カレー修行(道外)

今回の京都は、仕事だ。
とはいえ、京都に来るのは、4回目。
修学旅行で初めて来て、受験2回、学生の時の大会で1回だ。
いずれも長期滞在はなく、好きな街なのだが、
なかなかゆっくり見れていない。

京都を含む関西では、味が濃くなく
出汁中心のお料理であることはよく知られている。
(詳細を知っているわけではないのだけど、
味付けは、西側の方が東側より薄い)
名古屋にいたときも経験したが、
しょっぱいことを辛いということがある
チリとか唐辛子の辛さではなく、
塩っ気のことを表現するようだ。
おそらく京都でも似たような表現をするだろう。

その京都の大学を受験したのは、
京都に住みたいと思っていたのもある。
が、夢かなわなかった。
(夢が叶っていたら、仏太は存在しなかったかもしれない。)

そんな今回、観光をするつもりは相変わらず薄く、
ちょっと街並みを見るくらいで満足。(笑)
いや、見るならゆったりと見て回りたいもんね。
と言い訳して、相変わらずカレー修行。(笑)

叡山電鉄の出町柳駅を降り、
ネットで調べていた地図を頭で思い起こしながら、
たぶんこっち、で曲がってそっち、そこを真っ直ぐ・・・
とたどり着いたところが、というカレーカフェ&バー。
もうオープンしている時間帯だが、看板がしっかり出てない。
「すみません!」「おじゃまします!」
などと、挨拶しながら入っていったら、
中でごちゃごちゃやっている音が聞こえた。
「まだやってませんか?」
「・・・」
あれ?返事がない。
仏太は声が大きい方だから聞こえると思うんだけどなあ。
顔が見えるように更に奥に入ったら、やっと振り向いてくれた。
吃驚して「まだです。」と言われた。
何時頃?という質問に、たぶん12時過ぎに開ける、と。

それでそのあたりを散策するか、
別の候補のところに行くか決めようと思い、
まずはそこを出ることにした。
気の強そうなお姉さんを後にして、階段を下りた。
さっきの道をそのまま戻る。
慣れないスーツを着ているので、あまり動き回りたくない。

外観
さっき通ったカフェ。
味がありそうで、とても気になっていた。
お茶だけでもすすって蓮が開くのを待つか。
ん?
ああ!スープカレー!!!
立て看板に、スープカレーという文字を見つけた。
見直してもそこにはスープカレーって書いてある。
すぐに入ることに決めた。(笑)
SALUT屋(さるぅや)というカフェだ。

スープカレー1
吹き抜けになった天井にはインドで見た大きな扇風機があり、
2F席もあったのでそちらでゆっくりすることとした。
吹き抜けを境にして、座敷とソファ席があったが、
膝の悪い仏太は、
顔と性格とスタイルはよくても、膝の悪い仏太は、(もういい?笑)
ソファ席にした。
窓から見る景色が、瓦屋根で北海道にない風景で、なんとなくうっとり。
窓から入る、小春日和チックな陽光で背中に暑ささえ感じる。

スープカレー2
スープカレーは札幌・北海道とは違うタイプ、
むしろカレー風味のスープに近い気がした。
チキンししとうゆで玉子が具として入っていて、
スープにはキャベツと玉ネギが使われていた。
上品な感じと言いたいのだが、そうではないところもあった。
スープを飲んだときに思ったのは、
しょっぱい、あ、関西だから辛い!だ。ということだ。(笑)
これこそ味は薄くても出汁がしっかり出ていればもっとよかったと思う。

ハーブティー
本日のハーブティーがそんな舌をいたわってくれた。
美味しくいただき、ゆったりともの思いにふける。
うん、こういうところに来れてよかった。

最初の修行場が営業時間が遅れたためにラッキーなことになった。
ということで、お礼ではないが、その修行場へ行こう!(笑)

階段
歴史ある京都の街中にある建物として、
急な階段は、当たり前のようにあるのだろう。
それでも入ると、壮年とおそらく老年と思われる親子がテーブル席に座っていた。
また、カウンターには常連さんと思われる人もいた。
へえ、結構人気なんだね。

グリーンカレー1
メニューがラミネートとなって出されてきた。
その中から、ポークが入っているものを選んだら、
それは前のカレーやから!
と言われ、え?と面くらい、じゃ、と別のを頼んだら、
だから、それは前のカレー!今日のは黒板見てや!」
と更にまくし立てられた。
なるほどね、やっと理解した。
以前出したことのあるカレーをラミネートに載せていたんだね。
アホやなあ、俺
とわざと関西弁にして心の中で言ってみる。(笑)

グリーンカレー2
激辛!タイグリーンカレーにした。
もう一つ気になったのがあったのだが、「激辛!」に惹かれた。
さて、いかがなものだろう?(笑)
「かなり辛いですよ!」
イントネーションは関西弁。
3回くらい言われた。
辛いのが好きだ、得意だ、とその都度応える。
あ、ムキになって辛さのことばかり答えていて、ライス小にするの忘れた。
ま、いいか。
結果的に、ライスは普通のままでよかった。
というのは、辛さは全然平気なのだが、
ここも、とにかくしょっぱいのだ
え?辛いってこういうことか?
ってか、京都はみんなこんなにしょっぱいの?
ライスで味を薄めながらいただいた。

他の料理もいくらか京都で食べたが、
しょっぱかったのはこの二つだけだった。
誤解が解けて、先入観とならずに良かった。

言葉って難しいなあ、とつくづく思いながら
味も多彩で難しいと改めて思ったのだった

I went to SALUT cafe to eat soupcurry and drink herb tea. Then I went to Ren, a curry cafe. There I ate Thailand green curry. Both of two was very salty. I wanted them more mild. I misunderstood the Kyoto taste.

さるぅ屋カフェ
京都市左京区田中下柳町14番地
075-203-6552
http://salutya.exblog.jp/
11:30-24:00 (LO23:30)
無休


京都市左京区田中下柳町8-12 2F
075-752-6251
11:30-19:30, 20:00-26:00
日曜月曜定休

カレー修行(パン),カレー修行(道外)

大きな本屋さんはいくつかあるのだが、
そのうち札幌にもあり、有名なものの一つに紀伊国屋がある。

今回、沖縄旅行は東京経由だったので、
羽田空港で少し時間があった。

カレーパン1
たぶん、その本屋の紀伊国屋だと思うのだが、
羽田空港にコンビニ的な店を出していた。

カレーパン2
そこでカレーパンを売っていたのだった。
この時点では、沖縄旅行の影響もあり、
また、別に訪れたところでランチを済ませていたので、
お腹はいっぱいだった。

カレーパン3
だから、買うだけ買って、いつ食すのだろう、
という状態になってしまったのだが、
とりあえず、美味しそうなカレーパンを購入した。(笑)

カレーパン4
で、帰ってきてから、食してみたのだった。
沖縄旅行の余韻に浸りながら。(笑)
このカレーパン美味しい。
カレーもピリッと辛さがあり、味も独特でいい。
パンは少し時間が経ってしまったが、
それでもまだふっくら感というかもっちり感というか
いい感じが残っている。
今度は買って早めに食してみよう。

沖縄旅行は武者修行in沖縄として、別にまとめる予定。
できたら、告知するので、見てね。

I ate curry donut of Kinokuniya in Tokyo. I bought them in Haneda Air Port in my way from Okinawa to Obihiro. It was better than my thought.

カレー修行(道外),沖縄そば

めんそ〜れという言葉は聞いたことがあると思う。
ウチナーグチと言って、沖縄の方言(琉球語なのかな?)でようこそということだ。
ちゅらさんというドラマが某国民的テレビでやっていたことがある。
ちゅらは「美ら」と書き、美しいという意味だ。

今の若い人は、ないちゃー(内地の人=本州、九州、四国の人)と同様に
ウチナーグチをしっかり話せる人は少ないそうだ。
ある程度の年齢行かないとウチナーグチで話ができないそうだ。
聞き取ることはできるらしいが。
それでも単語は全国的にも知られているものもあり、
先のその一部を揚げた。

ウチナーグチでは、標準日本語?の「お段」が「う段」の発音になることがおおいそうだ。
おきなわ→うちなー、そば→すば
それで、沖縄そばは、うちなーすばだ。

今回は全部で11杯のうちなーすばを食べた。
そのうち、カレーすばは2杯。
10月2日にカフェ沖縄式で食したものと
09年10月2日の日記参照。)
今回のものだ。

外観
宜野湾市にあるうみちか食堂だ。
夜で、暗さに弱い仏太の写メではぼけてしまって申し訳ない。
宜野湾バイパス沿いに体育館とリゾートホテルがあり、
その間をちょっとだけ内陸に入ったところにある。

カレーすば1
メニューは非常に豊富で、下調べしないとかなり迷っていただろう。
速攻でカレーすばと思っていたら、なんとカレーライスもある!!!
う、ちょっと躊躇。
カレーライスがある、というのは調べてなかった。

カレーすば2
3.5秒くらい考えて結局カレーすばにした。(笑)
初志貫徹。
カレーライスがあるので、きっとカレーすばは
すばの上にカレールーをかけたものだろうと思った。
ならば、ライスではなく、折角だからすばで食したい、
というのが数秒で考えた結果だ。

カレーすば3
麺はストレート中太、やや角(こんな表現が合ってるかはわからないが)で
一般的なうちなーすばの形状。
ストレートなため、カレールーと絡みにくい。
時々、レンゲでカレーをすくって一緒に食す。
ただ、カレーが多いとうちなーすばの味が死んでしまうので微妙なところ。

仏太的に理想型は、出汁にスパイスを入れて、
スープカレー状にして美味しくいただくというのがいいと思っている。
ただ、うちなーすばによっては出汁命というのがあり、
そのために、その出汁をカレー味にしてしまうのに抵抗があるのかもしれない。
カフェ沖縄式がそれに近い形で提供してくれていたので、
今後新しいタイプのすばとして、ニューウエーブが巻き起こって欲しい

I went to Umichika Shokudo in Ginowan city to eat curry suba. It is an uchinaa suba shop. Curry suba I ordered was good.

うみちか食堂
宜野湾市真志喜2-27-1-1F
098-897-1117
http://www.umicika.eei.jp
11:00-22:00 (LO21:30)
元旦休み

カレー修行(道外)

一時スープカレーがブームになり、
東京でもかなりの数の修行場ができたことがある。
その後、下火になり、実力のあるところだけが残った形のようだ。
札幌はいまだに新しいところができて、一部は消えてしまう、という繰り返しだ。
まだまだ北海道だけを見ても、拡がる余地はあるのだと思う。
が、「カレー」という枠組みでありながら、
実際は違うものとも言えて、浸透しづらい部分もあることは確かだ。
しかし、それでも、少しずつ全国にも拡がっていることは間違いないので、
今後も少しずつ拡がっていって欲しいところだ。

北海道カレー界(スープカレー界)では、
玉ヴァーソンさん、rick1091さんなど、大go所が何人かいるが、
そのうちの一人華聖人さんは、
最も全国のスープカレーを食していると言えるだろう。
非常に詳しく、その行動力には脱帽だ。

外観1
今回の沖縄旅行の目的の一つに、
スープカレーを食す、ということもあった。
大目標ではないのだけど、実現したい目標の一つだ。
TOMITONという複合商業施設が、豊見城市にある。
ちなみに、「とみしろし」ではなく「とみぐすくし」だ。

外観2
そのTOMITONの中にフードコートがあり、その一角に
札幌スープカレーBOOMがある。
のれんをぱっと見ると、何の修行場なのかよくわからないのだが、
よく見れば、ああここね、とわかる。

札
注文した後、札を渡されて、待つ。
スープカレーはチキンとシーフードの二つ。
他にルーカレーが数種類ある。
むしろルーカレーの方がメニューが多い。(苦笑)

札幌スープカレー1
札幌スープカレーという名前で、
チキン野菜が出ている。それにした。
ライスにらっきょ、ドレッシングのかかったサラダがつく。

札幌スープカレー2
パプリカ、なす、シメジ、ブロッコリー、卵など野菜類が豊富に入ってる。
チキンは、レッグと手羽元も入っている!量が多い!

チリ
辛さの調節はチリとガラムマサラがおいてあったので、それでする。
基本の辛さは仏太の辛さで言うと1で、そんなに辛くはない。
(仏太は0全然辛くない〜5辛過ぎておいしくないの6段階で考える。)

リスペクト華聖人さん
全国のスープカレーを食し歩いてるスペシャリストに尊敬。
リスペクト華聖人さんで、最後をしめた。

沖縄では、以前にも数軒スープカレーの修行場があったが、なかなか根付かないままだ。
色々な食べ物があるので、難しいのだろうが、
元々カレーは南の食事なので、しかも、暑いときは尚更美味しいので、
もっともっと沖縄でも流行って欲しいな

I ate chicken vegetable soupcurry at BOOM in TOMITON, Tomigusuku city. It was good and I was very glad to eat soupcurry in Okinawa.

BOOM
豊見城市字豊崎1-411とみとんフードコート1F
098-851-2888
11:00-21:00
無休

カレー修行(道外)

沖縄の中にも色々な地方、都市がある。
色々と観光をするとわかってくるが、観光バスやタクシーなどに頼るか
レンタカーを借りて自分で動き回るかというのが、交通手段だろう。
仏太は普通の観光ではないので、まずもってレンタカーを借りることになる。
っていうか、普通の人から見たら、それって観光なの?と思うかもしれない。
実際に、そういう旅を楽しいと思える人は、カレー仲間くらいかも、と恐れている。
カレー仲間も食してばかりではなく、観光もしようよ、と言うかもしれない。(笑)
仏太はカレーも好きだが、その地方のB級グルメなども好きだ。
沖縄で好きなのは沖縄そば
今回のテーマの一つに掲げた。

で、沖縄そばがやたら美味しいのが、伊豆味街道と言われるところ。
沢山そば屋が並んでいるわけではないが、その道沿いには美味しいそば屋が多い。
県道84号線で、名護から内陸を抜けて、美ら海水族館の方へ抜ける道になる。
田舎は田舎なので、実際はその街道沿いにはそんなに沢山の店があるわけではない。
ところどころ、ぽつんぽつんと出てくる店はそば屋(沖縄そば屋)があり、
それぞれ美味しくて県内でも有名になったところが多い。
また、その伊豆味街道から少し中に入ったところに、
はぐれカフェが散在していて、そういうのが好きな人達にも人気だ。
このあたりのそば屋にはカレーそばはない。
はぐれカフェにはカレーを置いていて、それがとても美味しいところもある。

そんなこともあり、仏太は那覇だけでなく、この北の方も好きなのだ。
北の方はやんばる地方と言われることもあり、そのやんばるは山原と書く。
(狭い意味と広い意味があるようで、ちょっと範囲はよくわかってないが。笑)
名護市、本部町(もとぶちょう)などが伊豆見街道の通るところだ。
実際、伊豆味という地名は本部町なのだが。

多分、観光雑誌などにはそんなに載ってないと思われるが、
実は、このやんばるは結構面白い。
仏太はやんばるも大変好きなところなので、
今回の旅もはずすわけがない。
でも、美ら海水族館は行かないよ。(笑)
あ、行ったことがあって、嫌いじゃないんだけど、
それよりも仏太にとっては重要なテーマがあるってことね。
ちなみに、天然記念物のヤンバルクイナはここやんばるに生息しているよ。

外観
名護市の中心街の商店街にあるパパダムというカレー修行場。
マスターは、確か東京の出身だったと思う。
以前に来たときに聞いたので、ちょっと忘れている。(笑)

南インド風豆カレー1
ただ、カレーがムチャクチャ美味しくて衝撃を受けたことをよく覚えている。
マスターに時々沖縄に来るたびに寄りたいから辞めないでね、とお願いしたのも覚えている。
その時のマスターの答えは、そのうち沖縄を出るつもり、というものだった。
しかし、まだ続けていてくれている。嬉しい。

南インド風豆カレー2
今回は南インド風ダールカレーにした。
ダールというのは、「あ〜、体だるい」って言うときのだるではない。
ファイターズのエースでもない。
豆のことだ。
一口食した瞬間に数年前の記憶がよみがえった。
それは、一度所有権を放棄したライトがデスノートを手に入れた瞬間に
以前の記憶を瞬時に思い出した、がごとくだった。

青マンゴとライムの辛い漬物
ここはカレーだけでなく、ライス、サブジ、
パパダム(名前にもなっているパリパリのおせんべいみたいなもの)もとても美味しい。
で、更に別に出てくる福神漬けとピクルスもある。
ピクルスは、青マンゴとライムの辛い漬け物と書かれた小さな入れ物に入ってくるが、
これがまたいい。凄くいい辛さなのだ。
辛いのが苦手な人は手を出さない方がいい。(笑)

チャイ
で、最後にチャイをいただいた。
とても、素敵な一時を反芻しながら、
また、以前のよみがえった記憶と今回を比べながら。

で、驚くべきはこれらの値段。
カレーとチャイで1000円しない!
東京ならカレーだけで1000円超えちゃいそうだよ!
(マスターが東京出身なのであえて東京と比較。笑)

ランチタイムが終わり際だったので、
あまり迷惑をかけたくなくてマスターと話をすることはなかった。
マスターも多分仏太のことは覚えていないだろう。
こんな平凡で印象薄い顔では。

名護に行くたびに寄りたいので、是非続けて欲しいなあ。

I went to Nago city to visit a curry shop Papadum. I ate South Indo style dal curry. It was very good. I like it so much.

パパダム
名護市大中1-4-5丸元ビル1F
0980-53-3907
11:30-14:00, 19:00-23:00
日祝定休