カレーgo一緒,カレー修行(後志),カレー修行(麺類),そば,旅行,観光,食(カレー以外)

毎年6月に家族旅行をする。
とはいっても1泊2日のちょっとしたものだ。
今年はいつもより予定が立てやすいと思ったら、
逆にお互いの都合が上手くあわず、
初めて7月にずれ込んだ。
まあ、日程のずれはいいのだ。
両親の誕生日お祝いができることが一番の目的。

そして、そのために下調べ、偵察をするのも、
近年の楽しみでもあったりする。
旅自体は任されているので、
それをいいことに(笑)場所の選択から
プランを立てて提示している。
状況により(結構多くは)サプライズとなる。
まあ、だいたいバレてることも多いのだが。笑

今回は3月に下見をしていた。
24年3月30日の日記「気になる(坂の途中)」参照。)
24年3月31日の日記「中長期的な視点での流れの中で(PRESS CAFE)」参照。)
結論から言うと、今までで一番下調べとずれた。笑
それはネットで調べて、臨時休業がわかったり、
別に行きたい場所が出てきたり、
現在の状況で行くべきところがあったりなどだった。

高速を使うのは一緒。
銭函で降りたのも一緒。
雑貨屋yukimichiは同じだが、
行ったパン屋やんは違うところとなった。
こういう同じだったり違うことも旅の醍醐味で面白い。
まあ、動いていればお腹が空く。
正直、3月に行った坂の途中が良かったので、
両親を連れていきたかったが、臨時休業だったのだ。
24年3月30日の日記「気になる(坂の途中)」参照。)

外観
今回は国道沿いのあさりに行った。
初めてだったが、すぐにわかった。
駐車場が広く入りやすい。
そして、車が沢山あって混んでいるのがわかる。
人気なんだろうな。

カレーそば1
カレーそばサラダを頼んだ。
メニューを見た時にサラダを見つけて、
お、これは頼まねば、となったのだった。
カレーそばは前情報であるのを知っていたので、
あとはメニューにあるかどうか確認するだけだった。
たまに、なくなっちゃう時あるからね。
そして、当然のようにベジファーストで
まずはサラダから頂いた。
家族はそれぞれ思い思いのそばを。
カレーそばを強要はしない。
第一、ここはネットで調べただけで、
実際に仏太は初めて来るから、
家族と同じ立場なので、お勧めとかを言うことはできない。笑

カレーそば2
ややとろみがある感じのカレーに見える。
ああ、いい匂い
このカレーそば、絶対美味い。
ってか、そうそう美味くないのはないんだけど。笑
でも、匂いでわかる場合は相当美味い。

カレーそば3
でも、慌てずにカレーそば
ネギを乗せる。
ネギがあるのとないのだと全然違う。
具に豚肉玉ねぎがあるのは見えていたので
そこにシャキシャキのネギが加わることで、
更に美味しく、素敵になるはず。
当たりだった。

カレーそば4
甘いカレーそばというのは予想されたので、
一味を投入して、好みの辛さへ近づける。笑
まあ、時々かけすぎと言われるが、
正直これでも足りないくらいだ。笑

カレーそば5
そばを持ち上げる。
細めだが、しっかりとしていて、
持ち上がった時、カレーの粘度に負けず、
切れずに、そのまま口に入れることができた。
あ、熱っ!
おっと忘れていた。
あまりに美味しそうですぐにがっついてしまった。
猫舌なんだから、少しさまさないと。笑
うん、カレーそばも美味しく頂いた。
あざっす!あざっす!あざっす!

その後我々は小樽を通り抜けて余市へ向かった。
お祭りがあるらしいがそれもスルー。笑
両親が最近神社巡りにハマっている聞き、
ちょっとネットを調べていたら面白いものを見つけたのだ。

幸福運めぐりは以下のような説明があった。
「よい幸」「よい福」「よい運」のそれぞれの「よい」は余市(よいち)神社の頭文字。そのため、幸福運めぐりのスタートは余市神社からはじまります。続いて、幸田露伴の碑の「幸」、福原漁場の「福」、運上家とモイレ神社で「運(運が上がるという説も)」、三吉神社の「三つの吉」と続きます。
単に神社に行くのもいいが、余市の歴史に触れるのも悪くない。
勝手に決めて、それらを巡ることとした。
所要時間は約1時間と。
その後のことを考えると丁度よいではないか。

余市幸福運巡り1
まずは余市神社だ。
余市神社(「よい」ち→良い)

余市幸福運巡り2
幸福運めぐりの説明もあった。

余市幸福運巡り3
目的を持って行動すると、
いつも以上に荘厳に見えてしまう。
影響されやすい人間の典型ね。笑

余市幸福運巡り4
神社に行く直前、蛇とカラスの威嚇があった。
偶然見られたのだが、蛇は幸運の使いとも言うではないか。
幸先の良い幸福運めぐりだなと思った。

余市幸福運巡り5
車でちょっと移動すると幸田露伴の碑もすぐに見つけることができた。
「幸」田露伴の碑
とはいえ、ちょっと自信がなかった。
そんな佇まい。
ちょっと大きめの施設の駐車場の奥にある形で、
休みの日なのか、駐車場自体には入りにくく、
外側から入らせてもらった。
これだけなので、写真も少ない。
今回の幸福運めぐりは5ヶ所だが、写真にばらつきがある。

余市幸福運巡り6
今回最大の施設は元福原漁場
元「福」原漁場

余市幸福運巡り7
むちゃくちゃ広い、でかい、高い。

余市幸福運巡り8
親方専用の散髪椅子があるのが凄い。

余市幸福運巡り9
ここは建物が複数あり、当初、サラッと見るでいいかなと思ったが、
思いの外、みんな興味を惹かれて大人の社会見学となった。
こちらは書庫。

余市幸福運巡り10
かつての教科書などが置かれていて、
仏太はわからなかったが、両親は一部見覚えがあると。

余市幸福運巡り11
おもちゃ類も展示されていて面白い。

余市幸福運巡り12
当時の文化を知ることができる。
他にラジオなどもあった。

余市幸福運巡り13
漫画も昔からあるよねえと感心。

余市幸福運巡り14
このように色々な建物があり、中が見学できるのは
大きいのは3ヶ所とプラスアルファ。

余市幸福運巡り15
漁場の様子がわかる展示。

余市幸福運巡り16
もっこという背中に背負うものを
実際に背負って体験できる。
結構重い。

余市幸福運巡り17
色々見て回って、あっという間にここだけで1時間以上。
案内役としては時間を気にしていたが、
それ以上に楽しんでもらえたようで何より。
駐車場の脇に紫陽花が沢山咲いていて、
雨に似合うものだと思った。

余市幸福運巡り18
次の元運上家はナビで早めに見つかった。
元「運上」家、モイレ神社
モイレ神社は最初よくわからなかったが、
本当にすぐ横にあった。
さびれて、手入れされてないのではないかという佇まい。
それでも、しっかりとお参り。

余市幸福運巡り19
外観の大きさから想像されたが、
ここもお屋敷状態。
いわゆるニシン御殿の一つなのだろう。

余市幸福運巡り20
沢山の部屋が廊下で繋がり、
レッドカーペットが敷かれている。
すげえ。

余市幸福運巡り21
素敵なもあり、現在もしっかりと手入れされている。
枠を上手く使いたかったが、これが限界だった。笑

余市幸福運巡り22
最後は三吉神社
三「吉」神社
ラスボスだ。
小さい神社だったのだが、
それだけに見つけるのに一番苦労した。
ナビでだいたいここというのはわかったのだが、
5人の力でなんとか見つけることができた。
鳥居が決め手になったのだが、本当に住宅街の中にある。
これでコンプリート。
満足な幸福運めぐりだった。

フゴッペ洞窟
その後、フゴッペ洞窟に行った。
余市神社に行く途中に見つけていたので、早かった。
そして、行ってみて驚いた。
洞窟なのに建物?
発掘している遺跡を建物で保護してしまっているようで、
中に入ると、そのまま見学できる仕組みになっていた。
説明部分と実際の洞窟部分。
すげえ、こういうやり方もあるのか。
興味津々。
中の写真は撮影禁止だったので撮ってないが、
とても楽しく面白く見学した。
両親は実は以前に来たことがあり、ちょっと申し訳なかったが、
それでも2回目以降でも楽しめそうだと思った。

予定していることを考えると、時間は結構際どい。
チェックインを早めにするのがいいかもと思いながら、
飲み物や食料品を買い物をする。
そして、宿へ。

外観
石と鉄というところ。
1Fはオシャレレストラン。
今そういう表現をするかわからないが、
以前ならカジュアルレストランと言っただろう。
多分。笑
で、ここの2F、3Fが宿なのだ。
いわゆる一棟借りってやつ。
今回は家族でここに宿泊&夕食だ。
ただ、ここには風呂はなくシャワーのみ。
家族全員が湯船に浸かりたい派なので、
近くのスーパー銭湯に行った。
それから戻って、夕食。

夕食1
下からディナーオードブルが運ばれてきて、
ダイニングでみんなで楽しむ。

夕食2
パンのレバーパテは苦手な人が数人。
その分も頂いてしまう。笑

夕食3
ピザも自家製で素敵。

夕食4
パスタも凄い具だ。
小樽だけあり、海鮮ものがたっぷりと。

両親の誕生日パーティーということで、
家族が集まり、小旅行して、お祝い。
それを「言い訳」にして、旅を楽しんだり、
美味しいものを食べたり。

食後は、ちょっとしたゲーム。
両親がお返しということで、
毎年ビンゴ大会を開いてくれる。
景品も用意してくれるのだ。
今回は珍しく仏太が1位となった。
普通はないことだ。

その後、思い思いに楽しんで、
眠くなったら寝るという自由スタイル。
素敵な1日目が終了した。
あざっす!あざっす!あざっす!

あさり
小樽市新光1丁目3-7
0134-54-0550
11:00-15:00
月曜定休 (祝日営業、火曜休み)

参考サイト
Quatre Feulles
yukimichi
良い願いが叶う!北海道余市町・神社と史跡の幸福運めぐり!!
余市神社
フゴッペ洞窟
石と鉄

カレーgo一緒,カレー修行(道外),旅行,食(カレー以外)

大分出張の目次を見たい方はこちら
24年6月26日の日記「大分出張 目次」

大分4日目(前日)はこちら
24年6月29日の日記「人のつながり-no curry〜大分出張その4」

大分出張も本日が最終日だ。
順を追って見たい方は6月26日に遡ることをお勧めする。
ただし、義務ではない。
また、全ての日がカレー修行とは限らない。
何せ「出張」なので。
そう、仕事なのだ。
あー、忙しい。笑

最終日の今日は移動日だ。
行き(6月26日)と逆の経路を取ることになる。
24年6月26日の日記「中津で夜食〜大分出張その1」参照。)
すなわち半日仕事だ。
帰るまでが遠足、いや、出張なので、
気を抜いてはいけない。

ソニック
JR中津駅からソニックに乗る。
行きのソニックはなんとなくそれっぽい青だったが、
今回は白いソニック。
ネットでそういうのもあると知っていたが、
まさかそれに当たるとは。
なんとなく慣れたもので、小倉でのスイッチバックの時、
座席を180度回転するのも、スムーズに地元民のようにやってのけた。
多分、だけど。笑

博多に着いた。
数年ぶりどころではない。
働いてから来てないので、少なくとも30年は来てない。笑
当然覚えているわけがない。
まあ、行きの時に地下鉄から特急に乗り換えているので、
その時以来と言えば4日ぶりとなるのか?
が、まともに降り立つのはチョー久し振りだ。
帰りは時間的余裕を見て、ランチをすることにしたのだ。
とはいえ、この博多駅のどこかで、だ。
中津でランチをすると、帰りの飛行機が際どくなると考えらた。
また、博多で少し出歩くというのも可能性としてはある。
以前ならそういう冒険もしていたが、大人になったものだ。笑
プチ観光をして、調べていたカフェ的レストランに入ることにした。
(この表現が合っているかはわからない)笑

外観
みのりカフェアミュプラザ博多店だ。
調べていた中で、博多駅あたりで、良さそうなところ。
全国展開のチェーン(フランチャイズ?)で、
野菜類が多そうって感じ。

中
席について見回すと野菜がたっぷりというのがわかった。
確かJAあたりが関係しているところではなかったか。
ありがたい。
オーダーはテーブルのQRコードを読み取ってスマホで。
都会だ。笑
まあ、帯広でもそういうところは出てきているが、
おそらく福岡博多くらいになると多いのだろうな。

スープカレー1
博多地鶏の蒸し鶏と採れたて揚げ野菜のスープカレー
辛口でオーダー。
ライス小にした。
これらもスマホオーダーでできるのが凄い。
項目が多いけど、順番にオーダーすれば大丈夫ってこと。
玉ねぎのアチャール(スパイス酢漬け)があるのが更に嬉しかった。

スープカレー2
野菜たっぷり・・・・
チキンもたっぷり!
吃驚した。
凄え。

スープカレー3
で、結構ある野菜
目的の一つだから嬉しい。

スープカレー4
角度を変えて見てみても、
野菜たっぷり。(しつこい)笑
ありがたい。
野菜の甘味がある分、スープはもっと辛くてもいいのだが、
オーダーの設定上それがなかった。
そういうところの融通が利かないのはちょっとだが、
スタッフさんのオペレーションなどを考えると
やはり限界というのもあるんだろうなと思う。
まあ、これらは今後変わる可能性もあるよな。
都会の修行も素敵だ。
あざっす!あざっす!あざっす!

外観
食後のデザートを頂きに
春水堂アミュプラザ博多店に行った。
名前でわかると思うが、みのりカフェの近くだ。
春水堂は、実は行きの時点で見つけていて、
可能なら行きたいと思っていた。
というのも、台湾で行ったことがあり、
おそらく本格的な台湾風カフェを楽しめるからだ。
19年11月2日の日記「第2章 春水堂」参照。)
19年11月1日の日記「台湾旅行 大目次」参照。)

豆花
で、実際に楽しめた。
豆花トウファと読む。
実際の中国語ではdouhua
カタカナ表記だとドウファが本来だろう。
とはいえ、豆をトウと読む日本語としては
トウファと言いたくなるし、言っている。笑
タピオカマンゴー愛玉ピーナッツをトッピング。
下には豆腐があり、豆腐と聞くと
食事?と思ってしまうところだが、
トッピング類でおわかりのようにスイーツだ。
冷たくて甘くて美味しい。

お茶
お茶とともに頂く。
阿里山熟香烏龍茶蓋碗
もう読み方はわからない。笑
ただ、字でなんとなく意味はわかる。
漢字の素晴らしいところだ。
阿里山は台湾で有名なお茶の産地。
実際の山で、高地で冷涼、良いお茶の産地。
その本場の烏龍茶を頂いた。
美味しい。
そして、可愛いチャイナドレスのスタッフさんに
後からお湯をお願いすると2煎目も頂ける。
お腹タプタプの満足。
あざっす!あざっす!あざっす!

地下鉄駅はすぐだった。
福岡空港へ行き、そこから飛行機。
羽田を経由して、帯広へ。
車で自宅へ戻り、無事に「出張」終了。
有意義な仕事だった。笑

何よりも素敵な人間性を感じて、
大分の素晴らしさを知った。
また行きたい土地になったのは言うまでもない。
改めて、あざっす!あざっす!あざっす!

みのりカフェアミュプラザ博多店
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1番1号アミュプラザ博多地下1階
092-710-4274
https://www.minoriminoru.jp/
10:00-22:00
休みはアミュプラザ博多に準ずる

春水堂アミュプラザ博多店
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1アミュプラザ博多地下1F
092-260-7820
https://www.chunshuitang.jp/
10:00-22:00 (土日祝9:00-) (LO food 21:30, drink22:00)
無休

大分出張の目次を見たい方はこちら
24年6月26日の日記「大分出張 目次」

旅行,観光,食(カレー以外)

大分出張の目次を見たい方はこちら
24年6月26日の日記「大分出張 目次」

大分3日目(前日)はこちら
24年6月28日の日記「人の温かさ-no curry〜大分出張その3」

やどやでぐっすり眠った。
朝スッキリ目覚めて、温泉に入る。
なんだか肌が良くなっている気がする。笑

朝食1
朝食会場は昨日と同じぶんご亭で、
席も同じところだった。
飲み物はセルフだったが、食べ物は運ばれた。
最初にセッティングされていたものを見ただけで、
ヤバパインなことが想像された。
そう、スタートがこれなら、なまら量が多いのでは?

朝食2
そして、更にはせいろがあり、でかい。
え、ちょ、ま、うわ!
言葉にならない。笑
すると、昨日の可愛い女の子が今日も担当してくれて、
火を点けて、注意事項などを説明してくれた。
昨日も今日もあざっす!
24年6月28日の日記「人の温かさ-no curry〜大分出張その3」参照。)

朝食3
予想通り次々と運ばれてくる。
ただ、テンション上がりすぎて、
なんと途中写真撮影を忘れるという失態。
だから、朝食は全部を紹介できないのだ、写真では。

朝食4
ご飯味噌汁海苔玉子
そして、画面の左向こうには梅干しも。笑
好きなものだらけ。
多分、これだけで、ご飯をお代わりしてしまいそう。
が、おかずが多すぎて、それをやると動けなくなること必至。苦笑

朝食5
まあ、TKGするよね。笑
そして、梅干し海苔もトッピング。
玉子、気付いていたと思うけど、
昨日3種類頂いてしまった蘭王たまごだ。
今日も濃い色してる。笑

朝食6
サバ塩焼きが出てきた時には
ディナー並じゃ~んと心の中で突っ込んでいた。笑
やっぱご飯お代わりは危険だ。
ってか、このサバ、なまら美味い!
やべええええ!
表面上冷静を装うが、心の中は興奮状態。

朝食7
野菜せいろ蒸しやっぱ美味ええええ!
昨日の鉄輪も良かったが、これもまた良い。
24年6月28日の日記「人の温かさ-no curry〜大分出張その3」参照。)
旅行中はどうしても沢山食べてしまうので、
野菜を多く摂りたいところ。
美味しくいただけて幸せだった。
大満足、大満腹、大マンホール。<意味不明
あざっす!あざっす!あざっす!

食後、料理長さんが出てきてくださり、ご挨拶。
女王様を御存知とのこと。
あ、女王様というのは、以前やどやで働いていて、
仏太にやどやを紹介してくれた女性のあだ名。
昨日も今日もとても美味しく満足だったことを伝え、
本当に感謝していることを言葉にした。
が、こういうのって、言葉だけじゃ表せないんだよなあ。
改めて、スタッフさん皆さんと女王様に感謝。
あざっす!あざっす!あざっす!

そして、人間関係って、本当に素敵で大切だと
以前にも増して思ったりしたのだった。

ゆったり過ごし、そろそろ時間となった時、
受付でチェックアウトする。
女王様とよく飲んでいたという女性、
芸能人に似ている男性が対応してくださった。
女王様のお陰で、本当に素敵な時間を過ごすことができた。

一度、由布院の街中へ繰り出す。
この時間帯はまだ昨日ほどの賑わいはなく、とても閑散としている。
が、徐々に人が増えてきていて、これからまた賑わうんだろうなと思われた。
自分へのお土産、昨日買い忘れたお土産などを買ったり、
次回来るときのための偵察(修行場)などをした。
そして、再びやどやへ戻り、車に乗り込んだ。
ナビをセットし、出発。

細い道を案内され、進んでいくと、行き交う人力車、車などが避けてくれた。
ナンバーでレンタカーだというのはすぐにわかるのだろう。
申し訳ないと思いつつ、通らせてもらった。
さっさと通ることで、避けた方もスムーズに進むことができる。

大きな道に出て、進んでいくと、昨日来た道に入ったと思われた。
思われた、というのは、昨日は結構霧?小雨?があって、視界が悪かったのだ。
今日は曇りながらも、はっきりと見えている。

宇佐神宮1
女王様のお勧め、宇佐神宮へ。
ここにも来たかったので、
やはりレンタカーは必須だった。
だから、尚更、昨日のオリックスレンタカーの
親切な素敵な女性に大感謝なのだ。

宇佐神宮2
途中、くぐるとご利益があるという輪っこがあった。
みんながくぐっているので、シャッターチャンスは後から。笑
が、写真だけではなく、実勢にくぐってみた。
礼とくぐるのをお作法通りにする。
右左があるのだ。

宇佐神宮3
想像していた以上にずっと広く、
荘厳な感じがした。
湿度があるため、ちょっと歩くだけで汗が噴き出す。
そう、噴き出すが丁度よい表現に思えた。
登りきって本宮の方へ向かう西門をくぐると、
ぱーっと光が指して、厳かな気持ちが更に引き締まった。
そう言えば、今日は6月29日だ。

宇佐神宮4
物凄く整った感じで、ここも広い。
そして、人が結構いる。
時間はかからないが、お参りに少々並んだ。
空は概ね曇天だが、気持ちが晴れ晴れとする。

宇佐神宮5
人が集まっているところの一つに、
壁?塀?の一部が開けられて、
向こうが見えるようになっていた。
ちょっと並んでみた。

宇佐神宮6
向こうに見えたのは御許山
以前この宇佐神宮があった場所なんだそうだ。
うわあ、あんなに遠くで、しかも山の上。
造るの大変だったろうななどとちょっと思ってしまった。
が、ここ宇佐神宮の原点だ。
こちらもお参りさせてもらった。

宇佐神宮7
お賽銭を入れるところが本宮だけで3つに
プラスしてお守りを買ったりもした。
そして、こちらでも、更に3ヶ所あり、
全部回ることでご利益が更に増すらしい。
まさに神頼みというところか。
以前は、ま、いいんじゃねえのと済ませていたが、
今回はお参りする理由があるので、
一つ一つ丁寧にやった。

宇佐神宮8
戻ってきて、駐車場の近くに仲見世通りがあった。
これは行きたいと最初から目をつけていた。笑
が、楽しみは後回しにするタイプ。
少しお土産をゲットできた。
そこでは、どこから来たか尋ねられ、北海道と答えると、
今日最も遠いからおまけと少し多めにくれた。
ありがたい。

外観
まるたけで休憩。
仲見世通りから少し入ったところにあり、
さっき前を通った時に、メニューを確認していた。

団子&甘酒1
甘酒と団子のセットにした。
そう、甘酒がメニューに見えていたのだ。

団子&甘酒2
しかも冷えた甘酒だという。
ああ、この暑さに、魅力的。
スッキリとした飲み口は、乾いた体を潤してくれる。
隣のテーブルに座っていた人が、
ここの宮司さんだという。
感想を聞かれたり、簡単に自己紹介したり。
いつの間にか会話が弾んでいた。
流石、宮司さんだと思ったが、
そのトーク力は見習わないと。

団子&甘酒3
あ、オリジナルの甘酒なんだ。
カウンターに瓶が乗っていた。
そして、ここも仲見世だと知った。笑

団子&甘酒4
団子も美味しかった。
見た目ほどはくどくなく、
とても食べやすくて、
体のエネルギーになっていく気がした。
歩いて疲れた体にとても良かった。
あざっす!あざっす!あざっす!

車を走らせて中津へ向かう。
途中、道の駅の標識。
寄ってみることにした。

道の駅なかつかな?
気になったものを買ったりした。
水分補給にミニトマトをゲットして、
その後の車の中で頂いた。

それから進む道はナビってもらって正解だった。
立体交差していて、それがないと道を間違えるところだったのだ。
まあ、間違えたら間違えたで、修正して
それが旅だと思って楽しむのだけど。笑

青の洞門1
青の洞門にたどり着いた。
最初これ?と思ったが、駐車場が奥にあり、
そこで確認すると(看板など)どうやらそのようだ。
ちょっと歩いてみる。

青の洞門2
すると禅海和尚の像や、昔、禅海和尚が手掘りした一部を見ることができた。

青の洞門3
青の洞門4
手彫した部分は、現在はそれしか残されてないらしい。
安全面や交通の便などを考えて、新たに作り直したらしい。
また、歴史的に重要な部分もあって、
日本初の有料道路となったことも看板に書かれていた。
(ネットにも出ていて調べることができる;現在は有料ではない)

青の洞門5
そのまま歩いても行けるが、疲れていたので、入り口まで見たら、終わりにした。笑
でも、凄いところで、行ってよかったと思った。
鬼太郎の美人スタッフさんに感謝。
24年6月27日の日記「ビリヤニとか〜大分出張その2(YUSHA HALAL RESTAURANT 中津店、プシュカール)」参照。)

満足な観光を終えて、ホテルへチェックイン。
前のホテルは一度チェックアウトしたので、再度手続き。
部屋に荷物を持っていったが、前と同じ部屋で慣れていた。
ホテル側も気を使ってくださったのだろう。

それから、車を返しにトヨタレンタカーへ。
昨日いた男の人がいた。
チェックしてもらい、ガソリン代を支払った。
オプションの権利を施行し、駅まで送ってもらった。
オリックスレンタカーの横を通り、
心の中で深々と頭を下げた。
本当に感謝だ。

歩いてホテルへ戻った。
レンタカー屋からは
全部歩くつもりだったからありがたかった。
旅の時は歩くのは当たり前だが、
それでも結構今回は歩いていて、疲れていた。

そして、その疲れを癒やすためには、
お風呂と食事だ。
まず風呂に入って、夕食に備えた。

外観
丸清というJR中津駅からすぐのところの割烹のお店。
これが今日予約しておいた夕食の場。
予約した時に混んでそうな雰囲気は伝わってきていた。
対応してくれたスタッフさんの喋り方でなんとなく察した。
諸々の事情で、是非ここ丸清で食べたかった。
一つは紹介してくれた同僚の手前。
それから鱧づくしというのに興味を惹かれた。

ミニ会席
ビールを飲んで待っていたら、ほどなくミニ会席が来た。
ミニと言いながら、沢山あるのが凄い。
これでも品数が少ないのか、
それとも一つ一つの量が控え目なのか?
メニューがなかったので、比べようはないが、
いずれにしてもこれでミニだったら、普通の会席はどうなるのだろう?
更に懐石だったら・・・・?
それを解析する能力は備えてない。笑
ごはん、鱧のお吸い物、漬物、湯引き(ねり梅)、天ぷら(ピーマン、ナス、鱧)、茶碗蒸し、鱧の刺し身鱧のかまぼこ
ごはん、漬物、茶碗蒸し以外は全部鱧。
流石、中津の名物の一つだ。
良い経験だった。
あざっす!あざっす!あざっす!

旅に出た時はだいたい1次会に全力集中で2次会以降に行くことは少ない。
と思っているのだが、今そう思っただけで実際は違うかもしれない。
正直、その時その時だからわからないが、多分1次会で終了が多いと思う。
今回はもう明日帰るだけということもあり次に行くことにした。
が、突発的に決めたので、調べてなく、勘に頼る。

外観
ホテルの目の前で気になっていたところが数ヶ所あり、
その一つの(まとい)というところにした。
昭和な雰囲気を感じたのと、
帯広にも纏というところがあり、縁を感じたのだ。
今回の旅は(特に昨日)名前が同じということで
繋がっていることがあったからだ。
(帯広の纏は寿司屋さんだが)笑
ガラガラと引き戸を開けると、カウンター席に先客がいた。
逆サイドに小上がりもありそうだったが、ここはカウンター一択。笑

食べ物1
ビールとお通しを頂きながらメニューを見る。
胡瓜とわかめの酢の物が美味しい。
多分、ここ当たりだ。
親父さんと奥さんが二人でやっている。
(奥さんということは後でわかったが、
その時点でそうだろうと思わせる雰囲気があった)

中
壁を見ると色々なものが飾ってある。
網走監獄・・・・きっと旅行で行ったのだろう。
壁だけでなく、カウンターにもいくつかグッズがあったりした。
キープと思われるボトルもあった。
壁の貼り紙メニューもちらほら。
先客の若者が美味しそうに談笑。
もう1人「お姉ちゃん」は待ち合わせのようだが、
非常に慣れた口調で親父さんと喋っている。

食べ物2
人間観察、周囲の観察をしている間に、
野菜サラダがやってきた。
2次会であってもベジファーストは嬉しい。
あ、もう1次会終わっているからファーストではないか。笑
もうメニューチェックは終わっていたので、
リーズナブルな値段ということはわかっていた。
あとはお腹と相談しながら。
気になったものは最初に頼んだ。
実はそれでお腹いっぱいになったのだが。笑

食べ物3
鶏唐揚もこの地域の名物。
どうやら日本の鶏唐揚は隣の宇佐市が発祥らしい。
今日通ってきたので宇佐市がわかった気になっている。笑
そして、広めたのが中津市らしく、
中津市には唐揚げの専門店も多いし、
その組合みたいなものも存在する。
24年6月26日の日記「中津で夜食〜大分出張その1」参照。)
さっきは鱧を頂いたので、今回は唐揚げだ。
うん、美味い。

食べ物4
山芋鉄板という初めて聞く物も
ジャケ買いじゃないが、名前買いしてみた。
これ正解だった。
山芋(おそらく玉子なども入ってる)をといたものを
鉄板に敷いて焼いたものだった。
「鉄板」というメニューは他にもあり、
この鉄板焼スタイルのものは何種類かあるということだろう。

いいちこ
いいちこをメニューで見つけていた。
いいちこには思い出がある。
そう、学生のとき、20歳を超えたら、
飲んでいた焼酎が数種類あり、
そのうちの一つがいいちこだったのだ。
大分で作られるむぎ焼酎だ。
懐かしい、下町のナポレオン。
本場の大分で頂けることにもプチ感動。
この店の雰囲気、メニューには日本酒も合うのだが、
思い出のいいちこで行きたいと思った。

食べ物5
なんとなく、いいちこをグビグビやりながら、
串焼きを頂くというのは、
昭和な居酒屋のカウンターが似合う気がする。
豚バラ、ねぎまをいただいた。
王道と思ったものから。

食べ物6
はタレで。
いいちこもお代わり。
親父さんと奥さんも徐々に手が空いてきて、
余裕ができたら話しかけてくれた。
見慣れない人、方言が違う人ってことで、
すぐに旅行者だとわかったのだろう。
北海道だと答えると、吃驚された。
一様に北海道ブランドはどこでも生きていた。
(意味が違う!)笑

食べ物7
辛口ソーセージは面白いと思った。
ソーセージも好きだし、辛いものも好き。
いいちこが進む。
やはり親父さん御夫婦は北海道旅行に行ったことがあって
あのワッペンはその時買ったものだと。
それはツアーで行ったのだが、
普段は車で旅行するのが好きなんだそう。
色々行っているそうで、関西、北陸、関東などに行ったことを教えてもらった。
楽しそうにしているのがとても印象的。
人生謳歌だな、と素敵な話が良い肴になった。
お子さんは3人近くにいて、時々来てくれるようだ。
金は残すつもりはなく、それを子供たちに言ってあると。
そのあたり、世代はちょっと違うが、なんとなくわかるし、
深く感銘したことの一つだった。
中津・大分の最後の夜、とても素敵なものになった。
あざっす!あざっす!あざっす!

まるたけ
大分県宇佐市南宇佐2208-1
090-4585-9786
10:30-17:00
不定休

丸清
大分県中津市東本町2番地の12
0979-22-4055
http://www.marukiyo.co.jp/
11:00-14:00, 17:00-21:30
月曜定休


大分県中津市中殿1
0979-24-9487
18:00-23:00
水曜、日曜定休

大分5日目(翌日)はこちら
24年6月30日の日記「博多〜大分出張その5(みのりカフェアミュプラザ博多店)」
大分出張の目次を見たい方はこちら
24年6月26日の日記「大分出張 目次」

参考サイト
湯布院 やわらぎの郷 やどや
TOYOTA RENT A CAR中津駅南口店
オリックスレンタカー中津駅前店
オリックスレンタカー
ホテルルートイン中津駅前
聖地中津からあげ
中津からあげの歴史(総本家もり山)

旅行,観光,食(カレー以外)

大分出張の目次を見たい方はこちら
24年6月26日の日記「大分出張 目次」

大分2日目(前日)はこちら
24年6月27日の日記「ビリヤニとか〜大分出張その2(YUSHA HALAL RESTAURANT 中津店、プシュカール)」

予め断っておく。
今日と明日はno curryだ。
このブログではかなり珍しく、カレーがないのに長文。笑
その理由は、後で分かると思うが、
一つは旅の出張の記録だ。笑

昨日、気付いていたことだが、
大分県の人達はとても優しい
現段階で、中津市しか知らないので、
中津市の人達はとても優しいと言い換えることもできる。
もしかしたら、一昨日も触れていたのかもしれないが、
鈍感でよくわかってなかったと思う。

更に、よく分かるエピソードがあった。
今日は湯布院へ移動だ。
公共の交通機関(JRなど)を使うと、結構大変とわかっていた。
また、途中、色々寄り易いのはやはり車。
ってことで、漠然とレンタカーを借りようと思っていた。
が、安易に考えすぎていた。
悪い言い方をすると舐めていた。苦笑

レンタカー屋を数件調べたら、
吃驚したことに土日休みというところが数軒あった。
コロナ禍からの影響なのかな、とか漠然と考えていた。
土日にかかるから、そこは外して考えないとならない。

で、予約もせず、のほほんと中津駅の近く(ホテルの近く)ってことで、
オリックスレンタカー中津駅前店に突撃した。
希望を伝えたら、予約で一杯で対応できないという返事。
あらら〜、想定外だった。
レンタカーはいつでも借りられると思いこんでいた。
さて、どうしよう。
公共の交通機関だと無理だしなあ・・・・
(実際は無理ではないのだが、プチパニックで考えが及んでなかった)笑
他のところは土日休みですもんね。
隣のレンタカー屋を指差して聞いてみたら、
はい、そうなんですよねえ、と。
困ってしまったというお返事。
どうしようかなあ、と考え始めたら、
そのスタッフさん、ちょっとトヨタさんに聞いてみましょうね。
と、その場ですぐにトヨタレンタカーに電話をかけてくださった。
すると、借りられる車があると。
しかも種類的に第2希望の。
では、早速。
そのスタッフさん、外に出て、向こう側と道まで教えてくださった。
この時代、携帯で自分で調べられなくはないので、
仕事的には予約で一杯と言ったらそれでおしまいだろう。
しかし、こんなに親切にお世話してくださった。
なんだか感動。
あくびをするふりをして、目頭を押さえた。
重々お礼を行って、教えられた方向へ歩みを進めた。
あざっす!あざっす!あざっす!

トヨタレンタカーで、先程連絡をしてもらった旨を伝えた。
物事の進み方が早かった。
助かる。
車種はヤリス。
知らない。
が、後からVitzだと知って、なるほどと思った。
運転しやすかった。

予めだいたいの道は調べておいた。
直接湯布院ではなく、寄り道してから行くことにしていた。
だからこそ、公共の交通機関だと厳しかったのだ。
ナビ設定をするが、高速優先になっていた。
いや、高速は今回は使わない。
なんと調べている時、ネットでは高速を使うべきかどうかということまで出てきたのだ。
しかも、中津〜湯布院間。
下道で景色を楽しむのもまたいいものだ。
ということで、ナビの設定を途中で変えた。

外観1
ああ、ネットで見た光景だ。
それだけで、初めてじゃない気にさせてくれる。
が、圧倒的に初めてだ。

外観2
で、今回のメインはこちら。
地獄蒸し鉄輪だ。
鉄輪はてつわとかてつりんではない。
かんなわと読むそうだ。
うわー、普通にしていたら読めないわ。笑
これも下調べはしておいた。
混む可能性があり、そのために知っておくだけでも違うかなと思った。
すると、ラッキーなことに空いていた。
いや先客はいるのだ。
しかし、待つことなくスムーズに券を買ったり、
受付で申し込んだりできた。
ちなみに、お分かりと思うが念の為に、
地獄蒸しはじごくむしと読む。
決してごーとぅーへるとか言わないように。笑

地獄蒸し1
まず自販機でチケットで購入。
食べたいものをセレクトする。
並んでいたなら、その間にメニュー一覧などを見ていればいいのだが、
今回は全然待ち時間がない状態だったので、
自販機をスクロールしながら選んだ。
そして、受付でこれらのセットを渡される。
隣のキッチン的なところで、注文した食べ物を受け取る。
そして、ナンバーを言い渡される。

地獄蒸し2
釜場でナンバーを告げると、その場所へ案内される。
ちなみに、たぶん、かまばと読むのだと思うが、
オカマバーではないので、念の為。
スタッフさんがついてくれて、
自分で食べ物を蒸し器の中にセットする。
こういう体験はとても面白く興味深い。
英語で言うと、interesting interestingってなっちゃう。笑
今日も社会見学だ。
うーむ、素晴らしい。
先程渡されたストップウォッチをオンして待つ。
他の席も徐々に埋まってきて、半分以上はインバウンドと思われた。
そして、南米らしい、台湾だろう、言葉から韓国など
多国籍ムードが漂い、人種の坩堝と化していた。
凄い人気だ。

地獄蒸し3
彩り野菜ミックス
結構硬さがまちまちな野菜類だが、
確かに彩りが良くて食欲をそそられる。
果たして、これらは全て柔らかく蒸されたのだろうか。
しっかりと全て食しやすい硬さになっていた。

地獄蒸し4
地獄蒸したまごは蒸し上がったら、
すぐに氷で冷やしてくれた。
これはスタッフさんが手際よくやってくれた。
それによって、剥く時に熱すぎず、
また、殻を剥きやすくなるらしい。

地獄蒸し5
地獄蒸しざる豆腐
イメージ湯豆腐的。
湯豆腐は煮る、地獄蒸しは蒸す。
まあ、違うけど、似たような出来具合。
即ち美味しい。
これも選んで正解。

地獄蒸し6
玉子の黄身が、まっきっきというか、
オレンジ色という感じ。
うーん、写真では上手く伝わってないかもしれないけど。
この玉子、どうやら蘭王たまごというブランド玉子のようだ。
なんとこの後、また出会うこととなるのだ。
この時は知る由もなかったが。

地獄蒸し7
豚肉ちまきをラストに食べた。
おお、ちまきはこうやって蒸されるのか。
元々ちまきって、確かせいろとかで蒸して作るよね。
だから、これは正統派ってことになるだろう。
ちょうど受付するところが見える席に座ったが、
徐々に混んできているのがわかる。
混む前に到着して、余裕を持ってできてよかった。
後ろに並んでいるとなんとなく落ち着かないからね。

足湯
満足して出る時は30分待ちになっていた。
美味しかった。
野菜たっぷり、お腹いっぱい。
んで、隣の足湯で休憩。
なんと誰も利用してなくて、独占状態!
ある意味ラッキー!
それから、いでゆ坂、みゆき坂など、街ブラしてみたりした。
至る所で黙々と湯気が上がっていて、
なまら温泉街って感じがした。
あざっす!あざっす!あざっす!

徐々に本日の最終目的地へ向かう。
途中、カフェ千家に行った。
ネットで調べていたが、どうやらナビは
ネットの案内とは逆から行った形になったようだ。
というのも目印の鳥居がわからなかったからだ。
(後からそれを見つけたので、やはり逆だと再度確認した)
混んでいるというネット情報だったが空いていてすぐに座れた。
ラッキー。
おしゃれな感じで、中も広く、窓が大きく、開放感があって、
眺めも優雅・・・・のハズだが、雨のため少々予想と違っていた。
それでも素敵だったので、晴れていたらもっと素敵だったのだろうと思った。

プリンとソーダ2
千家ブリンは色がとても濃かった。
程よく味で甘すぎず、濃過ぎずで食べやすかった。
これは人気だよなあ、と思った。
普段スイーツをあまり食べない仏太でも分かる気がした。
蘭王たまごを使っているとメニューに。
おお、さっきランチで食べた玉子だ、と気づき、繋がった。

プリンとソーダ3
かぼすソーダは上に綿あめが乗っていて、出てきた時なまら吃驚。
これいいねえ。
映えるんだけど、写真技術が・・・・。笑
最初どうやって飲んだらいいかわからず、
結論として、ストローで綿あめを食べたり、
押し込んだりして、楽しみながら飲んだ。
うん、観光だ。笑
かぼす味、スッキリしていて、とてもいい味わいだった。
大分満喫
あざっす!あざっす!あざっす!

外観1
湯布院の街中を通ってやどやへ。
なまら混んでいて、車が進むのが大変だった。
道が狭いのもあるのだが、観光客が全然避けようとしない。笑
後から聞いたら、どうやら逆サイドは人が殆どいなくて道が楽だったはずと。
でも、いい経験。

外観2
やどやは古き良きところと
新しく綺麗な部分が混在している雰囲気。
知り合いに教えてもらって
ネットで調べていいなあとなり予約した。
仕事は中津だったので、ちょっと離れていることも理解した。
少しずつ色々わかると面白い。

紫陽花
車を停めて、宿に入る時に
綺麗な紫陽花を発見。
流石だなあと思った。
よーし、負けないぞー!<何が?笑

チェックインして荷物を楽にした。
そして、部屋で布団を敷いたりした。

それから、傘を借りて出かけた。
湯布院の街中を練り歩き、先程と逆の立場で
車を避けながら、色々なお店を楽しんだ。笑
所々で、お土産を次々と買った。
で、A-COOPで大量に買った。笑
実は旅行の時、余裕があれば、
というか時間を見つけて、
地元スーパーなどに行く。
生活がなんとなく見えるのと、
お土産も結構面白くて安いものが売っていたりする。
いっぱいの荷物を両手に抱えて、やどやに戻った。

部屋でゆっくりしたり、温泉に入って休んだ。
湯布院は温泉処だから、やはり入らないとね。
ラッキーなことに独占状態だった。
部屋は広くて、ちょっと殿様になった気分で休憩。笑

食べ物1
で、楽しみの一つ、夕食だ。
やどやに別棟でぶんご亭という食事処がある。
席についた時、既にセッティングされていたものと
他に後から出てくるものとあったが、
お品書きがあって、それと見比べることで確認。
最初ビールを頂いたが、予想通り日本酒が合いそうなラインナップ。

食べ物2
鱧の湯引き〜梅肉ソース〜
鱧は、知っている正統派。笑
まあ、正統派も邪道もないのだろうが、
美味しく食べる工夫というのはいつの時代も変わらない。
オーソドックスなものが美味しいこともあるし、
斬新な食べ方が印象的なこともある。
鱧に梅肉は仏太の中ではデフォルトの一つ。
やはり美味しい。

食べ物3
焼きしいたけ〜醤油ソルト〜
しいたけでかい。
醤油でも塩でもなく、醤油ソルトという
斬新な調味料がしいたけの美味しさを増す。

食べ物4
数の子のドライフルーツ和え
数の子好きだからとても嬉しかった。
うー、酒が進むー。笑
こういう食べ方もあるのか、と感心しながら。

食べ物5
夏野菜の冷たい炊き合わせ
だと思うのだが、そろそろ自信がない。笑
写真も怪しいし、記憶はもっと怪しい。

飲み物1
日本酒が好きなことを伝えたら、
3種飲み比べセットがあると勧めてくれた。
豊潤白麹仕込、千羽鶴純米、ちえびじん純米酒
これらはメニューに書いてあった。
可愛い女の子と、ダンディな男性が色々と説明しながら運んでくださった。
いや、正確には可愛い女の子が運んでくれて、
男性は、仏太が質問したことに対して、
色々と答えたり調べてくださったのだ。
それはここやどやを教えてくれた知り合い(女王様)というのが、
以前働いていたということと、お名前が聞いていたのと同じだったからだ。
ところが、比較的よくある名前で、その人は話題の人と同姓で別人だったのだ。
が、共通の知り合いを探してくださった。
感謝だ。

食べ物6
スイートトマトの牛ロース包み揚げ
お品書きと照らし合わせると
それだと思うのだが、自信がない。
酔いも回っているが、可愛い女の子にも酔っているかも。笑
担当してくれた女の子と他にも様子を見てくれている人もいた。
お料理はとにかく全て美味しい。
へべれけにならなくてよかった。
美味しすぎて、どんどん呑みそうだったのを、
わずかに残っている理性が抑えていた。笑

食べ物7
おおいた和牛の鋤焼き
これが今回のメイン。
今まで食べたものだけでもかなり豪勢だったのだが、
メインは更に凄いことになっていた。
おおいた和牛は初めて。
全然聞いたことがなかった。

食べ物8
煮込まれて行く。
ああ、いい匂い。
鋤焼きって漢字でこう書くのかと勉強になった。
そして、肉が柔らかい!
ぐおぅ!
変な唸り声が出てしまう。
う、美味い!

食べ物9
玉子は蘭王たまご
そう、本日3度目の登場!
コレステロールは気にしない!笑

食べ物10
蘭王たまごをといても、その色の濃さ、鮮やかさは変わらない。
美味しさもダイレクトに伝わる。
生で頂くのは今回が初めてだから。

飲み物2
お酒は全て美味しく、お料理に合っていた。
すると、ちえびじんを持ってきてくださった。
あれ?そろそろ頼もうとしたのがわかったのかな?
すると、担当の可愛い女の子からだという。
え?マジ?
とてもありがたい!
頼もうとした時に、ジャストタイミングドンピシャで出てくるとは!
実はその女の子の名前が、以前働いていた所で
よくある名前だったので、違うかもと思いながら、
もしかして、出身は〇〇と聞いたら当たっていた。
しかも、細かい地名まで当ててしまった。
とても奇妙な縁を感じた。
多分、年齢的には(予想だが)仏太がそこで働いていた時は
まだその女の子は生まれてなかったと思う。
時代背景は違っても、女の子の故郷のことで盛り上がった。

食べ物11
〆はご飯とお吸い物と漬物。
仏太には嬉しい定番。
ご飯は由布院産ひとめぼれだそうで、
地元の美味しいお米を頂けるのも嬉しい。
ちなみに、地名としては、由布市湯布院が正しいらしいが、
PCでは湯布院と由布院どちらも変換されて、
正確なところを聞いてくるのを忘れた。笑
手毬麩のおすい物もなんだかお上品。
漬物は3種類。
大根の麦味噌漬け、茎わかめ、小茄子の柴漬けだそうで、
この漬物だけでも、お酒が呑めそう。
これ以上は呑まなかったけどね。笑

食べ物12
本日のデザートは、まんじゅうとケーキとアイス
あ、細かいことが書いてなかったので、
非常にシローティーな言い方になっている。
言い方とは裏腹にとてもお上品。
最後まで美味しく、お腹いっぱい。
大満足。
あざっす!あざっす!あざっす!

美味しかった。
そして、人間関係を素晴らしさというか
ご縁というか、本当に良い1日だった。
人の温かさに触れた素敵な日となった。

やどやを紹介してくれた、以前働いていた人(女王様)が
教えてくれた人は、受付や、ぶんご亭など数人いて、
名前が同じ別人の方が色々と探してくださって、
おそらく仏太はその日一番の有名人になってしまっただろう。笑
恥ずかしくもあるが、嬉しいことだ。
人間関係の素晴らしさを再認識した。

部屋に戻って休んだが、
写真を整理している間に、尽きた。
爆睡。

地獄蒸し 鉄輪
大分県別府市風呂本5組(いでゆ坂沿い)
0977-66-3775
https://jigokumushi.com/
10:00-19:00 (LO18:00)
第3水曜定休

カフェ千家
大分県由布市湯布院町川上2850-7
0977-84-5525
https://www.senke.info/
8:30-17:00
木曜、第2金曜定休

大分4日目(翌日)はこちら
24年6月29日の日記「人のつながり-no curry〜大分出張その4」
大分出張の目次を見たい方はこちら
24年6月26日の日記「大分出張 目次」

参考サイト
オリックスレンタカー中津駅前店
オリックスレンタカー
TOYOTA RENT A CAR中津駅南口店
湯布院 やわらぎの郷 やどや

カレー修行(道外),旅行,観光,食(カレー以外)

大分出張の目次を見たい方はこちら
24年6月26日の日記「大分出張 目次」

さて、大分県中津市は仕事で滞在。
しかし、このブログでは仕事の話はあまりしない。
するとしたら愚痴など。<おいおい 笑
そんなわけで、このブログでは、今回の大分県滞在について、
主に食事や観光について書いていこうと思う。
決して仕事をしてないとか、サボってるとか、
変な邪推をしたり、勘違いをしたりしないように!!!!笑

なお、本日は2日目となるので、
最初から順に楽しみたい人は、まず昨日分から見ることをお勧めする。
24年6月26日の日記「中津で夜食〜大分出張その1」参照。)

さて、本日は、簡単に言うと、大人の社会見学だ。
ってか、あまり意識してなかったのだが、結果的にそうなった。
そして、あまり計画的ではなかったのだ。

小雨の中JR中津駅の北口を北上するように歩いていった。
狙っていたが、臨時休業で、今回残念ながら行けなかった小料理屋の横を過ぎる。
昨日行った安兵衛を左手に見ながら、公園っぽいところを通り抜けていく。
あ、お寺が沢山出てきた。
寺町通りだな。
なるほど、これらを見て回るのも面白そう。

寺町通り1
寺町の由来が書かれていた。
黒田はきっと黒田官兵衛だな。
仏太はドラマは見てなかった。笑

寺町通り2
黒田官兵衛ゆかりの寺ってあった。
やっぱり。
そうか、中津市は黒田官兵衛も関係しているんだ。

寺町通り3
お寺の軒先(というのか?)に掲示されている言葉。
人生に良さそうな言葉があり、
それを写真に収めている人もいると聞く。

寺町通り4
マンホールも写真に収めて集めている人がいると聞く。
あ、これ中津城か。
中津城を作るのに、黒田官兵衛だか、福沢諭吉だかが関わったような話を
聞いたような、見たような・・・・曖昧過ぎるやん!笑
そう結局中津城は見学に行かなかった。

今回の興味と目的地は違っていたのだ。
大江医家史料館を見つけたが、それは後で見ることにした。

福沢諭吉旧居1
福沢諭吉旧居についた。
幟があり、コルリの文字が!
おお!カレヲタを震わせる単語!
諭吉が自書の本(だったと思う)にカレーを
コルリと記載したというのはカレヲタには有名な話。
ああ、ここで修行したくなった。
が、まだ時間的に早い&食べ放題は無理だ。
またの機会に。笑

福沢諭吉旧居2
旧居の横は博物館的になっていて、
福沢諭吉の生涯がわかるようになっている。
勉強になったし、楽しかった。
福沢諭吉のことをあまり知らなかったということに気付かされた。
中津が実家ということも。
生まれは大阪の堂島のようだ。
1868年大政奉還を前後してどちらも33年ずつ生きたと。
脳溢血(脳出血)でなくなったようだ。
66歳1ヶ月の生涯。
身長173cmで当時としては大きい方だったようだ。
他の見学者が「帯広開拓だって!」と声を出してくれた。
え?福沢諭吉が?と思って、そろそろと声の方に行ってみた。笑
福沢山脈という人脈の説明があり
その中に依田勉三がいた!!!!
吃驚!感謝だ!感動だ!
依田勉三 1853-1925 北海道帯広を開梱し、 「拓聖」と呼ばれた開拓者 出身地:静岡
撮影禁止だと思って、必死にメモった。笑
(後から気付いたのだが、もしかしたら、フラッシュ禁止で、
フラッシュたかなければ撮影OKだったかも)
1万円札(新旧の福沢諭吉)A000001B券が飾られていた。
それぞれ昭和59年11月1日、平成16年11月2日となっていた。
ああ、まもなく新札が出るなあと思い、
ここに来る運命だった、と勝手に関連付けてみた。笑
(その後、ニュースで新札に関係する所で、
記念のナンバーの札を申し込んで云々ってやっていた。笑)

福沢諭吉旧居3
庭に沢山の植物が植えられていた。
慶應義塾大学(の前身)を創立したのは有名な話。
創立150年の記念植樹があった。

福沢諭吉旧居4
また、昭和天皇行啓記念の、やはり植樹だろうか。
凄いな、天皇が来ていたり、他にも常陸宮親王のもあった。
福沢諭吉の凄さを改めて知った。
あざっす!あざっす!あざっす!

福沢通りを歩き、中津城が近いことを知りながら、
今回はスルーして進んでいった。
そのうち右に折れた(西へ)。
すると看板が出てきて、小道へ入っていく。
すると目的地に辿り着いた。

村上医家史料館
村上医家史料館だ。
観光関係を調べた時、医家史料館というのが2つ出てきた。
中津市は8〜9万人の人口で、
その中に医家史料館が2つもあるという。
なんだか凄いと思い、見るならどちらもだろうと決心した。笑

歯科医
また、村上医家史料館を探している途中、
沢山の看板などを見つけたのだが、
中津市の偉人・賢人などが説明書きされていた。
十勝の奇人・変人なら仏太は出るのだろうけどなあ。笑
で、この看板、国内初の歯科医師の説明。
医療関係者、結構凄い人多いんだなあ。
(慶應義塾大学にも医学部あるし)笑
すぐに友達の歯医者さんに連絡した。
今回、中津に行くということで、色々ヒントをくれた友達だったのだ。
うーむ、繋がる。笑

ちょっと話が脱線したが、村上医家史料館
村上家の代々のお医者様が残した業績などが
資料や、医療機器などと共に展示されていた。
うわ、面白い。
後から思ったのは、「説明しましょうか」と言われて、
断ってしまったことを後悔した。
これ説明してもらった方が面白かっただろう。
また、しっかりとコミュニケーションを取れば、
写真を撮らせてもらえたかもしれない。
写真撮影禁止みたいなマークが見えてしまったのだ。
が、後からそれはフラッシュ禁止だろうと「言われた」のだった。
だから、福沢諭吉旧居でも、もっと博物館内の写真を撮らせてもらえただろうと思った。
いずれにしても興味深く見ることができた。
そして、こういう時は、ちょっと本筋と違うところにも面白さがある。
かつて瀬戸内海で猛威を奮った村上水軍が、
この村上医家の先祖なのだそうだ。
それを後から聞いて、尚更、ああ、説明聴けば良かったと思ったのだった。
子供の頃、社会見学があまり好きじゃなくて、説明を中途半端に聞いていた、
悪い癖が大人になっても抜けてない状況だった。苦笑
あざっす!あざっす!あざっす!

大人の社会見学
楽しい。
勉強になる。
子供の時の勉強は与えられて、義務感に駆られていた。
大人になって、本当の意味での、学ぶことの楽しさを知る。
興味あることを調べたり、見たりすることで、
知識が深まったり、新たなことを知り、覚えることができる。
やはり興味があるなしでは全然違う。

だが、ずーっと続くと疲れる。
歩いているのもあるし、天気が良くないのもある。
また、動けば腹が減る。
頭を使えば腹が減る。
まあ、気付いたと思うが、そろそろ修行だ。笑

狙っていたところを目がけて歩いていく。
お腹を空かせる目的もあるが、
運動不足解消も理由だ。
本当はレンタチャリを使いたかったが、
しっかりと雨降りだった。
本格的な梅雨を思い知る。笑
こちらだという自信が少々揺らいだ時、
負けて、携帯で調べてしまった。
したら、もう数十メートルしかない!

外観1
ちょっと歩くと、建物の影に幟を見つけた。
がー!もうちょっと頑張れば良かった。
悔しい。笑

外観2
YUSHA HALAL RESTAURANT中津店だ。
しっかりとバングラデシュ国旗がお出迎え。
傘を置いて、中に入ると、雑貨屋な感じ。
おおっと、レストランじゃないのか。
スタッフさんは噂(SNS)通り、向こうの人っぽい。
食べれますか?思いっきり北海道弁で聞いた。笑
そちらどうぞ、と手振りされた先はテーブル席が沢山だった。
明るくて広い。

メズバンカレーセット1
選んだのはメズバンカレーセット
決めるまでに、かなり迷った。
前評判では、バングラデシュ料理、ビリヤニが有名らしい。
バングラデシュ料理はおそらく一度福岡で食したことがある。
確か、魚のカレーだったと記憶している。
が、なんたるかは当然わかってない。
また、ビリヤニを食す機会はそんなにないし、
美味しいってのは知ってるから食したい。
で、メニューも多いので、じっくり見ていた。
見かねたのだろう、スタッフさんが来て、説明してくれた。
すると、レギュラーメニューじゃないラミネートに素敵なセット。
これを勧めてくれたのだ。
自分が食したいものを言わなかったのに。
ラムのカレーとビリヤニのセットと。
念の為に、他のラミネートメニューの説明も聞いた。
で、最終的にこのメズバンカレーセットにしたのだ。
ラムカレーとビリヤニのセットがなかったら、
単品でそれぞれ頼もうかと思ったくらいだった。笑
ちなみに、メズバンカレーセットは、
メズバン、ビリヤニ、サラダと飲み物だった。

メズバンカレーセット2
で、メズバンはマトンカレー。
なんでもバングラデシュの有名なお祭りの時に
羊をおろして、ごちそうとして頂く料理だそうだ。
すげえ!
んで、この量が半端ないのにビックリした。
メニューに書いてあった説明では、
メズバンとはバングラデシュチッタゴンのご当地カレー マトンカレーをベースにチッタゴンオリジナルスパイスを使って調理しています
とのことで、確かに独特、辛くて美味しい。
辛さ7でちょうどよかった。

メズバンカレーセット3
マトンの骨が結構あるのは予想通りで、これも懐かしく楽しかった。
って、バングラデシュ行ったことないけど。
どこかのインド料理か何かで骨があって中々な思いをしたことを思い出したのだ。
最初は戸惑って、これは取り除いておいてくれ、と思ったが、
でも、よく考えたら、骨もぶった切られてるので、
出汁が出やすくて旨味に繋がるのかも、と
良い方向に考えられるようになっていた。
それに魚の骨を避けることを考えたら似たようなものだ。
それも含めて楽しみながら、美味しく頂いた。

メズバンカレーセット4
ビリヤニはシンプルな炊き込みご飯。
キュウリと玉ねぎが付いていたが、
味のアクセント的には生の玉ねぎが良かった。
薄い味付けでそれがまた良かった。
メズバンが迫力あったので、
お互いを引き立て合う感じになっていた。

メズバンカレーセット5
サラダはいつも以上に毒々しいドレッシング、マヨネーズ和え。笑
常に忘れてしまう、ドレッシング控え目でとお願いするのを。笑
まあ、ベジファーストで最初に食べたけどね。
あ、ご存知とは思うけど、バングラデシュはインドと隣接するので、
食文化的に似ているところがある。(はず、ようだ)笑

メズバンカレーセット6
コーラがおしゃれなグラスで出てきた。
吃驚。
メニューを見ただけだと、缶で提供されるのかと思っていた。笑
しかし、美味しかった。
うん、この方が良い。
満足。
湿度や結構な距離を歩いてきたのも手伝っただろうが、
いつも以上に飲み物がとても美味しく感じた。

YUSHAの前情報では、
バングラデシュからの留学生がそのまま店を出したらしい。
バングラデシュは国旗が日本と似てるってこととか、
インドの隣ってことくらいしか知らない。
だから、ちょっと知りたいと思った。
おお、社会見学だ!笑
また、YUSHAとは何か聞いてみた。
勇者に関係するのか?
するとオーナーさん(その元留学生)のお子さんの名前だと。
なるほど、愛溢れる気持ちになった。
素敵な第一ランチだった。
あざっす!あざっす!あざっす!

第一ランチ?
え?
と思った方、正解!
そう、物凄く久し振りに、はしご修行となったのだった。
そう第二ランチが待っている。笑
諸々を考慮した結果、辿り着いた結論だ。

苦労して歩いてきた道を戻る。
再び折りたたみ傘をさしながら。
そう、今回は事前の天気予報でかなり雨だったので、
折りたたみ傘を選択したのが正解だった。
道がわかっているので、気が楽だし早い。
(気分的な問題かもしれないがそれこそ大切。笑)

外観
さっき村上医家史料館からYUSHAに行く途中、
ここプシュカールを見つけていた。
で、プシュカールは下調べした時に候補に上がっていた。
更に、友達に中津市に行くと伝えたら、
すぐに調べて、ここに行くでしょ、と指摘された。笑
当たり!
なので、YUSHAからひたすら道を戻ったのだった。
YUSHAで程々食したが、歩けば消費されてOkcalだろう。
そう中津市でもOkcal理論が出てきた。
そして、またメニューを見て迷うこととなった。
ああ、ビリヤニがある・・・・
お、久し振りにサグカレー食したい・・・・

ランチ1
なんとなく予想ついたと思うけど、
第二ランチはこんな感じ。笑
ほとんど第一ランチと同じパターン。
飲み物がないだけ。(水はあるけど)
メニューにランチセットはあったのだが、
残念ながら、ビリヤニのセットか、
ほうれん草カレーのセットか、別物だった。
昔帯広にいたんじゃないかというのっそりとした、
面倒くさがりに見えてしまう(実際はちがうのだろうが)、
マスターに交渉してみた。
ほうれん草カレーセットのライスをビリヤニに変更できないかと。
勿論、その分の金額は払うと伝えた。
日本語で。笑
残念ながら、それなら単品で、と日本語で返された。
良かった、コルカタの言葉で言われなくて。
前情報では、マスターはインドのコルカタ出身らしい。笑
悩んだ挙げ句、単品を選択した。

ランチ2
が、マスター、気の毒に思ってくれたのか、サラダをつけてくれた。
さっきほどではないが、やはりドレッシングはしっかりと。笑
ベジファーストで最初に頂く。
あ、サラダ結構量がある。
実は持ってきてくれた順番は、ビリヤニ、サラダ、ほうれん草カレーだった。
で、正直一遍に出てくるかと思ったら、ほうれん草カレーが少し遅れたのだ。
仏太的には、なるべくゆっくりがありがたかった。
というのも第一ランチで結構お腹が膨れていて、
消化する時間が欲しかったというのが正直なところ。
とはいえ、写真を撮っている間に徐々に揃った。
それでも、待っている間、奥で作っている音を興味深く聞いていると、
丁寧に作っているのが容易に想像された。
インド料理系は出てくるのが早いことが多い。
即ち、結構出来合い的なところがあるのだろうと思っている。
しかし、今回セットにしなかったとはいえ、
ランチセットにあるメニューだけを頼んだのだから、
出来合いであってもおかしくはなかった。
が、しっかりと調理されたのがわかって、なんだか嬉しくなった。

ランチ3
ビリヤニは2種類あるうちから、
マトンビリヤニにした。
そう、今日2回目のマトン。笑
2回目のビリヤニ。笑
全然違う味付けだった。
見た目でわかると思うが、結構しっかりと味がついていて、
程々な、いい具合の辛さが感じられた。
うん、美味い!

ランチ4
茹玉子も嬉しい。
なんとなくカリメロを彷彿させた。
和む。
そう、和みが必要。
見た目の和みと、味変的和み。
玉子が好きだから後半に食べるのだが、
今回は元々分けられていたので、中盤と後半にした。
マトンビリヤニの量を考えて、作戦を展開したのだ。笑
ただ、経験上、策を弄すると、上手く行かないことがある。
策士策に溺れるとか、作詞作曲とか言うではないか。
(全然違うし、後半意味不明)笑

ランチ5
マトンが結構でかい。
いや、今の状態だからでかく感じるのだろう。
しっかりと咀嚼する。
やはりマトン美味い。
選んで正解なのだ。
が、この量は想像を超えていた。
思っていた倍以上だった。
ちょっと意識が遠のきかけた時、
ギャル曽根先生が思い浮かんだ。
我に返って食し続ける。
そう和みが必要。笑
途中口を拭こうとして取ったペーパーを落としてしまい、
取ろうとしたら腹がつかえる。
体が硬い。笑

ランチ6
ほうれん草チキンカレーも途中で食して、
変化に飛んだ第二ランチとなった。
ほうれん草カレーは、サグカレーと言われることもあるが、
実際の本場インドでのサグは青菜を意味するそうだ。
ほうれん草はそれに含まれるが、
他の青菜でもサグになるらしい。
余談は要らないかもしれないが、
気を散らすことで、お腹のきつさを紛らわす。笑
マトンビリヤニもほうれん草チキンカレーも
どちらも美味しいから残したくはない。
学生の時に名物チャーハンを食べたことを思い出していた。
そのチャーハンはご飯を1.5kg使っているものだった。
普通量でも、一般的な中華料理屋の大盛りくらいあり、
このチャーハン大はまさに山盛りだった。
学生のとき15回チャレンジして、初回は破れたが、
その後14回は完食した。
その時学んだこと。
黙々と食すべし。
水は途中で飲むな。
ペースはなるべく一定で。
などなど、ギャル曽根やジャンボ白田を知る以前の
自分のスタイルを取り戻しつつあった。笑
昔ならなんなくできたはしごも、
結構衰えてしまって、残念に思う部分と、
無理はいけないという諌める自分もいたりした。
が、最終的に、美味しくしっかりと完食。
まさに汗だくだった。
自分で自分を褒め称えた。
普段は心の中で唱えていたが、今日は声が出た。
「ごちそうさまでした」
ふー、水を飲んで、落ち着く。
あざっす!あざっす!あざっす!

ちょっと休憩。
社会見学も楽じゃない。
(楽じゃなくしているのはお前だ!笑)

大江医家史料館1
少し腹ごなしに散歩。
プラス社会見学
あ、いや、社会見学がメイン。笑
綺麗な紫陽花が和ませてくれた。
ありがたい。

大江医家史料館2
そして、すぐ近くの門をくぐると、
午前中に見つけていた、
大江医家史料館だ。
午前中とは逆サイドから行ってみた。
寺町通りじゃないほうからのアプローチ。
地図で見て、なんとなくこの辺りというのが当たった。

大江医家史料館3
今回は説明をしてもらった。
説明しましょうかという断りがあったわけではなく、
結構興味深そうに見ていたのだろう。
スタッフさんが、仏太の見ている資料などに関することを
わかりやすく次々と説明してくれた。
解体新書、前野良沢、蘭学、ターヘル・アナトミアなど
知っている言葉が次々と出てきて楽しかった。
仏太もいい気になって、質問したりしてみた。
勇気を持って、写真を撮っていいか聞いてみたらOKが出た。
で、さっきの村上医家史料館ではだめだったと言うと、
あれ?そんなことはないと思う、と言い、ちょっと考えて、
フラッシュはだめですけど、写真はいいはずですよ、と教えてくれた。
その時に色々なことが思い浮かんだ。
おそらく福沢諭吉旧居、村上医家史料館もそうだったのだろう。
写真を普段取りまくる仏太としてはちょっと残念に思ったが、
まあ、それはそれでネタになるなと思ったりした。笑
(実際にネタとして書いているし)笑
さて、余談の方が多くなってしまったが、
この本(雑誌?MOOK?)に出ているGREAT DOCTOR4人の
一人田原先生はどうやら中津市と関係があるようだ。
なるほど、という説明をしてもらった。

大江医家史料館4
楽しく社会見学できて良かったと思ったら、
是非庭も見ていってとのこと。
薬草園だった。
これも凄い。
大奥のドラマを思い出した。
ここは説明はなく、傘をさして一人で見て回った。
世界に先駆けて、全身麻酔での乳癌の手術をしたことなど、
思い返しながら、帰路についたのだった。
本当に素敵な社会見学だ。
あざっす!あざっす!あざっす!

夜の部まではちょっと休憩だ。
ホテルに戻って整えた。

外観
夕食は鬼太郎へ行った。
予約して正解だった。
満員御礼の立て札的看板と、
ドアには貼り紙があった。
入って予約した旨伝えると、
可愛いスタッフさんが数人出迎えてくれた。
着物姿がまたいい雰囲気。
そして、申し訳無さそうに、今日混んでまして、
席が奥になります、と言われた。
むしろ席が取れただけありがたく嬉しかった。
すると、ずうううーーーーーーーーっと奥の部屋に案内された。
なんまら広いなあ。
外から想像がつかないくらい広い。
もしかして、異次元空間と繋がっているのか、と疑った。笑
あ、これ以上奥がないってところだ。
凄いな。
久し振りに内線でオーダーだ。
今回は席だけの予約だったので、好きなものをメニューから選ぶ。
隣のテーブルに座ったご家族は黒田官兵衛御膳というセットメニューだった。
あ、スタッフさんが説明するのが聞こえちゃったのさ。
チラチラ盗み見したら、そのセットも良さげだった。
そして、昼間に知った、黒田官兵衛との深いつながりを更に知ることとなった。
そう社会見学夜の部だ。
誰だ、やらしいことを考えた人は?笑

食べ物1
ビールで喉を潤した後は日本酒となったが、
お料理はやはり中津名物を頂きたい。
昨日も頂いたが、鱧の湯引きは外せなかった。
24年6月26日の日記「中津で夜食〜大分出張その1」参照。)
で、今日はなんと酢味噌で頂く。
これは初めてだが、美味しかった。
なるほど、という感じ。
しかもこの盛り付けや飾りなど、高級感溢れてる。
が、実はそれほど高額ではなく、お手頃なお値段なのだ。
リーズナブルとかコスパ良好とか、そんな感じ。

食べ物2
日本酒は好きな鍋島があった。
しかも安い!
流石近いだけあるなあと感心した。
そして、以後数杯この鍋島を崇拝しながら飲んだ。笑
またこれがお料理と合う!
(鍋島は佐賀県のお酒)
そして、ワインのようにグラスで頂くのも乙なもの。
サラダももりもりで嬉しくなった。
こぼさないように食べるのが楽しく、大変だった。笑

食べ物3
関アジの刺し身
そう、機会があれば、関アジ関サバも噂を聞いていた。
ジェラートよ、アドバイス有難う。
なんとも贅沢な味わい方。
アジだけに。笑
刺身醤油が甘めで、あ、そうか、九州だと思い出させてくれた。
酔っぱらいでもわかる。笑

食べ物4
そして、今日も中津名物の鶏唐揚を頂く。
24年6月26日の日記「中津で夜食〜大分出張その1」参照。)
食べやすく切り分けてくださっているのが嬉しい。
一瞬十勝の鳥せいを思い出したが、それより更に細かい。
もうこれは手をベタベタにしながら食べるものだと認定。笑
ちょっと良かったのは、付け合せがキャベツとマカロニだってこと。
新鮮で、ああ、観光に出張に来てるなあって感じ。笑

食べ物5
関アジを頂く時に、骨をせんべいにしますよと言われていた。
子供の頃、親父がストーブの上でやっていたあれだ。
なんだか嬉しい。
せっかくだからやってもらう。
日本酒にとても良く合う香ばしさ。
全部美味しくて、沢山飲み食べしたのに、安かった。
もっとかかってもおかしくないと思っていた。
ネット情報通り、良心的な値段。
更に、ホスピタリティも良かった。
予約の時の受け答え、来てからの案内、
途中の注文やお料理を運んで来てくれる時なども。
そして、最後、お会計からお見送りまでも、本当に満足だった。
言葉や頼んだもの、姿格好などでわかったのだろう、
観光するなら、青の洞門がお勧めということも教えてくれた。
おお、それはイカタコ!(行かねば、たこねば)
あざっす!あざっす!あざっす!

昼も夜も素敵な社会見学だった。

YUSHA HALAL RESTAURANT中津店
大分県中津市一ツ松226
070-1525-3804
https://www.instagram.com/halalyusha/
11:00-15:00, 17:00-22:00
月曜定休

プシュカール
大分県中津市中殿578-5
0979-26-1919
11:00-14:00, 17:30-21:00
月曜定休(祝日営業、翌日休み)

和風味処 鬼太郎
大分県中津市豊田町2-16
0979-22-0304
http://kitalo.com/
11:00-14:00,17:00-22:00(LO21:00)(日-21:00(LO20:30))
月曜定休

大分3日目(翌日)はこちら
24年6月28日の日記「人の温かさ-no curry〜大分出張その3」
大分出張の目次を見たい方はこちら
24年6月26日の日記「大分出張 目次」

参考サイト
ホテルルートイン中津駅前
聖地中津からあげ
中津からあげの歴史(総本家もり山)
福澤諭吉旧居・福澤記念館
村上医家史料館(大分県中津市)
大江医家史料館(大分県中津市)