旅行,観光,食(カレー以外)

第3章 家に着くまでが旅行
遠足は、家に帰るまでが遠足、といって、
目的地に行って、楽しく過ごして、学校に帰ってきて、
そこでお終いというわけではなくて、
家に帰るまで気をつけて帰りましょうって話だ。
家に帰るまでの間に事故に遭ったりするなど、
とんでもないことだし。
無事に帰り着いての楽しい思い出となる。
そう、この旅行も同じだ。
家に着くまでが旅行だ。

飛行機1
帰りの飛行機もサンリオ仕様。
こういうのも悪くはないが、
凄く好きなわけではないので
好きな人にはごめんなさいと言っておく。
あ、だからといって、文句は言わない。笑
(文句ないし。)笑

機内の放送は、台湾語と英語と日本語だったと思う。
日本人スタッフが乗っているというようなアナウンスもあった。
心強いが、訳のわからないのも旅の醍醐味
煩わしいことがないほうがいいに決まっているのだが、
ちょっとしたことは、逆に話のネタになるので歓迎だ。笑
その時は嫌でも生きて帰られれば、ネタはありがたい。

とてもいい匂いがしてきた。
果物の匂いだ。
通路を挟んで向こう側に座っている台湾人カップルは
席についた途端に持ち込んだ果物を食べ始めた。
みかん、バナナ、りんご・・・
とてもいい匂いがして、今日のことを色々と思い出した。

そう言えば、桃園国際空港に着いて
飛行機のチェックイン手続きをする時、
場所がよくわからずeconomyと書いたところに並んで手続きをした。
すると、エバー航空の会員ナンバーを聞かれた。
その時、よく聞き取れず、フライトナンバーを伝えたら、
困ったやつだ、こいつは、とでも言いたげに、
再度同じ質問をしてきた。
I don’t know.と知っている英単語を並べると
西洋人ならおそらく両手を広げて、手のひらを天に向けて、
肩をすくめるようなポーズをするであろう、
そんな気持ちを心に秘めながら、
再び同じ質問をしてきた。笑
いやあ、ごめんごめん、とこちらも心の中で言いながら、
I don’t know.で済ませてしまった。
なんにしてもチェックインは終わった。
19年11月6日の日記「第2章 桃園機場」参照。)

さて、少し時間に余裕があるぞ。
お、いい匂いがしてきた。
が、朝ごはんは食べたので、今回は食べないぞ。
と心に決めて、レストランスペースのある4Fへ上がった。
ちなみに出発口があるのは3F。

3Fに来る前は1Fにいた。
借りていたポータブルWiFiを返したのだ。
場所は直ぐにわかったが、スタッフさんが返すならここ、と
単にそこに入れちゃえばいいというだけの簡単システムだった。
借りてくださった友人にとても感謝しながら
ミッションが1つ終了したことを喜んだ。

初めての空港で場所がわからない時はとても緊張する。
上手くできるだろうか?
騙されないだろうか?
麻薬とか変なものを売りつけられないだろうか?
身ぐるみ剥がされて、何もかも奪われないだろうか?
取調室に連れて行かれて、突然真っ裸にされて、あれを突っ込まれないだろうか?
まあ、普通はない。笑
しかし、どんな危険もないわけではないと心しておくのは大切。
(流石に、麻薬とか暴行とかはないだろうけど)

初めてと言えば、この桃園国際空港は台湾に来た時に到着して利用しているが、
ここに来るときのMRTは初めて使う路線だった。
台湾のMRTは便利な鉄道だ。
まだ(M)理解が(R)足りない(T)と仏太のことを言っているわけではないだろうが、
ちょっと心配になる略語だ。
あ、今はそんなことを言う時間ではない。笑
MRTは今回乗った中で、最も新しい路線で、
とても綺麗で豪華で広々としている。
空港に(特に海外旅行に)適したように造られている。
そのMRTが到着したのは空港の地下だった。
台北も地下にあったが、出発してから、いくらかの区間は地上だった。
非常に高いところを走っている時もあった。
凄い技術だ。
この空港に直結するMRTの路線はこの1〜2年くらいでできたそうだ。
19年11月6日の日記「第1章 早起き」参照。)

色々なことで発展している台湾
全然知らない国で、色々な噂や情報があり、
でも、やっぱりわかってないことが圧倒的に多かった。
自分が思っていた以上に進んでいる国だと実感した。
MRTもネット関係もその他諸々も。
自分が遅れていたり、田舎に住んでいるから知らないだけかもしれないが、
少なくとも自分よりは台湾が進んでいる。
日本でもそのくらい当たり前だよ、と言われたら、
ごめんなさいとしか言えないが、
日本より進んでいることもあるよなあ、と思ったりした。
やはり噂やネット情報だけでなく、実体験するのは大切だ。

飛行機2
感慨にふけっていると、機内食がやってきた。
今回も行きと同様にビーフかポークを選ぶ。
ビーフにした。
今回も当然のようにサンリオ仕様
美味しくいただき満足した。
横を見ると、さっきまでリンゴやみかんを
無茶苦茶ムシャムシャ食べていた男女二人は
機内食にはほとんど手を付けてなかった。
宗教的な問題ではないように見えるが。笑
まあ、良しとするか。笑

旅疲れで眠るかなと思っていたが、
食事をしたり、日記を書いたりしているうちに
もうまもなく千歳空港に着くという放送がかかった。
楽しかったという興奮も手伝ったのだろう。
4時間弱のフライトは一睡もすることはなかった。
遂に温かく楽しい台湾から、寒く現実が待ち受ける北海道に戻る。

参考サイト・ブログ
エバー航空
サンリオ

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旅行,観光

第2章 桃園機場
桃園国際空港は桃園機場
MRTは地下に着いた。
案内は漢字で、意味がわかるので、
道を間違うことはない。
たぶん。笑
1Fで借りていたモバイルWiFiを返却。
簡単に返すことができた。

桃園機場1
そして、来た時には見なかった、
わけのわからないキャラクターを発見。
なんとなくスズキコージが描く絵を思い出した。
やはり台湾ではキャラクターは大切なのだろうか。
19年11月5日「第5章 迪化街」参照。)

まず、チェックインする。
行きと違い、今回は荷物を預ける。
会員ナンバーを聞かれたのだが、
会員になってない。
あれ?
どうやらスペシャルなところだったようだ。笑
ごめんなさい。

珈琲や1
思ったより早くに手続きできたので、
カフェで休む。
珈琲やというまたしても日本語混じりの名前。
19年11月4日「第5章 師大路」参照。)
なんだか逆に違和感があるが、
それが当たり前のようにあるのは
なんとなく嬉しくこそばゆい。
<追記>
日本に帰って調べたら、この珈琲やはなんと日本の資本で、
東京に数店舗あり、その支店ということがわかった。
2018年12月に桃園空港でオープンしたと。

珈琲や2
チェックインしたところ(確か3F)から1つ上がったところに
オープンスペースとなっていて、幾つかのお店が連なっていた。
朝食は食べていたし、おそらく機内食がある。
だから、今回は食事はしない。

珈琲や3
カフェラテにした。
温かいものをいただく。
今回の旅行で心も温まっている。

飲み終わったら、搭乗口の方へ行こうと鳴ったが、
気になっていた買い忘れのお土産を買ったりする。
(実はこの時はなんとなくだったのだが、買って正解だった。)

桃園機場2
蒸籠と小籠包の形をした椅子の休憩所。
なんだか面白い。
そして、昨日食べた済南鮮湯包の小籠包を思い出す。
19年11月5日「第6章 済南鮮湯包」参照。)

出国手続きも顔認証と指紋認証。
中に入ると高級そうな免税店が広がった。
凄い。
が、そこでは買い物はせず、搭乗待合室に行った。
さあ、まもなく台湾から出る。

参考サイト・ブログ
台湾桃園国際空港
山茶花五十郎が行く
スズキコージ公認ホームページ ZUKING
珈琲や

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19年11月6日「感傷〜台湾旅行6日目」
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旅行,観光

第1章 早起き
早起きをしなくてはらならい。
本日は遂に日本に帰る日だ。
旅行は楽しく、まだ続けていたいと思った。
現実に戻って、明日から仕事に行くのは嫌だ。
そんな朝は布団(ベッド)から出たくないものだ。
が、時刻は徐々に迫ってくる。
帰りは行きと経路が違うので、
ちょっと早めに出ようと考えていた。
そのあたり慎重というか神経質というか心配性というか。

ホテルをチェックアウトする時は
かなり静かで、お土産屋のおばちゃんもいなかった。
歩いて台北駅へ。
しかし、一般の台鉄、高鐵ではなく、
またMRTのメインがあるところでもない。
数年前にできた新しいMRTの路線があり、
その駅は少し離れている。
しかし、思っていたより近く、
重たい荷物も頑張って持っていくことができた。

MRT1
新しいだけあって、とても近代化されたというか、
なんだか未来の建物に来た気分だった。
調べていた時間に電車が入ってきて、
改めて今回の旅行は交通機関の時刻の正確さを感じた。

MRT2
乗り込むと、中が無茶苦茶広い。
桃園空港を中心に考えられたのがわかる。
国際空港で、海外旅行のときの荷物などを考えて、
荷物置き場もあるし、席もゆったりと広い。

電車(MRT)の動きもとてもスムーズで
とても快適だった。
途中地上に出て、まだ薄っすらと明けてきている
空の爽やかな明るさが心にしみる。
高層ビルや発展した大都会を眺めたり、
途中から大自然の中を進んでいくと、
旅がまもなく終わるということで
とても感傷的な気分になってしまう。

参考サイト・ブログ
コスモスホテル台北
交通部臺灣鐵路管理局(台鐵)

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旅行,観光,食(カレー以外)

第6章 済南鮮湯包
少しの休憩後、夕食のために外に出る。
本日はよく歩いているが、もう一度歩く。笑
MRTもよく使っている。
悠遊カードがとても役に立っている。
東京、大阪など大都会はこういうのは当たり前かもしれないが、
田舎にいると普通に切符を買って移動したりする。
あ、それ以前に車が多いか。
だから、普段歩かなくなり、脚が衰えるんだろうな。

MRT忠孝新生駅から出口を出て歩く。
あれ?中々目印がわからない。
暗くなっているのも一因だろう。
たまりかねて相方にお願いして
google先生に頼った。
行き過ぎていた。
しかももの凄く。
またしても歩いてしまった。笑

夕食1
済南鮮湯包ジーナンシェンタンパオ
山茶花さんとりんごさんに教えてもらった。
そう今日は昼も夜も小籠包をいただくのだ。
ここのが絶品だよと言われたら、
それはもう行くことが義務化されたってことだ。

夕食2
日本語はほぼ通じてない。
が、日本語のメニューがある。
もう台湾で何度もやって学んだ、メニューに欲しい物をチェックしていくやり方だ。
今回は昼と違って手加減しない。笑
本日はここで終了予定だから。

夕食3
まずはビールをいただいた。
これも学んだ一つ。
19年11月3日「第6章 都市部落原住民風味餐廟」参照。)
18daysがあったのだ。
これは日本に帰ると飲めない。
だから、台湾で飲む!
そう義務なのだ。

夕食4
しらすチャーハン山茶花さん、りんごさんのお勧めの一つ。
結構な量があるけど、非常に食べやすくどんどん入ってしまう。
美味しく頂いた。
流石、山茶花さん、りんごさんだなあ。

夕食5
さて、小籠包
うん、昼のと全然違う。
夢中で食してしまった。
中の汁が凄い。
頂点を箸でつまんで持ち上げると
びよ〜んと伸びる。
うおおお!
凄え!
聞いたとおりだ。
面白い。

夕食6
野菜餃子は中にたっぷりと具が詰まっていて
しかも皮の形が綺麗に成形されていて
ちょっとした芸術作品を見ているようだった。
小籠包といい餃子といい蒸籠ものもいい。
は、やはり漢字はこれだった。
19年11月5日「第3章 高記」参照。)

夕食7
酸辣湯をいただいたのだが、
これは想像通りの味なのだが、
相方が敏感に反応した。
鴨血ヤーシュエが細く切って入っていたのだ。
19年11月4日の日記「第5章 師大路」参照。)
仏太は平気なのでそのままいただいた。

夕食8
キャベツ蒸しはたっぷりのキャベツに
小エビとかが乗っていて、
程よくタレもかかっているので、
これまた美味しくいただいた。
お腹いっぱい。
1144元と昨日の約3倍だが、
その値段の価値はあった。
山茶花さん、りんごさんに感謝。
あざっす!あざっす!あざっす!
そして、小籠包はこちらのほうが圧倒的に美味しい。
19年11月5日「第3章 高記」参照。)
勿論、これは好みの問題もあるけど。

大満足な今日一日の旅。
典型的な観光ではないけど、
程よく楽しんで、心地よい疲れを経験。
脚が疲れたけど、なんか健康的な気分。笑
さて、台湾最後の夜も充実だ。

参考サイト・ブログ
山茶花五十郎が行く
濟南鮮湯包(facebook)
日本から来た友人も大満足!「済南鮮湯包」の薄皮な肉汁たっぷり小籠包 @忠孝新生(くいしんぼうCAMのもっとおいしい台湾!! Mikko’s Taiwan Life)
台北の小籠包なら「済南鮮湯包」は外せません!(マッコリ的ライフ)

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