カレー修行(札幌)

中学生、高校生の時に洋楽が流行っていた。
仏太も例にもれず色々聞いていたのだが、
その中にTOTOAfricaという曲が結構耳に残っていて、
今でも時々ラジオで聞くことがある。
好きな曲の一つだ。
曲自体も好きだし、Africaという言葉にも惹かれた。

仏太はアフリカが好きで、中学生くらいから漠然と将来行きたいと思っていた。
実際にその夢を叶えたのは大学生の時。
アルバイトで貯めたお金で、旅行に行った。
当時のテレビや新聞はアフリカの悲惨な面だけを報道していて
実際の目で見たものと全く違う部分があることを知った。
勿論、報道されていることもあるのだが、それが全てではないのだ。
メディアのやり方は、正直情報が間違って変に伝えられる可能性がある。
だから、実際に自分で行ってみて、自分の足でアフリカの大地を踏みしめ、
自分の目でアフリカの緑を見て、自分の肌でアフリカの空気を感じたのは
本当にいい経験で、その後の自分の人生にとても役立っていると思う。
(メディア批判はまた別の機会に。笑)

一言でアフリカといっても広くて、それぞれの地域で特性が違うから、
「アフリカ」というひとくくりで話をするのはよくない。
今回は、全体的な意味でとらえてもらえればと思う。
(実際に仏太が行ったことのある国は、
ケニア、タンザニア、ザンビア、マラウイ、ジンバブエあたり。)

貧困やエイズが連想されることが多いと思うが、
実際に行ってみると、全てが暗いニュースだけではなく、
人々は非常に明るい。
いい人がいれば悪い人がいるのも日本と同じだ。
むしろ精神的には健康的な人が日本より多い気がした。

外観1
札幌の街中を歩いていると、場所をわかっているはずなのに
そこにたどり着けないことが何回かあった。(笑)
が、看板が出ているので、よく見ていればわかる。

外観2
そして、階段を地下に下りていく。
途中に違うお店があるが、どんどん奥へ進んでいく。
するとSにたどり着く。

メニュー
メニューを見ると、北海道を意識したトッピング類がある。
北海道を愛する身としては頼まないわけにはいかない。(笑)

ベジタブルカレー1
やはり十勝は外せない!(笑)
十勝大豆のキムチ納豆をトッピング。
後から考えたら、これライスオンでもよかった。
実際に可愛いスタッフが、ライスオンもできますよ、と
お勧めしてくれたのだが、意地を張ってしまった。(笑)
まあ、スープインでも美味しかったからいいのだけど。

ベジタブルカレー2
瀬棚のラム串は、なかなかカレーで食せないラムだからという理由で頼んだ。
というか、単にラム好きだからなんだけど。(笑)
瀬棚がラムに力を入れているのは知らなかった。
ラム好き失格だな。(笑)

ベジタブルカレー3
ベジタブルスープカレーをベースにトッピングした。
久しぶりのあっさりスープはとても食しやすく、体にいい気がした。

メニューやラミネートでは、他にレトルトのスープカレーのことを宣伝していた。
そして、その売り上げの一部が、寄付されていることも出ていた。
WFPの学校給食プログラムに賛同してのことだそうだ。

WFP=World Food Programmeは国連の活動の一つ。
飢えに苦しむ子供達に、給食という形で少しでも支援することを目的としているようだ。
色々な利点などが挙げられていて、基本仏太も賛成。
少しでも役立てるように、今回お土産としてレトルトカレーを買うことを決意した。
(普段はレトルトカレーを買うことは少ない。特にスープカレーは。)

また、綺麗な店長さんが
先日発刊されたSpice Beach「スープカレーの謎。」に出てらして、
対談で耳の不自由な方への支援について語っていた。
実際にイベントなどで出店した場合の収益は一部寄付をしているそうだ。
自分のできる範囲でするという姿勢がとても素敵だと思い、
その尊敬の念を現す意味でも今回実際に修行場にお邪魔させてもらった。

トイレ
トイレに寄ったら、使った後は電気を消そう、というようなことが書かれていた。
とても重要なことだが、自宅と外とでその行動が違うことの一つではないかと思った。
仏太は自分の職場でもそうだが、消せるときはなるべく消し、節約を心掛けている。
ここにも共感する部分はあった。
ただ、スイッチがトイレの中なので、最初暗いときに入ったらわかりにくいな、と思った。

Sは札幌、スープカレーなどの頭文字であるという意味を聞いたことがある。
今Sが活動していることはSaveということもやっていると思う。
Save the children, Save the people, Save the world・・・
頭文字Sは幅広く素敵だ

少しずつの努力、心がけが、世界の環境を救う方向にできたり、
飢餓で苦しむアフリカの子供達を助けることができたりする気がする。
勿論、苦しんでいるのは、アフリカだけでなく、アジアや他の地域にだっているだろう。
いっぺんに全てをよくすることはできないから、
少しずつ自分のできるところからやっていくのがいいだろうし、
それって心掛けることでもっともっとよくなっていくことが沢山あると思う。

そんなことを真剣に考える機会をもてて、
今回の修行はとても充実したものだった。

I appriciated for Curry Shop S in Sapporo. The master of this shop is a beautiful lady, Ms Nakane. Her mind is very good so I was sympathized with it. The shop concept is world wide, I thought. I was very attacked by it. Of course the curry was very good.

Curry Shop S
札幌市中央区南3条西4丁目シルバービルB1
011-219-1235
http://www.curryshop-s.com/
11:00-22:30 (LO22:00)
(7月1日~9月30日は10:30-22:30 (LO21:30))
第1水曜定休

参考サイト
カレーショップ エス(公式サイト)
エスのサイトの中のWFPについて
WFP公式サイト
「寄付の行方」のWFP欄
Spice Beach

カレー自作

アフリカに20年くらい前に行ったことがある。
個人旅行だったのだが、その時サファリにも行った。
日本でテレビで見てると、どこにでも動物がいそうなイメージで
動物園のように、次から次へと動物が見れるのだと思っていた。
が、実際に行ってみると、一つの動物を見て、
その次の動物までかなり移動するし、時間も結構かかる。
それでも、生の動物は迫力があり、野生というのはやはり凄いと感心した。

チーターを見たのは、かなり珍しいらしい。
You are very lucky!
タンザニアの人は、調子がいいので、あまり信用してなかったが、
どうやらそのluckyは本物だったらしい。
後から他の旅行者と情報交換する場があったのだが、
チーターを見れたのって凄いよね、と言われたのだった。
ダチョウが走ってるところ、
水牛がライオンに襲われるところ、
逆にライオンが狩に失敗するところなど
感動ものだった。

ケニアが有名だが、実際サファリが素晴らしいのはタンザニアで
特にンゴロンゴロ公園は素晴らしい。
今はどうか知らないが、当時はそうだった。

十勝の広い土地は、時々そんなアフリカを思い出させてくれることがあり、
懐かしく、また行きたい気持ちにさせられる。
だが、じゃ、行けば、って言われるのは嫌なので、口には出さない。(笑)
今行ったら仕事がなくなっちゃう。

道を走ってると野菜の販売所を見かける。
十勝に来て、その光景が結構あることに気付かされた。
他の地域でもあるのかもしれないが、
十勝はやはり農業が盛んなんだな、と思う。
そして、そういう野菜は安くて美味しいことが多い。
ただ、一人暮らしだと量が多いのが玉にきず。
でも、美味しそうなのでついつい買ってしまう。

仏太は基本的に食べ物の好き嫌いはない。
野菜も大好き。
自分で料理するときは、肉系よりも野菜系。
魚は好きだけどあまり調理しない。
ってか、上手くできないのだ。
これから覚えていかないと。

で、冷蔵庫を見たら、肉はなし。(笑)
野菜のみ。(笑)
ではそれでカレーを。
材料の種類が少なくても大抵のカレーは作れる。
本当にカレーって素晴らしい

野菜カレー
ルーもあったので、今回はルーカレーにしようと決めた。
材料もジャガイモニンジンタマネギと定番中の定番と言える野菜だ。
今回は辛口のジャワカレーと甘口のこくまろカレーを使った。
最後はカイエンペッパーで辛くした。
うん、美味しくできた。
今回は自分のためだけなので、わざと具を大きく切った。
昔コマーシャルでやっていたが大きいカレーを思い出した。(正確な名前は忘れた。)
確か安達祐実だったと思うんだけど、「♪私は可愛いアライマ!」と歌っていたりして笑ったものだ。
辛さも自分に合わせて辛くする。
恥ずかしながら、一度もしたことがなかったのだが、
ルーを溶くときに、一度火を止める、ということを初めてやってみた。
今までは火にかけたまま、ルーを溶かしていたのだが、
一度止めた方がまろやかに溶けて、美味しいということを実践してみたのだ。
そのおかげかどうかわからないが、美味しかった。(笑)

サブジ
いつものことだが、材料を多く切ってしまった。
半分をサブジにすることにした。
適当サブジ。(笑)
サブジに失礼だから、仏太風サブジとしておこう。
カルダモン、クミン、コリアンダーとカイエンペッパーを使った。
おお、全部Cで始まるスパイス群
野菜はさっきルーカレーの時に切っておいたのをそのまま使った。
ジャガイモニンジンタマネギ
ごろんごろんというイメージで作った。
南蛮も入れて更に辛くしたけど、これビールのつまみにいいよ。
カレー粉も使ったけどね。(笑)

ごろんごろんという語韻は、いつもアフリカを思い出させてくれる。
調子に乗って、言ってるうちに気付く。
ごろんごろんごろんごろん・・・・ンゴロンゴロ・・・・

I made two kinds of vegitable curries at home. One was roux curry, another was sabge. They were both good, I felt very nice.