カレー修行(十勝)

午後、ちょうど仕事に区切りがついて、
ひと休みしていたときに
ちょっと食してもらえませんか?
と声がかかった。

試食
職員食堂のシェフNさんがニコニコしながら持ってきたのはこれ。
色々説明してくださったのだが、その時点でメモすればよかった。
人間の記憶がいかに曖昧かを後で思い知ることになった。

カレー1
このカレーがあるから、Nさんは
是非試食して欲しいと持ってきてくださった。
キーマカレー枝豆ハンダマ・・・
そんな風に思っていた。
すると、訂正が入った。
なんとキーマではなくカンパチのすり身だという
なるほど、食感が違うわけだ。そりゃ当たり前だ。
ハンダマというのは奄美大島やその周辺で採れる野菜だ。
茹でたものは歯ごたえがあり、仏太は結構好き。
キーマ風カレーは玉ネギ、人参、トマトなどで
マイルドに美味しく仕上げられていた。
個人的好みだともっと辛いのが希望だな。

カレー2
ハンダマは茹でると紫系統の色素が出る。
なんと、ライスはその色素で着色したという。
ちょっと写真だとわかりにくいが、実際はもう少し色が濃い。
古代米にしては鮮やかだな、と思った。
派手で食欲がなくなるほどの鮮やかさではない。
そして、普段仏太がライスの硬さについて、
無理だとわかりつつ固めに炊いて欲しいと
常々要求していたのだが、
今回は好みの固さにしてくれていた。
このカレーメニューに加えて欲しいなあ。
でも、手間暇かかっていそうだな。

もずくとろろ
さて、そのカレーと一緒に出るメニューかどうかは別として、
ほかの二つも興味深い。
一つはもずくとろろと組み合わせたもので、
この写真では全然見えないのだが、底にオクラが沈んでいた。
とろとろネバネバ系のものを組み合わせて、
なんとなくお酒が飲みたくなるようなもの
一瞬醤油をかけたくなったが、最初はそのまま食べてみた。
すると、お、これはこのまま食べた方が美味しいかも、と思った。
もずくが元々甘酢に漬けられたものなのか、
甘酢を加えたのか、そのような味がして、優しく仕上がっていた。
仏太はこれは醤油などをかける必要がないと思った。
濃い味が好みの人はかけるだろうけど。

サラダ
サラダは、トマト、長芋、ヤングコーン、オクラという構成。
パセリを使ったソースでこれもそのままいただける美味しさ。
ソースのために全体に緑っぽくなっているが、
本来のトマトの赤長芋の白ヤングコーンの黄色オクラの緑
色合いが素晴らしい。見た目が嬉しくなってくる。
そういう意味では、パセリのソースは、もう少し色が引き立つようなものだと嬉しい。
また、それぞれの切り方で、トマトの三角長芋の四角
ヤングコーンの丸オクラの星(五角形)という
違った形が楽しめるという、別の視覚的要素があり、これまた面白い。

なんだか最近の職員食堂は活気があって、
アイディア満載でとても輝いているなあ

仏太も負けずに頑張ろう!