カレーgo一緒,カレー手作

子供の頃からのカレーの変遷をふと考えてみた。
カレーは子供の時、そう物心ついたときから、
常に好きな食べ物のナンバーワンに君臨し続けている。
記憶がハッキリしている部分だけでも45年以上。笑
そのカレーだけでも好みが変化している。
というか、自分の中のマイブームがあるのだと思う。

子供の頃は、母親の作るカレーライスから始まる。
そのうちにカレーラーメンの存在をしると、
それが好きになる時期もあった。
ただし、高校生、大学生の時は
それほどお金があるわけではなく、
外食の機会はそんなに多くはないから、
やはり首位はカレーライス(ルーカレー)だったと思う。

大学生の時に既に食していたスープカレーは
その時点ではまだカレーライスの次くらいだった。
(ただし、このあたり記憶が曖昧)

社会人になると、学生の時よりは稼ぎが多くなり、
それによって外食の機会も増えた。
が、飲んだくれていたこともあり、
カレーが中心の生活とは言えない時期が数年続いた。

1999年恐怖の大王が降りてくる年、
(って、この話、知らない人結構増えているよね?笑)
名古屋に転勤になった時、
不意にスープカレーを食したくなり、
求めさまよい歩いたが見つからず、
この時初めてスープカレーは札幌発祥で、
当時は名古屋にないということを知った。
まさに、恐怖の大王が降りてきたレベルだ。
あ、あの予言ってそういうことか!笑

名古屋のカレー事情として、インドカレー修行場が物凄く多いのが特徴だ。
そう、北インド系のインドカレーとナンを一緒に食すあれだ。
スープカレーを求めて、修行場を色々と巡るうちに、
北インド系のカレーにどんどんハマっていった。

2000年札幌に戻ると、念願叶い、
スープカレー修行が始まる。
カレーを食すのは全て修行なのだが、
自分の中のトップが初めてスープカレーになったのだ。
トップはスープカレーでも、カレー全般を愛するということは
当初からずっと変わらないポリシーだった。
だから、時々、カレーパンブームが来たり、
カレーそばばかりを食したり、
色々な偏りはあった。
が、トップはスープカレー。

2008年十勝に移ってからは
札幌ほどのスープカレー修行場がないのと
ルーカレーが強い文化なので、
好みは変わらずとも、
頻度としては、全体に平均化されていった。

2013年帯広にSANSARAという南インド・スリランカ系の修行場が現れた。
以前から東京などでも食してはいたが、
SANSARAの出現で、帯広で日常的にいただけることになった。
このエピソードは結構でかい。
そして、2020年の今現在、南インド系は
帯広では、SANSARA、DAL、ELEPHANT IN THE ROOMと
修行場が3つもあるという素敵なことになっている。
ただ、修行場としてはSANSARAが一番好きなのだが、
カレーとしての好みはやはりスープカレーが不動のトップだ。

そのうち数年前から、大阪から現れたスパイスカレーがブームとなる。
おそらく現在は日本全国的だと思う。
実際に大阪でも食したことがあるが、確かにこれはいい。
スープカレーでも、出汁系よりもスパイス系が好きなので、
スパイスをガツンと感じることができるのが
ワクワク感を盛り立てる。
スパイスカレーはまだ自分の中ではトップではないが、
今までで一番スープカレーに肉薄している気がしている。
さて、今後どうなるだろう?

キーマカレー1
本日の夕食はキーマカレーなのだが、
がふんだんに入っていたり、
スパイスがトッピングされたりして、
とてもいい感じで、いい匂い。
スパイス(香辛料)だからいい香りというべきか。
もやし豆腐サラダといただくのがまた良かった。
メリハリがしっかりして良かったのだ。

キーマカレー2
カレーにかけられたスパイス
パウダーもあればシードもあった
キーマカレーなのだが、
スパイスカレーっぽい様相を呈していた。
玉子とか玉ねぎピクルスとかが乗っているのもそう。
スパイスカレー風キーマカレーと名付けよう。
夢中でガツガツと食してしまった。

サラダ
途中途中アクセントをつけるように
もやし豆腐サラダをいただいた。
辛さとスパイシーのスパイスカレー風キーマカレー
シンプルあっさり味のもやしと豆腐。
動と静。
ラオウとトキ。
南斗と北斗。
世紀末救世主伝説は1999年か・・・
そう、あれは名古屋の・・・
ちゃうやーん!