コラムde 仏太16
第16稿 鮨とカレー
和食で世界的に最も有名なものの一つに鮨がある。
もしかしたら、最も知られている和食かもしれない。
一言で言えば「すし」だが、実際はチラシもあれば、握りもある。
生のネタもあれば、ボイルしたり焼いたものがネタになることもある。
魚だけでなく、魚の卵も野菜も肉もネタになりうる。
色々な楽しみ方がある。職人さんもそれを心得ている。
似たような食事で「さしみ」がある。
生魚を程良い大きさに切ったものを食べる。
鮨はしゃりがあるけど、刺身にはない。大きな違いはそこだろう。
そんな刺身でもご飯がないと食べにくいという人も結構いるようだ。
勿論、お酒のおつまみとしても大変美味しいものである。
鮨は確かに酢飯だが、基本的には生魚とご飯。
刺身もご飯と一緒に食べれば、鮨と同じようなものか?
同じではないがかなり似たものだと考えることもできそう。
また、逆に全然違うものだ、とも考えられそう。
カレーも似たようなことがあり、ルーカレーとスープカレーは
同じカレーではあるけれど、実際は違っているととらえている人が多い。
ルーカレーはルーが最初からご飯にかかっているか、
かかっていなくてもすぐにご飯にかけられるようになっている。
スープカレーは逆にほとんどの場合はスープとご飯が分かれており、
食べる時もスープをかけるのではなく、ご飯をスープに浸して食べる。
生魚にしろカレーにしろ、美味しいものは美味しいでいいじゃないか!


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第21稿「疲労とカレー」 第22稿「継続とカレー」 第23稿「童心とカレー」 第24稿「規格とカレー」 第25稿「番号とカレー」

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