裸の王様(Blue Spruce)

昔々、あるところにお爺さんとお婆さんがいました。
っていう始まり方は、日本の昔話ではありがちだ。
外国の話はどうだったっけ?(笑)
Long Long Ago・・・・まあ、英語にしてるだけだけど。(笑)

昔、とある国の王様はわがままでした。
特にブランド物にうるさく、やれピエール・カルダンがいいだの、やれフェラガモがいいだの、
ベネトンじゃなきゃ嫌だとか、ローラアシュレイエスカーダ・・・
ある日、「もっといい着物はないのか?!」とまたいつものわがままが出てきました。
「王様、もう国中の物は全て取り寄せてしまいました。」
「では、募集するのだ!」
しぶしぶ、公募した家来の元にやってきた一人の男がいた。
「私が今までにない素敵なお召し物を献上いたします。」
王様の前に出された男は、大事そうに箱を開けて、中を王様に見せました。
「ん?どこにあるのだ?着物は?」
「このお召し物は、馬鹿には見えません。王様であれば、見えるはずです。」
「うむ、わしは馬鹿ではないからよく見えておるぞ!」
「この斬新なデザインは、今までに色々と着て、目の肥えた王様にしか理解できないのではないかと。」
「うむ、早速着てみるとするか。」
家来は顔を見合わせました。王様が着替えると、すっかり裸なのです。
しかし、家来は自分たちが馬鹿なのだと思い、馬鹿には見えないと言われたので、
ある者は黙り、ある者は見えるふりをしました。
しかし、男は詐欺師で、持ってきた箱の中には着物は入ってませんでした。
「街中に繰り出して、代のこの素敵な着物を、庶民に見せて歩こう!」
裸のまま、街中に出た王様は、悠々と闊歩します。
子供がそれを見て、「王様は風邪引かないのかな?裸だね!

確か、裸の王様ってこんな感じだったよね。
ブランド物がどうのこうのは、昔にあったかは知らないけど。(笑)

さて、十勝は広いだけあって、都会的な部分と大自然が隣り合わせだ。
素敵なところだと思う。
仏太も何カ所か自然を堪能しに行った。一人で・・・
糠平、十勝千年の森(清水)、ナイタイ高原、白樺並木(音更)などなど。
帯広市内にも、何カ所か牧場や庭園がある。

看板
今回は、真鍋庭園へ。
勿論、目的はカレー
あれ?(笑)
真鍋庭園の中に、Blue Spruceというカフェがある。
外観
入り口の手前にあるので、入園料はかからない。
オープンテラスがあり、流石庭園の隣っていうか、中?自然いっぱいって感じだ。

白いTシャツが似合ってるお姉さんが、注文を取りに来てくれた。
大変そうだった。
カレーが出てくるまで、がなかった。
きっと馬鹿には見えない水なんだと思っていた。
仏太はカレー馬鹿だからなあ。
そんなことはなかった。
カレーを持ってきてくれたときに、あら水がまだでしたね、と後から持ってきてくれたのだった。(笑)

4日間煮込んでるという、スリランカ風カレーは、本格的だ。
マダムミツコのスリランカ風カレー、この名前も気になるが。(笑)
ドリンク、自家製ピクルスがついてくる。
チキンカレー1
カレーは美味い。マジで美味い。無茶苦茶好み。
スパイシーな感じで、本当にスリランカ風っていうのがあってる。
十勝の中で、いきなりトップクラスにランクインだよ。
チキンよくほぐれる。手羽元だ。量はちょうどよい感じ。
チキンカレー2
ピクルスはセロリとカブ。自家製だろう。美味しい。
セットのドリンクはダージリンティーをセレクトしたが、いつまでたっても出てこなかった。
トイレに行ってホッと一息。
お腹のことを考えて、出さないでいてくれてるのか?
それとも仏太が見えてないのか、ダージリンティー。
裸の王様状態か?
それともやっぱり馬鹿?(笑)

I am very foolish so I didn’t see a cup of tea at Blue Spruce. It was in Manabe Garden. I went there to eat curry named Madam Mitsuko’s Sri Lanka styled Curry. It was very good, the top grade of Tokachi curries. I was very satisfied.

Blue Spruce
帯広市稲田町東2線6真鍋庭園内
0155-48-2120
10:00-18:00
無休