讃岐うどん行脚に行きたくなった(福家)
仏太はカレーが好き。
これはこのブログを読んでくださってる方や仏太のカレー修行を見てくださってる方はご存知だろう。
恐らくその次は、うどんが好き。
讃岐うどん行脚を参照していただければ、
相変わらずアホなことしてるなあ、と呆れてくださるだろう。
まあ、そのくらい好きということだ。
で、以前に帯広にあるうどん屋福家に行って讃岐風なのに驚きつつ嬉しくなった。
以前はお蕎麦屋さんだったという店構えは西向きで西3条通りに面してる。
中に入ると、右にカウンター、左にテーブルと小上がり。
こぢんまりとしてるがかなり混んでいる。
メニューの中からぶっかけを選んだ。
壁を見ると奄美カレーうどんと書いたポスターが貼ってあった。
それも迷ったのだが、結局シンプルなものを選んだ。
つもりだったのだが、このあたりは讃岐とは違っていて、色々なものがトッピングされていた。
これはこれで美味しかったし、麺がかなり好みだったので嬉しかった。
量もかなりあり、お腹いっぱいになった。
香川県でたべたぶっかけは本当に麺に出汁が程よくかかってるだけで、
とてもシンプルなタイプが多かった。
実際麺だけでも食せるんだけど、出汁がかかることで美味しさが増す。
福家のぶっかけは、トッピングがあり、それはそれで美味しいのだ。
ただ、イメージと違っていただけだった。
今回は、最初からカレーうどんに決めていた。
讃岐では、比較的カレーうどんは邪道とされる。
麺が命と言ってもいいくらい、麺のレベルが無茶苦茶高い。
香川県で美味しくないと言われるところでも、他のところではトップクラスだろう、というくらいレベルが高い。
その麺は時間が経つと、活きが悪くなり、美味しさが失われていくという。
その中で、カレーうどんは、そういう美味しくなくなった、美味しくなくなりつつある麺を使っても
味をごまかせるから、というので、邪道とされるらしい。
中には、わざとカレーうどんをウリにしているところもあり、
そういうところはレベルが高いようだ。
では、ここ福家はいかがなものか。
うどんのレベルが帯広では高いことは前回食べてわかった。
カレーうどんはどうなのか、そして、仏太としてはカレーがあるなら外せるわけがない。
さ、修行修行。(笑)
生卵をトッピングしたのだが、実際にすぐに入れなかった。
まずはカレーうどん自体を楽しむ。
カレーは甘口で、甘みが拡がる感じ。
奄美カレーだからというわけではないだろうが。(苦笑)
うどん自体は、前回と同じようにコシがしっかりしていて美味しい。
ちょっともちっとして、前回より弾力があるように思えたのは、冷たいのと温かいのに違いなのだろう。
猫舌の仏太には、つかんだ麺を全てすすり上げるというのは難しく、少しずつ食すこととなった。
仏太的には辛さが足りず、卓上にある七味をかけた。
仏太の上司と同様に、七味よりも一味が好きなのだが、七味も嫌いではない。
言ってみれば、和風ガラムマサラである。
ここの七味は、自家製だろう。
ちょっとかけて食した瞬間に、山椒の匂いが拡がってきて、そのぴりりとした舌触りが更にいい感じとなっている。
そして、辛さがじんわりとやってきて、おお、これナイス!と心の中で指をぱっちんと鳴らしていた。
ということで、更に振りかけて、好みの辛さにした。
するとカレーの味も引き立ち、うどんも更に美味しく感じたのだった。
半分くらい食したところで、生卵を溶いて全体にかけて混ぜてみた。
ぐちゃぐちゃに混ぜるのではなく、緩くカレーもうどんもわかる程度の混ぜ方だ。
これが甘さと辛さ、熱さと冷たさの程よいコントラストを形成して、
更に箸が進むのだった。
満足!!!
I went to Fukuya, an udon shop in Obihiro. I ordered curry udon this time. Last time bukkake udon. Both I felt like in Sanuki, Kagawa Prefecture.
福家
帯広市西3条南4丁目10-1
0155-24-5515
11:30-15:00, 17:30-21:00
不定休
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