カレー修行(十勝),カレー修行(麺類),そば

親不孝者の仏太は親とか家族とかって話は
偉そうに言える立場ではない。
偉そうどころか、普通にしゃべることさえはばかられるくらいだ。
頭でわかっていてもなかなかできないことの一つが親孝行ってのも
情けない自分の人生を象徴する一つのエピソードだな。

こうして人前にその話をさらすことができることがまだましなのだが、
所詮そういうことは自己満足(自己嫌悪)の世界でしかない。
ただ、そういうことを思うなら実行しなさい、と言われた場合、
そうだよなあ、と思っていることも事実。
あとは考えを実行に移すかどうか、かな。

男から見た時に、親ってどういう存在かというと、
(とはいっても、仏太の個人的見解)
父親は家長であって、男として人生の指針をアドバイスしてくれる立場、
母親は優しく支えてくれる存在、ってところかなあ?
う〜〜ん、言葉ではいいこと言うんだよねえ。(笑)

子供の時は頼りきりだったけど、
大人になって、色々なことがわかると、
とても苦労かけたなあ、とか、
なんまら感謝する部分が見えてくる。
きっとそれはそのうち逆に頼られるという時期がくるのだろうな。
もうその時期が来ているかもしれないのだが、
かも、と言っているってことは、実行できてないってことだ。

反省・・・

外観
鹿追に来るのは3ヶ月ぶりだ。
その間に、おふくろさんは一度閉店して、
その後、メンバーチェンジして、
今年2月1日に新たなスタートを切った。

中
すなわち、リニューアルしてから、初めての訪問ということになる。
お手製そばがら枕などが置いてあったところが
片付けられてシンプルになっていた。

貼り紙
貼り紙でもリニューアルオープンのことを伝えている。

カレーそば1
当然のようにカレーそば。(笑)
以前と同じく、漬物ともう一皿がつく。
嬉しいサービスだ。

カレーそば2
今回のはカレーが結構緩く、
ちょっとスープカレーを連想させる。

カレーそば3
そばは以前通りの手打ち田舎そば
ちょっと短いのがすすりやすくていい。
好みのコシの強さ。
うん、いいね。
やはりここに来るとなんだか実家に帰ったような気分にさせてくれる。
おふくろさん、って感じだな。

I went to Ofukurosan in Shikaoi to eat curry soba. It was closed on December, last year. And it opened again on 1st of February.

おふくろさん
鹿追町新町1丁目6
0156-66-1161
11:00-14:00
火曜定休

カレー修行(十勝),カレー修行(麺類),そば

外観
ちょうど鹿追に用事があった。
おふくろさん閉店の噂を聞いていたので、
絶対に行くと決めていた。

看板
閉店セールの看板が、現実を物語る。
残念ながら、噂は本当だった。
12月29日までだという。
後継者を募集しているということは存続を願う人が多いのだろう。
しかし、閉店を決めたときには後継者となる人がいなかったということだ。

ポスター
店内にもポスターでお知らせ。
寂しさがつのる。

メニュー
さて、今回は何にしようかな・・・
って、今までカレーそば以外に頼んだことはなし。

カレーそば1
結局、またカレーそば。(笑)
まあ、仏太はそんなものだ。

カレーそば2
なんとなくお雑煮を彷彿させる。

カレーそば3
蕎麦は相変わらずコシのある美味しい田舎そば
手打ちがよくわかる不揃いの太さが、またいい味出している。

伝票
あ、閉店特別価格の100円引きの伝票になっている!
すげえ。
そのためにこの伝票を新しくしたってことだもんな。
(さっきのメニューの写真と比べてもらえば、安くなっているのがわかる。)

ここがなくなるのは無茶苦茶惜しい。
でも、事情を考えるとしょうがない。
なにせ、スタッフ12人の年齢が70歳から84歳だそうだ。
普通に凄すぎる!
そして、目標の10年となり、それで終わりにするという。
一人もかけることなく、っていうのも目標だったそうだが、
それも達成された。
凄いことだ。
目標を達成しての解散、というところだろうか。
ある意味、発展的解消と考えていいだろう。

新しいスタッフがきて、後を継いで欲しいが、なかなかそうもいかないだろうな。
スタッフは長生きして、今後も機会があれば、美味しい蕎麦を提供してほしい。

この模様をテレビでやると取材が入っていたが、
仏太は食している風景を撮られた。
インタビューも受けた。
さて、テレビに出るだろうか。
12月7日16時半頃からだという。

I went to Ofukurosan to eat curry soba for lunch. Ofukurosan in Shikaoi will be closed on Dec. 27th.

おふくろさん
鹿追町新町1丁目6
0156-66-1161
11:00-14:00
火曜定休

参考サイト
北海道テレビ
イチオシ!

追記:
テレビには出なかった。
仏太がインタビューに答えたことは、
やはり寂しい、ということと、
ここに来ると、蕎麦と色々なものを出してくれて、
実家に帰ってきたって感じがする、
おふくろさんが息子のために色々と用意してくる、
という感じを受けるということだった。

カレー修行(十勝),カレー修行(麺類)

外観
鹿追そばが名産の一つ。
そんなに大きい町ではないので、提供されるところは限られる。
更にカレーそばがあるところは限定的。
その一つがここおふくろさん

そば殻枕
そば殻を利用してを作って売っている。
以前、仏太も購入して、現在も使用中。

カレーそば1
で、お目当てのカレーそば
色々なものがたくさんついてくるのも嬉しい。
実家に帰ったときに、沢山のサービスをしてくれるような、
そんな錯覚にとらわれる。

カレーそば2
そばは手打ちの田舎そば
コシがあって好みだ。
カレーも優しい味で美味しい。

おにぎり1
今回、前から興味があって注文を忘れがちだった
おにぎりを忘れずに注文してみた。

おにぎり2
梅にしたが、途中で「鰹だったかい?」と聞かれ、苦笑した。
そういう、なんだかのんびりした雰囲気も素敵だ。
おにぎりは崩れそうなのがまたいい
昔、小学校の遠足のお弁当に入っていたおにぎりは
手作りで食べているうちにボロボロとこぼれてしまったことを思い出す。
懐かしい「おふくろさん」の味。

う〜ん、いいねえ。
あ、まどろみすぎた・・・。(笑)

I went to Ofukurosan in Shikaoi. I ate curry soba there and selected a rice ball. It was almost crashed that I remember a rice ball in an elementary school period.

おふくろさん
鹿追町新町1丁目6
0156-66-1161
11:00-14:00
火曜定休

カレー修行(十勝),カレー修行(麺類),そば

最近、若い世代(仏太を含む。笑)の親子では
子供が親を呼ぶとき、パパママが圧倒的に多いみたいだ。
仏太的には日本人なんだから、
お父さんお母さん、もしくはそれに類する言葉が好きだ。
流石に、ダディとかマミィというのは聞かないけど。(笑)
まあ、呼びやすさとかもあるだろうし、
時代の流れもあるだろうから、いいのだけど。
(ちょっと考え方古いかな。笑)

外観
鹿追にあるおふくろさん
そば専門店でうどんはない。
12人のスタッフ全員が、ベテランの「おふくろさん」だ。(笑)
暖かみがあり、味のある、良い雰囲気だ。

カレーそば1
ここは二度目なのだが、以前と同じカレーそばを頼んだ。
いくつか違いがあった。
10年1月31日の日記参照。)
冷や奴は同じだが、漬け物が違う。
まあ、自家製だからなくなれば違うものになるだろう。
もう一つのつけ合わせが以前は大福だったが、今回は春菊だった。

カレーそば2
また、カレーの上になるとが乗った。
これちょっと面白かった。
子供の頃、ラーメンに乗っているなるとが好きだった。
そういうことを思い出す一シーンだ。

カレーそば3
そばは手打ちの田舎そば
ほどよいコシと長さ。
ベテラン、いや、おふくろさんの愛情が伝わる。
カレーも温かい気持ちが伝わってくるから安心して食せる。
あれ?今回レンゲがなかったな。(笑)
無茶苦茶混んでいて、大変そうだった。

I went to Ofukurosan in Shikaoi. I ate curry soba. It was good.

おふくろさん
鹿追町新町1丁目6
0156-66-1161
11:00-14:00
火曜定休

カレーツアー,カレー修行(十勝),そば,娯楽

ツアーというと、仏太が最初に思い浮かぶのは
ミュージシャンのツアー。
あれって、凄く大変だと思う。
色々な土地に触れることができるからそれは凄く素敵なことなんだけど、
でも、体力無茶苦茶必要だと思うなあ。

仏太がするツアーはそんなかっこいいものではないのだが、
人によっては興味深いみたいだ。
グルメツアー?というか、まあ、カレーツアー。(笑)

今回のターゲットは鹿追町
仏太は十勝に来るまで鹿追町のことをほとんど知らなかった。
札幌の職場で後輩が一人鹿追出身の人がいて、
可愛い女の子(職員)も鹿追出身だから、
聞いてみたら、実家が隣同士だというドラマになりそうな話もあった。
ドラマなら、その二人が最終的にはくっつくんだろうけど、
実際は全く違った。(笑)

今回はいつものカレーツアーのようにカレーばかり食し歩くツアーではない。
文化にも触れるツアーだ。
仏太も大人になったものだ。(笑)

神田日勝記念美術館
のんびりドライブしながら、最初についたのは
神田日勝記念美術館
神田日勝はかなり有名な画家であるのだが、
恥ずかしいことに仏太は鹿追町に来るまで知らなかった。
まあ、個人の作品のためだけの美術館ができるくらいだから
凄いんだろうなあ、というくらいは思っていたが、
この美術館で作品を見たり、その人生に触れたりすることで
本当に凄いんだなあ、と実感した。
有名なのは、未完の「」という作品なのだが、
それも飾られていて実際に見ることができた。
やはり写真で見るのと実物を見るのは違う。
他にもイメージと違った作品もあり、とても驚き、また更に興味深くなった。

仕事関係の知り合いが勤めるところに顔を出してみた。
そこには、神田日勝の「馬」に影響を受けたのではないかと思われる絵が飾られている。
以前に見ているが、神田日勝を見た後に見たらどう感じるか見に行った。
すると、なるほど、神田日勝の凄さを再認識すると共に、
実は思っていた作品が、画風が全然違い、比べられないということもわかった。
まあ、それぞれの作品の良さがあるから、それらを楽しめばいいな。
帰り際に、知り合いに会うことができた。
昼ご飯食べてないならお勧めがある、と鹿追特産のそばのお店を教えてくれた。
最初は風景というカフェに行ってカレーを食したいと思っていた。

外観
が、鹿追で一番美味しいと教えられたらイカタコだ。
早速、予定を変更して行ってみた。
国道沿いではなく、街中の中心の通り沿いにある。
おふくろさんというそば屋。
そばが一番美味しいと知り合いが薦めてくれた。

カレーそば
教えてもらった後にちょっと調べたら、
カレーそばがあることがわかったので、
それを目的に行き、当然のようにそれを頼んだ。
そばは、鹿追産のそば粉100%使用で田舎そば。
仏太の好みの太さと堅さ。(コシ)
長さがちょっと足りないのが残念だった。
カレールーを直接かける形だったが、
おそらくカレーに出汁が入っているのだろう。コクがあった。
そして、ご覧のように、豆腐、漬け物、まんじゅうがつく。
まんじゅうはヨモギ入りで、餡は甘すぎず食べやすかった。
漬け物、まんじゅうはスタッフの方々の手作りだ。

枕
さて、失礼なのだが、このスタッフ達は「おばちゃん」というにふさわしい人達だ。
明るくて世話好きな感じ。
地元が好きで、色々と考えてくれている人達。
そんなお母さん12人が集まってできたそば屋なのだ。
そして、手作りものが飾られていた。
そば殻で作っただ。
なんとなくお手玉の大きいものに見えてしまうが、
この手作り感がなんとなくいいものだ。

心も体も温まってまた鹿追の街へ繰り出した。
花ねこパン屋で、お土産(自分に。笑)として
チーズカレーパンを買った。
その後、車の中はパンの匂いで充満し続けることになる。

当初目的だった風景へお茶しに行こうと思った。
ん?スープカレーあったら食すんでしょって?
(笑)う〜〜ん、当たりかも。
が、開いてなかった。
臨時休業のようだ。
また、風景のスープカレーは週替わりランチで
やっているときとやっていないときがある。

福原記念館1
再び戻ってきて、今度は福原記念館
ここに併設されているカフェえんじゅではカレーを食せる。
09年9月6日の日記参照。)
しかし、今回はカレーはパス。
(なんと仏太がカレーをパスし続ける!!!笑)

福原記念館2
まさに、美術館を見ようと思ったのだ。
アートコレクション福原記念館という名前だけあり、
個人で集めた美術品の数々を見ることができる。
そして、驚きはそういう美術館という形態を取りながら、
写真を撮っても構わないということだった。
たいていは、美術館関係は、
触らない、飲食しない、ペンを使わない、携帯を使わないなどと一緒に
写真を撮らない、というマークが表示され、注意事項となっている。
が、そのマークに写真は禁止事項になってなかったので、
確認をしたら、フラッシュをたかなければ写真を撮ってもいいと。

福原記念館3
すげえ、太っ腹だ!
流石、フクハラ!
そう、この福原記念館は、
スーパーマーケットのフクハラの創設者の方が
集めたものを公開してくださっているのだ。
第5展示室まであり、結構広いし、
色々な種類の美術品があるので、圧巻だ。

福原記念館4
その中に神田日勝の作品もいくつかあった。

福原記念館5
フクハラは前身は魚屋で、福原さんが神田日勝にお願いして、
その魚を書いてもらった物らしい。

福原記念館6
福原山荘がタイトルになっているもので、
こういう景色もいいなあ、と思った。
他にも写真家?と見間違うようなものもあれば、
江戸時代のものもあった。

俗な話だが、沢山の支店のあるスーパーマーケットやホテルを経営して
美術品のコレクションも凄いということを考えると、
無茶苦茶金持ちなんだろうなあ、と羨ましく思った。(笑)

外観
心が満たされて、お腹が空いた。(笑)
以前行ったときには残念ながら、カレーが切れていたことがあった
森のキッチンかわいにやってきた。
さて、今日はカレー食せるかな。

中1
入ると目の前に

どーん

大木が迎えてくれる。

中2
床は3300枚の年輪だそうだ。
凄い数だなあ。
全部自分たちで敷き詰めたと説明があった。
マジ凄いなあ。

ハンバーグカレー1
今日はカレーがあった。
カレーメニューは結構あり、
その中でも気になったものをお願いした。
ハンバーグカレーだ。

ハンバーグカレー2
ステーキもあるしハンバーグもある。
そして、以前しかおい牛の刺身を食べたときに美味しいと思ったので、
もしかしたらハンバーグも美味しいのではないかと思ったのだ。
ハンバーグに詳しいわけではないが、自分の好みかどうかはわかる。(笑)
で、結論。美味しかった。
最初から切り分けられているのも食しやすかったし、
ハンバーグ自体も美味しく、
また、カレーと組み合わせてもいい感じだった。

ハンバーグカレー3
そして、ご飯は雑穀米
もち米、黒米、とうもろこし、小豆、大麦、そば、
はと麦、黒豆、黒ごま、玄米、もちあわ、もちきび
が、入っているそうだ。
いいなあ、こういうの。

というところで、流石に疲れも出てきたので、帰途についた。
満足して、心もお腹もいっぱい。
田舎と思えるところにも新しい発見があったり、
素敵なところもたくさんある。
まだまだツアーは必要だ。

I went to Shikaoi to do TOUR. I went to two museums and ate two curries. It was very special. Shikaoi is a good town. I want to go there again.

おふくろさん
鹿追町新町1丁目6
0156-66-1161
11:00-14:00
火曜定休

森のキッチンかわい
鹿追町瓜幕西28-27
0156-67-2327
10:00-19:30 (10月〜4月-19:00)
火曜定休

参考サイト
ピュア鹿追(鹿追町の公式サイト)
神田日勝記念美術館
アートコレクション福原記念館