カレー自作

飲食店で働いている人達は何を食べているか気になったことは1度や2度はあるだろう。
仏太は当然のようにカレーが好きなので、カレー修行場でスタッフ達が
いつもカレーを食しているかと思うと羨ましてしょうがない。(笑)
人によっては、いつもカレーだとやってられないよ、という人もいるかもしれない。
でも、カレーが好きな人はいつも食せるような環境は羨ましく思うだろう。
また、それはカレーじゃなくても、ラーメンでも、そばでも、うどんでも、炒飯でも
自分の好きなものに置き換えてみれば、なんとなく気持ちがわかるというものだ。
(え?そうでもない?笑)

飲食店でメニューとしてあり、お客さん(修行者)に出すものを
スタッフが食事として食べれる(食せる)ところもあるだろうが、
全然別メニューを作って食すところもある。
いわゆるまかないと言われるものだ。
昨今、まかない飯として注目を一部で浴びたりもしている。
それは昔からあり、一部の常連さんが堪能できたこともある。
また、まかない飯を常連さんに出したところ評判となり、
レギュラーメニューとして定着した場合もある。
十勝で有名なのは、中華ちらしだろう。
魯人のB級グルメ紀行の中華ちらしの欄参照。)
元々割烹料理の店のまかないから始まったと言われる。

厨房にある食材で、決まったレシピなどなく、料理人の思いつきでできるまかない。
でもそれは、それだからこそ美味しいというものも少なくない。
プロが作るのだから当たり前かもしれないが、お客さんに出すというプレッシャーがない分、
料理人の本当の実力が出されているかもしれないのだ。
悪く言えば、あり合わせの食材でその場でできるもの。
よく言えば、数少ない食材で今までの知識や経験を凝集させた料理
結局美味しければそれでいい、と思える時もあるだろう。
ぺこぺこのお腹を満たす自分たちだけの至福。

仏太はプロの料理人でもないし、人に振る舞うのも得意なわけでもない。
ただ、冷蔵庫が寂しいのはよくあることで、
それは食品を長く冷蔵庫に置いて傷めてしまうよりは、
使い切ってしまうというコンセプトの元にあるのでしょうがないことだ。
(と言えば、かっこいいか?笑)
料理も慣れてない方なので、時間もかかる。
そんな中、いかに少ない食材で、短時間で、美味しいものを作るか
というテーマにあたることがある。
朝食を食したいときだ。(笑)

朝食
カレー炒飯と味噌汁。
味噌汁は慣れたもので、カレーの次に作る機会が多い。
まあ、好きなのだ。
赤味噌が好きで、ただし、出汁が入っている味噌は好きではない。
出汁は自分で取る。カツオ節、煮干し、昆布などを使う。
具はその時のあり合わせだ。
今回は、玉ネギ、豆腐、ワカメ。結構具だくさんかも。

カレー炒飯
カレー炒飯は、シンプル。
残っていたご飯は玄米ご飯。
以前、本で見たのは、炒飯はお店で食べるのと
家で食べるのの美味しさの違いはご飯だ、と力説しているものがあった。
すなわち、お店で炒飯を作るときは、古いご飯を使わない、というのもだった。
しかし、最近買った雑誌の炒飯特集では、
古いご飯(というと語弊があるが、炊いてから数日経ったもの)を使うと書いてあった。
う〜〜ん、料理は奥が深い。(笑)

中華鍋は持ってないので、フライパンに油をしき、クミンを入れてみた。
強火のまま、溶き卵を入れて、かき混ぜる。
ある程度固まってきたら、ご飯を入れて、またかき混ぜる。
程よい火の通りと卵の固まり具合を見て、余熱にする。
GReeeeNではないが、塩、コショウをかけて、少し味見。大丈夫。
カレー粉やや多めとスパイス(今回はナツメグとチリペッパー)を少々。
カレー粉は程よいと思っていたら、その味があまり出ないことが経験上多かったので、
カレー味を引き立たせるために、少し多めに入れることにしている。
味もちょうどよく、ぱさぱさ具合も好みの炒飯となった。
今回かなり上手にできたな。自己満足だけど。
冷蔵庫に他に具材があったら、混ぜてみるところだけど、
まあこんなものでいいや。朝食だし。(笑)

I ate curry chahang made by myself for breakfast. There was a cup of miso soup with it. I was very satisfied with the curry chahang.