カレー修行(十勝)

第1章 御大に思いを馳せて

外観
社会人になり、帯広十勝に住むようになってから知った、カレー修行場の一つSANSARAに、1人で向かっていた仏太は、マスターが喜んでくれればいいなと心を踊らせながら、そのドアを開けた。いつものように、小さな鐘が鳴る。でも、マスターはこちらに気づかない。先客のカレーを作って夢中なのだろう。そのカレーに対する気持ちの強さと集中力の高さは群を抜く。先客の1人はテーブル席で文庫本を読んでいる。その様子からカレーを待っているのだろう。カウンター席にいる人はそろそろ食し終わるところだった。本を読んでいる人は、最近あまり見ない気がする。席につくと直ぐにスマホをいじる人が多いと思われる。だから、珍しく目立つのだが、そのセンスにちょっと引き込まれる気がした。ふと気づくとその人は知り合いだった。静寂を破るのに勇気が必要だったが、久し振りなので声をかけた。が、知人は本に夢中で全く顔を上げなかった。別人か、と弱気になったが、まあ後で気づくだろうとしつこく声をかけることはしなかった。厨房を覗き込むと予想通り、マスターが熱心に調理をしていた。いい匂いがする。こちらは声をかけると直ぐに気づいてくれた。

飲み物1
日差しが強いので喉が乾き、潤いを求めることになる。一通り注文した後に、あ、今日は車じゃないから飲めるんだ、と気づいた。マスターに追加で食前にお願いとオーダーしたのがビールだった。昼からアルコールを摂取するのは、ちょっとした背徳感と大いなる優越感にひたることができる。自分で注いだビールの泡立ちが、背景となった花瓶にささった花と和やかなハーモニーを奏でていた。確かにこれは優雅に小説を読みたくなる。と、不意に隣のテーブルで本を読んでいた知人がこちらに気づいた。挨拶をして近況を簡単に報告しあった。世間話にも花が咲く。明日釣りに行くと嬉しそうな知人は、長く続いた雨の影響や、仕事の忙しさで中々好きな釣りに行けてなかったと教えてくれた。尚更嬉しそうな様子が伝わってきた。

カレー1
注文したカレーが目の前に運ばれてきた時には、知人は彼のカレーを食し終わっていた。そして、食前に読んでいた本を再び手にしていた。その集中力から予想するとそうとう興味深い内容なのだろう。漫画を好み、活字をそれほどは読まないので、尊敬に値する部分だ。活字を読んでいるだけで、内容はわからなくとも教養があるように思ってしまう。

カレー2
しかし、その思いも直ぐにカレーの匂いでかき消された。スリランカラムカレーを単品で頼んだのだが、これはライスなしにした。複雑なスパイスの香りと一緒にラムの匂いも鼻を刺激して、今すぐにでも食したい気持ちにさせてくれた。しかし、写真を撮るという作業があるので、我慢我慢と言い聞かせた。

カレー3
ライスはこちらのプレートにあるので、ラムカレーにはライスをつけずに抜いてもらった。普通にラムカレーだけを頼んだら、基本ライスはついてくる。こちらはスリランカプレートの副菜増量バージョンだ。そのライスをレモンライスにグレードアップしている。レモンライスが好きだとグレードアップということになるのだが、それほどお好みでなければ、マストは白いライスだ。これは好みで構わないと思う。レモンライスの虜になった人は何人もいるのだが、値段もグレードアップするので財布と相談が必要な時は慎重にしなければならない。

カレー5
マスタードの刺激やレモンの酸味が楽しめるし、色々と混ぜることで味の変化を楽しめるので、ついついレモンライスにしてしまう。そして、レモンライスを頼んだり食べるときには必ずと言っていいほど、現在海外へ赴任している御大を思い出すのだ。御大もSANSARAが大好きで良く通っていた。そして、よくレモンライスにチェンジしていた。御大にはとてもお世話になったので、色々とお礼をしなければならないが、帰国まではまだ3年弱と聞いている。長いようで短い期間だが、ラグビーワールドカップも東京オリンピックも終わっているのだなあ、と考えると益々長いのか短いのかわからなくなってしまう。

カレー4
副菜増量は実に嬉しい。ちょっと悔しかったのはライスを大盛りにしなかったこと。注文するものを考えている時に、普段あまりすることのないライス大盛りは、直ぐに発想されないし、思いついても注文の時に忘れてしまっていることが多い。今回も例に漏れず大盛りと注文するのを忘れてしまった。これは後からちょっと後悔した。副菜だけでライスをたっぷり食べることができるからだ。しかし、そこはそれ。レモンライスだけでなく、カレーなどとも混ぜることで、その時だけの味が醸し出されるので、それを楽しむのもまた乙なものだ。更に、後から気づいたのは、ルヌミリス増量ができるのを忘れてしまったこと。分量的には増量しなくてちょうど良かったので良しとしたが、好きなものを欲張りたいという、煩悩だらけの気持ちがついつい前面に出てしまう。

カレー6
青魚のゴラカ煮と説明されているアンブルティヤルはここSANSARAで初めて知った。日本人が一般的にカレーと認識しているものとは違うのだが、スパイスが使われていることを考えると広義にはカレーと言えるのかもしれない。しかし、こういったものを知ると、インドには本来カレーという種類の食べ物がないという話があり、なるほどと思わせられる。魚もカレーと合うのだが、日本では一般的ではない。それはおそらくあのドロドロのルーカレーが考えの基礎にあるからなのではないだろうか。世界はまだまだ広く、カレーの世界もまた然りなのだ。

カレー7
日本ではあまり見ないカレーとして大根のカレーもあげられる。これはスープカレーではないが、ルーが緩く、考えようによってはスープカレーと取れなくもない。南インドやスリランカのカレーはルーが緩いものも結構ある。カレーに限らずスープ状の料理も種類がたくさんある。それもここSANSARAで学んだのだ。感謝に絶えない。魚介類のスープや鍋物などを考えると、スープ状のものと魚介類が合うというのはよくわかるだろう。それに異論を挟む人は、魚介類が嫌いな人くらいではないだろうか。スープと魚介が合うということは、そこにスパイスを投入するだけで、魚介のスープカレーとなる。乱暴な言い方を避けなければ、そう言っても過言ではない。そこから更に発展して、鍋やおでんには大根がよく合う。ってことは、大根もスープに合うということだから、そこにスパイスを投入すると、スープカレーとなり、よく合うという結論が導き出されるのは想像に難くない。理論的なところは省いても、一度試してみると大根カレーがありだと分かる人は相当数に上るだろう。

カレー8
肉のカレーはチキンを選んだ。今回のスリランカプレートは3種のカレーが乗るのだが、肉はチキンとラムからどちらかを選ぶことになる。最初に考えた時に、ラムカレーは食したい、だったのだが、すぐにチキンも欲しくなった。それはまるでジャイアニズムの台頭と言えるかもしれないということが頭によぎるが如くだった。しかし、このプレートではどちらか二者択一なのだ。3種類のカレーのうち2つは既に決まっているし、その2つも外したくないものだったのだ。先程語った大根カレーとこの後語る豆カレーだ。チキンとラムをどうするか。そこで思いついたのが、スリランカラムカレーを別皿でいただくという手段だった。実際にメニューに載っているので、一緒にプレートにすることにこだわらなければどちらも食すことができると気づいたのだ。

カレー9
そして、3種類目は豆のカレーだ。今回はひよこ豆だ。ガルバンゾーとも言われるが、それが英語じゃないと知ったのはここ数年以内のことだ。スペイン語だと知った時に、やはり御大を思い浮かべた。海外赴任が多い御大は、今回は別の国だが、以前はスペインで御活躍だった。その名はリーガ・エスパニョーラのスター選手ではないかと思うほどのものだったと聞いている。スペインと言えば御大を思い出すのも無理はないのだ。御大の好きなレモンライスと混ぜることでまた一つの味を形成し、それが混ざって胃の中へと落ちていく。しみじみと感じ入りながらのスリランカプレートとなっているのだった。

カレー10
モージュという揚げ茄子スパイス和えもまた独特なもので、ここSANSARAでしか味わえないと断言したくなるほどだ。実際に帯広ではSANSARAだけの可能性が高いし、北海道全土を見渡してもそうかもしれない。この広い北海道をしても、だ。希少価値を楽しめる喜び、幸せを噛み締めながら、モージュをいただき、また他のものと混ぜて、その混沌としたところに、世界情勢を見ながら、坩堝状態を楽しむのだ。カレーを楽しみながら、人生を考え、尊敬する人に思いを馳せる。スリランカプレートの醍醐味は、最終的に混ぜ混ぜしてマゼラン海峡というところだろう。そうわけがわからなくなるくらい色々と混ぜ合わせることで、新たな美味しさを発見するのだ。1人で色々なことを考えながら、カレーも考えもカオスな状態を流浪するのだ。

飲み物2
食後にいただいたのは、SANSARAでは初めて頼むものだった。マンゴージュースは甘くて、今年食べたどのマンゴーとも違う味わいだった。何故こんな時に初めての物を頼んだのか?やはり尊敬する御大の影響が大きいだろう。御大が現在出張中の国は台湾だ。台湾は暑いのでマンゴーなどフルーツが豊富だと御大からの連絡で知った。なので、メニューにマンゴー(ジュース)の文字を見た時に、直ぐに尊敬する御大に連想が及ぶのは当たり前中の当たり前だ。

第2章 5周年

外観
カレー修行場の一つSANSARAに、辿り着く前に一軒のスイーツ専門店に立ち寄った。家族連れが賑わい、じわりとにじむ汗を我慢しながら、ソフトクリームを楽しむ姿が散見された。ある人は有名なスイートポテトを買っている。地元にいると、いつでも食べられる安心感からか、積極的にいつも食べることは少ない。それでもたまに食べると美味しいということは経験済み。悩んだ末、結局別のものを買ったのは、ある意味ひねくれ者なのかもしれない。ドアを開けてSANSARAに入ると、マスターは一生懸命にカレーづくりに没頭していた。そして、5周年おめでとうと買ってきたアイスクリームを渡した。

飲み物1
最初にハートランドをいただきながら、自己満足にひたっていた。アイスクリームの詰め合わせはちょうどギフトボックスに6個入る大きさだったのだ。5周年のお祝いだから5個にしたかったのが、6個入るのにわざわざ一つ分空ける気持ちがしれないと自分でも思ってしまったのだ。また、アイスクリームは全部で7種類あり、全種類買おうと思ったら、入れ物を考慮しなければならなかったのだ。最終的に6個入りの箱に6種類一つずつを入れてもらった。まあ、こういうのは気持ちだ、とドライに考えようとするが、気になると中々止められない。5周年ということは6年目に入る(入った)ということだから、理由としてはそういうことにしようと自己満足に言い訳もフィットしていた。ふと我に返り、5周年おめでとうとビールを口にした。

カレー1
5周年を祝うのにちょうどよいプレートとカレーをオーダーした。一緒に写真に収めることで豪華さが増してお祝いムードが嫌でも高まるというものだ。

カレー2
スリランカラムカレーはやはりラム好きとしては外せないのだが、昔から神の生贄として供えられるものなので、やはりお祝いという意味では外せないだろう。

カレー3
スリランカプレートの副菜増量バージョンは増量というのが、いかにもお祝いという雰囲気を醸し出すし、レモンライスにグレードアップしているのも更に派手さを増している。実はそのレモンライスを取り囲むのが3つのカレー+2つで5種類ある。すなわち5周年と同じ数だ。

カレー5
レモンライスは普通に白いライスより彩りなどからお祝いしているなというイメージが強くなる。更に頭に月桂樹を乗せたように副菜が添えられるので尚更お祝い感が前面に出てくる。

カレー4
副菜の色が派手でお祝いを更に彩っている。

カレー6
青魚のゴラカ煮と説明されているアンブルティヤルは周りの5種類の1つだ。他では中々食すことができない逸品の一つだ。

カレー7
大根のカレーも他では中々見ることがなく、十勝帯広ではほぼSANSARAでしか食すことができないと思われる。やはりお祝いの席に、唯一的なものがあるのは喜ばしいものだ。

カレー8
ベジタリアンならば、野菜だけとか、その種類では魚や玉子はOKだったりするが、ベジタリアンではないので、肉のカレーも嬉しいところだ。チキンカレーを選んだ。今回のスリランカプレートは、肉はチキンとラムからどちらかを選ぶ。ラムカレーは別の皿でいただくことにしたので、このプレートにはチキンカレーを選択した。

カレー9
そして、3種類目のカレーは豆だ。ひよこ豆のカレーだ。ガルバンゾーで頑張るぞーという、封印されたような言葉をあえて言うことで、お祝い感をアップし、6年目に突入してもらうのだ。

カレー10
モージュ(揚げ茄子スパイス和え)はもう名前がお祝いという感じがする。十戒を彷彿させるその名前から、まるで海が真っ二つに割れて、そこを歩いて渡ってくるような荘厳なイメージで、これはもう5周年をお祝いする以外に考えられないのだ。それはモーゼでしょ、何言うてんねん、というお笑い芸人的な発言は全く聞こえてこないのは、やはりお祝いの日だからだろう。

飲み物2
マンゴージュースはSANSARAでは初めて頼むものだった。食後にせよ、食前にせよ、いずれにしても初めてだ。初ということはお祝いに華を添える感じがする。また、満足な5周年を略すと満5ということでマンゴーにつながる縁起物だ。更には5周年を過ぎて10周年へ向けてスタートしているということで10スとゴロ合わせられる。そう「満5、10ス」からマンゴージュースだ。何言うてんねん、無理やりこじつけやんかというお笑い芸人的な発言は全く聞こえてこないのは、やはりお祝いの日だからだろう。

<エピローグ=言い訳タイム>
当初構想していたものと様子が違ってきたが、
所詮文才というものはその程度と認識できたことが
今回の収穫ということになるだろう。
いつもと違い、改行せずに「風」でやってみようと試みたが、
普段のスタイル、文体に慣れているため、
かなりの困難を要したが、
そのあたり無理矢理修正するのではなく、
自然体でアップするのもらしいのではないかと。
決して推敲するのが面倒だとか、
疲れて見直したいとか、
そういうことでは断じてありえないのだ。
決して違う。

なんにしても、マスター5周年おめでとう!
これからも健康に気をつけて6周年、7周年・・・と歴史を刻んでいってください!
また美味しいカレーをお願いします!
あざっす!あざっす!あざっす!
(無理矢理、お祝いってことでまとめてしまった・・・笑)

I went to SANSARA which was 5th year anniversary. I ate special meals. There were chicken curry, bean curry and radish curry on it. I ordered lamb curry as another dish. They were all good. It was the 5th anniversary! Congratulations!

SANSARA
帯広市西20条南3丁目
0155-35-5799
https://www.facebook.com/Sansara.obihiro/
11:30-15:00, 17:00-22:00 (土日祝11:30-22:00) (LO30分前)
月曜定休

カレー修行(十勝)

巡礼も後半戦、というか終盤。
本当は6月で終わっている予定だったのだが、
全然!
1.5倍くらいの日数がかかっている。
ってか、これお盆までに終わるかな?笑
まあ、慌ててやらずともカレーは逃げない。笑

大御所に出会って、吃驚。
まるで普段スーツ姿の人がジャージに着替えていたというくらいの驚き!笑
ココでお会いするのは初めてですね!
なんだかとても嬉しくて心が弾んだ。
ちなみに、この大御所たる方、男。笑
綺麗な女性とか、可愛い女の子だったら、
心が弾むくらいでは済まない。
普段スーツ姿の人がジャージに着替えていたというくらいの
心の踊り具合だ。笑
BGMはココロオドル(nobadyknows+)で。笑

さて、大御所とは待ち合わせたわけではない。
偶然出会ったのだ。
この修行場で出くわすのは初めて。
やはりスタンド使いは引かれ合うの法則だなあ。笑

なので、それぞれで食したし、当然注文も別。
しかし、ほとんど似たような注文になったのは吃驚。

外観
あ、場所を言ってなかった。笑
SANSARAでランチだった。
大御所とは待ち合わせて飲んだり食事したりはあったけど、
偶然出会うということは今までなく、今回が初めてだった。

カレー1
大御所にお会いした時点で、仏太は既にオーダーを終えて、
巡礼をしているところだった。
月間しゅん5月号・・・・・もう間もなく8月号が出るというのに・・・・・笑
しかし、巡礼のルールとして、月間しゅん5月号に載っているメニューを
月間しゅんとともに写真に収めるというのもある。笑
相変わらず面倒なルールを自分で作る仏太。
でも、とても楽しい。

カレー2
月間しゅん5月号が出てから、何度もSANSARAに来ているのに、
巡礼ができてなかったのは、その都度限定モノに目と心を奪われたからだ。
今回やっと3種盛り特選プレートをオーダーすることができた。
週末は限定モノが多く、魅力的。
平日は中々来れない日が多い。
ということで、おそらく最も修行頻度が高いところなのに、
かなり遅くの巡礼となってしまった。

カレー3
南インドエビ
カレー4
スリランカチキン
カレー5
ポークビンダルー
3種盛り特選プレートはこの3つなのだが、
その時によって、カレーの種類が変わる、別のプレートもある。
ただ、人気の高いこの3つのカレーを1つの皿でいただけるのは嬉しいところ。
しかも、本場インド・スリランカではこの3種が一緒になることはないだろう。
それぞれ単品を楽しむもよし、混ぜ混ぜしながら新しい味を作り出すもよし。
仏太はついついレモンライスにしてしまうが、
実際は普通のライスのほうが混ぜた時の味を楽しむのにはいいのかもしれない。
と思いながらも更にレモンライスにしてしまうほど好きなのだ。

カレー6
そして、またしても黒板メニューの限定モノに惹かれた。
チーズラムたまだ。
レギュラーメニューであるのはチーズとりたまで、
それもとても良く、ビールのつまみに合いそうなサイドメニュー。
チキンも好きだが、ラムはもっと好き。
ならば、このチーズラムたまは、良いに違いない。
予想通り好みだった。

カレー7
更に黒板メニュー、ラムコルマ・・・・・

頼んじゃった。テヘペロ
ヨーグルトやココナッツミルク、ナッツを使ったクリーミーなカレーがコルマというようだ。
正直良くわかってなかった。
名前は聞いたことあるが、食したことがあるかは自信なし。
少なくともSANSARAでは初めて食した。
マスターも修行場では初めて作ったと。笑
これは辛さを抑えてお勧めで食した方がいい。
仏太は珍しく辛さを気にせずそのままいただいた。
とても満足。
ラム以外にチキンや野菜でも作られることがあるコルマ。
これをラムで口にできたのは幸せだ。

カレー8
で勢揃いして、よだれが出るのを抑えながら写真を撮っていたら、
大御所が笑顔で現れたという次第。
これから食すカレーの喜びを上回り、
幸せ気分最高潮で巡礼とあいなった。

気軽に話しかけてくれる大御所
その笑顔とダンディーな声で優しく包んでくれる。
とても話しやすいのだが、やはりある程度の緊張は隠せない。
何せ大御所だからねえ。
 大きな人、大人物。
  実際に身長も高いのだけど、
  人間的にも社会的にも大きな人。
  抱擁力で包まれるとその大きさが更にわかるというもの。
 御意!と民衆がひれ伏すくらいのお方。
  御仁と表現しても良いだろう。
  御大という言葉も似つかわしい。
 所謂大物ってことだな。
  表立ってそれほど知られてなく、
  裏の世界に精通している、みたいなかっこよさ。
そんな大御所が近くにいるのを想像してみて。
緊張するし、話しかけられたら光栄でしょ。
総理大臣か天皇陛下を想像した人、当たらずとも遠からず。笑
(とはいっても、最近の総理大臣は、とんでもないけどね。苦笑)

あ、いつも通り、大御所の方がアップが早い。笑
スパイスカレー&カフェ サンサーラ@帯広/仏様との邂逅(山茶花五十郎が行く)

SANSARA
帯広市西20条南3丁目
0155-35-5799
https://www.facebook.com/Sansara.obihiro/
11:30-15:00, 17:00-22:00 (土日祝11:30-22:00) (LO30分前)
月曜定休

参考サイト・ブログ
山茶花五十郎が行く
レシピ おいしい野菜コルマ(カレー)の作り方 -アグネロ・レストランの必殺カレー料理レシピ-
帯広・十勝の情報誌【月刊しゅん】