コラムde 仏太34
第34稿 見た目とカレー
鏡を見ていた。自分の姿がやくざに見えた。
ちょっとびびって、よく考えたら、やくざに失礼だと思った。
それほどいい男ではない。気合いも入っていない。
以前に窓ガラスを見て、おっさん何こっち見てるんだよ、
と思ったら、鏡のようになって、それは自分だった。
仕事の関係で元気なお婆さんに40才に見られたことがあるが、
あなたの半分だよというとびっくりされた。
人間見た目ではないのだが、自分でもちょっとがっかり。
先日、カレー博に行って、大泉洋がプロデュースしたカレーを食した。
大泉洋の人となりを知っているわけでもないが、
少しテレビで見た印象で辛いのが好きなのかと思っていたが、
実際はたいして辛いカレーではなく、ビックリした。
人は見かけだけではない。中身も磨こう、と思った。
(2003年2月14日に書いた。)


第26稿「夢とカレー」 第27稿「愚痴とカレー」 第28稿「年賀状とカレー」 第29稿「辛いこととカレー」 第30稿「マニュアル化とカレー」
第31稿「素直とカレー」 第32稿「秋刀魚定食とカレー」 第33稿「バレンタインデーとカレー」 第34稿「見た目とカレー」 第35稿「単純・素朴とカレー」
第36稿「グルメに関する考え」 第37稿 第38稿 第39稿 第40稿

スパイスを学ぼうへとぶ 仏太のレシピへとぶ コラム de 仏太へとぶ
仏太のカレー修行<隠し味>トップへとぶ 仏太のカレー修行へとぶ 仏太のカレー修行【ブログ版】へとぶ