カレー修行(十勝)

第1章 御大に思いを馳せて

外観
社会人になり、帯広十勝に住むようになってから知った、カレー修行場の一つSANSARAに、1人で向かっていた仏太は、マスターが喜んでくれればいいなと心を踊らせながら、そのドアを開けた。いつものように、小さな鐘が鳴る。でも、マスターはこちらに気づかない。先客のカレーを作って夢中なのだろう。そのカレーに対する気持ちの強さと集中力の高さは群を抜く。先客の1人はテーブル席で文庫本を読んでいる。その様子からカレーを待っているのだろう。カウンター席にいる人はそろそろ食し終わるところだった。本を読んでいる人は、最近あまり見ない気がする。席につくと直ぐにスマホをいじる人が多いと思われる。だから、珍しく目立つのだが、そのセンスにちょっと引き込まれる気がした。ふと気づくとその人は知り合いだった。静寂を破るのに勇気が必要だったが、久し振りなので声をかけた。が、知人は本に夢中で全く顔を上げなかった。別人か、と弱気になったが、まあ後で気づくだろうとしつこく声をかけることはしなかった。厨房を覗き込むと予想通り、マスターが熱心に調理をしていた。いい匂いがする。こちらは声をかけると直ぐに気づいてくれた。

飲み物1
日差しが強いので喉が乾き、潤いを求めることになる。一通り注文した後に、あ、今日は車じゃないから飲めるんだ、と気づいた。マスターに追加で食前にお願いとオーダーしたのがビールだった。昼からアルコールを摂取するのは、ちょっとした背徳感と大いなる優越感にひたることができる。自分で注いだビールの泡立ちが、背景となった花瓶にささった花と和やかなハーモニーを奏でていた。確かにこれは優雅に小説を読みたくなる。と、不意に隣のテーブルで本を読んでいた知人がこちらに気づいた。挨拶をして近況を簡単に報告しあった。世間話にも花が咲く。明日釣りに行くと嬉しそうな知人は、長く続いた雨の影響や、仕事の忙しさで中々好きな釣りに行けてなかったと教えてくれた。尚更嬉しそうな様子が伝わってきた。

カレー1
注文したカレーが目の前に運ばれてきた時には、知人は彼のカレーを食し終わっていた。そして、食前に読んでいた本を再び手にしていた。その集中力から予想するとそうとう興味深い内容なのだろう。漫画を好み、活字をそれほどは読まないので、尊敬に値する部分だ。活字を読んでいるだけで、内容はわからなくとも教養があるように思ってしまう。

カレー2
しかし、その思いも直ぐにカレーの匂いでかき消された。スリランカラムカレーを単品で頼んだのだが、これはライスなしにした。複雑なスパイスの香りと一緒にラムの匂いも鼻を刺激して、今すぐにでも食したい気持ちにさせてくれた。しかし、写真を撮るという作業があるので、我慢我慢と言い聞かせた。

カレー3
ライスはこちらのプレートにあるので、ラムカレーにはライスをつけずに抜いてもらった。普通にラムカレーだけを頼んだら、基本ライスはついてくる。こちらはスリランカプレートの副菜増量バージョンだ。そのライスをレモンライスにグレードアップしている。レモンライスが好きだとグレードアップということになるのだが、それほどお好みでなければ、マストは白いライスだ。これは好みで構わないと思う。レモンライスの虜になった人は何人もいるのだが、値段もグレードアップするので財布と相談が必要な時は慎重にしなければならない。

カレー5
マスタードの刺激やレモンの酸味が楽しめるし、色々と混ぜることで味の変化を楽しめるので、ついついレモンライスにしてしまう。そして、レモンライスを頼んだり食べるときには必ずと言っていいほど、現在海外へ赴任している御大を思い出すのだ。御大もSANSARAが大好きで良く通っていた。そして、よくレモンライスにチェンジしていた。御大にはとてもお世話になったので、色々とお礼をしなければならないが、帰国まではまだ3年弱と聞いている。長いようで短い期間だが、ラグビーワールドカップも東京オリンピックも終わっているのだなあ、と考えると益々長いのか短いのかわからなくなってしまう。

カレー4
副菜増量は実に嬉しい。ちょっと悔しかったのはライスを大盛りにしなかったこと。注文するものを考えている時に、普段あまりすることのないライス大盛りは、直ぐに発想されないし、思いついても注文の時に忘れてしまっていることが多い。今回も例に漏れず大盛りと注文するのを忘れてしまった。これは後からちょっと後悔した。副菜だけでライスをたっぷり食べることができるからだ。しかし、そこはそれ。レモンライスだけでなく、カレーなどとも混ぜることで、その時だけの味が醸し出されるので、それを楽しむのもまた乙なものだ。更に、後から気づいたのは、ルヌミリス増量ができるのを忘れてしまったこと。分量的には増量しなくてちょうど良かったので良しとしたが、好きなものを欲張りたいという、煩悩だらけの気持ちがついつい前面に出てしまう。

カレー6
青魚のゴラカ煮と説明されているアンブルティヤルはここSANSARAで初めて知った。日本人が一般的にカレーと認識しているものとは違うのだが、スパイスが使われていることを考えると広義にはカレーと言えるのかもしれない。しかし、こういったものを知ると、インドには本来カレーという種類の食べ物がないという話があり、なるほどと思わせられる。魚もカレーと合うのだが、日本では一般的ではない。それはおそらくあのドロドロのルーカレーが考えの基礎にあるからなのではないだろうか。世界はまだまだ広く、カレーの世界もまた然りなのだ。

カレー7
日本ではあまり見ないカレーとして大根のカレーもあげられる。これはスープカレーではないが、ルーが緩く、考えようによってはスープカレーと取れなくもない。南インドやスリランカのカレーはルーが緩いものも結構ある。カレーに限らずスープ状の料理も種類がたくさんある。それもここSANSARAで学んだのだ。感謝に絶えない。魚介類のスープや鍋物などを考えると、スープ状のものと魚介類が合うというのはよくわかるだろう。それに異論を挟む人は、魚介類が嫌いな人くらいではないだろうか。スープと魚介が合うということは、そこにスパイスを投入するだけで、魚介のスープカレーとなる。乱暴な言い方を避けなければ、そう言っても過言ではない。そこから更に発展して、鍋やおでんには大根がよく合う。ってことは、大根もスープに合うということだから、そこにスパイスを投入すると、スープカレーとなり、よく合うという結論が導き出されるのは想像に難くない。理論的なところは省いても、一度試してみると大根カレーがありだと分かる人は相当数に上るだろう。

カレー8
肉のカレーはチキンを選んだ。今回のスリランカプレートは3種のカレーが乗るのだが、肉はチキンとラムからどちらかを選ぶことになる。最初に考えた時に、ラムカレーは食したい、だったのだが、すぐにチキンも欲しくなった。それはまるでジャイアニズムの台頭と言えるかもしれないということが頭によぎるが如くだった。しかし、このプレートではどちらか二者択一なのだ。3種類のカレーのうち2つは既に決まっているし、その2つも外したくないものだったのだ。先程語った大根カレーとこの後語る豆カレーだ。チキンとラムをどうするか。そこで思いついたのが、スリランカラムカレーを別皿でいただくという手段だった。実際にメニューに載っているので、一緒にプレートにすることにこだわらなければどちらも食すことができると気づいたのだ。

カレー9
そして、3種類目は豆のカレーだ。今回はひよこ豆だ。ガルバンゾーとも言われるが、それが英語じゃないと知ったのはここ数年以内のことだ。スペイン語だと知った時に、やはり御大を思い浮かべた。海外赴任が多い御大は、今回は別の国だが、以前はスペインで御活躍だった。その名はリーガ・エスパニョーラのスター選手ではないかと思うほどのものだったと聞いている。スペインと言えば御大を思い出すのも無理はないのだ。御大の好きなレモンライスと混ぜることでまた一つの味を形成し、それが混ざって胃の中へと落ちていく。しみじみと感じ入りながらのスリランカプレートとなっているのだった。

カレー10
モージュという揚げ茄子スパイス和えもまた独特なもので、ここSANSARAでしか味わえないと断言したくなるほどだ。実際に帯広ではSANSARAだけの可能性が高いし、北海道全土を見渡してもそうかもしれない。この広い北海道をしても、だ。希少価値を楽しめる喜び、幸せを噛み締めながら、モージュをいただき、また他のものと混ぜて、その混沌としたところに、世界情勢を見ながら、坩堝状態を楽しむのだ。カレーを楽しみながら、人生を考え、尊敬する人に思いを馳せる。スリランカプレートの醍醐味は、最終的に混ぜ混ぜしてマゼラン海峡というところだろう。そうわけがわからなくなるくらい色々と混ぜ合わせることで、新たな美味しさを発見するのだ。1人で色々なことを考えながら、カレーも考えもカオスな状態を流浪するのだ。

飲み物2
食後にいただいたのは、SANSARAでは初めて頼むものだった。マンゴージュースは甘くて、今年食べたどのマンゴーとも違う味わいだった。何故こんな時に初めての物を頼んだのか?やはり尊敬する御大の影響が大きいだろう。御大が現在出張中の国は台湾だ。台湾は暑いのでマンゴーなどフルーツが豊富だと御大からの連絡で知った。なので、メニューにマンゴー(ジュース)の文字を見た時に、直ぐに尊敬する御大に連想が及ぶのは当たり前中の当たり前だ。

第2章 5周年

外観
カレー修行場の一つSANSARAに、辿り着く前に一軒のスイーツ専門店に立ち寄った。家族連れが賑わい、じわりとにじむ汗を我慢しながら、ソフトクリームを楽しむ姿が散見された。ある人は有名なスイートポテトを買っている。地元にいると、いつでも食べられる安心感からか、積極的にいつも食べることは少ない。それでもたまに食べると美味しいということは経験済み。悩んだ末、結局別のものを買ったのは、ある意味ひねくれ者なのかもしれない。ドアを開けてSANSARAに入ると、マスターは一生懸命にカレーづくりに没頭していた。そして、5周年おめでとうと買ってきたアイスクリームを渡した。

飲み物1
最初にハートランドをいただきながら、自己満足にひたっていた。アイスクリームの詰め合わせはちょうどギフトボックスに6個入る大きさだったのだ。5周年のお祝いだから5個にしたかったのが、6個入るのにわざわざ一つ分空ける気持ちがしれないと自分でも思ってしまったのだ。また、アイスクリームは全部で7種類あり、全種類買おうと思ったら、入れ物を考慮しなければならなかったのだ。最終的に6個入りの箱に6種類一つずつを入れてもらった。まあ、こういうのは気持ちだ、とドライに考えようとするが、気になると中々止められない。5周年ということは6年目に入る(入った)ということだから、理由としてはそういうことにしようと自己満足に言い訳もフィットしていた。ふと我に返り、5周年おめでとうとビールを口にした。

カレー1
5周年を祝うのにちょうどよいプレートとカレーをオーダーした。一緒に写真に収めることで豪華さが増してお祝いムードが嫌でも高まるというものだ。

カレー2
スリランカラムカレーはやはりラム好きとしては外せないのだが、昔から神の生贄として供えられるものなので、やはりお祝いという意味では外せないだろう。

カレー3
スリランカプレートの副菜増量バージョンは増量というのが、いかにもお祝いという雰囲気を醸し出すし、レモンライスにグレードアップしているのも更に派手さを増している。実はそのレモンライスを取り囲むのが3つのカレー+2つで5種類ある。すなわち5周年と同じ数だ。

カレー5
レモンライスは普通に白いライスより彩りなどからお祝いしているなというイメージが強くなる。更に頭に月桂樹を乗せたように副菜が添えられるので尚更お祝い感が前面に出てくる。

カレー4
副菜の色が派手でお祝いを更に彩っている。

カレー6
青魚のゴラカ煮と説明されているアンブルティヤルは周りの5種類の1つだ。他では中々食すことができない逸品の一つだ。

カレー7
大根のカレーも他では中々見ることがなく、十勝帯広ではほぼSANSARAでしか食すことができないと思われる。やはりお祝いの席に、唯一的なものがあるのは喜ばしいものだ。

カレー8
ベジタリアンならば、野菜だけとか、その種類では魚や玉子はOKだったりするが、ベジタリアンではないので、肉のカレーも嬉しいところだ。チキンカレーを選んだ。今回のスリランカプレートは、肉はチキンとラムからどちらかを選ぶ。ラムカレーは別の皿でいただくことにしたので、このプレートにはチキンカレーを選択した。

カレー9
そして、3種類目のカレーは豆だ。ひよこ豆のカレーだ。ガルバンゾーで頑張るぞーという、封印されたような言葉をあえて言うことで、お祝い感をアップし、6年目に突入してもらうのだ。

カレー10
モージュ(揚げ茄子スパイス和え)はもう名前がお祝いという感じがする。十戒を彷彿させるその名前から、まるで海が真っ二つに割れて、そこを歩いて渡ってくるような荘厳なイメージで、これはもう5周年をお祝いする以外に考えられないのだ。それはモーゼでしょ、何言うてんねん、というお笑い芸人的な発言は全く聞こえてこないのは、やはりお祝いの日だからだろう。

飲み物2
マンゴージュースはSANSARAでは初めて頼むものだった。食後にせよ、食前にせよ、いずれにしても初めてだ。初ということはお祝いに華を添える感じがする。また、満足な5周年を略すと満5ということでマンゴーにつながる縁起物だ。更には5周年を過ぎて10周年へ向けてスタートしているということで10スとゴロ合わせられる。そう「満5、10ス」からマンゴージュースだ。何言うてんねん、無理やりこじつけやんかというお笑い芸人的な発言は全く聞こえてこないのは、やはりお祝いの日だからだろう。

<エピローグ=言い訳タイム>
当初構想していたものと様子が違ってきたが、
所詮文才というものはその程度と認識できたことが
今回の収穫ということになるだろう。
いつもと違い、改行せずに「風」でやってみようと試みたが、
普段のスタイル、文体に慣れているため、
かなりの困難を要したが、
そのあたり無理矢理修正するのではなく、
自然体でアップするのもらしいのではないかと。
決して推敲するのが面倒だとか、
疲れて見直したいとか、
そういうことでは断じてありえないのだ。
決して違う。

なんにしても、マスター5周年おめでとう!
これからも健康に気をつけて6周年、7周年・・・と歴史を刻んでいってください!
また美味しいカレーをお願いします!
あざっす!あざっす!あざっす!
(無理矢理、お祝いってことでまとめてしまった・・・笑)

I went to SANSARA which was 5th year anniversary. I ate special meals. There were chicken curry, bean curry and radish curry on it. I ordered lamb curry as another dish. They were all good. It was the 5th anniversary! Congratulations!

SANSARA
帯広市西20条南3丁目
0155-35-5799
https://www.facebook.com/Sansara.obihiro/
11:30-15:00, 17:00-22:00 (土日祝11:30-22:00) (LO30分前)
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カレーgo一緒,カレー修行(十勝)

外観
SANSARAに行った。
久し振りだ。
色々あって、危うく遠ざかるところだった。笑

全部のせ1
スリランカプレート全部乗せ
ルヌミリス追加とした。

全部のせ2
スリランカプレートの全部乗せは、
本日はチキンとラムという選択肢があり、
今回はラムにした。

全部のせ3
これがそのラムカレー
チキンとラムならラムが好き。
まあ、特別なことがなければ、
肉の中で一番好きなのはラム。笑

全部のせ4
アラ・パドゥマというじゃがいものスパイス炒め。
カレーと同じか似たような味だ。

全部のせ5
ライスはレモンライスに変更している。
白いライスでも楽しめるのだが、
レモンライスとの組み合わせがやみつき。

全部のせ6
大根カレーはもっと広まって欲しいカレーの一つ。

全部のせ7
緑色はテルダーラという小松菜のスパイス炒め。

全部のせ8
小松菜の隣は、確かモージュだったと思う。
揚げ茄子スパイス和えだ。

全部のせ9
豆のカレーは今回レンズ豆。
ひよこ豆もいいけど、レンズ豆もいいよねえ。

全部のせ10
ポル・サンポーラというココナッツのふりかけ。
ライスと一緒もいいのだが、他のカレー類と一緒もいい。
とにかく混ぜ混ぜすることで、
単品だけのときより、味わいが広がる。

全部のせ11
魚のカレーももっと広まって欲しい。
アンブルティヤルという青魚のゴラカ煮だ。

全部のせ12
ルヌミリスという玉ねぎの唐辛子和えは
元々スリランカプレートの上に乗っている。
最初の方で別皿があったのは追加でオーダーしたのだ。

コーヒー
マドラスコーヒーはびっくりする。
流石に初めてではないので、そんなんでもないが、
最初飲んだ時、何じゃこの甘さは!とびっくりした。
ホッと一息入れて修行の締めとした。

I went to SANSARA to have good dinner. I selected Sri Lankan plate with all toppings. It was a special plate on this weekend. It was so good. I like it.

SANSARA
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カレーgo一緒,カレー修行(十勝)

週末って言葉はいつを指すのだろう?
カレンダーを見ると、かなり多くは
週の最初は日曜日になっている。
すなわち、日曜日が一番左で、土曜日が一番右。
しかし、多くの人は土日をまとめて考える傾向にある。
何故なら、休みであることが多いから。
土曜日が休みではないこともあるが、
半ドンだったり、4週6休だったりだ。
だから、おそらくイメージとして、週末は土日だろう。
とはいえ、統計では3割以上が土曜日も働いているとのこと。
(あ、週休二日制じゃない人が3割だったかな。)

じゃあ、金曜日は?
土日休みなら、金曜日の夜も休みみたいなものだったりするかもしれない。
仏太はライブなどで遠征する時、
ライブが土日のことが多いので、
金曜日仕事が終わったら、速攻で空港に向かい、
そこから完全にオフモードに突入することがある。
こういうとき、金曜日の夜から週末気分だ。

週末ヒロインももいろクローバーZ
以前は中高生だったので、活動が土日中心だった。
それで週末ヒロインと名乗っていた。
現在もその名残がある。
(当時、土日以外に夏休みなども活動していた。)

いずれにしても、週末という響きには
とても素敵なニュアンスが漂っている。

外観
そんな金曜日の夜、SANSARAに行った。
外はだいぶ暗くなった。
灯りのついた中はよく見える。
まだ、そんなに修行者は来てないようだ。
中に入ると我々とマスターだけだった。

幟
ちょっとマスターと話をしたら、
が新しくなったのは今日だと。
なんとなくそういう節目(?というのか?笑)に
来ることができて、とても光栄な気持ち。

カレー1
明日から連休ということで、
しかも珍しい土曜日祝日という、
土曜日が普段休みの人にとってみたら、
なんにもありがたくない、そんな日の前日、
既に週末のスペシャルメニューが始まっていた。
普段は土曜日からということが多い。
今回は特別に(まさにスペシャル)金曜夜からの提供となった。
スリランカプレート全部乗せだ。
アンブルティヤル:青魚のゴラカ煮
アラ・パドゥマ:じゃがいものスパイス炒め
ポル・サンボーラ:ココナッツのふりかけ
ルヌ・ミリス:玉ねぎの唐辛子和え
パパダム:豆のせんべい
チキンカレー
豆カレー
んで、ライスはレモンライスに変更。
普通に白米で、それぞれの味を楽しもうと思うのだけど、
いつもついつい誘惑に負けてしまう。

カレー2
パパダムに隠れて見えないところに、
モージュ:揚げ茄子スパイス和え
マッルン:キャベツのココナッツ炒め
大根カレー
があって空芯菜?があったのも嬉しく吃驚。

カレー3
欲張りな我々は本日のカレーもオーダー。
とりキーマはシャクティチキンのキーマ版。
これね、いいっす!
ヤバパインなキーマカレーだなあ。

カレー5
ほうれん草チキンはいわゆるサグチキンだ。
あ、いや、サグチキンのほうがわかりにくいか。笑
でも、そういう言葉は少しずつ慣れていくといいと思う。
って、自分のためでもあるだが。
と言いながら、本当か?と疑問に思い、調べたら、違った!
ガビーン!
正確にはサグは菜の花って意味らしい。
ほうれん草はパラクと。
そうか、じゃあ、ほうれん草チキンはパラクチキンだ。

追記:
更に情報が入った。
サグはからし菜とか、葉っぱ類の総称ってことで、
広義にパラク=ほうれん草を含むようだ。
スパイシー丸山さんのブログを引用させてもらった。
(以下にURLをリンク)

カレー4
そして、南インド風エッグカレー(ハーフ)も。
我々はとにかく欲張りだ。
体重の話、病気の話、薬の話など盛り上がり、
お互いに健康に気をつけないとねえ、となった。
そのうちマスターも話に入ってくれて、
他愛もない話などに花を咲かせた。
まあ、カレーの話もするが、
そうじゃない話もする。
かなり盛り上がった。笑

I went to SANSARA with my curry friend from Sapporo. He was Mr. Kaseijin. He finished working in the evening and soon he drove to Obihiro. I met him at SANSARA in Obihiro. We ate many good curry foods. So many Indian and Sri Lankan foods were on Sri Lankan Plate All Topping. We ordered other curries of course. There were Xacuti Chicken, Palak Chicken and Southern Indian Egg Curry. All were so good. We enjoyed eating them and talking about many things.

SANSARA
帯広市西20条南3丁目
0155-35-5799
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参考ブログ
週末ヒロイン ももいろクローバーZ
サグ(インド人シェフのブログ)
サグ、パラク問題 (スパイシー丸山 Official Blog)

カレー修行(十勝)

今日はチャンスだ!
と思った時には行動に出る。笑
カレーなら尚更。

外観
まずはカレーリーフ
超久しぶりだ。
ご無沙汰して申し訳ない。
調べたら、8ヶ月半ぶり。
16年7月30日の日記「健康的(ナチュラル・ココ、カレーリーフ)」参照。)

骨付きラムと野菜のカリー1
骨付きラムと野菜のカリーインド風でいただいた。
これは5月限定のカリーなのだが、先行発売されていた。笑
ラム好きとしては外したくない1つだ。

骨付きラムと野菜のカリー2
しかし、ラムの骨は外したい。笑
運ばれてきたときから、ラムの香りが素晴らしく、
よだれが落ちそうになった。
いつも通りの丁寧な野菜類の調理。
酸味のきいたインド風で満足。
今度はスリランカ風だな。笑

外観
スリランカと言えば、
そう帯広ではSANSARAだね。
本当に久しぶりにはしごだ。
果たして可能だろうか?
お腹は・・・出ているが、胃袋の問題だ。笑

スリランカプレート
スリランカプレートひよこ豆チキンを選択。
レモンライスにチェンジして、色々な味を楽しんだ。
そのままシンプルにいただいたり、
混ぜて違う味になったり。

プロウンマサラ
サイドメニューとして頼んだプロウンマサラ
インド風のエビカレーの一種。
これも、プレートにのせて、
混ぜ混ぜして食す。

ほうじ茶チャイ
食後にチャイをいただいた。
これはただのチャイではない。
勿論、お金は払うけど、
って、そのただじゃない!
これはほうじ茶チャイだ。
ほうじチャイってマスターが言っていた。笑

久しぶりのはしごは美味しく普通にお腹いっぱいになった。
まだ、大丈夫なんだなあ、と自分で感心。
それより、健康も大切なので、無理はしない。
今回は特別。

I ate lamb vegetable curry at Kurry Leaf first. It was a special curry limited on May. We can eat it now on April, too. It was very good. Someone like lamb should eat it. Next I went to SANSARA to eat another curry. I ate Sri Lanka Plate and Prown Masala. On plate there were two curries, bean and chicken. I drank a cup of chai at last.

カレーリーフ
帯広市西17条南5丁目8-103-101オーロラ175 1F
0155-41-0050
11:30-14:30, 17:00-20:30 (LO30分前)
水曜、木曜定休
参考:乙華麗様です!第14回

SANSARA
帯広市西20条南3丁目
0155-35-5799
http://www.sansaratokachi.com/
11:30-15:00, 17:00-22:00 (土日祝11:30-22:00) (LO30分前)
月曜定休

カレーgo一緒,カレー修行(十勝),食(カレー以外),飲み会

BGMはH2Oの想い出がいっぱいで。笑

外観
天気の良い日。
カレー日和だ。笑
SANSARAに行く。
「あら?今日はカウンター席に座るの?」
そう、いつもはテーブル席に座っていた。
が、今日はあえてのカウンター席。
たまに違う雰囲気も楽しむ。

カレー1
今回も欲張って沢山頼んじゃった。
てへぺろ。

カレー2
スリランカプレート全部乗せはそういう名前のメニューだ。
全部乗せって凄い!
とはいえ、乗せるのに限界はある。
3種類のうち2種類を選ぶのと、他に2種類乗る。
全部で4種類だ。
プラス副材がつく。

カレー3
チキンカレー
カレー4
大根カレー
豆カレーのうちから2種類選ぶのだが、
今回は豆カレーは外した。
かなり魅力的だったのだが、
実は結構な頻度で豆カレーをいただいているからだ。

カレー5
モージュは、スリランカのナスのカレー(の一種?)。
(メニューには揚げ茄子スパイス和えと書かれていた。)
初めていただいたのだけど、
マスターがニヤリと、こういうのもいいでしょ?と。
く、悔しいけど、とてもいい!

カレー6
アンブルティヤルは、直訳?すると
酸っぱい魚料理ってことらしい。
メニューにはサバのゴラカ煮と説明がついていた。
ゴラカって地名かと思ったら、ガルシニアという植物の実なんだそうだ。
それを乾燥させたものが、酸味を醸し出す。
これは、鰆や鮪などもあり、らしい。
調べていると自分で作りたくなってきた。笑
それだけこのアンブルティヤルが好みということだ。

カレー7
玉子のホディは、スリランカでは朝食に出てくることが多いそうだ。
ホディというのは、汁気のあるカレー(の汁)のことらしい。
2回目の海外旅行の時、主にマラウイを旅した。
とても暑い日で市場から宿に歩いて帰る時に、
かなり汗をかき、かなり脚が疲れた。
休みたいと思ったその時、T字路の突き当りに
1件の建物があり、いい匂いが立ち込めていた。
当時バイブル的に使っていた地球の歩き方をおもむろに見ると、
そこはどうやらインド料理屋のようだった。
カレー好きとしては入るしかない。
メニューを見て、当時良くわかってなかった、玉子カレーなるものがある!
(メニューには、Egg Curryと書かれていた。)
これがとにかく無茶苦茶美味かった!
今まで食したカレーの中でナンバーワンと言っても過言ではない。
さて、思い出にひたるのはこれくらいにしよう。笑
玉井好きの玉子好きとしては、これは外せない。

カレー8
ルヌミリスは、多分アチャールと言っているものと
同じか似ているのだろうと思う。
が、かなり自信がないので、そのうち調べよう。
今回はまずルヌミリスを調べた。
(下記参考サイト・ブログ参照)

カレー9
そして、ラム挽肉のサモサ
サモサはとても思い出深いインド料理の1つだ。
初めての海外旅行の時、東アフリカを何カ国か回った。
学校の授業で、銅の産地として有名なザンビアに行った時。
とある、インド人宅にお呼ばれして、お食事をいただいた。
初めて食べるものが多く、その中で、サモサが抜群に美味しかった。
インド料理店でサモサがメニューにあると、ほぼ頼むくらい好きになった。
大きいものだと握りこぶしくらいの、テトラパックみたいな形。
中身はポテトなどの野菜が多かったが、最初に食したのは挽肉だった。
さて、思い出にひたるのはこれくらいにしよう。笑
SANSARAのサモサは今回はラム挽肉。
この組み合わせ最高!

最高のランチの後は、普段できてない雑用を・・・
と思っていたが、いつも通り、思ったようにはできない。笑
まあ、こんなものだろう。
それはそれでいい。
慌ててもしょうがないし、限られた時間で物事をするのは
限界があるということだ。
時間が限られているということは、
夜に約束があるってこと。笑

外観1
黄色い看板がビルの外に立てられているので直ぐにわかる。

外観2
階段を登って2Fに魚くまはある。
美人ママさんが出迎えてくれる。

食べ物1
カウンターでは友達が先に始めていた。
気の置けない仲間なので、一緒にスタートしなくても大丈夫。
ちなみに、ママさんに負けず劣らず美人さん。
ビールで乾杯して、お通しをいただく。

食べ物2
カウンターの逆サイドにお惣菜が所狭しと置かれている。
全て美人ママさんの手作り。
カレーなくてごめんね、という美人ママさん。
全然申し訳なく思うことはない。
こういうところはあればラッキーくらいに思っているので大丈夫だ。

食べ物3
仏太にはブロッコリーしか見えてなかったが、
実はエビセロリが主役。
これいいなあ。

食べ物4
チキンのフライになるのかなあ。
玉子マヨソースがいい。
非常に合っている。

食べ物5
仏太が呑む時ほぼ頼む枝豆
美人さんが食べ方を真似てくれて、なんとなく嬉しかったりした。

酒
なんとなくいい気になってが進む。笑

食べ物6
ツブが明太子と一緒になって、これまたツマミにとてもいい。
美人さんとは色々な話をした。
メールではしにくいというか、
話がたまりすぎていたので、
もう直接会った方が早いね、となったのだった。

食べ物7
ここは炉端なので、はお手の物。
お料理上手のママさんにかかると焼き物もまた違った美味しさとなる。
友達との会話の中で、以前2人で写真を撮った時、いつだったかという話が出た。
その写真はツーショットなのだが、
バックから北の屋台だというところまではわかった。
そして、写真のデータから、2012年12月12日ということもわかった。
もう4年以上前のことか。
記憶を辿っても、2人では明らかにならなかったが、
なんとなくそんなことあったねえ、と笑った。
さて、思い出にひたるのはこれくらいにしよう。笑

中
話は尽きず、2次会へ。
Maroubraは以前、地下にあったのだが、
現在は広小路の中の2Fに移転した。
雰囲気がよく、マスターとも談笑しながら、3人で盛り上がった。
みんな年が近いということも手伝ったのだと思う。

外観
〆はいなり小路のKiRiちゃんへ。
美人さんもついてきてくれた。

カレーラーメン
一杯のかけそばではないが、カレーラーメンをシェアした。
というか、味見だけ、みたいな形で、美人の友達は
ほんの少量だけをすすっていた。
一緒に行った友達(美人さん)は、ブログ上で仏太のことを師匠扱いする。笑
師匠(「今日の楽しい」「今日の美味しい」)参照。)
しかし、仏太は修行者なので、弟子を取るような師匠とは違う。笑

仏太はここでギブアップ。
タクシーに乗り込んだ。
美人さんは更に行ったようだ・・・・・凄い・・・・・

<追記>
当然、気になるので、12.12.12のことを調べる。笑
ブログでは、違うところに行っている・・・・?え?
12年12月12日の日記「寒い(鉄ぺい)」参照。)
あれ?
ああ、そうか、おそらく当時は、
その日のことはその日に書くというわけではなかったんだ。
現在は、ブログ(日記)の日付と現実の日にちが同じになるように書いているが、
以前は、同じ日もあれば、違う日もあった。
で、12.12.12でブログに載せたのは、実は違う日の話。
でも、写真は12.12.12なので、その日撮った写真を調べた。
すると、わかった。
一緒に写真を撮ったのは、今はなくなってしまった、
北の屋台時代の北のまる源だった。
いやあ、写真を撮っておいて、後から見る機会があったら、本当に懐かしいねえ。
さて、思い出にひたるのはこれくらいにしよう。笑

I ate Special curry plate in Sansara for lunch. It was so great. There were four kinds of curries. They were chicken curry, raddish curry, fish curry and egg plant curry. All of them were so good. I was so satisfied. I bought them as presents for my wife after eating.
In the evening I drank good sake and ate good foods at Uokuma with my friend. She was so beautiful. Uokuma’s Mama was beautiful, too. And a part time job girl was so pretty. Customers were almost men.www We talked about many things. One of them were so our deep past.www

SANSARA
帯広市西20条南3丁目
0155-35-5799
http://www.sansaratokachi.com/
11:30-15:00, 17:00-22:00 (土日祝11:30-22:00) (LO30分前)
月曜定休

魚くま
帯広市西2条南9丁目20第一あさのビル2F
0155-23-1076
18:00-24:00
日曜定休

Bar Maroubra
帯広市西1条南9丁目2 2F
0155-27-6258
19:00-last
日曜定休

ラーメンKiRiちゃん
帯広市大通南8丁目いなり小路
080-1867-3115
https://www.facebook.com/kirichan.08018673115
20:00-26:00(なくなり次第終了)
日祝定休

参考サイト・ブログ
「今日の楽しい」「今日の美味しい」
ナスのモージュ、ベジタブルプラオ(B級的・大阪グルメ!ブログ)
[vol.37]ナスのモージュ①②③/代替品だらけで3度目の正直もあるかよ?的な記録。(食べメモ …φ(´ι _`  ))
アンブルティヤル(スリランカ料理トモカのレシピ―)
アンブルティヤル(魚のスパイス煮) (アハサ食堂~スリランカの家庭料理~)
【スリランカ料理】秋刀魚のアンブルティヤル【レシピ】(うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!)
アンブルティヤル(乾物で世界をもっとPEACEに! – Dry and Peace)
2015。マータラの日々。(カラピンチャ Karapincha)
ロッダグループでスリランカ米のアンブルティヤル・カレープレート(walkriki)
インド料理と言ってもいろいろ(インド料理研究家 香取薫 日記)
卵のホッダ、白菜のマッルン(安くて美味いよ!インド料理自炊生活)
9/18夜  再びアチンタの2番目の姉の家にて(スリランカ食の旅)
日本のごはんにも合いそうな辛いふりかけ ルヌミリス(アハサ食堂~スリランカの家庭料理~)

ルヌミリスの作り方(紅茶の国から愛ぼわん)
ロティとルヌミリス(アハサ食堂~スリランカの家庭料理~)