苦苦

本来、重陽の節句で素敵な日のはずだが、
今日もまだ苦労、苦難、苦杯が続き、
苦苦ってところだな。
しかし、これは人生修行であり、
今までの経験を活かす所。
経験のないことでも、今までの経験を積み重ねること、
組み合わせることで、必ず解決の糸口が見つかる。
経験をしっかり活かすこともあれば、応用して新境地を開くことだってあるだろう。
いずれにしても、人生修行は、できることだけを神様が用意してくれている。

しかし、答えとか、いつまでというのが見えないので、
そのために自滅してしまったりする人も少なくないだろう。
やれるだけやるという姿勢は大切で、それがある程度できるなら、
どんな困難も乗り越えられるのだと思う。
だからこそ、先人達は、諦めずに頑張れと言い続けてくれたのだと思う。
ただ、頑張りすぎて切れてしまうのは良くないので、
そこは上手く息抜きしながら進む必要もあるだろう。

知らないこと、知ることができないことで、
予定が立たないこともあるし、
予定していたことが駄目になってしまうこともある。
それらも乗り越えていかなければならない。

今回の地震、停電で、読書の良さを再認識して、
溜まっていた本を少しずつ読むようになった。
テレビは減った。
計画停電にはなってないが、その噂も絶えない。
また、テレビは電力を結構消費するという。
ならば、昼なら太陽の明かりがあるし、
夜なら最小限の電気で、本を読むってのも悪くない。
本から得られる情報や知識も結構なものだ。
テレビやネットに比重が置かれていた生活をリセットすることにした。
それでもそれらを全て止めるわけではない。
頻度、量を減らすということだ。

夜はちょっとしたパーティーに呼ばれた。
身内の慎ましく、楽しい会だった。
この地震、停電の影響で開催が危ぶまれたが、
今回の幹事さん=知り合いが、是非するということで、
当初の予定通り行われたのだった。
知り合いは数人いた。
ステージもあり手作り感満載のとても素敵な会だった。
若い人から御老人まで20人位の人で賑わった。
こういう時だからこそ、このような楽しさは必要だろう。

苦だけではないのだ。
人生、苦労があれば、それだけ幸せもあるのだから。

日記地震

Posted by 仏太