閉店(あっけらかん)
お店(仏太のカレー修行場を含む)は無茶苦茶繁盛しているところもあれば、
細々とやっているところもあるし、潰れそうなところもある。
また、すぐに潰れてしまうところもある。
簡単に考えていたために、いざ始めてみたら現実を知ってすぐに諦める人。
夢を持って、努力を続けて軌道に乗る人。
なんとなくやっていて、でも天賦の才能でうまく経営する人。
色々な人がいて色々なやり方があるのは当たり前だ。
店が終わる、閉店する、のも色々だ。
病気休業からそのまま閉店になってしまう場合もある。
極端なのは、店主(マスター)が亡くなってしまう場合。
客(修行者)が入らないために、続けていけないこともあるだろう。
それなりに客が入っていても経営がまずいために潰れてしまうケースもある。
その経営は、経済的なことだけでなく、接客だったり、味だったりも関係する。
店舗(修行場)が、立ち退かなければならなかったり、取り壊しや地上げに遭うことだってある。
(今、地上げってあるのかな?)
こんな時代に続けていけるというのはそれだけで凄いことだと思う。
あっけらかんへ行く。
前回行ったときにマイ箸を忘れてしまったのだ。
それを共通の知り合いを通してマスターが教えてくださった。
仏太もつたない記憶ながら、置き忘れた場所はあっけらかんしかないと思っていた。
カウンターで飲みながら寝てしまい、ふと起きて帰るときに、
寝ぼけていたのか、慌てていたのか、とにかく箸を忘れてしまった。
閉店パーティーのポスターがドアに貼ってあった。
あれ?今日じゃん。
パーティーをやっているのは全然知らなかった。
吃驚。
もしかしたら、もう閉店していて、箸は諦めないとダメかもと思っていた。
常連さんが沢山いて、以前お話しさせていただいたコーさんとお仲間さんもいた。
同業者の人達もいて、人が溢れかえっていた。
マスターが、ああ、仏太さん飲んでいって!と勧めてくださった。
今回は常連さんが中心で、仏太は箸を取ったら失礼するつもりでいた。
酔っぱらっているのもあり、結局意志の弱い仏太は飲ませていただいた。
あ、お金は払ったよ。たぶん。(笑)
昭和の匂いがぷんぷんの素敵なところで、
昭和なカレーをいただく。
きっと関西ではありがちなんだろうけど、北海道ではあまりありつくことができない。
牛すじカレーは絶品。
煮込み、というのがよく似合う牛すじの、コクのあるカレー。
くどすぎず、一口目から美味い!とうなってしまう。
今日は食すことはなかったが、前に食したものを回顧した。
移転先が決まり、どうやら5月6日あたりにオープンするという。
よかった。
こういうコアなところは名物的に残って欲しい。
ただ、新しいところになると、やはり綺麗になっちゃうのかな。(特に便所。笑)
傾いたカウンターではなくなっちゃう?
広さは?壁のごちゃごちゃした雰囲気は?
怪しげ?なポスターは?
新しくなったら、行って確認しよう。
明日が本当の最後らしい。
マスター、お疲れ様でした。
また、新しい場所でも頑張ってください。
カレーも出してください。
あっけらかん
帯広市西2条南7丁目19-1
0155-24-1205
18:00頃-last
(新しい情報は、届き次第レポート予定)
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