをゲットした。仏太は結構地元のスーパーに行ったりするよ。意外とお土産にいいものが見つかったり、地元のものを安く売っていたりするからね。ホテルに帰って、オリオンビールで酔っぱらい、速攻で寝てしまった。さて、明日は今回の旅行の一番の目的のところだ。 |
参考サイト 名護市 本部町 沖縄美ら海水族館 せせらぎ 宜野湾市 自然石庭 ファミリーマート 沖縄JOHO 辻希美 辻希美ブログ 喜瀬ビーチパレスホテル おきなわいちば 沖縄市 オリオンビール |
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