オンコの木になる実は赤く葉の緑色と対比されて綺麗だ。
その実を小さい頃は食べていた覚えがある。
種は毒性があり、食べ過ぎるとやばいらしい。
知らなかった。
やはり子供は無邪気でいい。(笑)
オンコという名前はアイヌ語に由来してるらしく、
内地では主にいちいという名前で親しまれているようだ。
また、芸術系の収集家が、喉から手が出るほどほしがる
伽羅(キャラ)に似ていることから、キャラボクという名前もある。
ヨーロッパイチイに含まれる成分から抗癌剤のパクリタキセルが作られる。
漢字では、一位と書くそうだ。
色々と初めて知ることがたくさんあるが、興味深いことが多い。
さて、ジャズというと、ニューオーリンズだろう。
JAZZの発祥がニューオーリンズで、盛んに聞かれる。
しかし、バスケットが好きな人には、ユタでもある。
ユタ州の州都ソルトレイクシティーを本拠地とするNBAのチームは
ユタ・ジャズ(Utah Jazz)だ。
音楽よりむしろ宗教が関係しそうな土地なのに、なんで?と思う人も多いだろう。
ユタ・ジャズは昔本拠地はニューオーリンズだったのだ。
チームができたときの名前はニューオーリンズ・ジャズ。
もっともらしい名前で愛されていたが、経営の問題などで本拠地が移転となった。
ユタに移ったが、愛称はそのまま残したので、そういうチーム名となったのだ。
さて、今回の修行は、士幌町のいちい。
場所は畑のど真ん中、と言えるような素敵なシチュエーション。
帯広から行くと十勝大橋を渡り、国道241号線を北上する。
ずっと行くと途中でぐにゅーんと曲がってT字路になり、
そこを右折して更に北上する。(そこも国道241号線なのだ)
するとそのうち左手に道の駅が見えてくる。
現在、士幌町には二つの道の駅があり、ピア21がこの国道沿いだ。
で、ピア21を少し越えた交差点を、右折する。
信号がないからといって、慌てて、きききききーーーっと曲がらないように。(笑)
その道を半信半疑になりながら、ずっと真っ直ぐに進む。
途中で何度か勇気ある撤退をしようと考えが頭をよぎるが、
信じて進むと、右前に黄色っぽい壁の一軒家風の建物が見えてくる。
それがここだ。
駐車場が広く、その中程に、この木がある。
最初は意味がよくわかってなかった。
ショップカードに木のマークが入ってることもよくわかってなかった。
が、修行が終わって、ぼんやりと、そういえば名前のいちいはどういう意味だろうと考えていたら、
ああ、そう言えば、一位って木があったな、と思い出し、改めて調べたのだった。
実際にこの木が一位だと自信を持って言えないが、形的にはこれでいいと思う。
修行はチキンカツカレー。
カレーがあることは下調べの時にわかっていたことだが、
沢山の種類があることはわかってなかった。
他に、カツカレー、ハンバーグカレー、えびフライカレーなどもある。
仏太はその中で一番好みのチキンカツにしたのだった。
サクサクのチキンカツに少しずつ甘いカレーが染みていく。
深い器にはごはんもたっぷり入っていて贅沢な一品だ。
サラダもあり、お得感がいっぱい。
食後は流れるジャズを聴きながらくつろぐ。
と言いたいところだが、何故か余裕がなく、ジャズが流れているかよくわかってなかった。
全然BGMに気が向かなかったのだ。
コーヒーを飲みながら、その日の仕事などのことを考えていた。
まんぷく十勝というMOOKにも書かれていたし、
知り合いも言っていたのだが、
ここはジャズが流れていると言うことだった。
うん、全く覚えてない!(笑)
次回はBGMにも耳を傾けてみよう。
I went to Ichii in Shihoro. I ate chicken cutlet curry there. It was rather sweet roux curry. I haven’t heard the jazz sound there.
いちい
士幌町士幌東3線147
01564-5-3943
11:30-21:00
木曜、第3水曜定休