室蘭やきとり@一平、大石物産、鳥よし、鳥辰、せんりょう
物語は数日前にさかのぼる。
なんだか、かっちょいい!この始まり方!(笑)
音更の虎豚で懇親会。
美味しい料理が沢山。
美味しいお酒もいただきました。
数ある料理の中、手前に注目。
ちょっと時間をさかのぼると、まだ手をつけてない状態に戻るよん!
焼き鳥というか、焼き豚(とん)。
ここ虎豚は、特に豚料理に力を入れている。
美味しい。カラシがついているのもミソだ。
お、と思った人はラッキーチョイス!!!
(なんでチョイスなんだ?笑)
夜遅くに室蘭にたどり着いたのは、金曜日夜中。
十勝を出てから4時間弱。高速は楽だが、無料化は終わってしまったね。
ホテルから歩いていける繁華街へ。
狙っていたところがダメで、結局近くで開いているところに入った。
一平本店。
中に入って気付いた。前に来たことある。(苦笑)
メニューを見て、うしし、と思った。
入った時点で、もうラストオーダーだったので、食べたい分だけ、ビールもいっぺんに2杯頼んだ。
後から考えたら3杯にすれば良かったな。(苦笑)
でも、店員さん、優しいな。飲み物2杯オーダーしたらいいですよ、と勧めてくれた。
まずはタレでいただく。
豚肉、カラシ、そして・・・
魯人は今までタレが室蘭やきとりの定義だと思っていた。
したら、違った。
もう一つの要素は玉ネギなんだそうだ。
こうして、塩だってあるし、実際にそれにもカラシがついてくる。
なるほど、と実感して、満足して、むにゃむにゃとお休みなさい!
翌日の今日は定番の観光もするよ!
地球岬は実はアイヌ語から来てる名前なんだね。
へえ、勉強になった。
「ましっそよ!」
売店のおばちゃんが呼び込みしてる。
大石物産っていうみたいだ。
表で沢山やきとりの宣伝していたから、いただいた。
タレにした。
何故なら、ここのメニューには
にゃ、にゃ、にゃんと!!!
豚丼があったから!!!
ぐえ、なんでだろう?
別のことで、ましっそよおばちゃんに聞いたら、以前息子さんが帯広にいたことがあると。
うわ、偶然!?
このやきとりもタレも美味しかったから、やっぱり次は豚丼だな。
一通り観光が終わったら、ディナータイム!!!
♪るんるん!
今回、絶対行こうと思っていた鳥よし。
ホテルからちょっとあるので、車で。
焼き鳥にはビールでスタートしたいところだけど、車なのでウーロン茶で我慢、我慢。
でも、ウキウキ。
タクシーだったら、いくらかかるのかな?
ビールを我慢してまで来る理由があるんだなあ。
鳥よしは、室蘭やきとり発祥の店といわれているんだよ!
カウンターだけの席に座って、辺りを見回すと、地元の人達ばかりなんだろうなあ。
一人で飲んでいた叔父さんが酔っぱらってお愛想していった。
逆サイドの人達は5〜6人で談笑している。楽しそう。
そんな姿を見て魯人もウキウキ!
メニューを見てウキウキ!
そして、全体を見回して、その昭和の雰囲気にウキウキ!
さっき帰った叔父さんがまた入ってきて、飲み始めた!!!すげえ!(笑)
うわあああ、カラシが入れ物ごと来た!!!(笑)
流石!
いいねえ、これ。
大将が話しかけてくれた。
「車で来たってことは旅行かい?」
魯人は最初に駐車場がないか聞いたのだった。
「どこから来たの?」
う、う、美味い!!!
いや、うまい!だな。ひらがなが合ってる気がする!
追加で頼んでしまいました!
梯子予定なのに大丈夫かな、うほほ。
「帯広から来ました。」
「帯広かい。じゃ、面白いこと教えてあげないとな。」
タレも非常に美味しい。
勿論、これもカラシをつけていただく。
「ワシは2代目なんだけど、先代、つまりワシのオヤジは、帯広で焼き鳥修行をしたんだよ。」
「え?そうなんですか?」
「だから、室蘭やきとりのルーツは帯広にあるってことになるのさ。」
ぐえええええ!ま、マジ?
なんまら吃驚!
後々ネットを調べたら、そんなことが書かれていた。
このタレ、今までいくつか食べた室蘭やきとりの中で、一番豚丼に近い感覚だった。
なんだか感慨深いものがあるなあ。
一度ホテルに車を置いて、歩いていけるところへ。
さて、呑めるぞ!!!るんるん!
更に帯広つながりで、鳥辰というところへ。
ぐえええ、忙しそう。
余りにも忙しそうで、質問する機会がなかった。
でも、多分、帯広の鳥辰とは関係ないんじゃないかな。
梯子したとはいえ、そんなに時間が遅いわけではないからなあ。
もう既にメニューはかなり限られていて超人気店であることがうかがえます。
ここはタレでいただきました。
やはりカラシがついてきますが、ちょっとおとなしい上品な感じですね。
さて、室蘭やきとりを堪能する会はまだ続きます。(笑)
土地勘が出てきたのか、せんりょうは一発で見つかりました。
うい〜!
あ、ここ、ドアの形してるけど、入口じゃないんだ!
回ってみると、おお、派手な外観。
なんだか焼鳥屋って感じじゃないのがいいなあ。
これはネットで調べたとおりだ。
「頑張れ!!東北!」「頑張れ!!日本!」というのもいいですね。
室蘭も頑張る所の一つのはずなのに、まずは大変なところを応援するという姿勢が素敵。
のれんの絵も素敵。魯人はこれ気に入った。
よく考えたら、やきとりだけど、鳥じゃないよなあ・・・。
中に入ったら、またこれ焼鳥屋って感じじゃない。
その違和感がコアなファンを増やすのだろう。
トイレより奥は、完全にアメリカかと思わせるような雰囲気。
カウンターに座って、焼き鳥を頼んで、ふと目の前を見るとでかいボルタ。
ボルタは鉄の街として過去の栄光のある室蘭の、今の愛すべきキャラクター。
これらは実際はボルタではない。
ボルタはもっと小さい。
で、これ、一番左をよく見て欲しいんです。
うわああああ、なんと焼鳥焼いている!!!
そんなでかいボルタ君が焼いたやきとり・・・
いやいや、大将が焼いたやきとりはやはり室蘭やきとり。
欲張って、また、塩とタレでいただいた。
う〜〜ん、このタレも美味しい。
見た目ほどはどろどろしてなくて、イメージはサラサラ。
お腹いっぱい。ぱんぱんちき!
今晩、もう一つ行きたいけど、もう無理。
く、苦しい・・・(笑)
美味しかった!
室蘭やきとりは
鶏肉ではなく豚肉が基本
長ネギではなく玉ネギが間にある
洋カラシがつく
という3つが大きな特徴なんです!
それをとても堪能することができました!
うれぴー!
だけど、魯人的に気になったこともいくつかありました。
分煙、禁煙が全然進んでません。
気にならないときもあるけど、流石にある所で店員さんが見えるところで思いっきり吸っているのは止めて欲しかったなあ。
週末のせいか、書かれているメニューもだいぶなくなっていて、まるで梯子しているのがわかっているかのようだった。(笑)
最初の注文の時に断ってくれるのはよかった。
テーブルや小上がりよりも、カウンターの方が焼いているのが見えて楽しいし、コミュニケーションが取りやすいので、嬉しいです。
また行きたいところもあるけど、新たに行ってみたいところもありますねえ。
虎豚
音更町すずらん台仲町1丁目1-3
0155-66-5596
17:30-25:00
火曜定休
一平本店
室蘭市中島町1丁目17-3
0143-44-4420
http://www.e-ippei.com/index.html
17:00-23:00 (金土-24:00, 日-22:00)
無休
大石物産
室蘭市母恋北町2丁目9-8
0143-22-7795
8:00-17:00
鳥よし
室蘭市輪西町2丁目2-8
0143-44-0120
17:00-22:00
第2, 4, 5日曜定休
鳥辰 中島店
室蘭市中島町1丁目23-17
0143-41-3033
17:00-23:30
月曜定休
せんりょう
室蘭市中島町1丁目14-12
0143-45-6575
17:00-23:30
日曜定休
参考サイト
室蘭ラーメン焼き鳥MAP
室蘭やきとりについて(室蘭市の公式サイト)
全国焼き鳥連絡協議会 室蘭ガイド
結構色々と室蘭のことを書いている。
室蘭やきとりについて(鳥安のマスターのブログ)(面白い)
一平(公式サイト)
「室蘭名物やきとり」と説明が書いてある。確かにタレとは限ってない。