料理(食材)の組み合わせというのは大切なのだが、
定番のものもあれば、
新しいものもあったりする。
だいたいこの食材にはこれが合う、
みたいな常識的なところは、
どの家庭にも、その地域にも、どの国にもあるだろう。
鰹のタタキには、わさびじゃなくて、にんにくとかレモン汁だ!
という主張があったり、
サンマは梅と一緒に煮るのが一番いい!
という人もいるだろう。
じゃがいも蒸したのには、
バターが合うっていう人もいれば、
やっぱり塩辛だよねという人もいる。
ほうれん草には鰹節が合っているとか、
じゃがいもと豚肉の組み合わせは最強でしょとか。
酢豚にパイナップルが入っているのは許せないって意見も聞く。笑
ぶりという魚がある。
冬に脂がのって美味しい。
ぶりと言えば、ぶり大根。
なんでこの組み合わせを思いついたんだろう、って
先人の知恵を、頭ナデナデしたくなるような組み合わせ。
煮て、ブリの出汁が、大根に染み込むというのもいい。
お酒にも合うし、ほっかほっかの白いご飯にも合う。
煮込んでこれだけいいものができるのだったら・・・・・
そう、カレー修行者は、それがカレーになるのではないかと考えるのだ。笑
魚も大根もあまりカレーの具としては使われてないと思う。
しかし、煮物としてはどちらも優秀だ。
そういうつもりで、スープカレーにしてしまえば大丈夫でしょ。
ってことで、ぶり大根スープカレー。
いやあ、これも温まるし、どちらの具もカレーとしてとてもいい。
実際にインドやスリランカでは、ブリのカレーや大根のカレーはあるそうだ。
さて、皆さんも新たなカレーの組み合わせ、具を考えてみない?
もちろん、オーソドックスなカレーも素晴らしいよね。