札幌の職場でお世話になった先輩が何人かいる。
そのうちのお一人の御自宅ですき焼きパーティーをして招かれたことがある。
もう10年くらい前・・・いやもっと前かもしれない。
その先輩は随所にこだわりがあり、
肉の室から焼き方煮込み方などお作法にうるさい方だった。
印象的だったのは、肉と豆腐を一緒に入れたら肉が硬くて不味くなる、ということだった。
それほどのこだわりはなかったのと、庶民の家に育った仏太は
すき焼きが本来は牛肉だということも社会人になって知ったので、
その場の取り仕切りを先輩に任せていた。
まあ、言ってみればすき焼き将軍とかすき焼き奉行というところだろう。
懐かしい。
うちの職場の非公式クラブに鍋会というのがある。(笑)
鍋奉行がいて、食べたい人を集めるというお気楽スタイルだ。
ただ、最近場所がうちなので狭い。
前なんか10人くらい無理矢理入ってもらい、
気温が7度くらい上昇したという気象庁の発表があった。
勿論嘘である。(笑)
今回は、鍋奉行に聞くと、
「火を消してやるッす!」
とかなり気合いが入っていた。
鍋は温める物だから火を消すってどういうこと?
と思われるかもしれないが、これは内部事情的に色々ある。(笑)
そして、内容としては餃子鍋なのだ。
これがまた絶品。
奉行の鍋を食べてしまうと、どこかのお店にいって食べる
ということが非常にしづらくなってしまう。
奉行が士幌産蝦夷鹿を見つけて、
あ、これ食してみたい!と。
缶詰になって、くせはほとんどない。
そして、しょっぱすぎず、つまみとしてもいい。
この日はビールの後、酎ハイと日本酒を飲んだ。
これは実はカレー味。
消費期限などを見なかったが、
仏太がため込んで食してないものを消費できた。
しかし、こういうのが沢山あり、
安全面的に大丈夫か心配になることもあるので、
無理ない範囲で少しずつ消費していこうと思う。
今回は奉行に助けられた。
そして、最も助けられたのはその後。
全く記憶がなくなり、気がついたら、
服を着たまま布団に寝ていた。
あれ?と思い、起き上がって様子をうかがうと、
しーんとして誰もいない。
食器類も洗ってある。
うわ、みんなありがとう。
みんなで協力して後片付けをしてくれたらしい。
どうやら、奉行が布団を敷いてくれたらしい。
よかった、押し入れにエロ本やエロDVDを隠しておかなくて。
今度やるときはもう少しカレーをしっかり摂って記憶をなくさないぞ。(苦笑)
(違うでしょ、飲み過ぎないように注意でしょ!)