和の心を感じる(松久園)
中学生から高校生くらいの時に洋楽が流行った。
自分で買った初めてのアルバム(当時はレコード)はVan Halenの1984だった。
1984年というと昭和59年だ。26年前か・・・。
当時は毒されたように、アメリカがいいと言っていたが、
今考えると、そればかりではないな、ということも思う。
当時、アメリカアメリカと騒いでいて、
日本を軽視していた。
自分が生まれ育った日本を。
しかし、やっと「和」というものに目覚めたというか、
実は素晴らしいとわかり、理解しようとしている自分を
自分でわかり、こっそり褒めてあげたくなる。(笑)
芽室町美生(びせい)にある松久園。
その奥ゆかしい建物は、記憶に間違いがなければ
確か大正7年建立。
にじますで有名で、玄関に大きな木の彫り物のにじますが飾られている。
色々なにじます料理があるので、メニューから選ぶのは迷うが、
セットやコースもあるので、欲張りにも嬉しい。
にじますのお寿司はサーモンに似た味わいだ。
色はとても鮮やか。
ご飯かそばを選ぶことができる。
ざるそばにした。
そして、何と言っても唐揚げだ。
仏太はここ松久園で一番好きなのがこれだ。
見て気付いたと思うが、
唐揚げにかかっているアンがカレー味なのだ。
そして、唐揚げ自体がサクサク!
本当に美味しい。
和を感じるこの風流な建物の中でいただく
和風のお料理の数々は、日本人でよかったと実感させられる。
イリス・フェスタ・イン・めむろというお祭りがあった。
松久園の4代目松久さんからお勧めされたこともあり、行ってみた。
芽室公園横の花菖蒲園で行われていた。
色々な花菖蒲があり、辺り一面に咲き誇り綺麗だった。
色も様々で、花菖蒲といえば、白か紫、青みたいなイメージだったが、
実際は赤やオレンジ、黄色のように暖色系のものもある。
まだ、つぼみのものもあったりした。
ちょっとアップでも撮ってみる。
ふ〜〜ん、今まで花菖蒲を間近で見たことがなかったから、
興味深く、楽しく見ることができた。
所々に、テントや小屋があり、
出店があったり、絵手紙教室をやっていたりした。
ポスターを見つけた。
芽室遺産をそれぞれポスターにしたものが所々にあり、
先ほど行った松久園もあった。
すると、風流なところを見つけた。
緑の中に、映える赤。
和を感じる風情はなんだか落ち着く。
お茶を点てて出してくれるところがあったのだ。
着物姿の女性がやってくれるのも嬉しいものだ。
着物の柄は花菖蒲。
流石、お祭りだけある。
お茶菓子と抹茶。
お茶菓子も花菖蒲の形。
徹底的なこだわりもいい。
苦めのお茶は子供の頃は大の苦手だった。
そんなに機会はなかったが、
大人達は何がいいのだろう?と思っていた。
しかし、こういう素敵な飲み物を落ち着いて飲めるのがまたいいものだ。
ぐっと持ち上げると、あ、なんだか酒みたいに思える。(笑)
結局そういうところに落ち着いてしまう。
風情も何もあったものではないな。(大笑)
I went to Matsuhisaen to eat lunch. The food was very good.
松久園
芽室町美生1-20
0155-65-2321
http://nijimasu.net/
11:00-20:00 (LO19:00) (11月〜3月-15:00, 夜は要予約)
水曜定休
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