またカレーの奥深さを知った
仕事中に匂いをいただいてしまった。
今日の職員食堂、ランチはカレーだと知っていた。
仕事中、職員食堂に近づく機会はなかった。
しかし、そこに通じる階段は何度か通った。
ランチタイム近くに階段でその匂いを知った。
ああ、今日はカレーだ。
仕事の効率がこの時点で更に上がった。
早く終わらせて、さっさと席に着きたい。
そういう欲望が体を駆り立てていた。
気がつくと、仕事は終わっていた。
そして、昼休みに入った。
正確には雑用は終わってないのだが、
もう気持ちは既に昼休みだ。
いや、仕事中にそうだったのかもしれない。
食堂のドアを開け、疾る気持ちを抑えながら、
サラダを取り、ドレッシングをかける。
更にそこにらっきょを入れる。
あ、慌てて1つ落としそうになった。笑
スプーンと一緒にその皿をテーブルに置く。
そうすることで席をここにすると意思表示。
「乙カレー様です!」
上司に挨拶して、再び取りに戻る。
ライスを少なめに盛り、それから、カレールーお玉2杯分を入れた。
溢れることのないように、でも、できるだけ多く。
カレーライスを先程置いたサラダの横に置いて着席。
デスソース、チリペッパー、フェンネルパウダーをかけて好みの味に近づける。
「いただきます!」
ん?
おお!
あ、今回のポークカレーは甘い!
え?今、非常に柔らかくなった玉ねぎを食べたから?
もう一口。
おお!
やっぱり甘い!
これはおそらく玉ねぎが非常に甘く作用しているのだろう。
ルーが甘いという感じではない。
正確には、ルーが甘くなっているのかもしれないけど、
作る過程で玉ねぎの甘さがしっかり出ていると思われた。
元々のルーはいつもと変わりないだろう。
じんわりと滲む汗は滴ることはなく、
修行の余韻にひたるのに十分なものだった。
やはりカレーは奥が深い。
人生と同じで、まだまだ色々な修行をしていかなければならない。
I ate pork curry at a worksite restaurant for lunch. It was rather sweety than I had thought. It was because of onion, I thought. It was good. The curry and the life were both deep. I kept going.
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