第4章 九份
第4章 九份
千と千尋の神隠しは日本人の9割、
もしかしたらそれ以上の人達が知っているだろう。
仏太も何度か観た。(テレビの方が多いが)
そのモデルになった場所というのがいくつか言われている。
以前旅行した、愛媛県松山市の道後温泉がその一つ。
(17年3月20日の日記「松山を堪能する(デリー松山店、玻璃)」参照。)
今回は台湾で、モデルになったと言われるところに行く。
まさに典型的観光の一つだ。
もしかしたら、今回の台湾で最も典型的かもしれない。
九份にやってきた。
先程の十分は人偏がつかないのだが、
こちら九份は人偏がつく。
違いはよくわからない。笑
ジウフェンと読むようだ。
十分から平溪線で瑞芳(ルイファン)に戻り、
そこからタクシーに乗った。
その時に気づいたのだが、
さっきランチしたのはやはり裏側で、
タクシー乗り場のある方が思いっきり栄えて開けていた。
まあ、それはそれでメジャーではなくマイナー志向の仏太に合っていた。笑
瑞芳駅から九份まではタクシーは205元と決まっていて、
実際にそのように看板に書かれていた。
実はこれ法律で決められていると。
ネットで調べて知っていたので、安心して乗った。
やはり観光地ということでボッタクリもいるのだろう。
ツアーでバスを使って行く人は別だが、
個人で行く場合は交渉が必要なこともある。
が、今回は交渉はせず、直ぐに乗って
連れて行ってもらったのでありがたかった。
中に入っていくと狭い路地が続いていて、
その左右に無数のお店が立ち並んでいた。
提灯が掲げられていて雰囲気がある。
時々開けて、こうやって景色を臨むことができる。
そう九份は海の直ぐ近くで、傾斜斜面に作られた街なのだ。
ああ、こういう感じ。
事前に調べていた数少ない場所九份の
イメージ通りの景色だ。
遠景ではこんな感じ。
このあたりが、台湾でも有名な映画の
舞台のモデルになったと言われる。
そうそれが千と千尋の神隠しだ。
あ、冒頭で言ってるか。笑
あ、こっちの方がその雰囲気あるかなあ。
などと色々写真を撮ってみる。
いつもだいたいカレーの写真とか、
食事の写真とか、カレーの写真とか、
朝食の写真とか、カレーの写真とか、
ランチの写真とか、カレーの写真とか、
夕食の写真とか、カレーの写真とか、
飲み会の写真とか、シメカレーの写真とかしか撮らないのだが、
今回は結構景色も撮っている気がする。笑
知り合いが台湾に行った時に、
やはりここ九份に来たと言っていたが、
その時は雨でひどい目に遭ったと嘆いていた。
実際、九份は雨のことが多いらしい。
今回はどんより雲だったけど、
雨にはほぼ当たらずに済んだ。
ラッキー。
ただ、暗くなってあかりが灯ったところを見るまではいなかった。
それは次回の課題なのかもしれない。
夕方から夜の風景がとても綺麗で、
また、更に千と千尋の神隠しを彷彿させる光景とのこと。
昼間の明るいときでも、程々楽しめているのだから、
きっと夜だともっと楽しめるのだろう。
鶉の玉子を揚げたものを食べてみた。
塩味がしっかりしていて普通に美味しい。
こういうのも旅の醍醐味だな。
普段買い食いとか立ち食いとかしないもので。笑
細い石段を降りる。
振り返って急勾配を写真に収めようとするが、
実際に経験したのとはちょっと違う気がする。
もっと急に感じたのだ。
階段を降りる時、太腿に結構な負担を感じる。笑
普段の鍛え方の足りなさを感じる。
これだけ人がいると誰か知り合いに会うかもと思ってしまったが、
日本人を沢山見ても、流石に知り合いには会わなかった。
石段を降りきって、ちょっと開けて、
目の前に道路(車が通るところ)が出てきた。
右手に警察署があり、でかく九份と書かれている。
結構汗が滲んでいる。
なんか太腿がガクガクしてきた。笑
いい運動になった。
そして、観光を楽しんでいる。
メジャーな典型的な台湾旅行。
タクシーをつかまえようと乗り場に向かうと、
あの3人が前から歩いてきた。
そう、電車の中と十分で会った女性3人組だ。
三度会って吃驚するとともに凄いと思った。
(19年11月4日「第2章 瑞芳」、
19年11月4日「第3章 十分」参照。)
とはいえ、こちらはわかっているが、
向こうはおそらく気づいてないだろう。
3人で楽しそうにしていてこちらを見ることはなかったので。笑
帰りのタクシーも205元。
帰りの電車の時刻は調べてないので、
駅で時刻表を確認した。
そんなに待たなくても台北に行ける電車が来ることがわかった。
行きもそうだったのだが、悠遊カードでピッとやって
月台に向かった。
電車に乗るとどうやら特急のようだった。
どんどん駅が飛ばされていく。
席が埋まっていて、どうやら指定席のようだ。
しょうがないので、入出口近くに立っていた。
すると途中で車掌さんらしき人がやってきた。
喋りかけられたが中国語。
全然理解できない。
すると、日本人?と聞かれ、そうだと答えると、
その車掌さん、おもむろにポケットからスマホを取り出した。
画面に小さいお子さんの写真が見える。
お子さんかお孫さんか?
突然スマホに向かって喋り出した。
あ、そうか。
翻訳アプリか。
仏太も旅行前に用意していたのだが、
その時に、全然使ってねえ、って気づいた。笑
簡単に言うと、特急料金を支払いなさい、
台北に着いたら、手続きをしなさい的なことを言われた。笑
素直に支払ったが、安かった。
ありがたい。
(まあ、特急料金がない方がいいのだけど。笑)
台北に着いてホテルで休憩。
うん、やはり台中はとても贅沢させてもらえたと実感。
が、しかし、ここも悪くはない。
ホテル自体は日本でもよくありそうなタイプ。
ここでは荷物はしっかり保管されていた。笑
(ただし自分で持って上がったけど)
参考サイト・ブログ
映画「千と千尋の神隠し」(アーカイブ)
【公式サイト】道後温泉
台湾旅行で欠かせない九份の絶景8選。「千と千尋の神隠し」との共通点とは(wondertrip)
天成大飯店(コスモスホテル)
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