とっさの機転(晩成館)

札幌からのお客人を連れて某所へ行った。
朝は市場見学と朝食。
ねぎとろ三色丼
昼間は帯広百年記念館ばんえい競馬
帯広十勝を満喫してもらった。
ばんえい競馬1
ばんえい競馬2
夜、行きたいところがあるとリクエストされた。
有名なところで、仏太も行ったことがあった。
希望があるなら、それをなるべく叶える。
夕食をそこでしたいというので、店を選ばずに済んでラッキー。笑
まあ、任せると言われたら、カレーになっちゃうかもしれないけど。笑

その場所は車で行かないと結構辛い。
またそこで食事をしたいと思っていたので、
ちょうどいい提案だった。
昨日言われていたので、念の為にネットで調べておいた。
カレーもあるが、それよりはコースとかが良いだろうな。
本当はアルコールを飲みたいところだが、
それだと車の運転ができない。
お客人喜んでもらうのが一番なので、
アルコールは飲まなくても良い。
ということで車を出した。

そのレストランに行くと、まだ開店前だった。
数人待っている人がいた。
スタッフさんが何やら忙しそうに準備をしている。
あれ?ポスターが貼ってあり、
それを見ると、なんだかライブディナーのようだ。
サイトには載ってなかったな。
更にポスターを詳しく見ると、
食事メニューが決まっていて、
レギュラーメニューはなさそうだ。
何故ならバイキング形式ってなっていたから。
すると、楽器が入っていそうな入れ物を抱えた人が
次々とレストランに入っていく。
忙しそうに動き回っている、スタッフさんがこちらに気づいてくれた。
ちょっと聞いてみた。
すると、悪い予感的中。
通常メニューはなく、予約制だと。
値段も張るし、無理はせずということで、諦めることになった。
いや、お客人がそれを望むなら、値段は気にしない。笑

さて、ここからが腕の見せどころ。
お客人は肉を食べたいと。
ああ、苦手なジャンルだ。
苦手というのは、お肉系のお店をあまり知らないということだ。
すぐに思い浮かぶのはジンギスカンなのだが、
それはこの機会には不向きだ。
お客人は札幌から来ているし。
焼肉も同様。
更に悪いことに12月の土曜日だから、忘年会シーズンということ。
コロナ禍とはいえ、かなり開放的になっていて、
しかも十勝は、結構忘年会が行われていると噂に聞いていた。
帯広街中に戻って、すぐに入れるところを探すのは大変だ。
それならば、街中に絞って、気軽に入れるところ、広いところなどだろう。

その時閃いた。
昼間、ばんえい競馬に行った時のことを思い出した。
お客人が馬肉を食べたことがないと言っていたのだ。
昼間、お馬さんを見て、夜馬肉を食べるというのはどうかと思ったが、
馬肉中心ではなく、色々食べられる中で、その時の気分で馬肉を食べられる的に
夕食を楽しもうと思って、あそこがある!と閃いたのだった。
が、場所とその光景は出てくるが、名前が出てこない!笑
突撃することでお客人も許してくれた。

外観
近くまで来た時に、ああ、そうそう、この光景!
と以前に来た時の記憶が蘇った。
晩成館だ。
ああ、午前中に帯広百年記念館に行って、
十勝帯広の歴史を見てきたじゃないか!
そう、その中で当然のように晩成社が出てきた。
ああ、今日はここに来るべくして来たんだな。
ドアを開けると、結構な賑わいが伝わってきた。
眼鏡の曇りが和らぐと、げげっ!沢山人がいる。
昭和な驚きを隠せないくらい吃驚した。
ああ、やはり忘年会なんだな。
マスターが「3人だとカウンター席なら空いてます」と
優しく教えてくださった。
これから他を探す気力も余裕もなく、
お客人もそれで構わないと言ってくれたので、
3人横並びで席を構えることとした。

食べ物1
ビールで乾杯した。
お客人はコロナ禍で飲む機会がほとんどなくなり、
アルコールはほぼ飲まなくなったと。
自宅でも飲まないようだった。
飲みやすいものを注文してもらった。
お通しのすじ煮から美味しかった。
お客人2人もとても気に入ってくれた。

食べ物2
スタートは軽めから。
仏太的にはサラダからスタートしたかったから、
数種類あるサラダメニューからお客人が食べやすいものを選んでもらった。
トマトとモッツァレラのサラダは所謂カプレーゼだな。

食べ物3
たこわさをオーダーした時、
マスターお客人に若いのに渋いねえと笑っていた。
仏太も実は全く同じことを思ったのだ。
お客人2人は、結構好みがバラバラのようで、
食事以外も一緒になることが少ないそうだ。
とはいえ仲が良いのだから、それぞれを認め合うというか
受け入れているというか、上手くやっているってことだ。
一緒にいる時は補い合うことも可能だ。

飲み物1
黒ビールを見つけて久し振りに飲んだ。
うん、美味しい。
料理も美味しいし、飲み物もいい。

食べ物4
ローストチキンが限定であった。
お客人御所望の肉第一弾だ。笑
(あ、お通しのすじ肉もあったか・・・・笑)
香ばしくてしっかりとした味。
そして、ホロリと骨から外れる柔らかさ。

食べ物5
牛サガリはここの名物的なもの。
串が独特なのだ。
それを知っていたから、お客人に見せたかった。
すると、肉好きのお客人はしっかりとオーダーしてくれた。
そして、かぶりつく・・・・が、食べにくいらしく、
串を外して、ナイフで切って分けていた。笑

食べ物6
牛たたきも速攻で食いついていた。
肉が好きだと分かる。
肉が好きというのは2人は共通しているようだ。

食べ物7
そして、ガーリックライス
お客人2人のうち一人が絶対これ!と主張した。
大好きなようで、出てきた時の匂いも素敵で喜んでいた。
みんなで分けたが、最も好きな人が大皿のまま頂くということになった。笑
仏太は後半に取っておいた。
というのも、アルコールと炭水化物は別の方が
それぞれ美味しく感じることが多いので。
が、まあ、ガーリックを考えると多分大丈夫なんだけど。

飲み物2
グラスワインの赤をいただいた。
瓶を写真撮らせてもらった。
写真だけ見ると、ボトルを空けたと勘違いされると、
事実と違って、困るから、念の為にお断り。笑
といっても、ワインは全然わかってない。
絶対に芸能人格付けチェックに出てはいけないレベルだ。
ってか、芸能人じゃないから。笑

食べ物8
カマンベールチーズフライ
恐らく自分では頼まない可能性が高い。
なので、色々な人と一緒に行って、
普段食べないものを頂けるのも面白い。

食べ物9
エスニックピザはメニューで( )書きで
カレー風味ってなっていた。
これは以前にも食して知っていた。
19年3月26日の日記「最後はやはり・・・笑(晩成館)」
15年5月13日の日記「馬鹿(晩成館)」参照。)
が、調べると、名前は違っていたのだが。笑
(名前は違っても基本は同じ=カレー味ピザ)
お腹に余裕があったらシメでいただこうと、
こっそり考えていた。
そして、実行に移すことができた。
人数もいるし、と軽く考えていたら、
お客人2人はお腹いっぱいでギブアップだと。
え?あれ?
しかし、美味しいものはスイスイ入っていくものだ。笑
しっかりと完食してしまった。
ギャル曽根に挑戦できるかな。<おい!笑

いずれにしても突撃で入れたのはラッキーだった。
そして、お客人が満足してくれたのも良かった。
自分が美味しく、楽しく酔っ払ったのも良かった。笑
有意義な夕食だった。
行けなかった所は、次回の課題として残した。笑

I went to Banseikan with pretty ladies from Sapporo. They wanted to eat meat for dinner. There was a special dinner with music live at our first purpose. It was not regular. We knew it at the place. The website didn’t said so. We were so sorry. So we went back to the center of Obihiro. I remembered a shop but I didn’t remember its name. We went there and remembered the name. It was banseikan. We ate good foods and enjoyed talking. It was a very useful time. At last we ate a pizza. It was a curry taste. It was so good. Thank you very much.

晩成館
帯広市西1条南9丁目16
0155-21-5559
17:00-24:00 (LO23:30)
日曜定休