カレースープパスタ
小学生の時、親父が料理をしている姿はほとんどなく、
典型的な亭主関白っぽく見えていた。
生粋の道産子(反論はあると思うが、今回はそういうことで。笑)で、
あまり家柄などにとらわれない家庭だったと思うが、
親父は外で仕事をして家計を保ち、
お袋は家で家事というスタイルだった。
現在のように共働きが当たり前、という世の中でもなかったように思う。
ただ、裕福だったわけではなく、小遣いがらみの嫌な思い出もある。
親父にはさんざんぶん殴られたこともある。
いわゆるヤキを入れられたってやつだ。(苦笑)
いい思い出・・・・・ではなく、いまだに根に持ってるけどね。(笑)
そんな親父の得意料理は日曜の昼下がりのスープパスタだった。
お袋のパスタは、正直いけてなかった。
当時は、ボンゴレとか、ジェノベーゼとか全然知らないときで、
ナポリタンとかミートソースが主流の時だ。
で、お袋が作るそれらは、お世辞にも美味しいとは言い難かった。
だから、パスタに対する印象はすこぶる悪かった子供時代だ。(笑)
親父の作ってくれたスープパスタはシンプルだが美味しかった。
それを思い出して作ろうと思ったが、当然同じ味にはならない。
そして、味を再現できないにもかかわらず、更に進化させる。(笑)
カレー味にしちゃった。
自分のガラムマサラを入れて、スープパスタをカレー味にした。
玉子とひき肉を混ぜてこれが美味しさの元となった。
当然、親父の味とは違うけど、これ、マジで美味しい。
自画自賛だけど、満足。
一つ、辛みが全然足りないので、次回は辛くしたいな。
スープは余ったので、きっと明日することになるだろうから、やってみよう。
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