ピーマン、からの連想

ピーマン1
朝食にカレー味があった!
さて、どれだ?笑
どんなものでもほぼカレー味で大丈夫なのだが、
この写真からすると、可能性が高いのは・・・笑
マンゴーのカレー味は聞いたことがない。
カレーにマンゴーを隠し味で入れるのはなんとなくわかるが。
今回のパンはカレーパンではなさそう。
カレー味ってわけでもなさそう。
チーズはアーモンドって書かれている。
サラダ、ピクルス、キッシュ、にんじんしりしり、ピーマン・・・・・

ピーマン2
実はこのピーマンカレー味なのだ。
にんじんしりしりもカレー味にできるかもしれない。
レンコンなどのピクルスもカレー味でも大丈夫。
キッシュもカレー味にできなくはない。
が、事実として、ピーマンがカレー味だった。

ピーマンカレー味とか、カレーにピーマンというのは
意外だと思う人は結構いるかもしれない。
しかし、スープカレーでは結構入っているところがあるし、
ルーカレーでも意外と合う。
一緒に煮込んでしまうとクタクタになりすぎてわかりにくいが、
ピーマン独特のあの触感が残っているといいものだ。

ピーマンの良さに気づかせてもらったのは十勝に来てからだった。
スープカレーを札幌で沢山食していた時は
ピーマンは当たり前と思っていたのだが、
十勝ではスープカレーはまだまだだった(今も)し、
ルーカレーに入っているところは少なかった。
Easy Dinerで改めて気づかせてもらった。
で、実はインデアンのシーフードカレーにも入っているってことにも気づいた。
そっか、実は十勝の人は結構慣れている人もいるってことだ。

Easy Dinerは最近行ってない。
嫌いになったわけではないのだが、
カレーを食すのに、別にチャージを払わなければならない。
その分、お通しが出てくるのだが。
しかし、飲むのならわかるが、カレーのためにそれはないと思う。
ってなことで、足が遠のいてしまっている。
これは店のやり方があると思うので、仕方がない。

Easy Dinerといえば、行き始めた頃、
仏太が写真を撮っていたのが話題になったことがある。
もう10年ほど前の話だ。
後に、マスター、スタッフさんと交流することになり、
後から聞いた話だが、
「あの人、写真撮っていて、中々食べないですよ。」
と厨房で話題になったそうだ。

当時の帯広はまだ飲食店で
自分が食べるものを写真撮る人はほとんどいなかった。
仏太も珍しいってことは自覚していた。
元々ブログ(サイト)をやっていて、
カレーの写真はよく撮っていた。

それが今や誰でも撮っている。
当たり前になっている。
SNSへの投稿など、かなり多くの人がやっていて、
おそらく現在では、写真を撮らない人の方がレアだ。

ちょっと前に幻想に行った時、
18年7月1日の日記「下半期スタートはカレーだらけ(中村屋、ピア21しほろ、幻想)」参照。)
小さい子も携帯(スマホ)を駆使して、
自分の目の前に来たデザートの写真を撮っていた。
可愛いものだ。

その時、その光景を見て、
なんとなく感慨深くなった。
ああ、当たり前なんだなあ、と。

名古屋にいた頃、サイトを始めた。
現在はブログ中心となっているが、
当時はブログというものがなかったか、広まってなかった。
(おそらくなかった)
1999年の4月から2000年3月まで名古屋で生活した。
その時にスープカレーを求めて、沢山のカレー修行場を歩き回ったのが
サイト「仏太のカレー修行」を始めたきっかけだ。
そう、実は来年20周年を迎える。
(最近、まともに更新してないので、胸を張れないが。笑)

グルメ本を片手に、自分でカレー修行場を巡って、
スープカレーがないか探し回ったが、
当時まだ名古屋にはスープカレーがなく、
それを知らずに、情報を求めて、
自分の情報を開示するとともに、
他人の情報をゲットするために、
開いたのがサイト「仏太のカレー修行」だった。
1999年7月開設なのだ。
当時、Web Site(一般に言われるホームページ)は珍しく、
今のように沢山ありすぎて情報過多ではなかった。

驚くべきことに、検索サイトの一つYAHOO!
当時は登録制だった。
今は勝手に検索サイトで検索されるようになっているが、
当時は、サイトを開いた人(運営者)が
タイトル、URL、特徴などを様式に従って申請し、
許可されればそこに掲載されるというシステムだったのだ。
で、似たようなサイトは拒否される場合があったようだ。
(規約?ルール?にそう書いてあった。)
仏太は、カレー、名古屋というカテゴリーで、
実は初めてのサイトだったので、早めに許可がおりた。
(検索した時に、それで引っかかったものが一つもなかったのだ!)

あ、なんか思い出にひたって、オヤジのグダグダになり始めているかも。笑
でも、大丈夫、そろそろ本題に戻っていくから。笑

当時はデジカメを使い写真を撮っていた。
だいたいパターン化されるが、
外観、料理(カレー)の写真は勿論、
状況により、内部、メニューの写真を撮る。
後から思い出せるようにと考えたり、
当時はメニューと値段もサイトに記載していた。
いっぱしのグルメライター気取りだったのだ。
(だから、文章も当時と今では全然違う。笑)

ある修行場で、注文して待っている間、
いつものように写真を撮っていた。
すると、いきなり怒られたことがある。
会話の内容的にどうやらスパイだと思ったらしい。
他店のライバルが、調査しに来たと。
なるほどそう思われることもあるのか、と思った。

その時は言わなかったが、いきなり怒るのではなく、
事情を聞いてからでも悪くはなかったのではないかと思う。
誤解されて(?)いきなり怒られるというのが
少なからず何度かあり、
仏太の行動や発言も問題なのかもしれないが、
人の言うことを聞かずに急に沸点に達する人も多いんだなあと思っている。笑

名古屋にいる時は一般的になることはなかったが、
札幌にいる間には徐々に浸透していった。
それはおそらくデジカメ〜携帯(ガラケー→スマホ)の流れで、
カメラというものが非常に身近になったのが要因の一つだと思う。
それから、サイト〜ブログ〜SNS
ネットで写真を披露する場が増えて、
かつ簡便になったこともあげられるだろう。

札幌のとある修行場で、カレー仲間がやられたことがある。
以前はそういうことはなかったのだが、
その仲間はお会計の時に、
写真禁止だから、さっき撮った写真を全て消して
と迫られたのだ。
これはカレー仲間の間で物議を醸し出した。
勿論、修行場には写真を撮るために行っているわけではなく、
食しに行っているわけだから、
本末転倒になるのはおかしいが、
写真を撮ったらあとは食したり喋ったりして楽しむ。
これは普通だし、当たり前。

当時、ブログもだいぶ当たり前になって、
撮った写真をそのまま載せることも普通になっている頃だった。
中には批判的なことを書く人もいて、
おそらく修行場側としてはそういう側面も恐れたのだと思う。
写真禁止と貼り紙をしているところもあった。
写真を撮っている時にやんわりとお断りと言ってくるところもあった。

そのあたりもネットでは議論になり、
写真を撮られたくない(?)、嫌がる修行場側の言い分としては、
料理は、アーティストにとっての作品と同じという主張や
一番美味しい温度で出しているから直ぐに食して欲しいということ。
また、修行者側の言い分としては、
代金を支払うのだから、その食べ物自体自分の所有物という考え。
その他色々あるが、このあたりは平行線だった。
どちらの主張もなるほどと思うところもあるし、
そこまで言わなくてもいいんじゃない?ってところもある。

また、お互い様のところもあるのだ。
むしろ、宣伝広告費を使わずにSNSで拡散してもらうことで、
宣伝効果を上げる場合もある。
悪く書かれれば、それは信用を落とすことになるが。
良い面、悪い面あるが、お互いのやり方なのかな、と思う。

料理提供の最適温度に関しては、
人それぞれの味覚や好みがあるので、
修行者としてはそれを押し付けられるのは窮屈だ。
とはいえ、修行場側の提案として捉えると感じ方も変わる。
仏太はどちらかというと猫舌で、熱々で提供されると
写真を撮って時間が経つ方がちょうどよくなることが多い。

現在はほとんど誰もが携帯などで写真を撮り、
当たり前のようにしているが、
厳密なことを言えば、トラブルがないように、
写真を撮る側としては、一言断るべきという意見もある。
ただ、これにも、観光して記念写真撮る時に
いちいち断って撮るかというとそうじゃないってことにもなる。
どんなことも、そのシチュエーションなどで
その場の立ち振舞を臨機応変にすべきということは変わらないと思う。
また、逆に修行場側が写真を撮られるのを嫌がる時は
その旨、知らせればいいと思う。
勿論、貼り紙やメニューをしっかり見ない、見えてないってのはよくある話。
どうしてもって時は、口頭での注意もありうるだろう。

帯広で言えば、そばの小川は基本撮影禁止だ。
理由は知らない。
仏太は一度知らずに写真を撮っていて注意された。
貼り紙でも注意書きされていた。
理由は書かれてないし、注意された時も説明されてない。
まあ、それはことを荒立てることはしたくないので、
それはそれで従う。
が、どんなことでも頭ごなしに禁止されるのは
あまり気持ちがいいものではない。
理由は知りたいものだ。
でも、それは聞かずにそのままとした。
ネットで流出している写真は、写真禁止以前に撮られたものか、
知らずに写真を撮ったものを出しているようだ。
このあたりまで徹底しているわけではなさそうで、
ますます理由がわからない。
その後も仏太は小川に行っているし、写真を撮ってない。

カレー修行場関係でも、写真禁止のところがあったりする。
カレー仲間の間で話題が出るので、それを知ってその修行場に行くこともある。
東京でもそんなところがあり、初めて行く時に緊張した。
とはいえ、最近はいいみたいだという噂を聞いた上で修行しに行った。
色々な噂を聞いていると、無理して修行する必要はないのではないかとも思うのだが、
やはりカレーが美味しいと聞くと行きたくなるのが修行者の性。笑
18年5月24日の日記「東京だ・・・(Spice☓Smile、魯珈、パンチマハル)」参照。)

世の中が流れて、その時代により、
常識というのも変わってくる。
長くやっていると色々と経験するし、
様々な話を見聞きする。
面白くもあり、興味深い。

実はブログは2008年7月開設ということにしている。
そう10周年を迎え、11年目に入った。
右のアーカイブ欄では2008年5月からになっているが、
お試し期間で試運転していた頃のをそのまま残してある。

多くのブログが巷に氾濫しているが、
だいたいは3年位でなくなったり、放置状態となるらしい。
長く続けられているというのは、自慢していいのだろうと思う。
逆に長いだけしか取り柄がないかもしれない。
自分より長くやっている人もいるし。
また、長く続けられるのは、周りの人の支え
読者の皆様のおかげなので、感謝しかない。

ただ、朝食のピーマンから始まった話は
連想が広がって、長いブログ(日記)になってしまった。笑
前に進むのは大切なことなのだが、
たまに振り返るのも大切。
過去を礎に未来を作っていくのだから。

いつも読んでくださり、
あざっす!あざっす!あざっす!

I ate curried green pepper for breakfast. It was made by my wife. Thanks so much. I have thought about many things from green pepper to blogs.www Thank you for 10th anniversary of this blog. So many thanks to readers.