北斗の拳という漫画が以前あった。
種籾を大事にする老人が、暴徒に襲われ、
その種籾を強奪されそうになるシーンが最初の方に出てくる。
「明日のための種籾」というようなことを言って
慈悲を乞うが、
暴徒は「今の食糧さえ大変なのに、そんなことは言ってられねえ!」
と、自らのことしか考えず、奪おうとする。
そんな時に主人公のケンシロウが現れ・・・・・
短期的な目標や、今のことも大切だが、
中長期的な展望も大切になる。
そのために計画を立てたり、目標に向かって努力することは大切だ。
しかし、本末転倒して、計画を立てるのばかりに一生懸命になったり、
目標を達成することばかりに気を取られてはいけないだろう。
物事を行うのも、考えるのも人だ。
目標を立てるのも、実行するのも人だ。
バランスよくやらないと、
今が崩れることもあるだろう。
今が良くても、常に右肩上がりはありえないのだから、
そういったことも考慮にいれる必要があるのだ。
諸行無常なのだから。
数字だけにとらわれず、
夢のある楽しい目標が必要だ。
そのためにある程度の努力は必要だ。
目一杯が続くと、伸び続けるゴムのように、
どこかで、プチン!と切れてしまうだろう。
狂った歯車は連鎖的に波及して不協和音の塊となるだろう。
仏太はラジオ番組をするのにあたって
ある程度の展望をもっている。
目標、目的もあり、それは番組を続ける間は常に
それに沿って進んでいく。
簡単に言うと、番組のテーマだ。
リスナーさんに届けるための内容は
楽しくなければ、聴いてもらえない。
自分でやっていても、つまらなければ、
話もそうなってしまうだろう。
パートナーのRYOちゃんも同じだと思う。
上手く噛み合うと予想以上の素晴らしいできになることだってありうる。
しかし、そういう極上の状態はそうあるものではない。
が、目標とするのはいいことだと思う。
ただ、1人ではできないことだから、
RYOちゃん、WINGのスタッフさん達、
何よりリスナーさん達と共に番組を作っていくのだ。
で、何か思いついたアイディアは
どうしたら、より楽しくなるかなどを考えながら、
準備をしたり、生放送中に突然思いついたり。
コンビネーションで生まれるものもあれば、
チームワークでなし得るものもある。
なんだか今日はずいぶんカッコつけてるような気になってきた。笑
( ) ( ) ( ) ( ) ( )
あ、バレた?
そう、カッコつけてる。笑
さて、今日はちょっとラジオのための準備をしようと思っていた。
ランチしてから行くので、おそらく14時ころになると思います。
と前もって伝えておいた。
アポイントを取って、インタビューを試みようと思ったのだ。
その前に腹ごしらえ。笑
Jorroに行くのは久し振り。
平日は仕事が終わったら、
Jorroも終わっていることが多く、
土日は結構色々と動いている。笑
やっと来れたという印象。
嬉しい。
十勝産豆入りキーマカレーのドリアは1日5食限定のようだ。
ラッキーな事にまだあった。
ホワイトソースが目立ち、本当にカレーかと
見た目は思ってしまうかもしれないが、
出てきた時の匂いは、しっかりカレーで
お腹の空いた状態にはとても嬉しいものだった。
豆、キーマが豊富にあり、ライスはターメリックライス。
以前の色々なカレーの知識、技術が活かされた逸品だ。
これいい!
何回も食したくなる。
メニューに、Jorroプレート(だったかな)という
カフェらしいものが以前あったのだが、
今回のメニューから消えていた。
マスターにどうしたのか聞いたら、
地元の野菜を使って提供したいということで
冬の間はお休みだという。
おそらくこの辺りは
短期的なことと長期的な展望が絡んでいる気がした。
その後、ドライブして、十勝川温泉の方へ向かった。
事前に教えてもらっていた道を行くと、
その場所はすぐに見つかった。
約束の時間も丁度だった。
ノラワークスジャパンがやっているマンゴー農園を見学させてもらい、
社長さんにお話を聞かせていただいたのだ。
14時は、十勝の冬はもうかなり寒い。
外にあるものから説明してくださって、とても慣れた話し方だった。
きっと沢山の取材が入っているんだろうな。
中に入れてもらえることができ、
写真の許可もおりた。
色々話を聴きながら、壮観な光景を眺めた。
熟れたマンゴーが不意にボトッと落ちた。
網が支えてくれているので、大きな問題はない。
ちょっとびっくりしただけだ。
更にびっくりしたことは、社長さんの夢がとても大きいものだということ。
勿論、売上云々の話も少ししてくださった。
このマンゴーの事業は広げていきたいが、
自分が儲けるためではなく、十勝が活性化するための一手段だと。
そのために、マンゴーをやっていくことが儲かることだと証明しなければならない。
それによって新たにマンゴーを手がける人が出てくるかもしれない。
また、作るためにECOも配慮しているということで、
ブランド化された「白銀の太陽」というマンゴーは
その名を名乗るために条件が、環境に配慮していることが挙げられている。
マンゴーが上手く行けば、色々と広がる可能性があるのだそうだ。
それは全て地域のためになると。
他の作物の可能性も出てくるし、
他業種も巻き込むことができると。
(運送だったり、スイーツだったり・・・・・)
現段階ではターゲットは東京など大都市。
十勝で食べることができるのは本当に一部だけだ。
(この12月の土日は、21日までの予定で、
帯広駅やとかち帯広空港で食べることができるそうだ。)
理想論だけを言うなら、地元で作っているものは
地元でもっと知るべきだろうなあ。
って思ったら、やはり食べて知るのが一番早いと思う。
百聞は一見にしかずだからね。
すぐにその両立(大都市と十勝)はかなわないのだろうが、
そういうのも後継者を育てていくために
必要なのではないかな、と思う。
十勝牛も、地元では知られてないものも結構あるし、
北陸の越前ガニが、地元で子供達に食べ方を教える授業があったりしたことなどを
思い出して、ああ、これらが考え方とかを共有できたら、
更にすごいことになりそう、と夢を描いたりした。
もしかしたら、それは仏太が生きている間には無理かもしれないし、
斬新なアイディアを持った人が更に現れるかもしれない。
明日のための種籾は十勝にもある。
I went to Jorro long time no go. I ate keema curry doria. It was so good. It was limited, 5 on lunch. After lunch I drove to Tokachigawa Onsen and met a president of Nora Works Japan. He makes mango, so much good mango. He made a mango farm in Otofuke, Tokachi. I listened to him and would talk about this talking on a radio program.
Jorro
音更町木野新町1-11
0155-30-6617
11:00-19:00LO
水曜、第2火曜定休
参考サイト
十勝でマンゴー。ノラワークスジャパンの挑戦(北海道LIKERS)
色づく真冬のマンゴー「白銀の太陽」
十勝でマンゴー(TSHCA)
音更産マンゴー味わって 帯広駅と空港で期間限定販売
仏太とRYOの食KING食QUEEN十勝
FM WING