カレー修行(十勝),豚丼

最初食したときの印象が悪くて、もう行かないだろうな、と思っていた修行場に
その後行くことになることがある。
カレー仲間が是非底に行きたい、と行った時、仏太はあまりそれを否定することはない。
前に行って、今一と思っていても、数ヶ月、数年経っていると味が変わっていることがあるのだ。
仏太がすぐ思い浮かぶところは二つある。
一つは味が舌に合わなくて、次はいいかな、と思ってしまったところ。
パーティーメニューがあり、数年後にカレー仲間と一緒に行った時に
こんなに美味しいなら、カレーも美味しいのでは?と思い直した。
で、その後カレーを食しに行ったら美味しかったのだ。
もう一つは、味も雰囲気も苦手で、2回目はほぼあり得ないと思っていたのだが、
これまたカレー仲間の希望で行ったところ、最初と印象が違っていた。
メニュー自体が全然変わっていたということもあるのだが。
まあ、こういう嬉しい誤算があると、なんだか得した気持ちになる。
(これらは全て札幌での話)

先日、フレンチのフルコースを食した時(2008年7月29日の日記参照)に
その場所を見つけていた。
行く時にその前を通ったのだった。
住宅街の中にあるようで、そこ自体も住宅を改造して造ったような外観と内装。
中

Najah(ナジャ)というカフェ。しかも、豚丼・カフェという程、売りのメニューを豚丼にしてる。
そう、豚丼を食しに行った。
豚丼も仏太の中では十勝で食したいものの一つだし、
豚丼を食せるところは80以上もあるというので、ちょっとやそっとでは終わらない。(笑)
が、十勝に来てからまだほとんど豚丼を食してないのだ。
ネットやグルメ雑誌で調べる。
しかし、多すぎて定まらない。
今回は全部で4人で行く予定だったので、他の人達に選んでもらった。

豚丼を頼む気満々で念のためにメニューを見た。
念のために・・・・
おお!!!
メニュー
カレーがあるよ!!!
迷うけど、迷うけど、迷うけど・・・・ZZZZ
あれ?
「ナジャカレーっていうのはどんなカレーですか?」
「キーマカレーです!」
どんなキーマカレーなんだろう・・・ドライカレー風味?ルーカレーにキーマが入ってる?まさか、スープカレー・・・?
「かつカレーはナジャカレーとはベースは違うのですか?」
「同じカレーです。」
もう、こんなに質問したら、決まりでしょう!!!
豚丼」(笑)

「3つと、かつカレー!!!」

結局頼んじゃった。(笑)

豚丼
肉も食べやすく、タレも濃すぎず美味しかった。あ、一部もらっただけだよ。全部は食べてないからね。

かつカレー
キーマカレーは、スパゲティのミートソースを思わせる食感で面白かった。
カツはサクサクで流石豚肉に関しては、北海道ナンバーワン地域だ。
ルーの下になってるので、徐々に衣がしみてきて、後半は違う食感でこれまた面白かった。
次回はかつなしで、ナジャカレーも食してみたい。

I went to Najah in the east of Obihiro to have Butadon. But I found curry in the menu. So I ordered Cutlet curry.

Najah
帯広市東10条南9丁目1-50
0155-26-2664
http://www.najah.jp/
11:30-21:00LO
不定休

うどん,カレー修行(十勝),カレー修行(麺類)

幟にカレーうどんって思いっきり書いてある!
駐車場の幟も、入り口の幟も!
外観
カレーうどんを大々的に売りにしてるのは珍しい。
特にこの十勝・帯広では。
帯広という都会では、何でもありかもしれないが、
十勝は日本有数のそばの産地なので、
そば屋はうどん屋の2000倍くらいある。
はい、すみません、大嘘です。
でも、専門店の数を考えたら、そば屋の方が圧倒的に多い。
うどんで、しかもカレーうどんを中心的なものの一つにするのは、
ある意味ギャンブルなのだが、仏太的には非常に嬉しい。
麺類系のカレーは、全体的にカレーうどんが一番好きかもしれないからだ。

ここたんた家は、天ぷらも売りにしていて、
仏太はカレーうどんと天丼がセットになった、まさに
よくばりカレーセットをいただいた。
よくばりカレーセット
カレーうどんも天丼もミニなのだが、その美味しさとコンセプトはしっかり伝わってきた。
カリッと揚がった天ぷらとご飯までしみた甘めのタレがいいハーモニーを奏でてる。
カレーうどんはクリーミーなカレーに自家製の手打ちうどんが程よい調和だった。
カレーうどん
クリーミーで想像する甘ったるさはなく、カレー自体がさらさらとろくらいな感じで食しやすかった。
大根サラダやデザート(今回はコーヒーゼリーだった)もついてるので、お得感が強い。

後から来た他の修行者が単品でカレーうどんを頼んでいた。
結構な量がありそうで、それもまた良さそうに思った。

There are few noboris saying “curry udon". Specially in Tokachi, soba is very strong noodle, maybe it is the strongest. The number of soba shops is about 2000 times by one of udon shops. Just joking now. I went to Tantaya having noboris saying “curry udon" for dinner. I ordered Yokubari Curry Set. I ate a curry udon with a tendon and so on. They were good.

たんた家
帯広市西8条南15丁目3
0155-23-1070
11:00-21:00
木曜日定休

カレー修行(十勝)

北海道カレー界で最も有名な人の一人rick1091さんは、マイブラザーと言わせてもらうほど仲良くさせてもらってる。
カレー賛昧の旅というサイトの管理人だ。
その日記の中で、数々のrick語と言われる造語を産み出し、
普段直接会って話をするのとギャップがあり、それがまた人気の秘訣の一つとなっている。
人気の方向性は全然違うが、造語というか
新しいタイプの言葉で脚光を浴びた芸能人と言えば、ルー大柴だろう。
ルー語という、直訳英語を日本語みたく話すそのスタイルがうけたようだ。

エビカレー
インデアン音更店に2日連続で行ってしまった。
というか、前日行ったのを、数日前に行ったと勘違いしていたのだが。(苦笑)
やさいカレーが売り切れだった。
まだ、閉店時刻まで1時間以上もある。凄い人気だ。
エビカレーにした。前日はインデアンカレー
熱々でいただくのだが、猫舌なので、ハフハフしながら、ゆっくり楽しむ。
パフパフではない、ハフハフだ。
注文するときに、この7月いっぱいで終わってしまう「ルー多め」でお願いした。
大盛と違うこのサービスは、無料なのだが、原材料高騰などの影響を受けて終わってしまうようだ。
しっかり貼り紙もされているし、テイクアウトの時は通達のお知らせの紙が入ってくる。
インデアンカレー
「ルー多め」と頼んだときに、なんとなく発音が似てる(途中まで同じ)ルー大柴を思い出したのだった。
ルー大柴はいなくならないが、ルー多めがなくなるのはなんだか寂しい気がする。

I am very sad that there will be no larger curry at Indian.

インデアン音更店
音更町木野大通東16丁目1フクハラ内
0155-30-2139
http://www.fujimori-kk.co.jp/
10:00-22:00 (LO21:45)
無休

カレー賛昧の旅
ルー大柴
参考:ルー語変換

カレー修行(十勝)

仏太がイーストモールまで知ってると吃驚されたのは先日。
7月23日の日記参照。)
でも、まだ行ったことはなかった。
で、このたび行ってみた。
この日は曇だったが、気分的に自転車だった。
のほほんと走らせて、空いたお腹をカレーで満たしたいと、希望に胸が膨らんだ。
♪ジャングル1、ジャングル1・・・
勝手に歌まで作ってる。(笑)
あれ?ないぞ!潰れたか?
ファミレスっぽいのはあるけど、ジャングル1じゃない。
諦めた。

ジャングル1はいくつか支店があるが、雑誌などによく出るのはWOW店だ。
が、そこも仏太はまだ行ったことがない。
仏太が行ったことあるのは、ルーキー店
音更にある。
外観
木野大通を帯広街中から北に向かうと右手にある。
スーパーと連結した形だ。(実際に建物はゲームセンターと一緒なのだが)

3年前に来たときにはスープカレースープカレーフォーがあり、
それがまだあるといいなと思いながらドアを開けた。
店内がなんとなく綺麗になった印象。
奥に券売機があり、まず食券をゲットする。
さて・・・・・あれ?スープカレーがない。
聞くと結構前になくなったという。残念。
シーフードカレーにした。
シーフードカレー
イカ、ホタテ、エビなどが入っていて、ルーカレーもいい感じだ。
辛さはもっとあってもいいかな、と思ったが、
卓上の一味や胡椒で調節できる。

ジャングル1は全店制覇、全メニュー制覇をしようと思えば、数的にはインデアンより楽そうだが、
池田町にも支店があるので、そのあたりがポイントかもしれない。
インデアンも釧路にあるけど。(笑)

I went to East Mall, but I didn’t find Jungle! there. I was so sorry. I went to another Jungle! in Otofuke. It was Jungle1 Rookie branch. I bought a ticket of a seafood curry. It was good.

ジャングル1ルーキー店
音更町木野大通東10丁目2
0155-31-6513
http://www.mytokachi.jp/blog/jungle1/
11:00-20:00

食(カレー以外)

ヨーロッパの言葉は系統があるが、似ていることが多い。
主に、ギリシャ語系とラテン語系に分かれるようだが、詳しいことは仏太は知らない。
同じ書き文字、似た書き文字でも、それぞれで発音が微妙に違う。
例えば、人の名前。Michaelはマイケルと読んだり、ミカエルと読んだり。
Elizabethはエリザベスだったり、エリザベートだったり。

看板
ベル・エレーヌと読む。
ギリシャ神話に出てくる登場人物だそうだ。
ヘレナかな?
フランス語はHの発音がないから、ヘレーヌではなくエレーヌだ。
すなわちここはフレンチのお店。
もしかしたら、人生で始めてかもしれないフレンチのフルコース!!!
本当は、とある人達にお礼の意味でご馳走する予定だったのだけど、残念ながら事情があり、後日に延期になった。
それが当日朝に発覚したので、キャンセルしにくく、
また、フレンチフルコースをいただきたいという欲求もあり、結局行くことにした。
街中から外れた住宅街の中にあるお洒落な外装。(全体の写真を撮り忘れた!!!)
閑静な住宅街で落ち着いてお食事をする。いい感じだ。

うに
最初に出てきた前菜は、雲丹の冷製仕立て。(勝手に名前をつけてる。)
ジュレっていうのかな。
その都度、奥さんが説明してくれるのだが、覚えてないし、メモしてない。
雲丹も下のクリームやゼリーも美味しかった。
いきなりこんなに上品なのでこられて、やられてしまった。
来る前までは、カレーに合いそうな料理があったら、チェック、とか思っていたくせに、
そんなこと考える余裕全然なかった。(笑)

ワイン1
最初に選んだのは、PANULというチリのワイン
フレンチの店なのにチリのワイン。(笑)
甘みがあり、飲みやすい。
甘すぎず、こんな恋がしたいな、って感じ。(笑)
最初にビールを飲まず、優雅にワインでスタートするのはあまりない経験だ。
しかも、久しぶりのテイスティング。本格的だ!!!
緊張。普段着できちゃったよ!!!
十勝にスーツを持ってきてない。(笑)
っていうか、スーツじゃないと駄目って言われたら、帰るしかないし、
今までそういう風に言われたことないな。

冷製ホタテ野菜
ホタテを野菜が取り囲んで、柔らかなホタテとシャキシャキした野菜の歯ごたえのコントラストがいい感じ。
優しいピクルスのような味わいの野菜で、ピクルスが好きな仏太としては、嬉しいものだった。
ホタテもスモークされて、こんな上品な形で味わえるのは、とても嬉しかった。

ソーセージ
この皮が固くて、うまく切れなかった。確か海鮮物のソーセージ
この時は箸を使いたくなったが、頑張ってナイフとフォークで切り分けて食べた。
ちょっと雑な使い方になり、恥ずかしかったが、
店の方は優しく奥にいてくださった。(笑)

フォアグラ
世界三大スープは、フカヒレのスープ、トムヤムクン、コンソメスープ、らしい。
世界三大珍味は、トリュフ、キャビア、フォアグラ。
そのフォアグラが手前にあるもので、今回は厚めの輪切りをソテーして、
外はパリッとした感じ、中はとろっとした感じに仕立てられてる。
今まで食べたフォアグラの中で最も柔らかく美味しかった。
今回あった料理の中で仏太的には2番目に美味しかった。

エビ
エビは程よい火の通りで、美味しかった。
その上に載っていたのが、キノコのリゾット(確かそう言ってたと思う)を揚げたもので
煎餅状になっていて、思った以上にパリッとして、キノコをこういう風に食べる方法もあるのだな、と感心した。

マンゴーアイス
お口直しと出てきたのは、マンゴーアイス
口に入れた瞬間に、南国が拡がるような、
それでいて、口の中を清涼の風が吹き抜けるような感覚。
まさに、お口直しだった。

ワイン2
今回は2本のワインを楽しみ、その2本目がこのChateau Lanessan。
あれ?詳細忘れた。
流石にフランスだったかな?(笑)
すっきりして美味しかった。
ここ十勝に来てから、職場の後輩の影響もあり、ワインを沢山飲んでる。
学生の時のように安ワインをがばがば飲んで記憶をなくすほど飲んだりするわけではなく、
美味しいワインをかぱっと飲んで程々に気持ちよくなる、っていう感じだ。(笑)
味を楽しんだり、匂いを楽しんだり、ちょっと通ぶってみたり。(笑)
全然通じゃないので、サマにならないけど。

ラム肉1
仏太のラム肉好きは相変わらずで、そのくせして今回のコースにラム肉をお願いしたのを忘れていた。
予約を入れたときに、キノコが駄目な人がいるということを伝え、
肉の希望はないかと聞かれ、仏太の好みでラムをお願いしたのだった。
それをすっかり忘れていた。
最初見たときに、ビーフかな、と思ってしまったくらいだから。(苦笑)

ラム肉2
左手にフォーク、右手にナイフを持ち、切ると、弾力性があり、でも、すーっと切れた。
一口サイズにして、口に入れると、おお!!!ラムだ!!!
速攻でナイステイストが口の中に攻めてくる。
それで、そういえば、ラムをお願いしたんだったと思い出した。(笑)
こうやってアップで写真撮ると、ますます美味しそうでしょ!?
うん、無茶苦茶美味しかったんだ!!!
でも、さっきの写真でおわかりのように、大きな器に入ってくるので、
料理がこぢんまりと見えて、とても上品な感じになる。
実際の量はそれなりにあって、だんだんお腹いっぱいになってきて、程よくまんぷくへ向かっていた。

デザート
最後はデザート
仏太は甘いものは凄い好きなわけではないが、あればいただく。
程々に好きなのだ。(笑。最初から好きだって言え!)
おお、ドラゴンフルーツ!!!と、心の中で思っていたら、
パッションフルーツです。」と教えていただき、声に出さなくてよかった、と思った。(笑)

絵
最後にコーヒーを飲みながら、店内をゆっくり見渡した。
主にA. Mitaのサインが入った素敵な絵が飾られていたが、
仏太が気に入ったのは、サーカスかな、と思わせるこの絵。
サーカスのように次々と出てくる素敵な料理に、この絵を重ね合わせて幸せな気分に浸っていた。
ヨーロッパとかでは、こういう時にシェフを呼んで、料理の感想を述べるということをすると
何かの本で読んだ覚えがある。漫画だったかな?
と、その時、シェフがテーブルに来てくださった。
ダンディで、もう20年もここでやってるとは思えない若さに見えた。
仏太的には、ラムとフォアグラが印象に残るほど美味しかったことを伝えた。
素敵な夜だった。

I went to Belle Helene to eat French full course dinner. It was very good one. And I enjoyed two bottles of wine. They were good, too.