進化
失敗は成功のマザーとはルー大柴が言った言葉だ。
転んでもただでは起きないは青春熱血スポ根漫画でありがちな話だ。
どんな人にも失敗はあるし、過ちはある。
それをどのように修正するか、どのように認めて、どのように謝るか。
潔ければよいが、いつまでもだらだらしていたり、のらりくらり誤魔化していると
菅違い・・・いや、勘違い野郎とののしられることになるだろう。
なかなかそのタイミングと方法は難しい場合もあるのだが。
しかし、プライドは適度であれば、それはそう難しくもないと思われることが多い。
スープカレーを作ったのだが、スープの出来が今一。
イカとチキンで取った出汁。なんだか薄い。
具は大根、わかめ、セロリ。
なんだかコクというか旨味というかそれが足りなすぎ。
今一は訂正して、今三だ。
メルトダウンまではいってないがそのくらいの気持ちだ。
バジルキーマと名付けたひき肉の炒め。
ひき肉と玉ネギみじん切り、おろし生姜とおろしニンニクを
しっかり火が通るように炒めて、
酒とみりんとオイスターソースで味付け。
最後にバジルで風味、香りをつける。
簡単だがこれが結構美味しい。
最初のスープカレーが余ったものを工夫したものがこれ。
もう、煮込まれすぎて、スープカレーという体をなしてないが、元スープカレー。
最初、玉ネギが足りないと思い、急いで玉ネギの千切りを入れたのだが、やはりまだ足りない。
更に、前回一緒に使ったバジルキーマを混ぜることを思いついた。
キーマスープカレー・・・のつもりだった。
しかし、それほどスープがなかった。
が、この煮込まれた状態で美味しくなり、今三から今一に昇格。(笑)
足りない分は、同じような形では作れないことと、スープカレーとは言えなくなってしまったこと。(笑)
最初の失敗から修正した部分のポイントは以下の通り。
料理は足し算という原則を念頭に置いていた。
旨味として玉ネギのみじん切りを炒めたものが
一番いいとわかっていながら、それを使ってなかったのだが、
バジルキーマを作る工程でそれが混ざっているので、
追加したときに玉ネギを炒めたものを投入したことになった。
キーマ自体が旨味の大きな要素になった。
などがあげられるだろう。
う〜ん、こういうのも料理の醍醐味で面白いところだ。
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