中華ちらし、四川丼@夜来香
帯広南部にある夜来香。
いえらいしゃんと読む。
魯人は知らないが、昔歌謡曲か演歌で歌のタイトルになっていたらしい。
そういう花が実際にあるし、その写真が店内にあるから、
花から店の名前を取ったのだろう。
不況に負けず営業中!
凄く元気の出る言葉だなあ。
今回は(も?)前もって頼むものを決めていたけど、
メニューを見て確認する。
あれ?四川丼?ピリ辛ちらしだって・・・。
中華ちらしをピリ辛にアレンジって書いてあるよ!
ちょっとこれも食べてみたいなあ。
欲張って二つ頼むか、次来たときにするか・・・。
あ、一緒にいったBに頼めばいいんだ!!!(笑)
中華ちらしはスープ付き。玉子とネギの味のしっかりしたスープ。胡椒が効いて美味しい。
残念ながら、漬け物の類は付いてなかった。
中華ちらしは甘ダレで野菜の多いタイプ。
ほうれん草、竹の子、キクラゲ、白菜、人参など。
それにイカや豚肉が入っていてボリューム満点。
さて、Bが頼んだ四川丼。
中華ちらしは帯広生まれで、実際の中国にはないのと同じように、
四川丼も四川地方にはないと思われる。
スプーンがスープ用と四川丼用と分かれていてありがたい。
基本的な具は、中華ちらしと一緒だ。
鷹の爪を刻んだものが混ざっているのと、
糸唐辛子が上に載っている。
実際にちょっと辛めになってはいるが、Bには全然問題なかったようだ。
こちらも味見させてもらったが美味しい。
四川丼という名前は、四川地方が辛い料理が多いので、つけた名前だろうと解釈した。
いわゆるイメージでつけられた名前だろう。
同じように中華ちらしを提供しているところで、
その辛いバージョンを作っているところはもう一つある。
帯広の上海だ。こちらでの名前は朝鮮ちらし。
統一する必要はないと思うが、やはり朝鮮(や韓国)はキムチなどの辛いものを
食べるというイメージがあるために、つけられた名前だろう。
名前をつけるのも、センスがでるけど、それぞれ個性があり、面白い。
そして、それはルールがないから面白くなるのだと思うし、
色々と工夫が生まれて楽しい料理の世界が拡がるのだと思う。
中華ちらし作ってみたいな。
夜来香
帯広市西10条南40丁目4-14
0155-48-4944
11:00-22:00
火曜定休