十勝芽室コーン炒飯・コーラ・無念な修行
今回は、ちょっと(?かなり?)毒を吐く。
それは、正直なことを言うだけなのだが、ご意見ご質問などある方は、
ブログにコメントでも、メールでもどうぞ。
ただ、喧嘩や争いをする気はなく、自分の意見を言うということだ。
札幌から友達が遊びに来ると連絡があった。
平日だが、なかなか会えない人なので、二つ返事でオーケー。
結構食欲旺盛なヤツで、今回は芽室で名物を食べようということになった。
ということは、カレーではないということだ。(笑)
コーラ部長にカレーを残したことはないのか聞かれた。
そのコーラ部長に、コーン炒飯カレーを作ってもらうのはどうかと提案された。
なるほど。
まずは、駿河屋。
この玄関フードの中にある自転車が、柏葉高校のステッカーが貼ってあった。
すげえ。
十勝ナンバーワンの高校だ。
ここ駿河屋の名物は・・・・あれ?メニューに書いてない。
すると、おばちゃんが聞きに来た。
「ホルジン何人前ですか?まずは2人前でいい?」
(笑)そうか、みんな頼むから、もうホルジンは頼むものだと決まってるんだ。(笑)
大変有名な話だが、ここの常連さんが、メニューにあるホルモンとジンギスカンを
分けて焼くのが面倒くさくなって(笑)一緒にしたら、美味しかったというのがホルジンの始まりだ。
だから、ここのホルジンを食べずにホルジンを語るなかれ、という人も多い。
うん、美味しい。
でも、忘れたのは最後うどんを入れなかった。
まだまだホルジン初心者だからなあ。
でも、メニューの少なさは吃驚した。
そして、仏太は案内係で、車の運転があったので、アルコールなし。
すると、見つけた瓶コーラ。
うちのコーラ部長に報告だ!!!(笑)
瓶コーラが飲めるところは少ないと常々おっしゃっていて、
でも、瓶コーラだけでなく、コーラ全般的に愛してるコーラ部部長。
そんなコーラ部長が最近コーラを残すことがあると悩んでいた。
コーラ部長は毎日のようにコーラを飲むらしい。(すげえ!)
子供の頃は骨溶けるって習ったんだけどなあ。(笑)
で、仏太はカレーを残したことあるか、って聞かれた。
実は覚えてる範囲で今まで3回ある。3回も!!!
一つはホワイトカレー。仏太が小学生の時に母親が作ったものだ。
カレーは黄色いとその時は固定観念があり、
そういうカレーを作ってと言ったのに全然違うとだだをこね、
最終的には両親に焼きを入れられ、一口も食さずに寝てしまった。(笑)
スハ○イシーセブンという以前すすきのにあった修行場。
その頃の仏太は、今よりもずっと辛さに強かった。
多分、4〜5倍。
大抵一番辛いところを頼んでいたのだが、そこで頼んだ最高に辛いものは
辛すぎて残してしまったのだ。
全然進めない。
食してる途中で、やばいと思って、やはりダメだった。
最後は、ライ○ンハウス。
今はない帯広の修行場。
これも辛さが最も最高のところを選んだのだが、
正直、粉っぽさが強くて、美味しいと思えなかったのだ。
きっと辛さを増すために使ったスパイスなのだと思う。
それらの反省を踏まえ、カレーを残さないために、
食わず嫌いはしない。
身の丈にあった辛さを選ぶ。
この二つは気をつけている。(笑)
さて、今日の話題はカレーの写真ないからね、今更だけど。(笑)
ずいぶん前に、日経トレンディの08年9月号を手に入れた。
といっても、経済関係に凄く興味があるわけではないし、
ほとんどの内容は興味がない。(笑)
今回初めて買った理由は、当然のようにカレーの話題が載ってるからだ。
「町おこし3大グルメ合戦!」
というタイトルの7ページの記事の中に見開きで2ページカレーの話題が出てる。
「数年で8つもの「北海道カレー」が台頭」
「北海道はカレー王国化!?」
など、一瞬カレヲタ(=カレーヲタク=カレーお宅=カレーマニア)が喜びそうな文字が並ぶ。
が、内容は非常に客観的に書かれてると思った。
仏太が個人的に心配してることが、指摘されているのだ。
カレーに限らず、急激な変化は別の急激な変化をもたらす、と思っている。
新しいもの(カレー)を考えるのは素敵なことだが、それを広めようとするとかなりパワーがいる。
それは一種の変化だし、それが急激だと、一時的にはブームになっても、定着するまではかなりかかるだろうし、
急速にしぼんでしまう可能性もあるだろう。
経済でも急激な発展は、大きな不景気をもたらしてると思う。
それは歴史が証明してるはず。
05年以降、少なくとも8つのカレー系ご当地グルメが誕生
その多くを同一人物が手がける
これって、凄く危険だと思った。
短期間に数多くのものが、同じ人によって作られている。
これは「急激な変化」の一つだと思う。
かなり強引に「流行らせよう」としてるように見えて、
流行は人工的に作ることはできても、定着は人工的には難しいと思う。
だから、本当の「ご当地」グルメになるかと言われると厳しいのではないだろうか。
数打ちゃ当たる的にいくつかは生き残るかもしれないが、
実際のところは10〜20年後を見ないとわからない気がする。
行政が関わっているところが多いようなので、そう簡単には消えないかもしれないが、
逆にお役所的な活動が中心だと「?」と、なかなか浸透しないのでは?
「カレーサミット(C8)」も開催。北海道各地で連携した町おこしが始まった。
これ知り合いが関わってるので、あまり悪く言いたくないが、実際はどうかな、と思うこともあった。
でも、それは知り合いがわかっていたので、改善点ではあるのだろう。
本来参加を要請していた地域が一つ、ある理由で参加しなかったそうだ。
詳しくは聞いてないが一つは予算のことと聞いている。
カレー総合研究所所長・井上岳久氏は警鐘を鳴らす。「”人工”で作られた新しいカレーを、スープカレーのようにヒットさせるのは難しい。地元の食材を使うだけなら、家でも美味しいカレーは作れる。」
これまさにその通りだと思う。
ご当地グルメは、観光客相手だけだと苦しいと思う。
観光ものだとしても、地元で根付いてないと、
地元の人が観光客に聞かれたときに「?」だと、何で知らないの?ってなってしまうと思う。
それだけでなく、観光客は流動的だし、今の不景気を考えると、よっぽどのことがなければ、観光客が増えることは難しいだろう。
頑張っている地元の人達をくさすつもりはないが、これだけ乱立してくると
新・ご当地グルメと言っても、それぞれの存在感が薄くなる気もするし。
ただ、うまく言えないが、食べることが好きな仏太(とその裏の魯人)は
新しいところができたら応援したいのだ。
勿論、カレーが一番であるが、それ以外でも美味しいものは応援したい。
ということで、今回は魯人が芽室へ。(笑)
十勝芽室コーン炒飯だ。
十勝の新・ご当地グルメの第一号だそうだ。
ホルジンの後だから、あまりお腹には入らないだろう。
友達と分けよう、と話した。
さあ、見つけた。
駿河屋からすぐ近くだった。
野の花はののかと読む。ののはなではない。
居酒屋なのだが、ここでも十勝芽室コーン炒飯を食べることができる。
魯人(仏太)が訪れたときで6店舗で食べれるが、中華料理屋もあれば、焼き肉屋も居酒屋もある。
町全体で頑張ってる感じだ。
中の貼り紙。
十勝が抜けてるが、十勝芽室コーン炒飯は正式名称。略語があってもいいだろう。
だから、こういう記載もありだと思う。
新・ご当地グルメは、どれも定義がうるさい。
うるさい、と書いたのは、仏太的にはひっかかることがあるからだ。
確かに定義をすることで、努力しないで適当に出すところと差別化を計るというのはわからないでもない。
しかし、スープカレーに定義はないよ。(笑)また、カレーだよ。(笑)
定義が増えることで、自由度が低くなるから、似たようなものになり、個性が少なくなると思う。
十勝芽室コーン炒飯だけに関して言えば、10も定義があり、
米の種類、値段などが決められ、スープや野菜もつけることが義務づけられてる。
それって変だなあ、って思うのは仏太だけかな。
だいたい米を1種類に統一するのって、食べる方の好みを無視してるように思うんだけどなあ。
言い過ぎかなあ?
コーラを飲んで、頭を冷やす。(笑)
今回はコーラ魂も出現してる。(笑)
コーラ部長にメールした。
ジョッキコーラは邪道ですか?
どんな形でもコーラを楽しむことが一番、とお返事が返ってきた。
おお、カレーにたいする私の姿勢と似てる。
そして、出てきたコーン炒飯。すげえなあ、これで¥850は安いかも。
コーン炒飯美味しい。
流石、スイートコーンと言うだけあって甘い!
コーンも甘いけど、芽室産の枝豆も甘かった。
凄いなあ。
炒飯には特製のコーンバターを使っているそうだ。
これマジで美味しい。
他の店のも食べてみたくなった。
今回は熱く語ったけど、カレーを含めて、色々な思いがあるということ。
でも、それは否定しているわけではなく、
そういう考え方もあるから、もし、参考にしてもらえたら、ということだ。
相変わらず、うまく説明できてないかも。(苦笑)
駿河屋
芽室町東1条2丁目8-2
0155-62-2150
11:30-14:00, 17:00-21:00
日曜定休
(営業時間、定休日は情報古いかも。)
野の花
芽室町東1条2丁目1
0155-62-7612
17:00-24:00
木曜定休
参考サイト・ブログ
ヒロ中田新聞
FURANO CURRY NET
魯人のB級グルメ紀行
十勝芽室コーン炒飯
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