沖縄の中にも色々な地方、都市がある。
色々と観光をするとわかってくるが、観光バスやタクシーなどに頼るか
レンタカーを借りて自分で動き回るかというのが、交通手段だろう。
仏太は普通の観光ではないので、まずもってレンタカーを借りることになる。
っていうか、普通の人から見たら、それって観光なの?と思うかもしれない。
実際に、そういう旅を楽しいと思える人は、カレー仲間くらいかも、と恐れている。
カレー仲間も食してばかりではなく、観光もしようよ、と言うかもしれない。(笑)
仏太はカレーも好きだが、その地方のB級グルメなども好きだ。
沖縄で好きなのは沖縄そば。
今回のテーマの一つに掲げた。
で、沖縄そばがやたら美味しいのが、伊豆味街道と言われるところ。
沢山そば屋が並んでいるわけではないが、その道沿いには美味しいそば屋が多い。
県道84号線で、名護から内陸を抜けて、美ら海水族館の方へ抜ける道になる。
田舎は田舎なので、実際はその街道沿いにはそんなに沢山の店があるわけではない。
ところどころ、ぽつんぽつんと出てくる店はそば屋(沖縄そば屋)があり、
それぞれ美味しくて県内でも有名になったところが多い。
また、その伊豆味街道から少し中に入ったところに、
はぐれカフェが散在していて、そういうのが好きな人達にも人気だ。
このあたりのそば屋にはカレーそばはない。
はぐれカフェにはカレーを置いていて、それがとても美味しいところもある。
そんなこともあり、仏太は那覇だけでなく、この北の方も好きなのだ。
北の方はやんばる地方と言われることもあり、そのやんばるは山原と書く。
(狭い意味と広い意味があるようで、ちょっと範囲はよくわかってないが。笑)
名護市、本部町(もとぶちょう)などが伊豆見街道の通るところだ。
実際、伊豆味という地名は本部町なのだが。
多分、観光雑誌などにはそんなに載ってないと思われるが、
実は、このやんばるは結構面白い。
仏太はやんばるも大変好きなところなので、
今回の旅もはずすわけがない。
でも、美ら海水族館は行かないよ。(笑)
あ、行ったことがあって、嫌いじゃないんだけど、
それよりも仏太にとっては重要なテーマがあるってことね。
ちなみに、天然記念物のヤンバルクイナはここやんばるに生息しているよ。
名護市の中心街の商店街にあるパパダムというカレー修行場。
マスターは、確か東京の出身だったと思う。
以前に来たときに聞いたので、ちょっと忘れている。(笑)
ただ、カレーがムチャクチャ美味しくて衝撃を受けたことをよく覚えている。
マスターに時々沖縄に来るたびに寄りたいから辞めないでね、とお願いしたのも覚えている。
その時のマスターの答えは、そのうち沖縄を出るつもり、というものだった。
しかし、まだ続けていてくれている。嬉しい。
今回は南インド風ダールカレーにした。
ダールというのは、「あ〜、体だるい」って言うときのだるではない。
ファイターズのエースでもない。
豆のことだ。
一口食した瞬間に数年前の記憶がよみがえった。
それは、一度所有権を放棄したライトがデスノートを手に入れた瞬間に
以前の記憶を瞬時に思い出した、がごとくだった。
ここはカレーだけでなく、ライス、サブジ、
パパダム(名前にもなっているパリパリのおせんべいみたいなもの)もとても美味しい。
で、更に別に出てくる福神漬けとピクルスもある。
ピクルスは、青マンゴとライムの辛い漬け物と書かれた小さな入れ物に入ってくるが、
これがまたいい。凄くいい辛さなのだ。
辛いのが苦手な人は手を出さない方がいい。(笑)
で、最後にチャイをいただいた。
とても、素敵な一時を反芻しながら、
また、以前のよみがえった記憶と今回を比べながら。
で、驚くべきはこれらの値段。
カレーとチャイで1000円しない!
東京ならカレーだけで1000円超えちゃいそうだよ!
(マスターが東京出身なのであえて東京と比較。笑)
ランチタイムが終わり際だったので、
あまり迷惑をかけたくなくてマスターと話をすることはなかった。
マスターも多分仏太のことは覚えていないだろう。
こんな平凡で印象薄い顔では。
名護に行くたびに寄りたいので、是非続けて欲しいなあ。
I went to Nago city to visit a curry shop Papadum. I ate South Indo style dal curry. It was very good. I like it so much.
パパダム
名護市大中1-4-5丸元ビル1F
0980-53-3907
11:30-14:00, 19:00-23:00
日祝定休