第5章 師大路
第5章 師大路
台湾の夜の観光といえば、
夜市(よいち、よるいち)イエシーが挙げられる。
色々なところにあり、観光客に有名なところもあれば、
そうじゃない地元の人中心のところもあるようだ。
士林夜市は台湾最大の夜市と言われる。
が、マイナー志向の仏太はそこはパスした。笑
師大路夜市シーダールーイエシーに行ったのだ。
MRT淡水信義線(赤)で台北から中正紀念堂へ。
そこで乗り換えて松山新店線(緑)で台電大楼へ。
そこで降りて・・・わからなくなった。笑
Google君に尋ねてなんとか方向を確認できた。
そして、ガイドブック通り色々なお店を見つけることができた。
大して調べてないのだが、師大って日本で言う教育大学だよね、きっと。
師範大学の略かなと思って。笑
(本当に今回の旅行は調べてない。笑)
大学の近くってことは、安くて美味い店があるってこと。
という先入観がある。笑
(後から調べたら、国立台湾師範大学が師大だそうだ。)
あ、カレーを扱っているところもある!!!
でも、せっかくだから「台湾」を堪能する。
台湾はカレーのために来たわけではない。
(意地っ張り)
温かいものを食べたいと
関東煮のお店に。
店頭で指差して注文。
おでんは食べやすい大きさに切って
大きめの丼に出汁と一緒に入れてもらった。
ロールキャベツ、巾着、昆布、大根・・・
レバー???豆腐・・・?
なんだろうこれ?
後から調べたら、鴨血ヤーシュエと言ってアヒルの血を固めたものらしい。
初めて食べた。
なんだか柔らかくてレバーではないよなあと思いつつ、
レバーも血が豊富だから似た味がしてよくわかってなかった。
ちょっと歩いてさっき来たところに戻った。
さっき学生さんらしき人、サラリーマンらしき人が沢山
肉まん、いや肉包を食べながら歩いているのを見て、
この永豊盛ヨンフォションで買っている人も沢山見たのだ。
数え切れないくらいの蒸籠が重なっていて、
もの凄く多くの肉包があるんだろうなと思われた。
看板にカタカナでヨンリッチって書いてくれているだけあり、
日本語で言っても対応してくれた。
おお、肉包・・・
あ、正確には野菜包・・・(って言うのか?笑)
肉まんもあるのだが、今回はキャベツまんを所望。笑
今回注文した野菜まん、
日本語でキャベツまんって書いてあったな、確か。
これが抜群に美味かった。
なるほど、みんな買いに行くわな。
実際仏太が行った時も人が沢山来ていた。
屋台があってもの凄く惹かれた。
なんだかおじさんが怖い。
綺麗なお姉さんは貫地谷しほりに似てる。
するとおじさんは優しく話しかけてくれた。
が、言葉がわからない。笑
でも、なんとかしてくれようという熱意が伝わった。
そして、笑顔があり、他のお客さんへの対応も笑顔だった。
怖いと思ったのは、真剣に仕事をしていたからだったようだ。
メニューの一番右にあったのが
大根だとわかったので、それを頼んだ。
大根スープというところか。
青菜炒めもメニューを見てなんとなくわかった。
そう、お腹に優しいものを欲している。
多分、最初にここに来ていたら、
お腹も空いていただろうから、
もっと重たいものも頼んだのだろうが。
今回は雰囲気を楽しむって感じで。
大學口胡椒餅ターシュエコウ フウチャオビン・・・ちょっと狙っていた。
大学口が店名で胡椒餅が商品名か?
名物商品名をそのまま店名にする例もあるからなあ。
ガイドブックを見ると、大学口胡椒餅が店名のようだ。
そして、ここは師大路店。
そう支店なのだ。
胡椒餅ってのが台湾のローカルフードの一つのようだ。
ここには4つの味というか中身があり、
なんとカレー味もある。
そう、だから狙っていた。
が、残っているのはビーフとポークと。
あ、猪肉って書かれているがそれはポーク。
カレー味の2つは人気で既になくなっていた。
残念だがしょうがない。
残っている2つを楽しんだ。
ああ、これいい。
でかい。
実際にお肉にたどり着くまで
何回かかじらなければならなかった。
肉は・・・美味い!
肉汁、八角、肉!笑
そうやはり八角はもうマストなのだ。
これカレー味だったら最高だな、
仏太はぼそっと呟いた。
さて、せっかくなのでスイーツで〆よう。
世界一豆乳と書かれた看板。
さっき通ってそこに目的のものがあることは理解していた。
って、日本語?
濃い豆乳ってのれんが。笑
日本語って結構氾濫しているのかも。(言い過ぎ?)
牛乳も濃いのがいいとされるが、
豆乳もそうなのだろうか?
でも、とても興味津々。
看板に目的のものがあることが書かれていて、
色々種類があるのもチェック済みだった。
豆花トウファは台湾のスイーツ系。
やはり大学の近くは色々ある。
写真右上にあるのだが、
ボトルで別に豆乳が出てきて
それを好きなだけかける。
豆腐やあんこ、タピオカが入った丼は
うどんなどの丼より大きい気がする。
そこにたっぷりと入っている。
え?マジ?
こんなに別腹はない・・・
ここに豆乳をかけていただく。
予想されると思うが、残った豆乳は持ち帰った。笑
ただ、豆腐、豆乳、小豆のあんこ、緑豆のあんこ、タピオカ、
これらの組み合わせはなるほどと思わせられた。
結局、完食できたのだ。
きついお腹で電車の駅(MRT台湾大電駅)に行く途中、
貫地谷しほり(似のお姉さん)が気づいて手を降ってくれた。
惚れるなよ。笑
こうして、夜市を堪能した。
さて、この夜市、色々な魅力があるが、
安いというのも一つ要素として挙げられる。
今回はおでん(盛り合わせ)110元、
キャベツまん25元、
屋台55元、
胡椒餅(2個)100元、
豆花(2杯)140元
で、合計430元だ。
おいおい!笑
あ、この時だいたい1元3.5円前後。
まあ、約1500円ってこと。
次回はまた別の夜市も経験してみたいと思わせた。
(夜市らしいものはまだまだあると聞く。)
明日の夜もあるのだが、明日の夜は
既に行こうと決めたところがあり、
夜市は行かないと決めていた。笑
ただ、台中で夜市に行かなかったのは軽く後悔した。
山茶花さん、りんごさんにも夜市あるよって教えてもらっていたのだが。
色々と経験してみたい欲張り仏太の考え。笑
まあ、なんでもかんでもやりたいことをやってしまうと、
次回の楽しみがなくなる。
というか満足のみで終わると、次に来たいという気持ちが
薄れるか起こらないかもしれない。笑
程々がいいのだ。
参考サイト・ブログ
山茶花五十郎が行く
なんじゃこりゃ!?台湾の不思議な食べ物7選【台湾グルメ】(NAVERまとめ)
【永豊盛】ほんのり甘くてフワフワ包子がたまらな~い!! No.23(こんにちは〜ご飯たべた?)
大学口胡椒餅(師大店)(ユートラベルノート)
台湾で必食B級グルメ、「胡椒餅」のオススメ3店!(We Love Expedia)
第5章 老堯師肉包
第5章 老堯師肉包
地元のスーパーに連れて行ってくださった。
すなわち鹿港から台中の街中に戻ってきたのだ。
実は旅行に出ると、地元のスーパーに行くのがマストなのだ。
おそらく山茶花さんもりんごさんもそれは御存知ないと思う。
知らずとも連れてきてくださるのは
がーさす!
その地域の生活が見えるのと、
お土産を買うのにとてもいいのだ。
実際にお土産の半分以上はここで買った。
お土産として有名なのはパイナップルケーキだが、
台湾初心者のくせに、パイナップルケーキは買わなかった。笑
ドライフルーツや他に日持ちするものを選んだ。
レジではカードを使おうと思ったが、何故だか上手くいかない。
レジの人や他にもスタッフさんが数人出てきてくれた。
とても親切だ。
やはり台湾の人達の人柄ってとてもいい。
お互いにつたない英語で会話する。
最終的には諦めて現金で支払った。
カードの方がレートが良かったりいくつか利点があるようだ。
山茶花さん、りんごさんをだいぶお待たせしてしまったが、
非常に満足な、地元スーパーでのショッピングだった。
さて、肉まんは中国語で肉包。
読み方は知らない。
日本でも肉まんを食べることはあるが、
やはり本場台湾で食べてみたい。
と思っていたら、流石山茶花さん、りんごさん。
なんと用意してくれていたというか、考えていてくださった。
尊敬を込めて繰り返そう。
がーさす!
ショップカードで知ったのだが、
どうやらお店の名前は
老堯師肉包というらしい。
読み方は知らない。(こればっか。笑)
大きなせいろが沢山積み上げられている。
チーフと思われるお姉ちゃんが
そこから4つ取り出して袋に入れてくれた。
すげえ、賢い!!!
(いえ、りんごさんが中国語で話してくださっていた。笑)
take outした肉まん、いや、肉包を
必殺電鍋で温め直してくださった。
できたてホヤホヤの状態でいただける。
ナンというサービス。
いや、ナンではない。
肉包だ。
そして、温めてくださった電鍋は2回目の登場。笑
(19年11月1日「第3章 台湾に降り立つ」参照。)
かなり使い勝手がいいそうだ。
そして、これ開発に日本の企業が関わっているとのこと。
そう日本とのつながりは本当に色々なところで見られる。
あちっ!!!
ついつい郷ひろみになってしまう。
張りのある皮をちぎると
湯気が立ち上り、柔らかいまんじゅう部分と
とても匂いの良い肉が出てきた。
チョコプラのように、あむあむいただいた。
いやあ、幸せだ。
また一つミッションコンプリート!
<追記>
後から調べたら、どうやら老堯師肉包は
鹿港老堯師肉包というらしく、
鹿港が本店なのか?
いずれにしても鹿港つながりで、
山茶花さん、りんごさんは色々考えてくださっているのだな、
と改めて感謝した次第。
あざっす!あざっす!あざっす!
参考サイト・ブログ
山茶花五十郎が行く
鹿港老堯師肉包(faccebookページ)