第3章 十分
十分駅に着いた。
ごっそり降りる。
観光客が沢山。
十分はシーフェンと読む。
まあ、台湾人に話しかけられた時は
逆にじゅうふんって日本語で言われたけど。笑
観光地は日本語が十分通じる。
あ、本当は十分(じゅうぶん)じゃないけど十分(シーフェン)にかけてるからね。
念の為に断っておくよ〜。笑
十分駅に停まっていた電車。
黄色ってのがポイント高い。笑
(乗ったきたのはまた違う電車)
実はここですることは、線路上でするので、
電車が来ると中断して、みんなが一斉に避ける。
ってなことを聞いて、またネットで見て知っていた。
ああ、なんか景色もいいな。
少し雨が振りそうな雰囲気もあるが、
何故かあまり心配してなかった。
雨が降るとこれからすることがしにくくなるのだが、
なんとなく大丈夫という自信があった。
実際は少しポツリポツリきたのだが、
大勢に影響はなかった。
吊橋があり、沢山の人が渡っていた。
おそらく往復十分もかからないだろう。
しかし、仏太は時間を無駄にしなかった。
高所恐怖症とか知らないし。笑
線路沿いに沢山の出店が並んでいて、
まるで街を上げてのお祭り状態。
まあ、おそらく毎日のように観光客が来るのだろうから、
お店が沢山あってもやっていけるのだろう。
なんとなくだが、クレープのような生地に
ピーナッツを砕いたものとアイスを巻いたものを
買って、立ち食いしてみた。
なんとなく台湾って雰囲気で。笑
これ、美味しかった。
こんな食べ方あるんだ!と感心して、嬉しくなった。
ラッキー!
実はこの時は空いていてほとんど待たなかったのだが、
帰りに見たら、20人ほど並んでいて、
先に買ってよかった、と思った。
駅に着いた時、既に見えていたのだが、
行燈(天燈と中国語では書いていた)がここの名物。
思い思いのメッセージや想いを書いて、空に飛ばすのだ。
線路脇のお店の半分くらいは天燈のお店だったと思われるくらい沢山あった。
どこにするか迷ったが、どこかでは必ずやろうと思っていた。
天燈の色は数種類ある。
直方体状なので、4面に書くことができる。
4面色が違う(4色ある)ものもあるが、
今回はピンクにした。
それぞれの色に意味があり、
その説明も思いっきり日本語で書いてあるものがあった。
(写真の右にカラフルなラミネートプレートが
写っているのだけど、それのこと)
それを見せられる。
で、色を選んでこんな風に書くのだ。
墨と筆が用意されている。
山茶花さん、りんごさんに楽しんでるってことを報告したら、
ああ、絶対世界平和的なことを書くと思っていたとお返事が来た。
バレてる・・・なんでだ・・・?笑
ばれてーら!
サバの押し寿司バッテーラ!
2面ずつ書いて、ドライヤーで乾かしてくれる。
実はこの写真で左側に見えている、
黄色と赤の天燈を書いていたのは日本人女性3人。
なんと偶然なのだが、電車で目の前にいた人達だった。
リーダーとお任せ2人のグループだった。
偶然ってあるものだな。
こんなに沢山のお店があるというのに。
で、こっそり見ていたのだが、
彼女らが書いていることって、
とても現実的なことだったりして、なんだか笑えた。
写真を撮らせてくださいってお願いするのを我慢したくらい。笑
女子らしく3人でワチャワチャ盛り上がって楽しそうに書いていた。
仏太達より先に始めていたが、仏太達より後になっていた。笑
混んでいるので、出来上がった人達から次々に上げていく。
他人が飛ばしているのを写真に収めたが、
自分達の分もお店の人が写真、ムービーに撮ってくれた。
天燈は4面あるので全て写真を撮る。
その都度、こういうポーズしてと言われるのだが、
担当のお兄さんがとても面白い人で笑いながら飛ばすことができた。
笑って世界平和が一番ステキだな。
お店が途切れる方まで行ってみて、ちょっと十分観光をした気になった。
上げている天燈を眺めていると、日本人が多いけど、
韓国人やおそらく中国人(台湾人)もいたようだ。
(天燈に書かれている文字で判断)
ただ、中国本土の人は、台湾への渡航を現在厳しく制限されているらしいので、
漢字が書かれているのは台湾人なのだろうな。
早く世界平和がおとずれてほしい。
参考サイト・ブログ
山茶花五十郎が行く
台湾旅行に行ったら十分(シーフェン)を観光しよう!行き方、見所は?(COCORO100)
台湾・十分でランタン飛ばし!台北から行く十分観光ガイド(LINEトラベルjp)
台湾十分(シーフェン)への行き方徹底解説!平渓線など詳しいアクセスをすべてご紹介!(タビナカマガジン)